天龍のプロレス35周年記念試合に、武藤全日本での歴代三冠王者が集結!"最初の頃の三冠王者"として天龍も健介と意地のチョップ合戦!

111110_TenryuProject-1.jpg天龍プロジェクト
天龍源一郎プロレス35周年記念興行
Revolution
~WE ALL WANT TO CHANGE THE WORLD~
日時:11月10日(木)開始:18:30
場所:後楽園ホール
観衆:1522人(満員)

 10日、後楽園ホールで行われた天龍プロジェクト『天龍源一郎プロレス35周年記念興行 Revolution〜WE ALL WANT TO CHANGE THE WORLD〜』。天龍のレスラー生活35周年を記念した大会ということで、第1試合の百田光雄&グレート小鹿のパートナーXとして、いきなり天龍が登場! しかも対戦相手の泉田純佑、菊地毅、志賀賢太郎も馬場全日本出身ということもあり、両チームとも『NTVスポーツテーマ』で入場。名前をコールしたのは木原リングアナで、試合を裁いたのは和田京平レフェリー。まさしく馬場全日本が甦る一戦となった。

 天龍との対戦では異様にテンションが上がる菊地は、百田と対戦していても控えの天龍が気になって仕方がない様子。「テメーどこ見てんだ!」と襲いかかっていった百田。さらに小鹿も泉田に対してダブルチョップからのココナッツクラッシュを決めていく。
 志賀組も3人がかりで天龍に向かって行くが、天龍は逆水平チョップとグーパンチで蹴散らしていく。小鹿も天龍に触発されるようにアイアンクローでエプロンの菊地を捕まえると、そのままリングに引きずり込む。ならばと志賀がヘッドバットを連打していくと、小鹿は志賀を羽交い締めに。そこに天龍が入ってきて逆水平チョップを打っていくが、志賀がかわして誤爆!
 だが、ロープに飛んだ志賀にダブルのカウンターチョップをお見舞いした天龍と小鹿。百田も志賀組の3人をコーナーに押し込んでまとめてチョップを打っていく。志賀もグラウンドコブラを返していくが、カウント2で返した百田は「源ちゃん!」と叫んで志賀を天龍に向かってホイップ。待っていた天龍が逆水平チョップを叩き込んだところを百田が丸め込むがカウントは2。ならばと百田はバックを取った志賀をサムソンクラッチで丸め込んで3カウントを奪った。
 試合後、池上本願寺にある力道山の銅像に天龍の名前が刻み込まれたことが発表されると、その後も天龍と縁のあるドラゴンゲートの提供試合や、かつて天龍にボコボコに殴られた神取忍が元WARのウルティモ・ドラゴンと組んでミックスドマッチを行ったり、グレート・カブキが"カブキの隠し子"と言われているTHE KABUKIと親子タッグを組んで『ヤンキーステイション』に乗せてヌンチャクパフォーマンスの共演を見せれば、冬木軍のテーマ曲だった『Shoot It '95』に乗って入場してきた金村キンタロー&邪道&外道に対し、最後はカブキとTAJIRIのダブル毒霧を食らった金村にTHE KABUKIがトラースキックを叩き込んで勝利といった感じで、天龍の35周年に華を添えた。

