OUTSIDER三階級タイトルマッチはすべて王者が防衛に成功!ブラジリアン柔術との対抗戦には圧勝した日本だが、ロシアには再び完敗!

111113_Outsider19-1.jpgFIGHTING NETWORK RINGS
THE OUTSIDER 第19戦
日時:11月13日(日)開始:15:00
会場:横浜文化体育館
観衆:3685人(満員)

 13日、横浜文化体育館で行われたFIGHTING NETWORK RINGS『THE OUTSIDER第19戦』。来年からリングス本戦が再始動するが、その前に今年2度目となるアウトサイダーのビッグマッチ横浜文体大会が行われた。

 全30試合のメインに組まれたのはプロ選手となった吉永啓之輔が保持する65-70kg級王座に、同階級ランキング1位の佐野哲也が挑戦する一戦。両者はこれで3度目。初対決となった2008年12月の『第4戦』では、終始吉永が試合を優位に進めていたのだが、残り1秒のところで佐野が飛びヒザで逆転勝利。あの前田代表に「プロの試合を含めて、ここ5年間くらいに見た中で一番いい試合でした」と言わしめたほどの名勝負だった。
 そして65-70kgトーナメントにエントリーした両者は、見事に決勝戦の舞台まで勝ち上がり、最初の対戦から1年後の2009年12月に行われた『第9戦』で運命の再戦。今度は吉永が打撃で佐野を圧倒してTKO勝ち。吉永はトーナメントで優勝してベルトを巻くと、その後リングスとプロ契約。両者は別々の道を歩むのかと思われたが、佐野は吉永と決着をつけるべくランキングトーナメントで優勝し、タイトルへの挑戦権を獲得。アウトサイダーが誇る名勝負数え唄にして、1勝1敗で迎えた完全決着戦! 時が来た!
 リングを回りながらローを打っていた佐野に対し、パンチからのヒザで飛び込んできた吉永。そこに佐野が組み付いていくと、吉永が引き込んだのか、佐野が押し倒したのか微妙なテイクダウン。だが、そこからすぐに動きがないとアウトサイダーは比較的早めにブレイクがかかる。それでも打撃勝負を挑もうとする吉永に対し、佐野は組み付いてテイクダウンを奪っていくという展開に。
 2R、吉永の前蹴りをキャッチしてテイクダウンしていった差のだが、その際吉永はフロントチョークを狙う。かなりガッチリ極まっているように思えたが、佐野は首を抜くことに成功。上から抑え付けながらコーナー近くまで移動した佐野は、パスを狙ったが吉永がそれを許さずブレイクがかかる。佐野の顔面から出血が見られたためドクターチェックが入ったが、再開直後に吉永のハイキックがヒット。すぐに組み付いてテイクダウンすることで凌いだ佐野だが、ブレイクがかかった直後、吉永はさらにヒザで飛び込んでいく。クリーンヒットこそしなかったが、佐野の出血箇所から血しぶきが飛び散る。すぐに立ちがあった佐野は猪木−アリ状態となるが、ここで試合終了のゴング。
 判定の結果は3-0で吉永。テイクダウンの数は圧倒的に佐野のほうが多いのだが、ブレイクが早めにかかるのに倒したあと積極的に攻められなかったことと、その逆に吉永は倒れる際にフロントチョークを極めてみせたり、吉永の打撃が派手に当たったような"印象"を残すことが出来た。その差か? ただ試合後、マイクを持った吉永は「みんなの言いたいことは分かるんで、アウトサイダーは判定じゃダメですよね」と語り、佐野も判定には納得出来ていない様子だった。

 5月の『第16戦』で強敵Ryoを下して初防衛に成功した伊澤寿人が保持する70-75kg級王座には、昨年10月『第13戦』でのトーナメント決勝で伊達と対戦した際には惜しくも判定で敗れた谷博幸が挑戦。
 2R闘って0-0のドロー判定だったため、1Rの延長R(マストシステム)へ。伊澤のヒザ蹴りはローブローになってしまう。口頭注意が与えられ、やや追い込まれた感じの伊澤だったが、谷が勝負を賭けて前に出ようとしたところに伊澤のハイキックがドンピシャでヒットしてダウン! その後谷は立ち上がり試合は再開されたが、結局判定へ。だが、1度ダウンを奪っている伊澤が文句なしの判定勝ち! 2度目の防衛に成功した。
 幕大輔が保持する60-65kg級王座には、沖縄の選手である安谷屋智弘が挑戦。2月以来の試合となる幕だが、会見では最近は仕事と家庭のことで練習時間があまり取れないため、格闘技を続けるかどうか悩んでいると語っていた。
 テイクダウンした幕をフロントチョークに捕らえた安谷屋だったが、首を抜いた幕は逆にフロントチョークを極めて勝利。ブランクを感じさせず盤石の王座防衛だったが、試合後幕は「先日ウチの娘が入院しちゃいまして、本当に家族を大切にしなきゃいけないなと思ったので、今日はこの重荷を下ろしてしばらくリングから離れようかなと思います。いままでどうもありがとうございました」と王座返上を示唆する発言をした。

