橋本大地プロデュース『海岸プロレス』で、父親が創ったあの"ZERO-ONE"が甦る!時空を超えて橋本vs.小笠原再び...

120115_Zero1.jpgプロレスリングZERO1
海岸プロレス
日時:1月15日(日)開始:15:00
場所:ZERO1元気道場
観衆:未公開

 15日、プロレスリングZERO1が都内のZERO1元気道場で開催した『海岸プロレス』3日目。この日のプロデューサーは橋本大地。
 大地の考えたコンセプトは父・橋本真也が創った『ZERO-ONE』。テーマを『未知なる外国人選手』『ゼロチュー』『橋本vs.小笠原』とした。オープニングには大地が登場し、まずはトークショー&クイズ大会を行った。クイズ大会では正解者に、破壊王・橋本真也のパネルが贈られた。

 第1試合の"未知なる外国人シリーズ"として登場したのは、トニー"バッキン"バウワーはイングランド出身の初来日選手。細見ながら長身の体格から繰り出すダイナミックな技で、テクニシャンぶりを発揮した。対するはZERO1に入団したばかりのクレイグ・クラシック。
 結果はクレイグの負けん気も光り、10分痛み分けドロー。外国人天国を彷彿とさせる、現在のキャンパーズにも注目だ!

 テーマ曲で出場選手がわかる"ゼロチュー"方式を採用。第2試合では田中将斗&ゼウスが保持するNWAインターコンチネンタル・タッグ王座への挑戦を目論む大谷晋二郎&横山佳和が、植田使徒&藤田峰雄と対戦。奇しくも全員がアニマル浜口ジム出身のタッグマッチとなった。
 気合の攻防で一進一退の試合展開となったが、最後は大谷の十八番ドラゴンスープレックスで投げ捨て勝利! 念願のインターコンチ挑戦にまた一歩近づいた。

 そしてメインには、"ZERO-ONE"を語るに欠かせない小笠原和彦が参戦。自ら小笠原にオファーを出した上で「タッグでもシングルでもいいので、ぜひ先生と闘いたい」と語っていた大地。そこで大地はZERO-ONEファンには懐かしいテング・カイザーとタッグを組み、小笠原&日高郁人と対戦した。
 小笠原が出ると、大地自らが手を伸ばしてタッチを要求。時空を超えた橋本vs.小笠原は当時のような殺伐とした雰囲気に。大地の蹴りを小笠原はガードできるが、小笠原の蹴りはガードできない。大地に残されるのは、気迫と意地のみ。
 試合中、顔面へのパンチ、キックで大地は鼻から流血。さらにここぞの瞬間で、テングの毒霧が大地に誤爆。大声で呻き、視界のなくなった大地に日高の野良犬ハイキックが火を噴き、小笠原&日高組が勝利した。
 試合後、大地は大地「自分で決めた試合で勝てませんでした。スイマセン。でも、僕のコンセプトというより、大好きなZERO-ONEが、みなさんの中でもっと好きになってくれたら、今日やった甲斐がありました。ありがとうございました」と挨拶した。

<試合後のコメント>
大地「今日は僕のワガママに付き合ってくださった皆さん、本当にありがとうございました。小笠原先生、本当に強かったです。正直、心が折れそうでした。でも何だかすがすがしい気がします。『古きを温め、新しきを知る』僕はまだまだプロレスを勉強しなければいけないと思いました。今日を境にまたプロレスラーとして精進していきます。押忍」

▼第1試合 シングルマッチ 10分1本勝負
△クレイグ・クラシック
10分時間切れ引き分け
△トニー"バッキン"バウワー

▼第2試合 タッグマッチ 30分1本勝負
○大谷晋二郎/横山佳和
13分42秒 投げ捨て式ドラゴンスープレックス→体固め
植田使徒/●藤田峰雄

▼第3試合 タッグマッチ 30分1本勝負
●橋本大地/テング・カイザー
14分59秒 野良犬ハイキック→片エビ固め
小笠原和彦(究道会館)/○日高郁人

【記事提供/プロレスリングZERO1】

このページの先頭へ
コラム女子プロレス団体『FEATURES』
スターダム世IV虎の番長日記
はるか悠里の格闘アイドル育成計画
スターダム須佐えりの初勝利への道
月別アーカイブ
団体