パンクとシナが共に勝利し、WWE日本公演の初日は大盛況!ナッシュとビッグショーはド迫力のぶつかり合い

111130_WWE-1.jpgWWE
ロウ・ワールドツアー2011
日時:11月30日(水)開始:19:30
場所:横浜アリーナ
観衆:6200人

 30日、横浜アリーナで行われたWWE日本公演『WWE Presnts ロウ・ワールドツアー2011』。6200人ものWWEユニバース(WWEファン)を集め、約1年3カ月ぶりに開催された日本公演の初日。

 11月20日にニューヨークMSGで開催された4大PPVのひとつ『サイバーシリーズ』でアルベルト・デル・リオからWWE世界王座を奪取したCMパンクは、日本公演直前の『ロウ』でもデル・リオを下して王座を防衛。王者として来日した日本でもデル・リオとのリターンマッチが組まれた。
 何度も場外にエスケープするデル・リオに場内からは大ブーイング。だが、パンクが攻撃しようとするとデル・リオは巧みなインサイドワークを駆使して、パンクの左腕を集中攻撃されてしまう。それでも大歓声を背に、アナコンダバイスを得意とするパンクは何とモンゴリアンチョップで反撃。
 劣勢となったデル・リオはコーナーに足を掛けての反則エビ固め。これはレフェリーが見逃さなかったが、デル・リオはコーナーに登ったパンクへ駆け上がり式延髄斬りを叩き込んでカバー。このときパンクの足をロープにかかっていたが、レフェリーは3カウントを入れてしまう。
 しかしパンクの抗議が認められ、試合は続行されると、パンクが必殺のG.T.S.を決めて3カウント。見事にWWE王座を防衛したパンクは、リング上で正座をすると四方の観客に一礼して大歓声に応えてみせた。

111130_WWE-2.jpg 『サバイバーシリーズ』では約7年ぶりのプロレス復帰となったザ・ロックとタッグを組み、ザ・ミズ&Rトゥルースと対戦したジョン・シナは、日本公演初日ではそのザ・ミズとシングルマッチで対戦。
 強敵ミズはフライング・クローズラインやバックブリーカー&ネックブリーカーを決めて、シナをあと一歩のところまで追い込んだが、シナは完璧に決まったミズのスカル・クラッシング・フィナーレをカウント2でキックアウトすると、突進してきたミズをカウンターのアティテュード・アジャストメントで叩き付けて逆転勝利。

111130_WWE-3.jpg 『ロウ』暫定GMジョン・ローリネイティス人事部長の指名により、再契約が発表されたばかりのケビン・ナッシュが緊急来日。当初はシングルマッチで対戦する予定だったビッグショーとは直前でタッグマッチに変更となったが、両者のド迫力のぶつかり合いにファンは熱狂! 最後はビッグショーがノックアウトパンチをドルフ・ジグラーに叩き込んで勝利した。
 ベス・フェニックスのWWEディーバズ王座に挑戦したケリー・ケリーは、その健康的な美貌で日本の男性ファンを虜にしてみせたが、健闘空しくベスのグラマスラムに沈み、ベスがディーバズ王座防衛に成功した。

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼第1試合 シングルマッチ
○サンティノ・マレラ
7分47秒 コブラ→片エビ固め
●ドリュー・マッキンタイア

▼第2試合 シングルマッチ
○アレックス・ライリー
7分59秒 ヒット・ザ・シャワーズ→片エビ固め
●プリモ

▼第3試合 シングルマッチ
○メイソン・ライアン
6分1秒 フルネルソンバスター→片エビ固め
●ジャック・スワガー

▼第4試合 タッグマッチ
○ビッグショー/ザック・ライダー
12分35秒 ノックアウトパンチ→片エビ固め
●ドルフ・ジグラー/ケビン・ナッシュ

▼第5試合 ディーバズ王座戦
[王 者]○べス・フェニックス
6分56秒 グラマ・スラム→片エビ固め
[挑戦者]●ケリー・ケリー
※王者が防衛に成功

▼第6試合 シングルマッチ
●ザ・ミズ
16分16秒 アティテュード・アジャストメント→片エビ固め
○ジョン・シナ

▼第7試合 WWE王座戦
[王 者]○CMパンク
16分22秒 GTS→片エビ固め
[挑戦者]●アルベルト・デル・リオ
※王者が防衛に成功

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