都が澤と60分1本勝負でバチバチファイト!?安定なんていらない『崖のふち』も、やりすぎぐらいがちょうどいい!

111020_GakePro-1.jpg崖のふちプロレス
崖のふちプロレス第五戦
日時:10月20日(木)開始:19:30
場所:蕨・レッスルアリーナ
観衆:124人(超満員)

 20日、埼玉県・蕨のレッスルアリーナで行われた『崖のふちプロレス第五戦』。"ダンシングクィーン"松本都が主宰する崖のふちプロレスも第五戦となったが、今回は10・15アイスリボン道場マッチのエンディングに乱入した都から、突如大会開催が発表された。しかし今回の相手が11・9ZERO1後楽園ホール大会で引退することが決まっているバトラーツの澤宗紀だったこともあり、わずか5日間しかなかったにも関わらず、超満員となる124人もの観客が詰めかけた!
 しかもオープニングで都は「崖のふち=五番勝負というイメージを持っていた方が多かったと思いますが、今日は違うんですよ! 崖のふちに安定などいらない! 今日は60分1本勝負で行いたいと思います。私もバチバチ系で売ってきたので、非常に楽しみです!」と豪語。

 澤がまず握手を求めていくと、都は張り手。試合が始まり、まずはお互いに探り合い。そして澤が自ら寝転んでグラウンド勝負を要求すると、都はその隣に寝転んでグラビアポーズ。思わず「そう来るか」と呟いた澤だが、不意打ちの張り手! 前日のユニオンプロレス新宿大会でロープに顔面を強打し、右頬辺りがまだ腫れていた都は、この一発で早くも大きなダメージ! それでも張り手を返した都は「来い!」と挑発するが後ずさり......。
 澤がローキックからアキレス腱固め、ヒザ十字と持ち込むと、都は「痛い! もう嫌だ!」と嘆きながらもロープに脱出。それでも都がローキックやエルボーで反撃すると、澤はまたしても容赦ない張り手。「痛い」と頬を抑えながらも立ち上がった都は、澤の串刺し攻撃をかわすと、強烈な串刺しラリアット! 澤も「効くなぁ」と思わず漏らすほど。なおもグーパンチで殴っていく都に対し、澤は張り手をバチバチと叩き込む。
 号泣しながら「痛くなんかないぞ!」と自らに言い聞かせた都は、ローキックの連打で澤にヒザをつかせると顔面にハイキック。澤も「痛くなんかないぞ!」と自らに言い聞かせてロープに飛ぶが、都のカウンターのラリアットを食らって大きく吹っ飛び、場外にエスケープ。場外で都の背中を思い切り澤が蹴っていくと、激怒した都はエルボーを連打! さらにイスまで持ち出し、澤と共にイスを持ってリングに戻る。すると......