111110_TenryuProject-2.jpg メインでは全日本プロレスの歴代三冠ヘビー級王者の中から天龍、鈴木みのる、諏訪魔、佐々木健介、小島聡、太陽ケアの6人が集結! 馬場全日本時代にも三冠王者になったことのある天龍以外は、武藤全日本になってからの三冠王者が集まった形となった。天龍とタッグを組むのは、かつて外敵軍として一緒に新日本マットで暴れ回った鈴木と、その鈴木と激闘を繰り広げてきた諏訪魔。
 第1試合のときは濃紺のロングガウンで登場した天龍だったが、メインではレボリューションジャンパーを着て登場! すると鈴木がロープを開ける。それを見た諏訪魔もロープを開け、天龍を迎え入れた。すると天龍は自ら先発を買って出ていき、健介を指名。いきなり額をくっつけて睨み合った両者は激しい逆水平チョップ合戦を展開! お互い胸を真っ赤にして何発も何発もチョップを打ち合いが、どちらも倒れないし、止めない。大「天龍」コールの中、フラっとなった天龍はグーパンチで健介をダウンさせると、そこに入ってきてケアと小島を逆水平チョップで蹴散らしていき、鈴木にタッチ。
 ニヤリと笑った鈴木がGURENTAI時代の盟友であるケアと久しぶりに相対していると、控えの天龍が健介に向かってペットボトルを投げつける。邪魔された鈴木は天龍を睨み付けると、ケアと激しいフロントキック合戦。そしてまるでチョップを打つように諏訪魔にタッチすると、諏訪魔は小島を指名! 諏訪魔と小島といえば、小島が全日本を退団するときに諏訪魔が痛烈に批判した因縁があり、もはや対戦することは二度とないと思われていた顔合わせ。
 ロープに押し込んでいった諏訪魔が離れ際に張り手を見舞っていくと、小島もエルボーで反撃。しかしお互いに喧嘩腰で髪の毛を掴み合うと、諏訪魔が殴って蹴り飛ばす。京平レフェリーがどうにか2人を分けて「やめろ、コラ!」と一喝すると、諏訪魔はロープに飛んでショルダータックル。しかし小島も倒れずショルダータックル合戦に。そこから諏訪魔がカウンターのダブルチョップを見舞うと、ショルダータックルでなぎ倒す。
 小島を場外に放り出した諏訪魔はイスを思い切り振り下ろすと、リングに戻って今度はサッカーボールキック。大の字に倒れた小島を上から見下ろした諏訪魔は、ジャンピング・エルボードロップを落とすと、控えの天龍、鈴木のところに行くが、2人ともタッチに応じる気がまつでない。仕方なくなおも小島を攻撃しようとした諏訪魔だが、鈴木がその諏訪魔を叩くようにタッチ。

111110_TenryuProject-3.jpg 鈴木が天龍ばりのグーパンチと逆水平チョップを見せると天龍にタッチ。長い間捕まっていた小島が何とか健介にタッチすると、健介の強烈な逆水平チョップに天龍がダウン。健介が逆片エビ固めに捕らえていくと、鈴木がカットに入ったのだが、鈴木は倒れている天龍にもストンピング! さらに文句をつける諏訪魔に向かっても「何だ、テメーは!」と食ってかかる。
 その後もケアに捕まってしまった天龍に対し、鈴木は「終わりか?」と挑発するように檄を飛ばすと、健介も「立て、天龍!」と叫ぶ。ケアの猛攻を何とか耐え抜いた天龍。その後も小島vs.諏訪魔の激しいやり合いに鈴木がうまく加わっていく展開に。そして鈴木が天龍にタッチすると、チームワークでは一枚上の健介組はトレイン攻撃→ケア&小島の合体河津落とし→健介のストラングルホールドγと決めていく。
 天龍の絶体絶命のピンチにさすがに鈴木と諏訪魔も2人がかりでカットに入ると、何とケアを合体フロントキックで吹っ飛ばし、小島にはダブルのドロップキックをお見舞い! 見事な連係を見せた鈴木と諏訪魔だが、天龍は鈴木をどかすと諏訪魔とサンドイッチラリアット! そこから6選手がそれぞれの得意技を次々に繰り出していくと、リング上に残ったのは天龍と健介の2人に。試合も25分を経過したが、天龍と健介はお互いに胸を真っ赤に腫らしながら魂のチョップ合戦を展開!
 健介も61歳の天龍相手にまったく手加減することなく、強烈なチョップを何発も叩き込むが、天龍も足の怪我が完治していないにもかかわらず、しっかり踏ん張って倒れない。それでも長い打ち合いになればやはり健介が優勢。思わず天龍がグラッときたところで健介はラリアットを多々既婚江なぎ倒すが、天龍もカウント3を許さない。健介も「来い!」と胸を突き出し敢えて天龍のチョップを受け止めると、健介のチョップを堪えた天龍はグーパンチ。鈴木も諏訪魔も必死に檄を飛ばすが、また健介はラリアットでなぎ倒す。しかしカバーにはいかない。
 痛みが伝わる鈍い音が館内に響き渡る中、どうにか立ち上がった天龍に胸を突き出していく健介。天龍もチョップを打ったあと、健介のチョップを受け止めるが、さすがに大きくグラつく。それでも天龍が倒れないと見るや健介はノーザンライトボムを狙ったが、天龍は踏ん張る。すると健介はブレーンバスターにチェンジし、天龍を強引に投げていった。すでにチョップ合戦で力尽きていた天龍は、そのまま3カウントを聞き健介が勝利。

