WAVEでは初のトリプルテイルズ.Sで渋谷&栗原を撃破した後、好調・美央が華名に宣戦布告!米山最後の参戦に向けて何かが...

11116_Wave-1.jpgプロレスリングWAVE
Weekday WAVE Vol.42
日時:11月16日(水)開始:19:00
場所:新木場1stRING
観衆:150人

 16日、新木場1stRINGで行われたプロレスリングWAVE『Weekday WAVE Vol.42』。10・30『Like a Virgin 1224 WEST JAPAN〜大阪ラプソディ DX〜』で行われたタッグトーナメント『DUAL SHOCK WAVE 2011』決勝戦で勝利し、初代WAVEタッグ王者となった華名&栗原あゆみの"カナアユ"が、この日は別れて対戦。

 華名は12・11新木場で行われる初防衛戦の相手、美央とトリプルテイルズ.Sを、栗原は渋谷とのライバルタッグを結成した。序盤は渋谷が、続いて美央が捕まる。再びリングインした渋谷が華名にやり返そうとするも、ヒップアタックを浴びてうずくまってしまった。エルボー合戦では一歩も引かず打ち合い、美央にはドロップキックを浴びせる。栗原は美央をダイヤル固めで回し、華名には串刺しのダブルニーアタック。ジャーマンはヒザ十字固めに切り返した。華名は足を取り返して逆に絞めあげる。栗原は華名の蹴りをキャッチし、エルボーを放ち、ロシアンフック、側頭部へのキックをブロックすると、低空ドロップキックからマフラーホールドを決めた。しかし、ミサイルキックは美央に邪魔され、華名のハイキックで打ち落とされる。
 それでも華名に裏投げを決めたが、美央の紫閃光で流れを変えられ、華名のジャーマン、側頭部へのローキック、スピンキックを食らう。栗原はヘッドバットでやり返して両者同時にタッチ。渋谷はミサイルキック、ノーザンライトスープレックス、栗原の連係、レッグラリアットと美央を攻め立てるも3カウントは奪えない。渋谷のトップロープ越え飛び付きDDT、栗原の顔面ドロップキック、渋谷のジャーマン、ミサイルキックと美央を追い込んだが、カウンターでニーアタックを食らい、カットに入った栗原には華名がロシアンフック。渋谷は1人で2人を相手にするも、ダブルのキチンシンクからサンドイッチのサッカーボールキックを浴びる。美央の紫閃光をかわしてジャーマンを決めたが、首4の字固めに捕まりグロッギー。最後は紫閃光で力尽きた。
 試合後、美央が「見ましたか? 紫雷美央、今、来てますよ! 先輩(渋谷)復帰していろいろ大変だと思いますが、もっと頑張ってもらわないとね。後輩に示し尽きませんよ。オ社長、今日はアシストありがとうございました。しかし、12月11日はWAVEのベルトを持っていらっしゃる栗原さんと華名さんに対して、ねえ大畠さん。プラスマイナス0が試合をさせていただきますよ。初の防衛戦でベルトがなくなるなんてないように。乗りに乗ってるうちらに要注意っすよ」と言うと、華名は「乗ってるのはうちや」と反論。
 すると美央は大畠に「うちら、ぶっちゃけ組んでる回数少なくね? 名前ばかりはインパクトで浸透してるけど、組んでる回数が少ないので、試運転したいよね。(タイトルマッチまで)1大会あるし。何かいる?」と尋ねる。大畠が「ベルト巻いたことあるタッグチームとかね。そこら辺探せばいるんじゃない?」と返すと、美央は「あとでGAMIさんにお願いしましょ。じゃあ、オ社長。首洗って、乳の間洗って待っておいてね」と華名に宣戦布告! 大畠も「WAVEにボインは1人で十分なんだよ!」と言い放った。