111113_Outsider19-2.jpg 今大会もう1つの目玉だった対抗戦。5月の『第16戦』で行われたアウトサイダーとロシア特殊部隊の対抗戦は、ロシアが3戦全勝と圧倒的な強さを誇った。そこで今回はアウトサイダー、パンクラスP's LAB、ZSTのプロ連合軍で出陣することに。だが、前回谷博幸を秒殺したニコバガマエフ バガマが負傷欠場となったため、ZSTの山本勇気との対戦が中止に。
 ロシアとの対抗戦が2試合となってしまったが、まず前回黒石高大を秒殺したキリーフ コンスタンティンとP's LABの依光健太郎が対戦。鋭いローや回転の速いパンチを打ちまくっていったコンスタンティンは、依光が前に出て来ると、下がりながらガードを堅め、追いかけてきた依光をパンチの連打で迎撃。一気にパンチの打ち合いになったが、その中でコンスタンティンのパンチがヒットして依光がダウン! その瞬間、セコンドがタオルを投入し、コンスタンティンが圧倒的な強さで勝利した。
 一方、前回宮永一輝を秒殺したクラット ピターリとはアウトサイダー代表のRyoが対戦。ノーガードだったりトリッキーな動きだったりでピターリを翻弄していったRyoは、タックルでテイクダウンを奪う。ここでもトリッキーな動きを織り交ぜながらパウンドを落としていき試合を優勢に進めていたRyo。下から腕十字を狙ったピターリに対し、うまく防御したRyoは逆に腕十字を仕掛けていったが、その直後に1R終了のゴング。2RもRyoがテイクダウンを奪い、優勢に進めていたのだが、フックをもらってグラッとしたRyoに強烈な打撃で畳みかけようとするピターリ。Ryoはタックルを狙うが、うまく切ったピターリはパンチからヒザを叩き込んでダウンを奪う!
 どうにか立ち上がったRyoだったが、ショートアッパーを連打していきガードを固めたRyoに再びヒザを叩き込む。ここでレフェリーが試合をストップし、ピターリの逆転勝ち! この結果、ロシアがまたしても2戦全勝。また、前田代表が「ブラジルが1勝出来ればいいと思っていた」という日本にあるブラジル人コミュニティにいるブラジリアン柔術軍団との対抗戦では、アウトサイダー軍が3戦全勝で圧勝した。

111113_Outsider19-3.jpg ワンマッチには獣神サンダーシバターやシバターウォリアーなど、プロレスLOVEを感じるリングネーム&ファイトスタイルで、アウトサイダーでも話題を呼んでいる"リアルアマプロレスラー"のシバターが、今回ジ・アンダーテイカー化しザ・シバター・テイカーとして出場。
 黒帽子に黒マント、そしてあのテーマ曲と墓堀人スタイル時代のテイカーと化して登場したシバターは、睨み合う際も白目! さらに試合開始のゴングが鳴ると観客に手拍子を求めていくが、対戦相手の吉井優は容赦なくそこに襲いかかっていく。明らかにオーバーアクションと思えるド派手は挑発をしたシバターは、吉井のタックルを切って蹴っていくが、相手がグラウンド状態だっため注意が与えられる。なおも大きく振りかぶってのモンゴリアンチョップを出していったシバターに対し、組み付いていってテイクダウンを狙った吉井だったが、シバターは下から腕十字を極めてギブアップを奪ってみせた。
 シバターワールド全開だったのに、勝利してしまったことで、勝利者賞を手渡す前田代表もバカ負けした様子で笑顔で手渡していた。そんなシバターは前田代表と並んで記念撮影する際も白目だった......
 また、"Mr.アウトサイダー"黒石高大が地元・横浜の大会に登場ということで、名前がコールされた際には無数のジェット風船が宙を舞った。場内から「殺せ!」コールも起こる中、対戦相手の滝沢雄太はパンチで前に出たが、これをかわした黒石はハイキックを叩き込んでいきなりダウンを奪う! 立ち上がった滝沢はなおも蹴ってくる黒石の蹴り足をキャッチするが、振り払った黒石はなおもミドルキックを叩き込む。再び蹴り足をキャッチした滝沢あったが、飛び付いていった黒石は下から腕十字を狙う。
 さらに三角絞めに移行し、滝沢が逃れようとするほどに極まっていき、最後はタップアウト! 格闘家として見事な成長を見せた黒石は「今日は試合を受けてくれた滝澤君に本当に感謝です。勝って当たり前といったら滝澤君に悪いけど、3日前に受けてくれて本当に感謝です。自分は毎日練習しているんで。格闘家の才能ないんでちょっとずつ強くなるんで」と言うと、コーチに向かって「『お前をアウトサイダーで一番強くする』って言葉忘れないですから」と言って場内を沸かせた。

