WAVE年内最終興行でカナアユがタッグ王座を、下野がJWPジュニア&POP王座を防衛!大畠の5周年記念試合にJDスターが集結!?

111225_Wave-1.jpgプロレスリングWAVE
大師走・西'11
日時:12月25日(日)開始:18:00
場所:大阪ミナミ ムーブ・オン アリーナ
観衆:272人(超満員札止め)

 25日、大阪ミナミ ムーブ・オン アリーナで行われたプロレスリングWAVE『大師走・西』。メインでは華名&栗原あゆみの"カナアユ"が持つWAVEタッグ王座に、GAMI&中川ともかの"ハタナカヨウコ"が挑戦した。

 華名と中川が先発。しかし、背後からGAMIが介入しダブル攻撃。ハイジャックパイルドライバーを華名に決める。GAMIは栗原をグラウンドで圧倒したが、中川が反撃を許し、ローンバトルを強いられる。GAMIが助けに入り華名にメガホンから中川が延髄斬りを浴びせるも、カナアユも負けじと連係攻撃へ。栗原は中川に背後からミサイルキックを浴びせると、マフラーホールドで捕獲。さらに唸れ豪腕をエビ固めに切り返したが、直後に右腕を食らってしまった。
 GAMIのフェイスカットから目突きを食らうも「後ろから前から」はかわす。カナアユが息の合ったダブルのドロップキックを浴びせたGAMIは「メリークリスマス!」と雪崩式フランケンシュタイナー。栗原はエビ固めに切り返し、栗原のデュランダルから華名がジャーマン。さらに栗原がミサイルキック、裏投げでGAMIを追い込んだ。ハタナカヨウコはGAMIのラリアットと中川のマッケンローの合体を栗原に決めるとスーパーパワーボム。
 しかし、華名がGAMIへの顔面蹴りで流れるも、ヒップアタックはジャーマンで投げられてしまった。華名はジャーマン、後ろ回し蹴りを決めたが、GAMIが浴びせ蹴り、トラースキック。ハタナカヨウコがダブル。攻撃を狙うも、華名がGAMIに、栗原が中川に同時に飛び付き、華名はGAMIに腕ひしぎ逆十字固め、腕固めで絞めあげた。さらに羽根折り式のフェースロックを狙ったが、GAMIはジャーマンで投げ捨て中川を呼び込む。中川の延髄斬りが華名の顔面を捕らえ、GAMIがジャーマン。GAMIの腕ひしぎ逆十字固めで華名は悲鳴をあげるも、栗原がカット。GAMIは栗原をラリアットで場外に落とし、華名にもラリアット。さらにアディオスアミーガを放つ。
 しかし、栗原がドロップキックで浴びせ、華名がビリケン倒し。華名の裏拳をGAMIが倒れずに堪えると中川が延髄斬り。さらにGAMIはロシアンフックでも倒れず、ラリアットを浴びせる。華名はカウント1で肩をあげると、栗原がヘッドバット、裏投げ、華名が側頭部へローキック。GAMIがラリアットで反撃を狙うも、華名が飛び付き式腕ひしぎ逆十字固め。GAMIは持ちあげてパワーボムを狙うも、華名が下から絞めあげて阻止。GAMIをうつ伏せにして腕固めで絞ると、GAMIはタップした。
 試合後、敗れたGAMIは「華名さん1月4日空いてますよね? ドットSとやりますか。うちら、すっごい助っ人いれるで。言っておくけど、本物来るからね」と、1・4新宿でハタナカヨウコvs.トリプルテイルズ.Sを決定し、さらに大物ゲストの来場を示唆した。続いて水波綾&勇気彩がリングに上がり「カナアユさん、次タッグのベルト挑戦させてください」と挑戦要求。カナアユは握手で応えた。

111225_Wave-2.jpg 下野佐和子が保持するJWP認定ジュニア&POP王座に飯田美花が挑戦。初のタイトルマッチとなった飯田はゴング直後にドロップキック。下野のバックフリップを切り返してフォール。さらにヨーロピアンクラッチと序盤から3カウントを狙っていった。下野は串刺しボディーアタックで反撃に転じると、ジャンピングニーから「オー!」、ヒップドロップと攻め立てる。飯田はエルボーをかわしてドロップキック3連発。串刺しドロップキック、さらに腰を落とした下野の顔面にドロップキックを浴びせ、619、ミサイルキックと畳みかけた。下野は一本背負いから腕ひしぎ逆十字固め。腕をクラッチする飯田をエビ固めで固めてフォール。飯田は河津落としから津軽固めで反撃するも、下野はそのまま持ちあげてバックフリップ。
 しかし、飯田はロックを外さず絞め続けた。下野がカウンターのショルダータックルから逆エビ固め。腰へのヒップドロップ、カナディアンバックブリーカー、コーナーに逆さ吊りにしてから串刺しボディーアタックと追い込む。飯田はマッケンローで反撃するとミサイルキック3連発。エルボー合戦からヘッドバットを浴びせた飯田だったが、ヨーロピアンクラッチを失敗してしまう。下野はカウンターのバックフリップからジャンピングニーをたたき込み、さらにバックフリップを2連発。ギリギリで肩を上げた飯田をえびす落としでたたきつけフィニッシュ。下野が防衛に成功した。
 試合後、下野は「2012年1月15日の大女ですが、まだ対戦したことのない、同世代の選手と対戦したいと思っています。それはトミ...Tommyさんじゃなくて、ミクロ。すみません(笑)。都宮と混じってしまいました。まだ自分の希望なんですけど、あとでGAMIさんにお願いしておきます。今日はありがとうございました」とミクロとの対戦を希望した。

