2・5横浜リボンでタッグ選手権を行う志田、成宮、藤本、つくしがシングルマッチで前哨戦!都は試練の1vs.4ハンデ戦!

アイスリボン
アイスリボン道場マッチ・364
日時:1月29日(日)開始:18:00
場所:アイスリボン道場
観衆:89人

 29日、アイスリボン道場で行われたアイスリボン『アイスリボン・364』。
 オープニングでは今年道場マッチ初登場となる宮城もちが「都が今日のマッチメーク(=松本都vs.星ハム子&宮城もち&長野ドラミ&くるみ)に対してモチベーションが落ちている。都の気持ちをみんなで盛り上げよう」とお客さんに呼び掛ける。もちの"仕込み"のお陰で大人気にご機嫌となった都は「もっちり4人の"もちもち地獄"と闘うという試練を与えられました。かつてアントニオ猪木さんも1vs.3という試合をしたそうですが、こういう試合を組まれるのもスーパースターの宿命だと思います。大変な試合ですが、負けることは考えていません。血の雨を降らせます!」とやる気に。

 2・5『横浜リボン』で新田猫子vs.松本都vs.葛西純のトライアングル選手権に向けて、試練のカードを自ら志願した都だが、4人全員から勝たないと勝ちにならないルールが検討されると、いずれか一人から勝てば都の勝利となるルールを懇願。どにかそのルールで試合は始まったが、いきなり都を羽交い絞めにしたもっちり軍団だが、ハム子の「顔はやめときな、ボディボディ」という指示でボディパンチ。もっちりトレインもきめるが、ドラミが3人をおんぶしてのプレス挑戦は崩れてしまい、都の反撃を許す。4人にまとめてのマンマミーア、もちハムを二人まとめてのみやここクラッチなど、都が予想外に健闘。
 しかし、4人がかりで攻められるとどうしようもなく、4方向からもっちりが飛び込んでくる"もっちりバーガー"にグロッキーの都。さらにくるみ、ドラミ、もち、ハム子が次々とトップロープからダイブする恐怖のもっちり4連発でジ・エンド。奇跡は起こせなかった都だが、座談会では「これだけの試練を乗り切ったのだから、横浜では絶対にベルトを巻く」と必勝宣言。しかし、くるみやドラミが「楽しかったので、同じカードをもう一度やりたい」と言うと、都は首を横に振っていた。

 2・5『横浜リボン』のメインでインターナショナルリボンタッグ王座を賭けて激突する志田光&成宮真希と藤本つかさ&つくし。今大会では志田とつくし、成宮と藤本がそれぞれシングルで激突する前哨戦が組まれた。
 まずは藤本vs.成宮。ゴングが鳴っても静かににらみあった二人は、肩をどつきあう。成宮のヒザに狙いを定めた藤本は、執拗にヒザ十字固め。成宮のギロチン殺しが狙いか。成宮の六方落としもヒザ十字固めで切り返した藤本は、ミサイルキックもあえて成宮に返させてからヒザ十字固めと、徹底した一転集中攻撃。
 ビーナスシュートをかわした成宮が、雁之助クラッチ、カカト落としと必死に反撃するが、藤本がショーンキャプチャーを決めると、たまらずギブアップ。理詰めの試合展開で、藤本が計算どおりの勝利をおさめた。

 続いてこの日のメインで志田とシングルを行うつくしにとって、ここで勝てば来週のタッグタイトル戦が優位になるだけでなく、志田の保持するICE×60のベルトも射程圏内となる。
 立ち上がりはレスリングの攻防。志田はワンハンド・バックブリーカーから、つくしの腰に攻撃を集中する。志田のエグい逆片エビ固めに苦しい表情を浮かべるつくし。おてんばダッシュ...というより腰へのフットスタンプ乱れ打ちで反撃を試みるつくしだが、志田のジャスト・フェースロックにつかまってしまう。
ドロップキック連発から、自らの足で極めるオリジナルのキャメルクラッチで、ようやく攻勢に出るつくし。コーナーでパロ・スペシャルを出すと、なんとデスレイク・ドライブを狙うが、これは志田がこらえた。
 つくしはミサイルキック、タイガー・スープレックス・ホールドと攻め立て、ハルカゼもきめるが決定打とならず。志田はケフラトーラ・コンヒーロ、ブレンバスター、荒鷲ドライバーと得意技を繰り出し、最後はスリーカウント。タイトルマッチ前哨戦らしい熱戦を志田が制した。勝った志田は座談会の最後を「いよいよ来週、横浜リボンです。新生アイスリボン、初めて道場から飛び出て試合をします。でも自分たちは、横浜の先、後楽園、そしてもっともっと先を見ています。そのためにも横浜は絶対に成功させます。横浜でみなさんを待っています。プロレスでハッピー、アイスリボン!」で締めくくった。

※全試合の詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼第1試合 シングルマッチ 10分1本勝負
○みなみ飛香
3分24秒 ブロックバスターホールド
●帯広さやか

▼第2試合 1対4ハンディキャップマッチ 10分1本勝負
●松本都(崖のふちプロレス)
6分37秒 ダイビングボディプレス→片エビ固め
○星ハム子/宮城もち/長野ドラミ/くるみ

▼第3試合 シングルマッチ 10分1本勝負
○藤本つかさ
8分53秒 ショーンキャプチャー
●成宮真希

▼第4試合 シングルマッチ 20分1本勝負
○志田光
14分20秒 スリーカウント→片エビ固め
●つくし

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