 なお、大会終了後、前田代表は圧倒的な強さを見せたロシア勢はリングス本戦に出場する可能性が強いことを示唆。タイトルマッチも選手のレベルが上がったことで3分2R延長1Rでは短いとして、5分2Rにするか検討するという。さらに今大会では「次のステージへ」とリングス本戦に参戦を希望するアウトサイダーの選手が何人かいたが、そういう選手はまず来年1月9日に予定している『BATTLE GENESIS vol.9』(新宿FACE)に出してリングス本戦に出られるかどうかを査定するとのこと。
 さらに「今回(2012年の)3月に旗揚げするのと、今までのリングスで問題があるとすればね、今までのリングスはヘビー級しかやってないんですよ。例えばオランダで中量級っていうと85kgしかいないんですよ。ロシアは今日来た連中が一番軽い。70〜75kgの選手はアレしかいない。実地で自分の目で見て探しているが、ヘビー級の選手で日本人がいないんで、ヘビー級に関してはまぁ90kg前後(を考えている)」とコメント。まずは日本人選手では大山峻護に声をかけるという。

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼第1試合 シングルマッチ 体重Limit68kg
《ストリート無敗 格闘技集団CLUTCH代表》○情野雄也
1R 2分3秒 チョークスリーパー→ギブアップ
《和田会会長 茨城水戸のドーベルマン》●和田正勝

▼第2試合 シングルマッチ 体重Limit75kg
《格闘技チーム THE BAD BRAIN'S TRIBE代表》●泰成
1R 2分49秒 チョークスリーパー→ギブアップ
《現役医大生代表 延命ブラックジャック》○広川健信

▼第3試合 シングルマッチ 体重Limit60kg
《ヨコハマ・メタルシティ 陵辱キング》○土橋政春
判定2-0
《渋谷・飛車角道場 爆裂猛虎》●佐藤翔太郎

▼第4試合 シングルマッチ 体重Limit62kg
《栃木のスーパーサイヤ人 リアル孫悟空》●零羽カカロット
1R 34秒 フロントチョーク→ドクターストップ(ドクターの赤タオル投入)
《鶴見のハリケーン》○岩本一貴

▼第5試合 シングルマッチ 体重Limi63kg
《沖縄 猛毒ゴーヤファイター》○宮良好明
判定2-0
《横濱地獄族 第二十四代総長》●統好

▼第6試合 シングルマッチ 体重Limit58kg
《市川の格闘ジェネラル》●将軍
ドクターストップのため不戦勝
《破壊力:A スピード:A ダイバー・ダウン》○駒沢孝行

▼第7試合 シングルマッチ 体重Limit62kg
《杉並デンジャラス 鉄拳の貴公子》●中仁
1R 2分35秒 チョークスリーパー→レフェリーストップ
《千葉の不良掃除屋》○松元仁志

▼第8試合 シングルマッチ 体重Limit64kg
《日本×ブラジル 若きハイブリッド柔術家》○ジエメルソン・ハタ
2R 1分0秒 腕十字固め
《喧嘩百年 格闘チーム野中動物園 園長》●野中正義

▼第9試合 シングルマッチ 体重Limit63kg
《アウトサイダーグラウンドバウンサー 茨城土浦のケンカ道化師》●ピエロ大塚
1R 20秒 パンチ連打→レフェリーストップ(ドクターの赤タオル投入)
《一発逆転 信州の人生ドリーマー》○藤本博基

▼第10試合 シングルマッチ 体重Limit64kg
《栃木 漆黒の流星》●手塚勇太
判定0-2
《足立のバイオレンス・ピエタ 格闘チームG-STEP代表》○RYO

▼第11試合 シングルマッチ 体重Limit62kg
《格闘集団CARASの一撃拳神》○樋口武大
1R 24秒 膝十字固め
《大阪TEAM KINGのマサカリ》●金太郎

▼第12試合 シングルマッチ 体重Limit70kg
《鹿島灘のエンドレス・マシンガン》○茂木優樹
1R 1分58秒 パンチ連打→レフェリーストップ(赤タオル投入)
《パウンド・フォー・パウンド ワンパン帝王》●YASUAKI

▼第13試合 シングルマッチ 体重Limit70kg
《道志のグラップラー》●飯田健夫
判定0-2
《チームST パンク・グラウンダー》○長田岳大

▼第14試合 シングルマッチ 体重Limit65kg
《福岡相良のパウンドファイター》△田上健太
判定1-1 ドロー
《最強セキュリティーチーム3POUNDの一撃天使》△MASATO

