WAVEラストマッチを終えた米山だったが、12・11に米山vs.米山が急遽決定!タッグ王座挑戦直前プラマイ0は植松☆輝とドロー決着
プロレスリングWAVE
Weekday WAVE Vol.43
日時:11月29日(火)開始:19:00
場所:新木場1stRING
観衆:176人
29日、新木場1stRINGで行われたプロレスリングWAVE『Weekday WAVE Vol.43』。12・23JWP後楽園大会で引退する米山香織にとって、この日が最後のWAVE参戦。11・16新木場大会で米山に対戦を熱望した桜花とタッグで対戦。
10・30大阪でシングルマッチを行った文子が桜花のパートナーとなった。中森は同じ団体に所属していた文子と久しぶりの対戦となった。ゴングと同時に中森が文子に襲いかかるも返り討ちにあい、ローンバトルを強いられる。セコンド大畠の介入、イスやムチを使った凶器攻撃など、ラフ攻撃に苦しい戦いを強いられた。開始から5分以上も防戦一方の中森だったが、延髄斬りで反撃。すぐにタッチにいかずミサイルキックを放った。トラースキックで再び劣勢となったが、文子へのアームホイップと桜花へのヘッドシザースを同時に決め、さらにダブルのネックブリーカーで逆転。ようやくチェンジした米山が文子と打撃戦を展開するも、イスを使う文子に捕まり、イスに座らされた状態でミサイルキックも食らった。桜花のムチ攻撃、顔面蹴りと攻められながらも、雪崩式ダブルリストアームサルト、ダイビングセントーンで反撃。カウンターのビッグブーツ、ネックハンギングのスープレックス、かかと落としと浴びながらも、ビッグブーツをかわしてロールスルージャーマン。
チェンジした中森は桜花のビッグブーツを文子への同士討ちにし、マフラーホールド、ミサイルキック、ノーザンライトスープレックスと追い込む。しかし、ブレーンバスターは逆に垂直落下式ブレーンバスターでたたきつけられ、ムチを使ったチョーク攻撃、投げっぱなしのバックドロップと守勢となる。ビッグブーツをかわすと米山が不知火を決め、中森がシャイニングウイザード。さらに中森が桜花に、中森が文子にダイビング延髄ニーの競演を狙ったが、どちらもかわされてしまった。文子のイス攻撃を桜花に誤爆させた中森がハイキック、フィッシャーマンズバスターと桜花を追い込むも、大畠がムチを使ってカットに入りフォールを許さない。文子のイスを持ったムーンサルトプレス、桜花のビッグブーツ、ネックハンギングボムと追い込まれても、ブレーンバスターを首固めに切り返す粘りを見せた中森だったが、最後は文子のスピンキックから桜花のタイガースープレックスで力尽きた。
さらに米山の「客観的に自分が見たい」という希望で、この日の広田さくらは米山のコスプレで登場し、アフロ頭にバナナを持った木村響子姿のチェリーと対戦し、JWP10・2新木場で行われたシングルマッチを再現した。試合終盤、劣勢だった広田はコーナーで犬神家。しかし、吸い込まれたのはチェリーではなく本物の米山。広田はコルバタを決めた。本物とニセモノの米山2人がダブルのニーで競演。広田が米-ZOUを狙ったが一回転することができず、潰された状態で3カウントが入った。
試合後、広田が「(米山の声マネで)ありがと~! 今日はたくさんたくさんのお客さんに見てもらって嬉しいぞ~! おい、本物! 自分のことを客観的に見るってどういうことか、わかったか!?」と米山に尋ねると、「今日、初めて自分を客観的に見て思ったことは、米山香織、やっぱり引退させるには惜しいよ。こんないいレスラーが引退しちゃうなんてもったいないよ」と自ら引退を惜しむ!