111110_TenryuProject-4.jpg 試合後、健介が「天龍さん、このバケモノ! 今日、思い切りチョップ、ありがとうございました。まだまだまだ天龍さん、寝転がってる場合じゃないよ! 立ってくれ! 天龍!」と倒れた天龍に檄を飛ばすと、天龍は自力で立とうとするが、思わず横にいた諏訪魔が支えるほどのダメージ。
 それでもマイクを持った天龍は「俺が歴代の三冠チャンピオンの凄さを、最初の頃のチャンピオンとして身に刻むことが出来たよ。ありがとうございました。いまの三冠チャンピオンにも、これを聞いている三冠チャンピオンにも、もっともっと一生懸命盛り上げていって防衛していってほしいと思います。天龍源一郎の35周年にこんなにたくさんの人が集まってくれて本当にありがとうございます。最近はマットの掃除ばかりしてますが、こんあにたくさんの人声を枯らして応援してくれているので、もう少し頑張ります。今日は本当にありがとうございました」と挨拶し、最後は「エイエイオー」の3連発で大会を締めくくった。
 インタビュースペースでは諏訪魔と並んでコメントを出した天龍。健介との激しいチョップ合戦を振り返って「健介って不器用だからね。あれが健介の最大限の俺に対するお祝いだと思うんだよね。手を抜かないでやるっていうの。それはそれで俺もやってて自分に火を付けられる部分ってありましたから。くじけそうな気持ちが、『このクソガキ!』って思って向かっていけた。ここのところ自分の体調不良で、しぼんでいる俺がいたんですよね。それを健介が火を付けてくれて、最後にあんな捨て台詞か褒め言葉か言ってくれたっていうのは逆に健介らしいなと思います」と語った天龍。
 そして最後に「今日は久しぶりにプロレスを堪能しました。もう、腹いっぱいですよ。何て言うのかな......実るの秋だろうけど......みのるって言っても鈴木みのるじゃないよ。実るの秋だけど、今日はプロレスでもお腹いっぱいになりましたよ。これで、しばらくは冬眠できると思ってますよ」と言って笑顔を見せた。だが、天龍はまだまだ冬眠する気などサラサラない!

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼第1試合 ALL JAPAN SPRIT 6人タッグマッチ 30本1本勝負
○百田光雄(フリー)/グレート小鹿(大日本プロレス)/天龍源一郎
10分53秒 サムソンクラッチ
泉田純佑(プロレスリング頑)/菊地毅(プロレスリング頑)/●志賀賢太郎(フリー)

▼第2試合 DRAGON GATE提供試合 30分1本勝負
○ドン・フジイ/新井健一郎
9分41秒 ナイスジャーマン
●横須賀享/K-ness.

▼第3試合 スペシャルミックスドマッチ 30分1本勝負
神取忍(LLPW)/○ウルティモ・ドラゴン(闘龍門MEXICO)
11分47秒 逆さ押さえ込み
●井上京子(ディアナ)/ザ・グレート・サスケ(みちのくプロレス)

▼第4試合 burst 30分1本勝負
折原昌夫(メビウス)/●土方隆司(フリー)
13分59秒 ドラゴンスープレックス→エビ固め
○大谷晋二郎(ZERO1)/横山佳和(ZERO1)

▼第5試合 〜伝承〜 30分1本勝負
ザ・グレート・カブキ/TAJIRI(SMASH)/○THE KABUKI
11分22秒 トラースキック→エビ固め
●金村キンタロー(アパッチプロレス軍)/邪道(新日本プロレス)/外道(新日本プロレス)

▼第6試合 THE プロレス 45分1本勝負
●嵐(フリー)
6分48秒 ボディプレス→体固め
○曙(フリー)

▼第7試合 三冠王者プレミアムマッチ 時間無制限1本勝負
●天龍源一郎/鈴木みのる(パンクラスMISSION)/諏訪魔(全日本プロレス)
29分42秒 ブレーンバスター→体固め
○佐々木健介(健介オフィス)/小島聡(新日本プロレス)/太陽ケア(全日本プロレス)

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