つっかとの対戦を希望していた植松の願いが叶い、アイスリボンのWAVE初参戦が実現!テイルズが渋谷、栗原、飯田と新ユニット結成!
プロレスリングWAVE
Weekday WAVE Vol.45
日時:2月1日(水)開始:19:00
場所:新木場1stRING
観衆:223人
1日、新木場1stRINGで行われたプロレスリングWAVE『Weekday WAVE Vol.45』。「慕ってくれた後輩」と植松寿絵がアイスリボンの藤本つかさとの対戦を希望。藤本も引退発表後から対戦を望んでいたが「もう対戦させていただくことは難しいと思っていた」という。それだけに2010年6月のNEO釧路大会以来となる、今回の一騎打ちにかける気持ちは強い。また、アイスリボン選手のWAVE参戦は初となるため「めちゃくちゃチャンス。アピールする」と意気込んで試合に臨んだ。
2人とも大きな声で「お願いします」と握手。腕の取りあい、回転エビ固めの攻防でスタート。藤本はキャメルクラッチの体勢で植松のツノをつまんでギブアップを迫った。植松は「痛くねえよ!」と、藤本の鼻をつまんでお返し。さらに髪の毛を踏みつけてからのフェースカッター、噛みつき、フェースロック、キャメルクラッチと絞めあげる。藤本は右手に噛みついて脱出するとヘアー投げ、串刺しドロップキックを決めた。植松はカウンターでクロスボディーアタック。藤本は同じ技でやり返し、ボディースラムでたたきつけると、植松を立たせてエルボー。植松もやり返していく。
藤本は植松の股下をくぐってエビ固め。うつぶせにして変形のSTF、さらにクロスフェースで絞めあげる。ドロップキック2連発を放つも、植松はチョークから顔面ウオッシュへ。藤本は腰へのドロップキックからサッカーボールキック、FKと決めたが、植松はエプロン際、リング中央、コーナー上でも足4の字固めを決め、徹底した足攻めを続けた。藤本はカウンターのドロップキック、619、FK、ミサイルキックで反撃。しかし、ビーナスシュートは阻止され、ライガーボムでたたきつけられる。ダイビング・ボディープレス、ジャーマンと劣勢が続いたが、藤本はビーナスクラッチ、カサドーラで流れを変え、ビーナスシュートを決めた。ビーナススクリューは潰されたが、ツカドーラで丸め込み、ドラゴンスープレックスで投げられてもすぐに起き上がって胸元に蹴りをたたき込んだ。しかし、再びドラゴンスープレックスで投げられると肩を上げることができず、植松との最後の試合を終えた。
試合後、植松は「今日はWAVEにアイスリボンが初参戦です! よかった、つっかとできて。本当に本当にアイスにたくさん上がった時に、たくさんお世話になりました。本当にありがとうございました。私がつっかに言った足りないよっていうところ、今日の試合でわかったよね? 大丈夫だよね? アイスリボンの中で私のアドバイスを唯一聞いた人だから。(※売店にした星ハム子に対して)ごめんね、ハム子(笑)。頑張って。アイスを引っ張って。また、WAVEに出してもらえるかも知れないし(笑)。ありがとうございました」とマイクアピール。藤本が同席したバックステージでも植松は「プロレスの魅力に終わりはないなって思いました。今日、アイスリボンのファンはWAVEを楽しいと思ったと思うし、WAVEのファンはつっかをいい選手と思ったはず。お客さんの取りあいじゃないんだよね。みんなでプロレスでハッピーになりましょう」と笑顔で語った。
ちなみに第2試合終了後、大畠美咲から年齢を聞かれた藤本が「言わなきゃダメですか? 17+5+......」と答えると、大畠は「28でしょ! 意外と年いってるけど、若作り頑張ってるから多めに見てあげる。堂々と変な計算をさせて、紛らわせようとする腹黒さはブラック・ダリアにピッタリだと思うよ。入りません?」とブラック・ダリアに勧誘! 即答は避けた藤本だが、"黒つっか"として再びWAVEのリングに上がることはあるのか?
