つくしが仙女のチサコに敗れ、12・25後楽園大会のさくらのパートナーは白紙に!渋滞で到着が遅れた志田が私服姿で途中から参戦!

アイスリボン
アイスリボン・346
日時:11月26日(土)開始:18:00
場所:アイスリボン道場
観衆:68人

 26日、埼玉県・蕨市のアイスリボン道場で行われたアイスリボン『アイスリボン・346』。名古屋のイベントに参加した志田光は、渋滞に巻き込まれて大会開始時には到着できず。試合順を第2試合から第3試合に変更したが、それでも間に合わない場合は、さくら&成宮組vs."IW19王者"くるみのハンディキャップマッチとなることがアナウンスされた。

 第2試合が終わって、くるみが1人で入場。試合は結局、2対1のハンディキャップマッチとしてスタートした。なぜかにやけるさくら。さくらも成宮も姿のない志田と握手をかわすポーズ。ゴングが鳴るとさくら&成宮がダブルでくるみに襲いかかる。アイストレインからさくらがカバーの連続。成宮が入るとくるみが逆転し攻撃するが、すぐにさくらが乱入し、場外でくるみをいたぶる。しかしリングに戻るとくるみがキャトルミューティレーションで逆転を狙う。
 ところが、キャトルミューティレーションはカラダの柔軟な成宮にはすり抜かれてしまうことに。成宮はカンパーナでくるみを揺さぶり、ギロチンドロップを投下。ふたたびくるみがキャトルミューティレーション。こんどは逃げられないようにと両足を立てるも、またもや成宮がカラダのやわらかさを生かして脱出に成功。くるみがコーナーに上がるとさくらがブーイングの乱入。さくらの逆エビをくるみが力ずくで返してみせる。しかしくるみは"さくらえみ70キロ"の餌食に。それでも「蕨の妖精」と叫んでのダイブは難なくかわしてみせる。さくらと成宮が共同でくるみを場外に落とし、チョップの連打を見舞っていく。
 しかしそこへ私服姿の志田光が登場! ブーツを脱いで裸足の状態でさくらにドロップキック。ジャンピングニー、カナディアンバックブリーカーから叩き落す大活躍。成宮が志田を捕まえるが、志田が払いのけてトップロープのさくらにブレーンバスター。スリーカウントをぶち込むとくるみが空飛ぶくるみ割り人形。試合終了かと思われたが成宮がカット。志田がニーをぶち込み成宮を場外へ。志田のブレーンバスターからくるみが飛ぶが、さくらがかわしてマヒストラル。禁じ技での勝利に場内は大ブーイングに包まれた(※くるみの出場時、さくらはマヒストラルの使用を禁じられている)。
 試合後、くるみが「さくらさんは、ずるい! 今日なんで(マヒストラルを)使ったんですか?」と抗議するが、さくらは「だって使いたいんだもん。(12・25)後楽園も使いたい。だったらくるみちゃん、後楽園に出ないでよ」と大人げない対応。この日参戦した米山香織が「大人の事情があるんだよ」とさくらをフォローするが、くるみは「オトナもコドモもリングに上がったら関係ない! さくらさん、この技には隙があるんですよ。地に足をつけてやらないと無理なんですよね。さくらさん、自分を見つめなおしてください。(※第1試合でさくらが宮城もちに言ったセリフを引用)マヒストラル...使ってもいいですよ。でも自分も使います。自分はそれで勝ちます。ハッキリいって自分のほうがオトナです」と言い放った。

 前日に仙女の里村明衣子がさくらえみの要求に応じ、アイスリボン12・25後楽園にパートナーを連れて乗り込んでくることを宣言。さくらのパートナーは、りほかつくしで、この試合でつくしが仙女のDASH・チサコに勝てば、そのままさくらのパートナーとなる。
 つくしが握手を求めるとチサコが応じて試合開始。しかしチサコはつくしに「バーカ」と罵り挑発。チサコはつくしの左腕をとってアームブリーカーの連続からドロップキック。フロントネックロックから体を沈めてチサコが右への腕固め。そこからキャメルクラッチに移行。エルボーの打ち合いはチサコが圧倒。コーナーに追い込んでつくしの顔面を踏みつける。チサコはつくりをロープに張りつけて背中へのドロップキック。つくしが左右のエルボーで向かっていくが、チサコが跳ね返す。ならばとつくしは張り手の連続でようやくチサコをよろめかせ、ロープに張りつけてのドロップキックを背中にぶち込む。
 つくしは背中へのフットスタンプから弓矢固め。しのいだチサコが串刺しのドロップキック。カウンターの張り手からカバーするとつくしが返す。つくしはブルドッキングヘッドロックからドロップキックの乱れ打ちにもっていく。すると、チサコも「なめんじゃねえぞ!」とやり返す。つくしがパロスペシャル。崩れてもつくしはグラウンドで締め上げ、ギブアップ勝ちを狙う。串刺しドロップキックからつくしがミサイルキックの連打。
 10分経過。つくしがオースイスープレックス。カサドーラで飛びついてブルドッキングヘッドロックからダイビングフットスタンプへ。返したチサコにハルカゼ。チサコを起こしてもう一度ハルカゼ。2カウントでチサコが返し背後からネックブリーカー。チサコがコーナーから飛ぶとつくしがかわしてドロップキック。つくしのタイガースープレックスが大きな弧を描いて決まるがチサコがギリギリで返す。飛び乗ってきたつくしをチサコがマットに叩きつける。チサコはコーナーに追い詰めてドロップキック、さらに「終わり!」と絶叫してのホルモンスプラッシュを放つと、3カウントが入った。
 試合後、チサコは「つくし、いいね。ドロップキック、ミサイルキック。でも今日私に勝って選ばれるはずじゃなかったの? 負けて終わり? つくしとは、またやりたいと思った。何回でもオマエと試合したい。で、後楽園のメンバー、里村明衣子からの伝言だけど、里村明衣子、もう1人(のパートナー)は仙台幸子。つくし、私が選ばれなくてごめんね。幸子に選ばれてよかったとは言わないけど、あいつはアイスのタッグベルト、マジで獲りにいってるから。私たちがタッグのベルトを獲れてすごくうれしかった。それを時間切れで剥奪されて、すごく悔しかった。後楽園は出れないけど、幸子に託してるから。りほ、つくし、どっちが選ばれてもセンダイガールズが勝つ。でも私はつくしが出たほうがおもしろいと思ってるよ。がんばんな」と里村のパートナーが幸子であることを明らかにした。
 それを聞いたつくしは「何をやれば選ばれるかわからないですけど、自分は絶対に選ばれたいです」と訴えた。さくらのパートナーは白紙に戻されるも、里村&幸子組の参戦が正式決定。12・25後楽園は、さくらえみ&未定(りほorつくし)組vs.里村明衣子&仙台幸子組のインターナショナルリボンタッグ王座決定戦となる。

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼第1試合 シングルマッチ 10分1本勝負
○新田猫子
9分3秒 横回転十字固め
●宮城もち

▼第2試合 シングルマッチ 15分1本勝負
○米山香織(JWP)
11分20秒 回転エビ固め
●みなみ飛香

▼第3試合 タッグマッチ 15分1本勝負
○さくらえみ/成宮真希
9分41秒 ラ・マヒストラル
●くるみ/志田光

▼第4試合 シングルマッチ 20分1本勝負
○DASH・チサコ(センダイガールズ)
13分33秒 ホルモンスプラッシュ→片エビ固め
●つくし

【記事提供/アイスリボン】

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