ハタナカヨウコを畑中葉子さんが激励!引退ロード第1戦でパートナーの輝と対戦した植松は、2・1新木場でアイスリボン藤本と対戦

120104_Wave-1.jpgプロレスリングWAVE
HAPPY NEW YEAR WAVE '12
日時:1月4日(水)開始:18:30
場所:新宿FACE
観衆:420人(超満員)

 4日、新宿FACEで行われたプロレスリングWAVE『HAPPY NEW YEAR WAVE '12』。この日、華名&紫雷美央のトリプルテイルズ.Sと対戦するGAMIと中川ともかの"ハタナカヨウコ"を激励するために来場した、歌手で女優の畑中葉子さんが名曲『後ろから前から』を歌う中、ハタナカヨウコが入場。サビの部分では一緒に振り付けを踊ってみせた。

 奇襲をかけたハタナカヨウコはいきなり後ろから前からを狙ったが、華名にかわされてしまう。しかし、美央にGAMIのメガホン、中川のドロップキックと連係を決める。美央がローンバトルを強いられたが、華名が反撃。中川と一進一退の攻防を展開する。
 その後、美央がGAMIを攻め込んでいくが、中川のナイスアシストもあり、華名のハイキックを美央に誤爆させると、GAMIのラリアットと中川の足への低空のラリアットを同時に放つ。美央の紫閃光で反撃されるも、GAMIが美央のウラカンラナをパワーボムに切り返し、ラリアットを放つ。華名がGAMIに後ろ回し蹴り、中川が華名に延髄斬り、美央が中川に大外刈り、GAMIが美央のハイキックをかわして目突き、首固め、浴びせ蹴りと畳みかける。アディオス・アミーガはカウント2で返されたが、ドラゴンスープレックスで粘る美央を沈めた。
 試合後、GAMIが「まいど! きつかった...43歳ですよ。世の中の40を超えた更年期障害が始まりそうなおじちゃん、おばちゃんは私を見て元気にやってくれると思います。お姉ちゃん、さすがインディー(大賞の)ニューカマーNo.1。ある意味、○○○大賞よりもすごいよ。途中から妹と別れてどうなるかって思ったけど、図太く生き残れたね」と美央に声を掛けると、美央は「おっぱいだけの○○○○には負けたくないです」。
 それを聞いたGAMIが「よう言った! うちら3人はおっぱいしかないけど、お前のそのやらしい太ももと、いろんな男子とやってる...語弊があるな。いろんな男子と組んでる経験はもっと活かして。そして(WAVEに)還元して。頼んだよ。何度も言うけど、うちらはおっぱいしかないねん。そんな貧しい。貧しくはない。でも...」と言ったところで、美央が「もういいよ! GAMIさんはおっぱいが大きいんじゃなくてデブだからね」と指摘した。

