マスカラス兄弟&初代タイガーの夢のトリオが、現役バリバリトリオに勝利!爆乳222cm砲は一夜限りのWゆずポンキック!

111007_Kamenkizoku-1.jpgDEPO MART 10周年記念興行
〜僕らの夢のオールスター戦〜
仮面貴族FIESTA2011
〜ミル・マスカラス来日40周年記念試合〜
日時:10月7日(金)開始:18:30
場所:後楽園ホール
観衆:1250人(超満員)

 7日、後楽園ホールでDEPO MART10周年記念興行〜僕らの夢のオールスター戦〜として行われた『仮面貴族FIESTA2011〜ミル・マスカラス来日40周年記念試合〜』。Wメインイベントのミル・マスカラス来日40周年記念試合では、マスカラスが弟ドス・カラス、初代タイガーマスクと夢のトリオを結成! 対するはCMLLのウルティモ・ゲレーロ、ドスカラスの教え子であるドラゴンゲートのCIMA、初代タイガーの愛弟子である新日本プロレスのタイガーマスクによる強力トリオ。

 入場時、ゲレーロとCIMAはタッグを組むタイガーに合わせたのか、タイガーマスク風のマスクを被って登場。対するマスカラス兄弟も『スカイハイ』に乗り、オーバーマスクを被って入場。そしてオーバーマスクを脱いで客席に投げ入れると、たくさんのファンが群がる!
 ドスカラスとタイガーIVの先発で試合が始めると、ドスカラスはフライングメイヤーからコブラツイストに捕らえる。これをCIMAがカットすると怒ったドスカラスがコーナーに戻ったCIMAを追いかけていって逆水平チョップ。CIMAが場外にエスケープすると、なおも追いかけていくドスカラス。リングに戻ったCIMAは師匠に敬意を表して握手を求めていき、ドスカラスが握手に応じると裏切りのガットショット!
 だが、ドスカラスがフライング・クロスチョップを返して初代タイガーにタッチすると、CIMAにタイガーレッグスピンをお見舞い。続いてマスカラスとゲレーロがリングインすると、マスカラスはコークスクリュー・シザース3連発。さらにゲレーロのレッグロックをマスカラスがヘッドシザースで切り返して両者立ち上がると、紳士的にガッチリ握手。ドスカラスにタイガーIVとゲレーロが2人がかりで襲いかかるが、ゲレーロをアームドラッグで投げていったドスカラスはタイガーIVに風車式バックブリーカーからフライング・クロスチョップ。さらに場外に転落したゲレーロにトペを発射!
 初代タイガーもCIMAをソバットで場外に追いやると、負けじと飛ぶかと思いきやロープ間を回転するフェイントを見せる。さらにマスカラスもCIMAにフライング・クロスチョップを叩き込む。そこにゲレーロが入って来ると、マスカラス兄弟はダブルのフライング・クロスチョップを発射! 続けてタイガーIVにもダブルのフライング・クロスチョップ。ならばとCIMAとゲレーロは2人がかりでマスカラスをパワーで押し倒そうとするが、マスカラスはブリッジで堪えると逆に1人で2人を押し返してみせる。
 さらにドスカラスもCIMAをロメロスペシャルで吊り上げるが、CIMAも「先生、コラ! 師匠!」と叫びながらチョップを返す。続いてタイガー師弟対決も実現。そこからマスカラスがタッチを受け、タイガーIVにアトミックドロップからブレーンバスター。ゲレーロもドラカラスにロメロスペシャルを返し、初代タイガーをライガーボムで叩き付けるが、マスカラスが入ってきてフライング・クロスチョップ。さらにドスカラスがCIMAをカンパーナ、初代タイガーがタイガーIVをメキシカンストレッチで捕らえている間に、マスカラスがゲレーロにダイビング・ボディアタックを決めて3カウント。

111007_Kamenkizoku-2.jpg もう一方のWメインではハヤブサ・プロデュースマッチとして、当初は某選手がハヤブサに変身する予定だったが、その選手が負傷欠場になったため代わりにザ・グレート・サスケがハヤブサの盟友だった新崎人生、そして天龍源一郎の双子の兄と言われている大ハヤブサとタッグを組み、佐々木健介&プリンス・デヴィット&エル・サムライと対戦。
 デヴィットのノータッチトペコンを皮切りに、人生のプランチャ、サムライのトペ、健介のプランチャ、そして大ハヤブサのエプロンからのプランチャと場外ダイブの連続発射から、リングに戻ったサムライを人生がのど輪落としで叩き付け、そこにサスケがサスケ・スペシャルX Ver.10.2セグウェイ(ものまね禁止)を発射。タッチを受けた大ハヤブサがグーパンチ&逆水平チョップからショートレンジラリアットを叩き込み、最後はテキサス・クローバー・ホールドでギブアップを奪った。
 そしてWメイン第2試合終了後、出場全選手がリングに上がると、テロリスト"F"として今大会に参戦した藤原喜明がマイクを取り、「もう1人、ハヤブサ上がって来い!」と放送席から車イスに座って試合を見つめていたハヤブサを呼び込む。ハヤブサは杖をつき、選手たちに支えられながらも自力でリングに上がっていく。ハヤブサをマスカラス兄弟をはじめ、出場選手たちが支えるように取り囲む。
 するとマイクを渡されたハヤブサは「(リングに)上がるつもりはなかったんで、何をしゃべるか分からないんですけど、マスカラスさん来日40周年おめでとうございます。そして今日試合をした選手たちに改めてプロレスの楽しさを教えてもらいました。そしてプロレスラーでよかったなと改めて思いました。まだまだこのリングには夢がいっぱい詰まっています! まだまだ皆さんと一緒にプロレスを楽しんでいきたいと思います。とりあえず僕が言えるのはあとひと言だけなので、これだけは言わせて言わせてください! お楽しみはこれからだっ!」と往年の名台詞を叫んで大会を締めくくった。

