タッグ王座挑戦が決まっているハタナカヨウコが倉垣と組んでBDと対戦!山縣が"特別な存在"である植松と4年ぶりの一騎打ち

120318_Wave-1.jpgプロレスリングWAVE
HIROSHIMA WAVE 〜BU☆TI・II〜
日時:3月18日(日)開始:12:00
場所:広島産業会館東館第2展示場
観衆:194人

 18日、広島産業会館東館第2展示場で行われたプロレスリングWAVE『HIROSHIMA WAVE 〜BU☆TI・II〜』。WAVEとしては2回目となる広島大会。
 メインでは4・1札幌でタッグ王座挑戦が決まったGAMI&中川ともかの"ハタナカヨウコ"がJWP認定無差別級王者の倉垣と組み、ブラックダリア(以下BD)と対戦。

BDがムチで奇襲をかけ、場外で追いかけ回したが、倉垣の返り討ちにあった大畠がつかまる。GAMIがメガホンを振り抜き、中川との連係攻撃。倉垣も顔面めがけてドロップキックを放つと、カナディアンバックブリーカー、逆エビ固めで絞めあげた。GAMIが肩を固め、ヘアーホイップ。クロスボディーアタックはキャッチしたが、桜花がビッグブーツで大畠のアシストに入り、BD勢が3人でGAMIを痛ぶった。
 大畠は「よくもやったな!」とGAMIの腹の肉に張り手。肉を掴んで投げ捨てると、ムチまで腹をめがけて浴びせる。バンビへのガットショットからロープ渡りを披露したが、桜花がロープを揺らし、GAMIが股間をトップロープに強打した。 BD勢はムチを使ってGAMIに絞首刑。レフェリーの制止を無視して3人攻撃を続けるBD勢のペースが続き、GAMIはグロッギー。しかし、桜花&バンビのダブル攻撃を阻止してフェースクラッシャーを決め、バンビに延髄斬り。ようやく倉垣にチェンジした。倉垣が桜花&大畠を両腕ラリアットで吹っ飛ばすと、ハタナカヨウコも介入し、3人をコーナーに重ねてトレイン攻撃。倉垣は桜花とバンビをまとめてアルゼンチン式背骨折りで担ぎ、場外にラ・ケブラータを決める大暴れ。大畠のムチをかわしてバックドロップを狙ったが、これはDDTに切り返されてしまった。
 GAMIと倉垣のサンドイッチラリアットを大畠がかわすと、BD勢が介入。桜花&バンビが同時にダイビングボディーアタックで飛ぶ。倉垣は大畠のエルボーをトラースキックで止めてバックドロップ。中川が大畠のダイビングボディープレスを剣山で阻止。フィッシャーマンズスープレックスで投げ、CRBを決めるも、桜花がムチでカットに入る。大畠がジャーマン、低空クロスボディーアタック。桜花がビッグブーツ、かかと落としと畳みかけるも、中川は3カウントを揺るさない。桜花にGAMIがラリアット、中川が足へのラリアットを同時に放ってやり返す。
 GAMIが桜花に雪崩式フランケンシュタイナー。メガホンを3人に乱れ打ちしたが、桜花にバックドロップで投げられてしまう。それでも垂直落下式ブレーンバスターでたたきつけ、中川とのハイジャックバックブリーカー。ポキを決めたが、これは大畠がムチでカット。ハタナカヨウコの後ろから前から、倉垣のムーンサルトプレス、GAMIのダイビングエルボードロップで桜花を追い込むも、GAMIのアディオスアミーガは切り返され、桜花のネックハンギングボム、大畠のジャーマンで流れを変えられる。GAMIは桜花のビッグブーツに手を焼きながらも、目突きから首固め。しかし、大畠のムチがGAMIの顔面にヒット。すかさずバンビがケンカキックを放ち、桜花のビッグブーツ、タイガースープレックスでGAMIから3カウントを奪った。

120318_Wave-2.jpg 山縣優にとって植松寿絵は「自分の閉ざした心の扉を開けてくれた選手。あの時に出会っていなければ、今の自分はいない」という特別な存在。約4年ぶりとなる最後のシングルマッチに臨んだ。
 リストロックからドロップキックの相打ち。3度目は植松がすかすも、山縣は場外に下りて時間を取り、植松の感情を逆撫でする。じっくりしたグラウンドの攻防から植松が顔面ウォッシュ。乗りのいい広島ファンに乗せられて2発決めた植松は、張り手、チョップの打ち合いを挑むも、これは山縣に軍配。植松は鼻をつまんで流れを戻そうとしたが、顔面ドロップキック、串刺しのケンカキックを浴びた。
 山縣がデュランダルを決めてからコーナー上へ。これを植松が追いかけて雪崩式のダブルリストアームサルト。ロープの間をすり抜ける顔面ドロップキック、ミサイルキックと畳みかけたが、ダイビングボディープレスは足を立てられてしまい、さらにフェースバスターでたたきつけられた。しかし、ジャーマンで反撃に転じた植松が、足折り回転エビ固め、ドラゴンスープレックスで追い込む。
 隙を突いた山縣の変形デスバレーボムを許した植松がカウント2で肩を上げ、2発目は許さずに丸め込みの攻防へ。最後はウラカン・ラナを決めた植松がフォールした。

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼第1試合 HIROSHIMA・スクランブルWAVE 20分1本勝負
春日萌花/○輝優優
14分11秒 ダイビング・ニードロップ→体固め
渋谷シュウ/●飯田美花

▼第2試合 HIROSHIMA・MIX WAVE 20分1本勝負
○下野佐和子/SUSUMU
13分57秒 えびす落とし→エビ固め
●広田もみじ/魁

▼第3試合 HIROSHIMAチャレンジWAVE 15分1本勝負
○豊田真奈美
11分15秒 ジャパニーズ・オーシャン・クインビーボム→片エビ固め
●水波綾

▼第4試合 UEMATSU TOSHIE FINAL ROAD・S06〜Enjoy〜 20分1本勝負
○植松寿絵
11分43秒 ウラカン・ラナ
●山縣優

▼第5試合 HIROSHIMA・BlackWAVE 30分1本勝負
○桜花由美/バンビ/大畠美咲
22分21秒 タイガー・スープレックス・ホールド
●GAMI/中川ともか/倉垣翼

【記事提供/プロレスリングWAVE】

このページの先頭へ
コラム女子プロレス団体『FEATURES』
スターダム世IV虎の番長日記
はるか悠里の格闘アイドル育成計画
スターダム須佐えりの初勝利への道
月別アーカイブ
団体