武田梨奈&武藤と"エルパラトリオ"を結成したゆずポンがカズのセクハラ攻撃に耐えて勝利!F-1タッグは征矢&RGのFAKE GET WILDが奪取!
全日本プロレス
2011ファン感謝デー
日時:12月11日(日)開始:12:00
場所:後楽園ホール
観衆:1700人
11日、後楽園ホールで行われた全日本プロレス『2011ファン感謝デー』。今年は全日本にとって苦しい1年だったが、毎年年末恒例のファン感ではそういったものを吹き飛ばすようなバラエティに富んだカードがラインナップされた。
テレビ東京系で好評放送中のドラマ『ここが噂のエル・パラシオ』に武藤敬司が出演した縁で、武藤がスターダムで活躍している"グラレスラー"愛川ゆず季と初タッグを結成! しかも空手二段の実績を持ち、ドラマでは如月冴江を演じている武田梨奈を加えた"エルパラチーム"を結成。対するはエルパラのライバル団体『ヒート』の選手としてドラマに出演していた高橋奈苗と夏樹☆たいようが、カズ・ハヤシとタッグを結成!
ドラマで牧原いつかを演じている際は、実際に『ゆずポン祭』で使用している試合用コスチュームの愛川だが、この日は佐藤江梨子が演じている"伝説の女子レスラー"須弥仙桜花の試合用コスチュームを着用して登場。スペシャルリングアナのKENSOがビチッと(?)名前をコールして試合が始まると、先発で出ていった愛川の蹴りの威力に場内からどよめきが起こる。
この日が長いプロレスキャリアの中でも初めての女子レスラーとの対戦だという武藤は、奈苗を相手に体を密着させてのグラウンドテクニックを披露するが、場内からはブーイング。ならばとフラッシング・エルボーを落とした武藤だが、奈苗も串刺しラリアット3連発からいきなり冷蔵庫爆弾を投下!
しかし武藤からタッチを受けた武田はカズ相手に得意の空手の蹴りで果敢に向かって行く。武田の上段回し蹴りを食らって表情を一変させたカズはエルボーからスリーパーに捕らえるが、武田は自力でロープに脱出。逆にカズが武藤に捕まると、奈苗がカットに入って「カズ、行け!」と上から目線で指示。するとカズはサド・ハヤシの顔を覗かせて「このニセ乳が!」と叫びながらサッカーボールキック。これに怒った愛川は「ニセ乳じゃないわ!」と叫びながら蹴り返していく。
控えの武藤も夏樹に攻撃されて思わずイスを持ち出すが、本部席に座っていたKENSOがなだめる。愛川もフィッシャーマンズ・スープレックスやYKレッド(カカト落とし)で反撃するが、奈苗が愛川を羽交い締めにしてカズが攻撃しようとするが、思わずHカップの胸に釘付けになってしまう。さらにその胸に触ろうとすると、さすがに奈苗と夏樹が止めに入るが、カズは奈苗と夏樹を場外に追いやると、愛川をコブラツイストに捕らえて唇を奪おうとする。
間一髪唇は死守した愛川だが、サド・ハヤシが開眼したカズは愛川をあられもない格好でコーナーに貼り付けると、そのHカップに手を伸ばそうとする。間一髪のところで愛川が張り手を見舞うと、夏樹がムーンサルトアタック、奈苗がラリアット、武田が蹴りを叩き込み、武藤がシャイニング・ウィザードを叩き込んでから「行け、ゆずポン!」と指示。そこに愛川がシャイニングゆザードを叩き込んでカズから3カウントを奪った!
ファン感恒例のF-1(FAKE-1)タッグは、昨年のファン感で"F-1絶対王者"だった武藤敬司&神無月のW武藤を下して王座を奪取した浜亮太&長州小力のW長州に、現在GET WILDでブレイクしている征矢学と、『ハッスル』でも活躍したRGがタッグを結成して挑戦する。RGはお馴染みの市川AB蔵ではなく新キャラの降臨を予告していたが、何とその新キャラとは征矢のパートナーである大森隆男!
