栗原あゆみが自身のデビュー6周年記念興行でCMLL世界女子王座を奪取!試合を見守った初代王者ブル中野が、1・8引退興行への参戦を打診
栗原あゆみデビュー6周年記念興行
Never Give Up!
日時:11月26日(土)開始:18:30
場所:新宿FACE
観衆:500人(超満員札止め)
26日、新宿FACEで行われた栗原あゆみプロデュースによる、自身のデビュー6周年記念興行『Never Give Up!』。栗原はメインイベントでマルセラの保持するCMLL世界女子王座に挑戦。この試合は時間無制限3本勝負のCMLLルールで行われ、特別レフェリーとして和田京平レフェリーが試合を裁いた。
栗原は水色の新コスチュームで登場。左手首のテーピングには「勝つ」の文字。マルセラ入場時には目を閉じて神経を集中させていた。グラウンドからまずワキ固めに取る。アームドラッグで投げ、横回転のエビ固めでフォールした。両足をクラッチして逆さ吊りにされた栗原は悲鳴。カサドーラからアームドラッグ、さらに卍固めで反撃するも、バックブリーカーからアレハンドリーナで両肩を固められるとギブアップするしかなかった。
2本目。栗原はゴングと同時にドロップキック。さらに串刺しダブルニーアタックを放っていく。マルセラのラリアット、マフラーホールドで反撃されるも、カサドーラの形で飛び付くマサドーラでタップをさせた。
3本目。リバースゴリースペシャルを回転エビ固めに切り返して脱出するも、マルセラのドロップキック連発、ストマックブロックで劣勢。デュランダルで反撃に転じると、顔面へのドロップキック、場外へのミサイルキックを敢行。さらにミサイルキック、ゆりかもめと攻め立てた。しかし、顔面ドロップキックをかわされ、ドロップキック、ミサイルキック、ダイビングフットスタンプと反撃される。みちのくドライバー2は首固めに切り返したが、チョークスラム式バックブリーカーからみちのくドライバー2を食らってしまった。
カウント2で返すもグロッギーの栗原だったが、何とか立ち上がり裏投げ。両者ダウンからヒザをついてエルボー合戦となり、ラリアットで再び守勢に。コーナー上での攻防でも劣勢となり、3日前の前哨戦でフォールされた雪崩式みちのくドライバー2を浴びるも、栗原はカウント2で肩を上げた。頭をかかえるマルセラに、栗原はエルボーで襲いかかる。ヘッドバットから変形裏投げはカウント2で返されたが、最後はマルセラの肩に飛び乗ってダブルニードロップ。ついにマルセラから3カウントを奪った。
初代王者のブル中野からベルトを受け取り、腰に巻いてもらう。ブルから「おめでとうございます。このCMLLのベルトはメキシコのベルトで、海外のベルトは思い続けなければなかなか挑戦することさえもできないと思います。きっと、それが実った瞬間でチャンピオンになって、おめでとうございます。思う存分、CMLLの歴史に栗原あゆみの名前を刻んでいっていただきたいと思います。今日は本当におめでとうございます。チャンピオン! 1月8日、ブル中野引退興行にぜひ参加してください」と言葉をかけられた栗原は「ありがとうございます。お願いします!」と即答して握手。
ブルがリングを下りると「今日は6周年記念興行にご来場いただきまして、本当にありがとうございました。そして、たくさんの応援をありがとうございました。諦めなかったら夢が叶いました。今日、一緒に記念試合だった飯田も上がって(飯田が栗原の隣に立つ)。1周年を迎えて2年目を迎えるにあたって、抱負を飯田から一言言ってもらいたいと思います」とマイクを飯田へ。
飯田は「今日、全然ダメな試合をしてしまいました。でも自分は諦めません。2年目も栗原あゆみの背中を見て、ネバーギブアップで頑張っていきたいと思います」とマイク。栗原が「飯田も自分もまだまだ未熟者で、みなさんに支えられて、今日ここにいられると思ってます。でも、こんな栗原あゆみでも諦めなければこうやってベルトが巻けたので、何か諦めそうなことがあったりとか、ちょっと挫けそうな時があったら、栗原あゆみでも、こんな私でもベルトを巻けたんだから、自分も頑張れると思っていただけたら嬉しいです。自分と栗原...あ(笑)、飯田と自分は本当にプロレスが大好きなことと、諦めないことしか取り柄がありませんが、元気がほしい時には自分たちのプロレスを見に来て下さい。今日は本当にありがとうございました」と挨拶し、記念撮影で締め括りとなった。
※試合後のコメントはバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。
▼第1試合 チャレンジマッチ 20分1本勝負
○植松寿絵
8分44秒 ダブルリストアームサルト
●ラビット美兎
▼第2試合 チャレンジマッチ 20分1本勝負
○輝優優
6分40秒 ダイビングニードロップ→片エビ固め
●川佐ナナ
▼第3試合 日墨対抗マッチ 20分1本勝負
○上杉愛貴/石橋葵/沙耶
7分3秒 ジャベ・デ・レイナ・ドス
サオリ/ダマ・デ・イエロ/●レディ・アフロディータ
▼第4試合 デブズスタイルタッグマッチ 30分1本勝負
○アジャ・コング/GAMI/下野佐和子
13分31秒 ダイビングエルボードロップ→片エビ固め
吉江豊/水波綾/●勇気彩
▼第5試合 スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負
○堀田祐美子/Leon
10分17秒 スリーパーホールド→レフェリーストップ
レディ・アパッチェ(CMLL)/●カサンドラ(CMLL推薦)
▼第6試合 飯田美花デビュー1周年記念試合 タッグマッチ 30分1本勝負
AKINO/●飯田美花
18分22秒 APクロス→片エビ固め
○浜田文子/大畠美咲
▼第7試合 CMLL世界女子選手権試合・CMLLルール 時間無制限3本勝負
[王 者]●マルセラ
1-2
[挑戦者]○栗原あゆみ
<1本目>○マルセラ(5分4秒 アレハンドリーナ)栗原●
<2本目>●マルセラ(1分56秒 ラ・メセドーラ)栗原○
<3本目>●マルセラ(8分38秒 ネバギバ→エビ固め)栗原○
※第13代王者マルセラが初防衛に失敗。栗原が第14代王者となる
【記事提供/栗原あゆみ事務局】
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