111225_Wave-3.jpg 大畠美咲5周年記念試合として大畠は渋谷シュウとタッグを組み、桜花由美&Xと対戦。渋谷と桜花はJD時代のコスチュームで入場。桜花はテーマ曲も昔のものを使用。Xと発表されていた大畠の「憧れのお姉さん的先輩」は風○...に扮したさくらだった。コスチュームはアラビアン風の古いものでダンスもアラビアン時代のもの。しかし、曲は引退時に使用していた『startin'』だったため微妙な再現となった。
 広田から「何でお前だけ新しいコスチュームなんだ」とクレームを受けた大畠は「だって恥ずかしいんだもん」とJD時代には見せなかった態度で先輩たちを一蹴した。大畠は「成長したな」と先輩面する広田にクロスボディーアタックの連発。渋谷も串刺しエルボーで攻め立てたが、広田は「相変わらず成長してないな」と肩をたたいた。渋谷は「ブログに何でも書くんじゃねえ!」と○香への不満をぶつけるも、ただの暴露。広田は「大丈夫か?」と逆に心配し、619を決めた。
 渋谷&大畠が桜花の両腕をクラッチすると、すかさず広田が桜花の背中に乗り「JDスター!」とポーズ。大畠は桜花とエルボーを打ち合い、DDT、低空のクロスボディーアタック、「クソババァ!」とミサイルキックを放つ。広田はコーナーから「クソババァって言われてますよ」と声をかけると、桜花は「クソババァじゃねえ」と反撃。広田の「ただのババァ」という言葉を無視して広田をブレーンバスターで大畠の上にたたきつける。さらに大畠にミサイルキックを放つと、桜花の下には仰向けの広田が。セントーンを浴びた形の広田はグロッギーとなったが、5周年祝いのときめきメモリアルは大畠に張り手で阻止され、誤爆しそうになった桜花にも張り手を浴びる。それでもマックを決めた広田は調子に乗ってドールFへ。
 しかし、まったく飛ぶことができていないドールFは軽々とかわされ、渋谷のミサイルキック、大畠のジャーマンで劣勢に。さらに大畠の逆打ちを決められてしまう。桜花が
顔面蹴りでカットすると、広田が大畠にカンチョー攻撃。桜花のかかと落としから広田が外道クラッチを狙ったが、切り返されて外道クラッチでフォールされた。
 大畠がマイクを持つ。「ひとつだけ言わせてください! 私の憧れの先輩は広田さくらではない!でも、せっかく元JDスターとJDスターっぽい人が来てくれたと言うことで、最後にやってみたいことがあります」。4人で『格闘美』のポーズ「行くぞ! オー! 格闘V!」を決め、記念撮影に収まった。

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼第1試合 アイドルWAVE 15分1本勝負
○花月
4分45秒 エビ固め
●春日萌花

▼第2試合 BLACK MEAT WAVE 20分1本勝負
水波綾/○勇気彩
10分26秒 直伝デスバレーボム→体固め
●チェリー/バンビ

▼第3試合 MIXスクランブルWAVE 20分1本勝負
○植松寿絵/輝優々
11分38秒 ソラリーナ
●紫雷美央/HAYATA

▼第4試合 JWP認定ジュニア&POP選手権試合 30分1本勝負
○下野佐和子
7分46秒 えびす落とし→片エビ固め
●飯田美花
※第21代JWP王者&第11代POP王者が2度目の防衛に成功

▼第5試合 メモリアルWAVE〜大畠美咲5周年記念試合 30分1本勝負
渋谷シュウ/○大畠美咲
11分7秒 外道クラッチ
桜花由美/●風香ざくら

▼第6試合 WAVE認定タッグ選手権試合 30分1本勝負
○華名/栗原あゆみ
19分56秒 腕固め
●GAMI/中川ともか
※初代王者組が2度目の防衛に成功

【記事提供/プロレスリングWAVE】

このページの先頭へ
コラム女子プロレス団体『FEATURES』
スターダム世IV虎の番長日記
はるか悠里の格闘アイドル育成計画
スターダム須佐えりの初勝利への道
月別アーカイブ
団体