この試合がデビュー戦となる猫風マスクウーマンのMI・SA・KI。そのMI・SA・KIは腕の取りあいでヘッドスプリングを決めるなど、軽快な動き。首に足をかけてスクールボーイを決め、セカンドロープを踏み台にしてアームホイップを決めるなど、独特の動きを見せる。足を攻められると動きが止まるも、ジャイアントバックブリーカー、フットスタンプで反撃。逆片エビ固めで絞めあげた。
　DDT、頭部へのドロップキック、ノーザンライトスープレックスと攻められても、スイングDDTは阻止。腰へのドロップキックから背中へのミサイルキックを放った。ヒザ蹴り、飛び付きDDT、ジャーマンを凌ぐとジャーマンでやり返した。最後はスピードの乗ったランニングエルボーからリストクラッチ式みちのくドライバーIIのような形で落とすガト・シエンタテで3カウント奪取。デビュー戦を白星で飾った。

　メインの飯の友ランブルの前に、来場客によって実施した優勝予想クイズの結果が試合前に発表された。10位...超大物X（1票）、9位...川佐（2票）、8位...勇気（4票）、7位...勝（9票）、6位...ボリショイ（13票）、5位...ラビット（18票）、4位...吉江（21票）、3位...浩代萌え萌え（27票）、2位...植松（31票）、1位...美央（38票）。
　1分ごとに選手が入場する時間差バトルロイヤル。ボリショイと植松で試合が始まり、3番目に登場したラビットが植松にドロップキックを放つ。植松が「お前誰だ？」とにらみつけると、ラビットは丁寧に自己紹介。植松は「お前、小さいな。小ささもプロレスでは武器になる」と先輩らしい言葉を送る。植松がボリショイの夜の素顔を暴露しようとすると、ボリショイが慌てて攻撃。植松が反撃しようとするも、リングインした川佐に吹っ飛ばされた。植松は「お前誰だ？」と川佐と向かい合う。川佐はラビットと同じように自己紹介し「よろしくお願いします」と頭を下げた。植松は「いい体してるな。プロレスラーは体が勝負だ」とラビットとは逆の言葉。さらに勝がリングイン。植松は攻撃される前に蹴りを浴びせ「お前誰だ？」と一応聞くも、「どうでもいいわ！」と答えようとした勝を蹴り飛ばした。しかし、JWP勢が4人で植松が劣勢。「ボリショイで〜す」とベテランも自己紹介しながら植松にエルボーを放った。ヘッドロックの数珠つなぎになると、美央がリングイン。「チビ！　ガキ！　ババァ！」と言いながら1人ずつ蹴りを見舞う。勝が「私からしたらお前もババァだ！」とエルボーを放ち、さらに「厚化粧」と言ってしまう。キレた美央がハイキック。勇気がラビットをブレーンバスターでたたきつけると、勝も勇気と一緒にフォールし、ラビットを失格させた。
　『セーラームーン』の曲、巫女のコスプレで浩代萌え萌えがリングイン。「ブス！　空気読め！　顔と体を見ろ」と美央が口撃。植松が「あまりブスブス言うな。こんな顔してるけどな、心はすっごいきれいなんだよ。こんな顔をしているけど、気の利く子なんだよ」と守りながらも、精神的に痛めつけてしまう。植松は「ね？　松ちゃん」と振り返ったが、浩代の「萌え、萌え、ズッキュン！」を食らって失神。フォールされて退場した。勇気が浩代に恥ずかし固め。吉江が登場。川佐、勝が向かっていくが倒すこともできず、ダブルのタックルは逆に倒されてしまった。勇気＆ボリショイがフォールして新人2人が退場。美央は色気仕掛けで吉江に取り入る。しかし「萌え、萌え、ズッキュン！」を食らって暴走した吉江のボディーアタックを食らってしまった。吉江は慌てて「お医者さんいらっしゃいませんか？」と美央をお姫様抱っこ。浩代が後ろからタックルを食らわせ、美央がトップロープの上から場外に転落した。　
　最後に登場した超大物Xは『麺プロ!!2』でもXだったGAMI。浩代にメガホンの乱れ打ち。ボリショイがGAMIの手を取ってロープ渡りを決めると、浩代と勇気がロープを揺らす。それでも落ちないボリショイだったが、吉江がリングで受け身を取ると場外に転落した。浩代が吉江のバックを取り「あげるぞぉ〜」とブリッ子。「彩ちゃん！」と勇気の助けを求めたが、吉江は後ろに倒れ2人まとめて潰す。そのまま3カウントが叩かれたが、一番下にいた勇気だけが失格となった。見るに堪えない浩代のブリッ子にGAMIは「日曜の昼間に何してるねん」と蹴り。それでも浩代は「ブスじゃないもん」とキャラを崩さない。吉江はスティンクフェースで浩代にお仕置き。ここで大畠が乱入し「もうやめて！　確かに松ちゃんはかわいくないかも知れない。ここ（腕）はピチピチで加圧トレーニングみたいになってるし、コスチュームは着られなくて安全ピンで留めてるけど、頑張って生きてるんです！　ガンバレ、ブス！　ガンバレ、ブス！」と腕を突き上げながらコール。ボロボロとなった浩代にGAMI＆吉江がダブルタックル、ダブルのブレーンバスター。浩代はカウント2で返す。吉江がトドメを狙ってコーナーに上がると、場外の大畠がおにぎりを持ち「あ〜ん」と気を引く。吉江はおにぎりに手を伸ばしながらエプロンへ。GAMIも浩代のショルダースルーでエプロンに落ちた。浩代が「萌え、萌え、ズッキュン！」と放つと、2人は後ろを向いて「オエ〜」。その隙をついて浩代がボディーアタックを見舞い、2人同時に場外へ落として優勝を決めた。