すると米山は「お願いがあります。コスプレした広田さんとJWPのリングで試合がしたいです」と懇願。しかし広田は「GAMIさんと約束しました。コスプレは安売りしないって。WAVEさんでしかやらないって。12月11日、本物がWAVEさんのリングに来てコスプレマッチしましょう」と逆提案! それを聞いた米山は「それならいいですか? 私、(JWPの)北千住の昼夜興行が終わってから急いで駆けつけたら試合させてもらえますか? GAMIさん、お願いします~」と、何とWAVE参戦がもう1試合だけ増えた。
12・11新木場大会『大師走・東'11』で華名&栗原あゆみの"カナアユ"が保持するWAVE認定タッグ王座への挑戦が決まっている大畠美咲&紫雷美央の"プラスマイナス0"。しかしタッグを組んでの試合が少ないため「ベルトを巻いたことのあるタッグ」との試合を希望した。その相手に用意されたのは女子プロレスを代表するタッグチーム植松☆輝。プラスマイナス0は挑戦前の大事な試合で強敵と対戦することになった。
輝が先発で出るも、美央は植松を引きずり出す。大畠、美央と「食らえ! 貧乳!」と串刺しドロップキック。「お前も変わらないだろ」と植松が美央に反撃。「お前も貧乳」と輝も投げた大畠は「巨乳アタック!」とプランチャで飛んだ。しかし、植松☆輝が場外で2人を引きずり回す。植松は実を花道奥の壁にたたきつけると、2人はバックステージでの攻防を始める。右へ左へと花道を通過する2人の攻守は激しく入れ替わった。リングに戻ると植松☆輝が美央に集中攻撃。植松の顔面ウオッシュを大畠が邪魔して逆転。美央がトペで飛び、大畠が植松にミサイルキック。しかし、流れを変えてもすぐに植松☆輝が隙のない連係攻撃で逆転する。大畠が長時間捕まり、植松のダイビングボディープレス、輝のダイビングニードロップで追い込まれる。
しかし、大畠はランニングエルボーを丸め込みで切り返して美央とチェンジ。輝は美央をエルボー、ニーで攻めたてる。大畠がクロスボディーアタックを植松に浴びせ、美央のニー、大畠のフェースクラッシャー、美央のミドルキック、ケンカキックとコンビネーションを決めると、美央が首4の字固めへ。大畠のアシストから美央がスイングDDT、大畠がダイビングボディープレスを植松に見舞った。低空クロスボディーアタックをかわされた大畠だったが、エビ固めの応酬へ。美央の側頭部蹴りから大畠がジャーマン、低空クロスボディーアタックを決め、植松は足折り固めでフォールへ。しかし、大畠のエルボーが美央に誤爆してしまい、大畠はハイアングル植松を浴びた。美央の紫閃光、大畠の逆打ちと植松を追い込むも3カウントは入らない。
残り5分。輝のエルボーで大畠が場外に転落し、4人が場外でやりあう。4人がエプロンでもつれたまま20カウントが数えられた。植松☆輝は怒って先に退場。美央がマイクを持って「あいつら悔しいんじゃねえの?」と言うと、大畠も「結構ムキになってたしね。場外戦で植松☆輝とドローってことは勝ったも同然でしょ」。さらに美央が「微妙だけど負けじゃなかっただけでも勢いを認めてくれよ。こんな調子で12月11日、タイトルマッチに優勝するぞ! ん? 勝つぞ!」とベルト獲りを宣言すると、大畠は「ベルト獲得するぞ! WAVEにボインは1人で十分なんだよ!」と雄叫びをあげた。
なお、大会開始前に植松☆輝は初の自主興行『植松☆輝自主興行LASTSPURT!!』を、来年の3月4日(日)に東京キネマ倶楽部(午後5時試合開始)で開催することを発表した。
※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。
▼第1試合 ヤングWAVE 10分1本勝負
△下野佐和子
時間切れ引き分け
△飯田美花
▼第2試合 ブラック・レボルシオンWAVE 30分1本勝負
桜花由美/○浜田文子
16分52秒 タイガー・スープレックス・ホールド
米山香織/●中森華子
▼第3試合 モシャスWAVE 15分1本勝負
○チェ村きょーこ(チェリー)
10分0秒 米-ZOU自爆→体固め
●米山さくら(広田さくら)
▼第4試合 DUAL SHOCK WAVE〜Spin off〜 20分1本勝負
植松寿絵/△輝優優
16分50秒 両者リングアウト
△大畠美咲/紫雷美央
▼第5試合 スクランブルWAVE 30分1本勝負
○GAMI/春日萌花/中川ともか
22分26秒 98%おしゃれ外道クラッチ
渋谷シュウ/●華名/栗原あゆみ
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