豹柄のワイルドタイツにヘアバンド姿で登場した大森RGは、リングインすると両ヒザをマットに付ける大森特有の仕草を披露。だが、小力からは「お前よくそのクオリティでここに上がってきたな」と言われ、焼豚力(ちゃーしゅーりき)こと浜らは征矢に向かって「1年間防衛戦をやっていなくて、現れたのが征矢君か。ワイルド、ワイルドって紙面を飾ってコラ! クソぶっかけてやる!」と吐き捨てる。
試合が始まっても焼豚vs.大森RG、小力vs.征矢では到底試合にならない。徐々にグダグダな展開になっていくと、小力がRGに向かって「F-1タッグなんだからネタをやれよ!」と要求。RGが『君は1000%』に乗せて長州力あるあるを披露するが完璧にすべってしまう。すると小力は長州力の動きにKARAの『ミスター』を乗っけるという秒殺ネタを披露! これがなかなかウケたため、「勝ったな」と自信を持った小力。ならばとRGは『ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ』に乗せて今度は全日あるあるを披露するが、これもすべってしまい、小力から「ここはハッスルのリングじゃねぇぞ! 全日のリングだぞ!」と言われてしまう。
その後、焼豚も「浜にタッチしたあと、コーナーで驚異的な回復をする曙」のモノマネを披露すると、「あとでシバかれちまうから、テメーもこれくらい体張れ!」と征矢にムチャぶり。すると征矢は「大森さんに教わった」という"ワイルドパラパラ"を『LOVE&JOY』に乗せて披露! なぜか焼豚も横に並んでパラパラを踊ってみせたあと、征矢を蹴撃!
すると、そこに新崎人生に扮したRGが登場し、人生殺法を繰り出すが念仏パワーボムで焼豚を持ち上げることが出来ない新崎RGは、背後から急所攻撃! そこから念仏拝み渡りを披露するが、あえなく転落してトップロープに股間を強打するが、征矢が入ってきてダブルのクローズラインからスヌーカポーズ。さらに灰皿にテキーラを注いだRGは、それを口に含むと焼豚に向かってテキーラミストを噴射。
倒れた焼豚に念仏ダイビング・ボディプレスを投下したRGは、カットに入ってきた小力にアックスボンバー。「健介! 健介!」と叫び朦朧としながら立ち上がった焼豚だが、そこに征矢がワイルドボンバーを叩き込んで3カウント! W長州が初防衛に失敗したF-1タッグ王座を奪取したRGは「あるあるネタ2本とも滑ってどうしようかと思ったけど、征矢選手のアシストのお陰でF-1タッグベルト獲ることが出来たぞ!」と叫んでから、最後は2人揃って「ワイルドに行こうぜ!」と雄叫びをあげた。
※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。
▼第1試合「ここが噂のエル・パラシオ×全日本プロレス」スペシャル6人タッグマッチ 30分1本勝負
武藤敬司/○愛川ゆず季(スターダム/牧原いつか役)/武田梨奈(如月冴江役)
16分54秒 シャイニングゆザード→片エビ固め
●カズ・ハヤシ/高橋奈苗(スターダム)/夏樹☆たいよう(スターダム)
▼第2試合 This is チーム・ディストラクション シングルマッチ 30分1本勝負
○近藤修司
9分15秒 逆片エビ固め
●征矢匠
▼第3試合 ラード・ウォリアーズvsハイブリッド・ウォリアーズ 6人タッグマッチ 30分1本勝負
曙(フリー)/吉江豊(フリー)/●菊タロー(アキバプロレス)
10分11秒 ランニングボディプレス→体固め
船木誠勝/田中稔/○大和ヒロシ
▼第4試合 AJP New Generation Battle タッグマッチ 30分1本勝負
○真田聖也/KAI
16分5秒 エビ固め
河野真幸/●中之上靖文
▼第5試合 F-1タッグ選手権試合 60分1本勝負
●焼豚力(浜亮太)/長州小力(西口プロレス)
25分46秒 ワイルドボンバー→片エビ固め
○征矢学/RG(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
特別コミッショナー:神無月(太田プロダクション)
※第2代王者組が初防衛に失敗。征矢&RGが第3代王者となる
▼第6試合 王道原点回帰 シングルマッチ 60分1本勝負
○諏訪魔
20分57秒 首固め
●渕正信
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