崖のふちプロレスが第7戦にして後楽園初進出!?都と米山の5番勝負は途中で終了時刻となったため、続きは1週間後の第8戦で...
崖のふちプロレス
崖のふちプロレス第七戦
日時:3月20日(火・祝)開始:11:30
場所:後楽園ホール
観衆:695人
20日、後楽園ホールで行われた崖のふちプロレス『崖のふちプロレス第7戦』。"ダンシング・クィーン"松本都が主宰する『崖のふちプロレス』は、これまで「神興行」と呼ばれる伝説をいくつか作ってきたが、ついに後楽園に進出!
......というか、アイスリボン後楽園大会のダークマッチとして、開場時間の11時30分〜大会開始の12時の間に行われることになった。
毎回、1人の相手と様々な試合形式で対戦する都だが、今回の相手は昨年末のJWP後楽園大会での引退興行の最中に、突如引退を撤回して話題となった米山香織! 2・29アイスリボン道場マッチでそのことを都が発表すると、「アイスリボンのファンの人は、認めていない人もいると思うから、難しい」と米山の参戦に否定的だった藤本つかさだったが、そこにに米山の亡霊が出現すると、何となくモヤモヤした気持ちに......
そこで都が「後楽園ホールで崖のふちをやって、米山さんの亡霊と自分が試合をして成仏させる」と言い放ち、『崖のふち第7戦』で都vs.米山が決定した。
開場時間と同時に売店前で新藤リングアナが拡声器で選手名をコール。そして都vs.米山の第1試合として売店売り上げマッチが開始された。観客はホールに入るなり、試合陽コスチューム姿の都と米山が売店に立ち、それぞれ都は崖のふちTシャツを、米山は自身が引退撤回をした昨年末のJWP後楽園大会のDVDを販売。
黒山の人だかりが出来る中、新藤リングアナが売上金をリアルタイムでアナウンスするというシュールな闘いが15分間繰り広げられた結果、米山の売上は6万8000円、都の売上は何と23万5000円で5番勝負の1番目は都が圧勝した。
ようやくリングに上がった都が「オイ、米山! この試合、普通にやっても面白くないと思うから、勝ったら何かもらうとか、何か賭けたいと思うんですけど、どうですか?」と言うと、米山は「いいよ、いいよ!」と承諾。すると都は「言ったな! じゃあこの試合で負けたほうはプロレス界引退!」と言い放つ。
それを聞いた米山は「それはちょっと......。負けたからって引退撤回とかなしだからな!」と条件を付けると、都は「じゃあ私の発言は撤回。米山、負けたらカンボジアに行って、カンボジアプロレスを旗揚げしろ! カンボジアといえばまず安田忠夫だ。そしてワールド女子プロレスリング・ディアナだ。だから1人でカンボジアに行って、1人で旗揚げしろ!」とムチャぶり。
半ばヤケクソ気味に米山が承諾すると、都は「じゃあ私が負けたらJWPに入団します」と、どこかで聞いたことのある条件を突き付ける。「ボリショイさんに怒られる! 私が負けたらカンボジアに行くから。それでもう私が勝っても何もなくていいから......」と超妥協。
2番目はムエタイ対決に。お互いボクシンググローブをはめると、都がワイクーを踊り出すが、米山は呆然。新藤リングアナから「米山さん、あなたタイに行くかもしれないのに、ワイクーも踊れないんですか?」と一喝された米山は、見よう見まねでワイクーを踊ってみる。
都は某ボクシングマンガでお馴染みの両手ブラリ作戦でプレッシャーをかけていくが、そこに米山の右ストレートが普通にクリーンヒットし、都のKO負け。これで1勝1敗のタイスコアに。
3番目は通常のプロレス対決。ゴングと同時にカニ挟みで倒した都は、電光石火のみやここクラッチ。辛くもカウント2で返した米山はエルボー合戦を挑んでいく。底から都は引退撤回エルボーから引退撤回キック、そしてシャイニング・ウィザードを発射。
ダウンした米山に必殺のマンマミーアを狙うが、ヒザ剣山で迎撃した米山は逆エビ固めに捕らえる。そこからリバースのインディアンデスロックに移行した米山は鎌固めに捕らえる。足を痛めつけた米山は、さらに足4の字固めへ。
すると、藤本が本部席のゴングを打ち鳴らし、「もう12時になりますので止めてくださーい!」と"つっかストップ"! 「夜はスターダムさん。というか、どこの団体だろうが、興行が延長して他団体さんに迷惑を掛けるなんて言語道断!」とJ○Pには耳の痛いことを言う。すると都は足4の字固めを決められながら「来週の火曜日、3月27日に蕨レッスルアリーナを押さえてあります。そこでこの続き、崖のふちプロレス第8戦をやります!」と告知。
何と1週間後に都vs.米山の第3試合プロレス対決の2分過ぎ、米山が足4の字固めをかけているところから再開するという。証拠写真まで撮り終えたあと、米山は「1勝1敗、3月27日、崖のふち、4月22日、JWPでさくらえみにも勝って、私はカンボジアでもタイにも行かない! 私は日本でプロレスをやるんだ!」と叫んだ。
都は「こんなに不透明な結果になって遺憾の気持ちでいっぱいです。しかしこの闘いは、今は亡きさくらえみの亡霊との闘いでもあります。どんどん崖のふちをメジャーな方向に持っていきたいと思いますので、ぜひ来て下さい。また、お時間があったらアイスリボンのほうもご覧になってください」と挨拶して崖のふち第7戦を終了した。
※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。
▼第1試合 5番勝負1番目 売店売上対決15分1本勝負
○松本都
234000vs65000
●米山香織(JWP)
▼第2試合 5番勝負2番目 ムエタイ対決5分3R
●松本都
1R 52秒 TKO
○米山香織(JWP)
▼第3試合 5番勝負3番目 プロレス対決時間無制限1本勝負
松本都
2分41秒 12時になったため試合強制中断→第8戦へ預かり
米山香織(JWP)
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