120104_Wave-2.jpg 引退試合はタッグと決めている植松寿絵は、引退ロード第1戦にパートナー・輝優優とのシングルマッチを選んだ。
 手四つの力比べを制した輝は植松の両手を踏みつけ、逆エビ固めを狙う。これを植松が凌ぐと、じっくりとしたグラウンドの攻防へ。輝は植松を場外に落とすとコーナーに上ってプランチャの体勢。植松は「飛べないじゃん」と逃げてリングに戻った。再びグラウンドの攻防。植松が顔面ウオッシュを狙うと、輝が体勢を入れ替えて顔面ウオッシュを浴びせる。植松は「マネすんな!」とワンツーエルボー。
 しかし、軽々とブロックされ頭をはたかれる。植松は鼻をつまんで逆転すると顔面ウオッシュ。最後の一発は「輝ちゃん大好きー!」と思いっきり放ったが、輝の顔色が変わった。植松はコブラツイストで絞めあげ、さらに回転足折り固めを狙ったが、輝が三角絞めに切り返す。植松はトップロープから雪崩式で前方回転式ネックブリーカー、さらにムーンサルトプレスを放つ。2発目は輝が阻止。ぶら下がり式のドラゴンスリーパー、雪崩式バックフリップを決める。
 ブレーンバスターを切り返した植松が丸め込みの連続。ヨーロピアンクラッチも切り返し、顔面へのドロップキック、ミサイルキック、ドラゴンスープレックスと植松が追い込む。垂直落下式ブレーンバスターを食らっても先に立ち上がった植松がドラゴンスープレックス。輝が再び垂直落下式ブレーンバスターでたたきつける。輝のランニングエルボーをブリッジでかわした植松がジャーマン。
 しかし、カウンターのエルボーからエルボースマッシュ。植松はカウント2で返してエルボーを連発。輝が重い1発で返していく。輝は泣きながら放ち、植松はノーガードで受け続ける。輝がフィニッシュで狙ったランニングエルボーをソラリーナに切り返すもカウント2。20分経過。輝はエルボースマッシュをたたき込み、ファイアーバレーで植松から3カウントを奪った。
 メイン終了後、「引退するまでやりたい選手の何人かをGAMIさんにお願いした」という植松が、決定した引退ロードのカードを発表した。
 1・17新木場大会では植松&輝vs.渋谷&春日。植松は「次の試合、どうしても輝に力を貸してほしい。この子たちのためにWAVEに入った。時間がない。どうしても成長させたい。4月30日までに成長させたい」と言う。さらに1・29名古屋大会では「職人対決はやっておかないと」と、植松&輝vs.GAMI&中川が決定。
 そして2・1新木場大会では、何と植松vs.アイスリボンの藤本つかさが決定! 植松は「フリーの時、アイスリボンにはお世話になりました。WAVEに入って対戦は難しいかもしれない。でも、つっかだけは私にいろんなことを聞いてくれた、なついてくれた。大好きと言ってくれたつっかに恩を返したい。GAMIさん、このカードを決めてくれて本当にありがとうございました」と語った。

120104_Wave-3.jpg その後、この日43歳となったGAMI、翌1月5日で23歳となる大畠美咲の顔にケーキをぶつけて祝福。さらにブル中野が現れ「GAMI選手、43歳お誕生日おめでとうございます。何度もじらしましたが、1月8日のオファーに来ました」と封筒を手渡す。
 ブルはGAMIだけではなく渋谷にもオファー。「WAVEの選手全員で上がって下さい。バトルロイヤルでお願いします。じゃあ、お店に行きます」とブルがリングを下りると、大畠が「去年やり残したことと言えば『波女』の優勝なので、今年は優勝します」、GAMIが「機会があったらやせます。食うに困らない程度にもう少し稼ぎたいです」とそれぞれ抱負を語った。
 最後はGAMIと「今年WAVE5周年です。たぶんこの会場にいる半分の人が5周年までたどり着けないと思っていたはずです。次は10周年を目指して頑張ります。今年は畑中葉子さんの生歌という奇跡が起きたので、これからも奇跡の連続で、不景気ですが頑張ります」と挨拶した。

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼第1試合 新春・ヤングWAVE 20分1本勝負
水波綾/○勇気彩/下野佐和子
12分4秒 ダイビング・ギロチンドロップ→体固め
小松奈央/●飯田美花/勝愛実

▼第2試合 新春・コミカルWAVE 12分1本勝負
○松本浩代
7分17秒 ラストライド→体固め
●アンダーテイカー・さくら

▼第3試合 新春・ブラックWAVE 30分1本勝負
桜花由美/チェリー/○大畠美咲
14分0秒 花マルどっかん→体固め
●春日萌花/Leon/山縣優

▼第4試合 新春・ライバルWAVE 20分1本勝負
○栗原あゆみ
14分12秒 変形裏投げ→片エビ固め
●渋谷シュウ

▼第5試合 HAPPY BIRTHDAY WAVE 30分1本勝負
○GAMI/中川ともか
14分40秒 ドラゴンスープレックスホールド
華名/●紫雷美央

▼第6試合 UEMATSU TOSHIE FINAL LOAD S01〜BEST PARTNER〜 時間無制限1本勝負
○輝優優
21分0秒 ファイアーバレー→体固め
●植松寿絵

【記事提供/プロレスリングWAVE】

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