華名&紫雷美央のトリプルテイルズ.Sとトリオを結成した渋谷シュウは波人パーカーフードをかぶり、テイルズの入場に加わってポーズを決める。桜花由美&浜田文子&チェリーのブラックダリア(以下BD)の奇襲を受け、美央、華名、渋谷と順に劣勢。渋谷はローンバトルを強いられる。1・29名古屋のシングルマッチで完敗した文子にコーナーでエルボーを連発したが、ニールキック1発で流れを戻され、チェリーの反則攻撃に捕まった。さらに桜花のダイビング・クロスボディーアタック、ムチを使ったチョーク攻撃に苦しんだが、カウンターのクロスボディーアタックでようやくチェンジ。テイルズ2人が3人を相手に暴れ回る。
しかし、美央が防戦一方に。文子にイス攻撃で殴られ、座った状態でミサイルキックを浴びた。ライガーボムをウラカンラナで返すも、トラースキックを食らい、スイングDDTは投げ捨てられる。しかし、ニールキックをかわすと華名がリングイン。ダブルのドロップキックを決めた。華名は文子に張り手、ジャーマン。桜花がムチを振り回し、文子は華名にイスを投げつけた。両者のハイキックはどちらもブロック。華名の裏拳、ロシアンフックを浴びた文子は倒れずにスピンキック。華名も負けじと後ろ回し蹴りを放ち、両者ともダウン。
桜花と渋谷にチェンジする。桜花のビッグブーツをチェリーに誤爆させた渋谷はプランチャ。桜花が垂直落下式ブレーンバスターでたたきつけるも、テイルズが助けに入り、美央がハイキック、華名がロシアンフックを桜花に見舞い、渋谷の飛び付きDDTでたたきつけた。これはセコンド大畠がリングに上がってムチでカット。桜花がネックハンギングボムでたたきつけ、チェリーがバットで殴りつけるも、渋谷はレッグラリアット、スタナーでやり返した。
しかし、桜花の雪崩式ブレーンバスター、文子のムーンサルトプレス、チェリーのチェリトーンボム、3人がかりのスーパーパワーボムと追い込まれる。桜花のビッグブーツ、チェリーのバットフルスイング、ジャーマンでグロッギーとなった渋谷だったが、倒れた状態でチェリーの隙を突いて下から捕まえ、丸め込んでフォール。逆転勝利を決めた。
試合後、美央が「すげえよ、シブちゃん。"ドットのつけ物"じゃなくメインになれたよ。シブちゃん、この中に入れたら輝けるんちゃう?」と大活躍だった渋谷を称える。すると渋谷は「バット振り回しても、最後3カウントを取ったのはこの渋谷シュウだ! (チェリーも)一緒に"トリオプルテイル.シブ"に入ったらどう?」と言って右手を差し出すが、チェリーは握り返す素振りをみせるも、裏拳を浴びせた。
続いて美央が「今日の様子を見ていると渋谷さんの扱いがわかってきた気がする」と言うと、華名が「シブは入りたいの?」と渋谷に尋ねる。すると渋谷が「どっちかと言うと...入りたいです」と答えたものの、華名は「でも、シブやったら栗原の方がいいな。ビジュアル的に」とタッグ王座のパートナーでもある栗原を勧誘。美央も「いいですよ。でも、ドットシブに栗原が入っても、ドットクリにはならないから」と、とりあえず栗原の加入には賛成するが、栗原は「名前はドットシブになるの? その名前じゃ入りたくない」と拒否!
すると美央が「それは借り。何かになるから。BDに対抗して、ルックスいいの集めようよ」 と"ビジュアル系新ユニット"の結成を呼び掛ける。これには栗原も「お願いします」とユニット入りを承諾。そんな栗原に飯田が「私、弟子...。栗原さん、最近自分のこと忘れてないですか?」と寂しそうに尋ねる。栗原が「忘れてないよ。確かに栗ご飯として、あまり活動してないけど」と言うと、美央が「お前、ビジュアルも背の高さもボリュームもいちまちだから、オマケ的だけど、いいよ。とりあえず5人のユニットとしてWAVEで暴れさせてもらいますので、よろしくお願いします」とひとまず華名、美央、渋谷、栗原に飯田も加えた5人で新ユニットの結成を宣言した。
※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。
▼第1試合 チャレンジWAVE 15分1本勝負
○水波綾
11分22秒 水波コースター→片エビ固め
●飯田美花
▼第2試合 ブラックWAVE〜ニクダンゴ〜 20分1本勝負
大畠美咲/○中森華子
11分20秒 ディスティニーハンマー→片エビ固め
勇気彩/●下野佐和子
▼第3試合 コミカル4HOPE 20分1本勝負
中川ともか/○ケリー・スケーター
15分56秒 スタンディング式レッグスプレッド→レフェリーストップ
●浜田さくら/栗原あゆみ
▼第4試合 ブラックWAVE・II〜テイルズ.shibu〜 30分1本勝負
○渋谷シュウ/華名/紫雷美央
18分43秒 タイムマシンにのって
桜花由美/浜田文子/●チェリー
▼第5試合 UEMATSU TOSHIE FINAL ROAD・S04〜special Thanks〜 20分1本勝負
○植松寿絵
15分40秒 ドラゴン・スープレックス・ホールド
●藤本つかさ
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