米桜がマッスルビーナスに勝利し、米山アイス最後の試合で有終の美!引退直前に急遽試合を行った聖菜だが、コスチュームが...
アイスリボン
アイスリボン・353
日時:12月17日(土)開始:18:00
場所:アイスリボン道場
観衆:115人(超満員)
17日、アイスリボン道場で行われた道場マッチ『アイスリボン・353』。メインではJWP12・23後楽園で引退する米山香織が、さくらえみと組んで最後の"米桜"を結成。相手はアイスリボンを代表するマッスルビーナスの藤本つかさと志田光。米山にとってはこの試合がアイスリボンでのラストマッチとなる。
米山はさくら以上にロープ間を猛ダッシュし、絶好調振りをアピールする。先発は米山と藤本。藤本が米山の髪の毛を束ねてマットに叩きつける。米山もやり返す。鎌固めへもっていこうとしたところに志田がカットに入ると、米山が倒されるたびに藤本へのインディアンデスロックが決まってしまう。さくらも入って鎌固めを狙うが、体が硬くて決まらない。米山が藤本に極めて待っている中、ようやくさくらのものが極まる。
志田が顔面ウォッシュでさくらを吹っ飛ばす。食らったさくらは「顔は女の命!」と、スイングネックブリーカーから顔面ウォッシュのお返しに成功。米桜が合体しダブルのコーナースプラッシュ。志田はさくらに雪崩式ブレーンバスター。藤本がさくらにサッカーボールキックの18連発を打ち込み正面からも一発。さくらがケブラドーラコンヒーロからダイビングボディープレスで飛ぶと、藤本が迎撃のドロップキック。さくらが熟女式グラビア固めを狙うと志田がカットに入る。藤本と志田が連係でさくらを追い込む。
しのいださくらが藤本に熟女式グラビア固めへ。米山もグラビアの仲間入りでポーズ(のみ)を決める。藤本のビーナスクラッチ狙いをかわして米山が丸め込みの構え。藤本が切り返して2カウントを奪う。藤本は米山をロープに張りつけるがさくらがカット。さくらえみ70キロ、米山香織60キロがコーナーの藤本に襲いかかる。藤本がコーナーからのコルバタ、ドロップキック、サッカーボールキックの乱れ打ち。志田が米山にカナディアン。前方への叩きつけは米山が着地。さくらがマッスルビーナスへダイビングボディーアタック。
さくらが志田にムーンサルト、米山も続き、さくらももう一発、米山ももう一発打っていくが藤本が返す。それでもさくらが「まだまだやろうよ!」。そして米桜がムーンサルトの乱れ打ち。かつてないシーンを現出させる。しかし米山の突進は志田がジャンピングニーで迎撃。米山を負いこみマッスルビーナスがダブルのミサイルキック。15分経過。ビーナスが米桜を蹴り抜き、前後から米山を蹴り上げる。藤本が米山にビーナスシュート、志田がファルコンアローもさくらのカットがギリギリ間に合う。志田は米山をコーナーに乗せる。
さくらがパワーボムで落として米山が高速のダイビングセントーン。残り3分。米-ZOUは藤本が乱入しドロップキックで撃ち落とす。志田のシダックスエースを米山が返し、さくらからつづいてマヒストラル。志田が担ぎ上げようとするが、米山が切り返しての米-ZOUを決める。さくらと藤本が場外でやりあう中、リング上では3カウントが入った。
試合後、米山が「引退まで1週間切っちゃいました。いますごいプロレスが楽しくて...すごい寂しい気持ちもあるんですけど、今日アイスリボンに上がれたこと、さくらさんと組めたこと、マッスルビーナスと対戦できたこと、みんなに見てもらえたこと、ホントに感謝してます。23日引退するときは、笑顔でリングを下りたいと思ってます。その笑顔を見てほしいと思っているので、ぜひ見に来てください。プリーズ・バイ・チケット」と挨拶。
それを聞いた志田が「リベンジさせてください! ......。じゃあ、この悔しさを誰にぶつければいいんですか? じゃあ、この悔しさを藤本つかさにぶつけます!」と言うと、12・25アイスリボン後楽園大会のメインで行われるICE×60王座戦の前哨戦として、12・23道場マッチにて、藤本&もち組vs.志田&成宮組を行うことが決定。
すると宮城もちが「その試合、リボンタッグの次期挑戦権の試合にしてください。だいたいね、あんた(さくら)さぁ、後楽園で仮に獲ったとするよ。そのベルトどうすんの、それから。真琴さんいたときみたいに返上するわけ。そんなの認めないからね。(凱旋興行となる)1・7仙台さ、もち帰るよ」と、後楽園大会で決まるインターナショナルリボンタッグ新王者(さくら&つくしvs.里村&幸子)への挑戦者を決める試合にしたいと申し出る。
藤本も「自分も後楽園でシングルのベルトを防衛するつもりです。宮城タッグでベルトを獲るチャンスも得たので、ベルトを2本持っていきたいと思います。仙台リボンはさくらえみの退団式にするつもりはありません。自分の凱旋興行です。ベルトを2本持っていきます!」と、来年1・7『仙台リボン』で同団体を退団するさくらに注目が集まる中、「退団式にするつもりはない」と言い切った。
また、16日の『19時女子プロレス』にて、急遽エキシビションマッチを行った聖菜が、試合後に「試合がしたい!」とアピール。これにより、12・25後楽園での引退試合を前に約2年ぶりの"復帰戦"を行うことが緊急決定!
コスチュームが小さくて入らなくなってしまったという聖菜は、Tシャツとジャージ姿で登場。小学校時代の同級生でもあるみなみ飛香とタッグを組み、さくら&つくしと対戦した。聖菜は光と青春カッターやセイントクロスを決めたりと善戦したが、最後は飛香と聖菜が突進したところに、さくらとくるみが同時にラ・マヒストラルを決めてさくら組が勝利。
すると試合後、さくらが元NEOの松尾永遠さんから届いたというメールを読み上げる。そのメールには「聖菜ちゃん、卒業したら私みたいな素敵な女性になってね。練習生じゃないんだから、Tシャツにジャージじゃダメだよ。私のでよかったら私のコスチュームを使って」と書かれてあった。それを聞いた聖菜は「自分が松尾さんの着ていたコスチュームをきて引退試合できるってことですか? ほわぁ〜ん。自分の悩みが解消できました!」と大喜びだった。
※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。
▼第1試合 タッグマッチ 10分1本勝負
○さくらえみ/くるみ
10分4秒 ラ・マヒストラル
みなみ飛香/●聖菜
▼第2試合 ハンディキャップマッチ 15分1本勝負
○ヘイリー・ヘイトレッド(フリー)
7分0秒 ラリアット→体固め
●内藤メアリ/●新田猫子
▼第3試合 タッグマッチ 15分1本勝負
木村響子(フリー)/●帯広さやか
12分19秒 ボディープレス→片エビ固め
つくし/宮城もち○
▼第4試合 タッグマッチ 20分1本勝負
○米山香織/さくらえみ
18分7秒 米-ZOU→エビ固め
藤本つかさ/●志田光
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