▼第15試合 シングルマッチ 体重Limit68kg
《茨城の突撃闘将 イケイケ沼コンバ》○沼尻和之
1R 2分43秒 パウンドパンチ連打→レフェリーストップ
《Show You Japanese Yankee!》●庵野隆馬

▼第16試合 65-70kg級ランキング戦 同級2位 体重Limit65-70kg
《九州天下一武闘会 逆襲の特攻隊長》△浦野貴之
2R 3分0秒 ドロー
《チーム道志BIFの暴れん坊》△藤田雄祐
※浦野がランキング2位の座を防衛

▼第17試合 シングルマッチ 体重Limit67kg
《骨肉裁断 3POUNDの剛腕》●渥美学
2R 4秒 TKO(2ダウン)
《陸の王者からの刺客 若き血 慶応義塾最強ボーイ》○鯉沼衆斉

▼第18試合 シングルマッチ 体重Limit95kg
《リアルアマプロレスラー》○ザ・シバター・テイカー
1R 1分7秒 腕ひしぎ十字固め
《町田のモンスター兄弟 進撃の暴力ビースト》●吉井優

▼第19試合 シングルマッチ 体重Limit71kg
《湾岸エリアの覇龍》△鳥海誠
判定0-0 ドロー
《群馬のアウトロー魂》△萩原裕介

▼第20試合 シングルマッチ 無差別級
《相模の金狼》●山田史博
2R 1分44秒 足の負傷によりドクターストップ(ドクターの赤タオル投入)
《焼津の暴力マリア》○宮永一輝

▼第21試合 シングルマッチ 体重Limit65kg
《横浜義道会初代総長 濱の狂犬》○黒石高大
1R 1分58秒 三角絞め→レフェリーストップ
●滝沢雄太

▼第22試合 日系ブラジル柔術軍団対抗戦 体重Limit70kg
《沖縄道場 闘心の毒蛇》○熊澤伸哉
1R 2分46秒 アームロック→ギブアップ
《ブラジリアン柔術セレソン》●ヘンリ・カキウチ・ヴォルベリン

▼第23試合 日系ブラジル柔術軍団対抗戦 体重Limit77kg
《神速》○ソルジャーボーイ一樹
2R 51秒 パウンドパンチ連打→レフェリーストップ
《TEAM COMBATの若きプリンス》●チアゴ・シオカワ

▼第24試合 日系ブラジル柔術軍団対抗戦 体重Limit75kg
《法曹界の最強戦士 人権派 柔術弁護士》○堀鉄平
判定2-0
《ブラジリアン柔術カルナバルボンバー》●ウィリアム・オナヤ

▼第25試合 ロシア対抗戦 体重Limit71kg
《マッスルクールガイ》●依光健太郎(パンクラスP's LAB)
1R 56秒 TKO(セコンドタオル投入)
《あまり私を怒らせない方がいい シベリアの狂犬》○キリーフ コンスタンティン

▼第26試合 ロシア対抗戦 体重Limit73kg
《柔道四段 格闘技界のトリッキー・ガチャピン》●Ryo
2R 2分55秒 TKO(2ダウン)
《コマンドサンボ提督 技のマトリョーシカ》○クラット ピターリ

▼第27試合 プロフェッショナルワンマッチ 体重Limit65kg
《北九州 小倉の拳神》△アパッチ小次郎
2R 5分0秒 判定0-0
《キック名門・東海大学 ZSTのデスサイズ》△金井塚信之(チームZST)

▼第28試合 60-65kg級チャンピオンマッチ 体重Limi60-65kg
[王 者]《寝ても立ってもフルボッコ 取手の拳帝》○幕大輔
1R 1分49秒 フロントチョークスリーパー
[挑戦者]《沖縄道場チーム 荒ぶる闘心》●安谷屋智弘(ランキング1位)
※初代王者・幕が初防衛に成功

▼第29試合 70-75kg級チャンピオンマッチ 体重Limit70-75kg
[王 者]《アブダビコマンダー》○伊澤寿人
2R 3分 ドロー 延長R 判定3-0
[挑戦者]《鳳凰天女 チームWEEDの斬り込み隊長》●谷博幸(ランキング1位)
※初代王者・伊澤の2度目の防衛に成功

▼第30試合 65-70kg級チャンピオンマッチ 体重Limit65-70kg
[王 者]《キング・オブ・アウトサイダー 格闘彫師》○吉永啓之輔
判定3-0
[挑戦者]《第4回大会MVP リアル神代ユウ》●佐野哲也(ランキング1位)
※初代王者・吉永が初防衛に成功

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