111020_GakePro-2.jpg そして両者がイスに座ると、突如『朝生』の曲が流れ、田原総一朗ばりに特別リングアナの藤本つかさが「では討論のテーマはできちゃった結婚について」と突然お題を発表。突然話を振られた澤は「何なんだ、この大会は。恐ろしい大会だ!」と戸惑いながらも、できちゃった結婚を肯定する意見。対する都は頬の痛みで泣きながらもできちゃった結婚について否定派の意見。すると、突如某専門誌の大家健のコラムで離婚したことを暴露された木曽レフェリーが割って入り、ラチが開かないからと観客に多数決を求める。
 その結果、観客は肯定派の意見が多かった。その結果を目の当たりにした都は、その怒りをぶつけるように澤に奇襲攻撃! 澤も「できちゃったエルボー!」で応戦し、再び場外戦へ。都は花道で澤に対して掟破りのお卍固め! そのまま揉み合うように、両者イスを手に再びリングに戻ると、今度はサイコロトークの曲が流れる。澤が出した目は「笑わせる話」。
 「一番キツイですよ」と困りながらも鉄板のマンモス半田ネタとフランケン吉野ネタで爆笑を取った澤に対し、都が出した目は「悲しい話」。都は崖のふちの最高顧問である杉本彩さんとの悲しい話を披露。そこにまたしても木曽レフェリーが入ってきて、「悲しい話パート2」を披露することになったのだが、大したオチもつかなそうだと判断され、話の途中で都と澤は試合を再開!
 都は葛西純の得意技であるリバース・タイガードライバーを狙うが、リバースで切り返した澤はそのまま変型シュバインのような体勢で都をマットに叩き付ける。それでも都は立ち上がり、ローと張り手の連打で澤をコーナーに押し込んでいき、「このバカ男」と叫びながら踏みつける。澤もベースボール・スライドを返すと、「よし、やり合おうぜ」と言ってリング中央で座り込む。
 真正面からバチバチやり合うかと思いきや、都は意表を突いてボディブローを連打! さらに馬乗りになってチョーク攻撃。そこから場外戦になると、澤は都を壁に叩き付けていくが、ここで藤本が再びリングに上がり「崖のふちグランプリ、略してG1! 次の方どうぞ!」と呼び込むと、『M-1グランプリ』の出囃子が流れ思わず2人並んでリングに戻った都と澤。
 「2人揃ってモイスチャーブルドッグです! プロレス界イチの芸人を決めるG1ですから張り切っていきましょうよ!」といきなり漫才を始める都に対し、澤は「そういうことはもう少し早く言ってくださいよ。松本さんはかなり変わってますよね」と困り果てながらも「エチュードって知ってますか? お客さんからお題をもらって即興の劇をやるってやつなんですけど」と言って、2人でエチュードをすることに。
 観客から「ハロウィン」というお題をもらってエチュードというか、ミニコントを始めたモイスチャーブルドッグだが、グダグダの展開に。とりあえず都が"ローマ法王6世"のモノマネをして強引に締めくくると、両者は再び場外乱闘をしたまま会場の外に姿を消した。

111020_GakePro-3.jpg 藤本がしばらくの間を場を繋いでいると、澤のもう1つの顔であるランジェリー武藤と共に、コスチュームの上から水色のブラジャーをし、ちょび髭を付けた"ランジェリー都"も登場! 両者がリングに上がると、フラッシュライトが点滅し、往年の『マッスル』を彷彿させるようなスローモーションの攻防が繰り広げられる!
 ヒザの痛みに耐えながらランジェリー武藤がシャイニング・ウィザードを放つが、これをかわしたランジェリー都。それでも何とかシャイニングを叩き込んだ武藤はムーンサルトを狙ってコーナーへ。だが、予想通り転落すると、そこに都が飛び付いていき高角度DDTで叩き付けていって3カウント!
 48分49秒の熱戦(?)を制した都に対し、ランジェリー武藤が握手を求めていくと、都はやっぱり張り手。ランジェリー武藤が去って行くと、都は「バチバチで売ってきている私なので、澤さんのバチバチ精神を私が受け継いでいきたいと思います。澤さんの引退はめっちゃ寂しいんですけど、崖のふち第五戦は色々な意味で忘れられない興行になりました。今までにないスタイルだったんですごく心配だったんですけど、事故ってはいなかったですか? まさにガチなスタイルの崖のふちプロレス!」と挨拶。
 そこに真っ白のワンピースを着た澤が登場。澤は「松本さん、大丈夫ですか、顔? バチバチやりすぎたんじゃないですか?」と都を心配した瞬間、不意打ちの張り手! 「松本さん、プロレスっていうのは何をやってもいいんですよ。やりすぎぐらいがちょうどいいっていうのは、いつ終わるか分からないからやったモノ勝ちって意味なんですよ。さっきのパンチ痛かったんだよ。耳って(苦笑)。すごいバチバチファイターだと思います。俺の予想もつかない耳を殴るって(笑)」と都をバチバチファイターに認定。
 そして最後は澤がハイテンションで『鉄腕アトム』を歌い出すと、都、藤本、木曽レフェリー、さらに124人の観客も総立ちになって歌い出し、場内が謎の幸福感に包まれる! しかも2番は澤が都バージョンの『鉄腕ミヤコ』に歌詞を変えて歌ってみせてから、「これからもやりすぎぐらいがちょうどいい松本都、崖のふちプロレス、そしてアイスリボンをよろしくお願いします!」と叫んで、何度も試合をしたレッスルアリーナに別れを告げた。

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼シングルマッチ 60分1本勝負
○松本都
48分49秒 飛びつきDDT→体固め
●澤宗紀(バトラーツ)

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