　浩代は「ギガントウレシス〜」と喜びを爆発させる。「気持ち悪い」（大畠）、「帰って。次WAVEやから巻いて」（GAMI）と罵声が飛ぶも気にすることなく「11月6日の『麺プロ!!3』（新木場1stRING）でも浩代萌え萌えが見たいひと〜？　みなさん。ありがとう！　じゃあ、次も頑張るぅ〜。（四方に向かいながら）あなたの、あなたの、あなたの、あなたの、みーんなの浩代、萌え、萌え！」とポーズを決めた。　最後は出場選手がリングに上がり、Leonがマイク。「今日はありがとうございました。次回、11月6日の『麺プロ!!3』に向けて弾みがついたと思います。ヨネ！　今日のリベンジ...と言いたいところだけど、引退する前に米Leoでタッグを組もう！」と米Leoの復活を求める。米山は「最後に家元タッグを組もう。でも、弾みがついたというより、萌え萌えしか印象にないかな。でも、本心でカワイイと思います。また次も見たい人？　浩代萌え萌えの参戦と家元タッグが決定ということで『麺プロ!!3』も突っ走るぞ！」と応え、最後は「ラーメンとプロレスの友情タッグ『麺プロ!!3』！」のかけ声で締め括った。

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼第1試合　MI・SA・KIデビュー戦 30分1本勝負
〇MI・SA・KI
8分42秒　ガト・シエンタテ→片エビ固め
●渋谷シュウ

▼第2試合　ライス軍vsラーメン軍〜飯vs麺 30分1本勝負
入江茂弘／○下野佐和子
11分48秒　なんでやねん
ラーメンウーマン／●チャーシューウーマン with GM（ごはんマネジャー）飯田美花

▼第3試合　おにぎりラダーマッチ〜家元対決 30分1本勝負
○米山香織／チェリー
10分54秒　完食
●Leon／●永島千佳世

▼第4試合　飯の友ランブル 時間無制限
○浩代萌え萌え
21分31秒　オーバー・ザ・トップロープ
●吉江豊、●GAMI
＜入場順＞コマンドボリショイ、植松寿絵、ラビット美兎、川佐ナナ、勝愛実、紫雷美央、勇気彩、浩代萌え萌え、吉江豊、超大物X（GAMI）
＜退場順＞ラビット美兎、植松寿絵、勝愛実＆川佐ナナ、紫雷美央、コマンドボリショイ、勇気彩