111007_Kamenkizoku-3.jpg 『仮面貴族FIESTA』に華を添えるスターダム提供試合として、愛川ゆず季とユニオンプロレスの高木三四郎のTKG48タッグと、パッション・ナッキー&岩谷麻優が対戦。高木にとっては念願叶って愛川との初タッグ、その名も"爆乳222cm砲"結成となった!
 男女ペアのフィギュアスケートばりに「ファイアー!」と叫びながら愛川をリフトした高木。試合前からヤル気満々な上に何とも嬉しそう。そして愛川と握手すると「自分が行きます!」と先発を買って出る。そんな高木に果敢にもエルボーで向かって行った岩谷だが、高木は逆水平チョップ一発で大人げなくなぎ倒し大ブーイングを浴びる。なおも「どうした、この野郎」と大人げなく挑発する高木に張り手をお見舞いした岩谷は、ナッキーとのダブルドロップキックからコルバタ。
 高木は愛川にタッチし、ナッキーを羽交い締めにするが、愛川のYKイエロー(ハイキック)はナッキーにかわされて高木に誤爆! 高木を場外に追いやったナッキーは三角跳びプランチャ。その間に岩谷は愛川を踏みつけていき、戻ってきたナッキーも加勢していくと、控えの高木は「2人がかりだろ!」と絶叫しながら猛抗議! だが、何とか高木直伝のゆずポンスタナーを返した愛川からタッチを受けた高木は、元祖ゆずポンキックを落としてコーナーへ。だが、追いかけていったナッキーは雪崩式アームドラッグ。
 続くクロスボディをキャッチした高木は投げ捨てスピコリドライバーで叩き付けると、ブレーンバスターの体勢に。これを振り子の要領で高角度DDTで切り返したナッキーは岩谷にタッチ。すかさず蹴りのコンビネーションからフィッシャーマンズ・スープレックスで投げていった愛川は、高木と共に「爆乳222cm砲!」と叫んでからトレイン攻撃。だが、続くダブルのゆずポンキックはナッキー&岩谷が同時ドラゴンスクリューで切り返す!
 しかし愛川は岩谷にシャイニングゆザードを叩き込むと、高木はナッキーを場外に放り投げ、今度こそダブルのゆずポンキックを岩谷に叩き込んで3カウント! 初タッグにして見事な合体......いや連係技で勝利した爆乳222cm砲。大喜びの高木が「いやぁ愛川ゆず季さん、なかなか僕らゴールデンタッグですねぇ。これからも2人でタッグ組んで年末のプロレス大賞のベストタッグを狙いましょう!」とタッグ継続をお願いするが、愛川は「今夜限りの爆乳222cm砲を応援ありがとうございました!」とアッサリタッグの解消を宣言! それでも最後は戦前に約束していた通り、2人揃って勝利のグラビアポーズを決めてみせた。

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼第1試合 超異次元マスクマン・バトル 30分1本勝負
○テロリスト"F"
5分51秒 ワキ固め
●菊タロー(アキバプロレス)

▼第2試合 X-LAW女子選手権試合 30分1本勝負
[王 者]○A☆YU☆MI
9分37秒 変形裏投げ→体固め
[挑戦者]●大畠美咲(エスオベーション)
※王者が5度目の防衛に成功

▼第3試合 スペシャル6人タッグマッチ 30分1本勝負
グラン浜田(フリー)/●NOSAWA論外(東京愚連隊)/TAKAみちのく(K-DOJO)
4分33秒 デスバレーボム→片エビ固め
○ブラック・タイガーV/サスケ・ザ・グレート/山縣優(フリー)

▼第4試合 スターダム提供試合30分1本勝負
○愛川ゆず季(スターダム/TKG48会員番号40番)/高木三四郎(ユニオンプロレス/TKG48プロデューサー)
7分1秒 ダブルゆずポンキック→体固め
パッション・ナッキー(スターダム)/●岩谷麻優(スターダム)

▼第5試合 Wメインイベント第1試合〜ハヤブサ・プロデュースマッチ 60分1本勝負
○大ハヤブサ/新崎人生(みちのくプロレス)/ザ・グレート・サスケ(みちのくプロレス)
19分35秒 テキサスクローバーホールド
佐々木健介(健介オフィス)/プリンス・デヴット(新日本プロレス)/●エル・サムライ(フリー)

▼第6試合 Wメインイベント第2試合〜ミル・マスカラス来日40周年記念試合 60分1本勝負
○ミル・マスカラス/ドスカラス/初代タイガーマスク(リアルジャパン)
17分13秒 フライング・ボディアタック→片エビ固め
●ウルティモ・ゲレーロ/CIMA(DRAGON GATE)/タイガーマスク(新日本プロレス)

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