11116_Wave-2.jpg GAMI&中川ともかの"ハタナカヨウコ"と春山香代子&米山香織の"BULLCATS"が対戦。中川と米山がスピーディーな攻防を見せると、GAMIと春山は力のこもった手四つ。これを制したGAMIがロープ渡りを狙うも、春山が拒む。ショルダータックルの打ち合いは互角。GAMIの目突きをブロックした春山がトラースキックを決めて右腕を捻り上げると、米山がロープ渡りを決めた。ハタナカヨウコのダブル攻撃で米山がつかまるも、すぐにBULLCATSが反撃。中川に攻撃を集中する。GAMIが助けに入ろうとすると、米山が「デブは下がってろ!デブ〜!」とコーナーに押し戻した。自力で脱出した中川がタッチ。GAMIがメガホンを連発し「誰がデブじゃ〜」と2人まとめてフェースクラッシャー。「わかってるやろうな?」と念押ししてから春山の右腕を取ってロープ渡りへ。米山がロープを揺らしたため、GAMIは股間を強打した。
 GAMIと春山がラリアット合戦。春山のフェイントをGAMIがかわしてみせ、目突きを決める。春山はGAMIにスタナーと中川にギロチンドロップを同時に決め、GAMIにラリアット。ダイビングギロチンドロップは中川がカットに入り、GAMIが雪崩式フランケンシュタイナーを決めた。中川が春山の足をセカンドロープにかけて延髄斬り。さらにカウンターでも決める。春山はダブルアーム式フェースバスターを連発し、米山が延髄へのランニングニー。しかし、ロールスルージャーマンは中川が切り返し、GAMIがメガホンでアシスト。中川がコーナーに上ると、米山は雪崩式のダブルリストアームサルトで投げ捨てた。ダイビングセントーンは中川がヒザを立てて阻止する。
 残り5分。中川がフィッシャーマンズ・スープレックス、CRBで米山を攻める。唸れ豪腕をかわした米山がスクールボーイ。丸め込みの攻防から中川がDDTを決め、GAMIが「コメ山、お疲れ!」とボディーにメガホン攻撃。カウンターのトラースキックからケンタッキーボムを狙うも、これは米山がDDTに切り返し、背後からランニングニーを放つ。GAMIはかわしてアンクルホールド。アディオス・アミーガはDDT、ジャーマンはバック転で切り返した米山が、ロールスルージャーマンを決め、春山と合体のフェースバスター。さらに春山のダイビング・ギロチンドロップ、米山のダイビング・セントーン、合体技HYマウンテンでGAMIを追い込むも、米山のウラカンラナを阻止したGAMIが目突きから丸め込み。残り30秒。米山がローリングセントーンから米-ZOUを決めたが、中川がカットに入りカウント2。米山がダイビング延髄ニーを放ったところで時間切れのゴングが鳴った。
 試合後、マイクを持ったGAMIが「アニョハセヨ! 韓国帰りスミダ。今日は面白かったスミダ。カムサハムニダ。20分じゃ足りなかったな。ちょっと疲れた。韓国で遊びすぎた。お前(米山)引退1年延ばせ。な? もうちょっとやりたかったね」と言うと、桜花がリングに上がり「米山さん、引退まで残り1カ月ちょっと。引退までに当たりたいので、次回大会のWAVE(11月29日)で対戦をよろしくお願いします」と対戦を希望する。
 米山は「何をお願いしますとか言っちゃってんの? そんな謙虚な桜花、嫌だよ。ブラックで来いよ」と返答。桜花は「そんなにドMだったとは。では、私は浜田さんと組んでの対戦、ぜひよろしくお願いします」とタッグでの対戦を決め、文子は「(米山のパートナーは)やっぱり最近入った子じゃない?」とJWPの新戦力との対戦を要求した。桜花が「ブラックダリアの色に近い中森華子でどうですか?」と提案すると、米山は「OK! OK! いいよ! 浜田文子と対戦したいって華ちゃん言っていたので。じゃあ、ピュアハートなホワイトダリアで勝負しようじゃないかよ!」と受諾。
 「お前ら大丈夫か? 代表者(GAMI&ボリショイ)を差し置いてるぞ」というGAMIに対し、米山は「あと、自分は最後のお願いがあります。引退する前にWAVEさんのリングで客観的に自分を見せていただきたいんですけど。それができるのはWAVEさんだとお聞きしました。もし大物にお願いできれば」とお願い。広田がリングに近づく。GAMIは「それは考えておきましょう。覚悟しておけよ。WAVEの最後ということを! ほな、さいなら」と、米山最後のWAVE参戦に何かがあることをにおわせた。

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼第1試合 ブラックWAVE 30分1本勝負
桜花由美/浜田文子/○大畠美咲
18分57秒 花マルどっかん→片エビ固め
水波綾/勇気彩/●下野佐和子

▼第2試合 WAVE of WAVE 30分1本勝負
○植松寿絵
6分10秒 ダブルリストアームサルト
●春日萌花

▼第3試合 コミカルWAVE 15分1本勝負
○広田ホーガン
5分57秒 スクールボーイ
●飯田美花

▼第4試合 DUAL SHOCK WAVE〜Spin off〜 20分1本勝負
GAMI/中川ともか
時間切れ引き分け
春山香代子/米山香織

▼第5試合 スクランブルWAVE 30分1本勝負
華名/○紫雷美央
17分58秒 紫閃光→体固め
●渋谷シュウ/栗原あゆみ

【記事提供/プロレスリングWAVE】

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