カナアユがハタナカヨウコを下してタッグトーナメント決勝進出を決める!試合後に華名と中川が30回目の誕生日祝い
プロレスリングWAVE
Weekday WAVE Vol.40
日時:9月26日(月)開始:19:00
場所:新木場1stRING
観衆:167人
26日、新木場1stRINGで行われたプロレスリングWAVE『Weekday WAVE Vol.40』。新設される"WAVEタッグチャンピオン(仮称)"の初代王者チームを決めるためのタッグトーナメント『DUAL SHOCK WAVE 2011』は、準決勝・華名&栗原あゆみの「カナアユ」vs.GAMI&中川ともかの「ハタナカヨウコ」が行われた。勝ったチームがひと足早く決勝進出を決めた植松輝と10・30大阪大会で激突する!
華名狙いを宣言していたGAMIが先発で当たり、じっくりとしたグラウンドでやりあう。シリアスな空気が流れていたが、GAMIが余裕を見せて華名の胸を鷲づかみ。思わず悲鳴をあげた華名はワキ固めでやり返した。両者同時にタッチ。中川が手四つで栗原を押し込み、エルボー合戦へ。中川がドロップキックを放つと、栗原はネックブリーカーでやり返し中川の肩を固める。GAMIがメガホンでカットに入るも、カナアユがダブル攻撃を中川に決めた。栗原は串刺しのダブルニーアタック、華名はドロップキックからキャメルクラッチに捕らえ、栗原がドロップキックを放った。チェンジしたGAMIは華名、栗原とメガホンを浴びせ、華名に左腕を封じてからコブラツイスト。さらに胸に手を伸ばし、胸元のコスチュームを捲ろうとした。GAMI組のダブルクローズラインを華名がかわすと、栗原もリングイン。同時にヒザ十字の体勢へ。
華名はGAMIをジャーマン、アームロック、腕ひしぎ逆十字固めと攻め立てた。再びジャーマンで投げるも、今度はGAMIがアームロックを決め、さらに飛び付き腕ひしぎ逆十字固め。華名も再び腕ひしぎ逆十字固めで反撃した。GAMIは華名の裏拳をかわしてラリアット。ハタナカヨウコの合体フェースクラッシャーから中川のCRBは栗原がカットに入り、華名が中川にジャーマン、中川が延髄斬り。唸れ豪腕は十字固めに切り返した華名がロシアンフック、中川が延髄斬り、華名がロシアンフックと一進一退にやりあう。栗原がリングイン。中川を顔面ドロップキック、ジャーマンと攻め立てたが、ミサイルキックはGAMIに邪魔されてしまった。栗原はGAMIの雪崩式フランケンシュタイナー、ラリアットをカウント2で返す。ケンタッキーボムも凌いだ栗原は、ハタナカヨウコの「後ろから前から」延髄斬りをかわし、華名の顔面蹴り、栗原の飛び付きニードロップ連発、串刺しニーアタック、ミサイルキックと畳み掛ける。
華名がGAMIに後ろ回し蹴り。GAMIは浴びせ蹴りでやり返し、栗原にドラゴンスープレックス、アディオス・アミーガ、マウンテンスプラッシュと大技を連発。ポキで絞め上げた。華名が側頭部へのローキックでカットすると、栗原はGAMIのシャイニングウィザードをブロックし裏投げ。しかし、2発目は投げることができず「後ろから前から」延髄斬りを食らってしまう。さらにGAMIの目突きから裏投げで投げ捨てられてしまった。華名の蹴りから栗原が2発目の裏投げ。変型裏投げは切り返されて外道クラッチで丸め込まれたが、会場に音が響き渡る強烈なヘッドバットを見舞い、ついに変型裏投げを決めた。これで3カウントが入り、カナアユが決勝進出を決めた。試合後、植松がリングに上がりカナアユと握手。
メイン終了後には、華名が9月26日、中川が9月29日にそれぞれ30回目の誕生日を迎えるため、WAVE恒例のケーキ爆弾で祝福。顔を真っ白にした2人が30歳に向けてコメントした。
華名は「やっと大人の仲間入りをしたと思っております。周りの女子選手からだいぶ離していったなって思うんで、もっと離していこうと思います」と語り、中川は「GAMIさんと今年中にベルトを取ります」と宣言した。
ブラックダリア(以下BD)が水波を加えたWAVE軍と対戦。誰がキャプテンかは相手チームに知らされず、観客には大型ビジョンで2人の名前が知らされた。
大畠と水波が先発。大畠が足を踏みつけると、BD勢は全員攻撃。大畠がミサイルキックを放つも、ショルダータックルで反撃され、逆にWAVE軍のトレイン攻撃を浴びた。春日がチェリーにダブルリストアームサルト。BD勢は慌ててカット。さらにBDと初対戦の渋谷が続いたが、大畠のムチ、チェリーのバットを食らって劣勢に。しかし、チェリーのジャーマンを浴びながらも、チェリトーンボムをかわして丸め込むと3カウント奪取。喜んだ渋谷だったが、リングアナは「ノーキャプテン」とアナウンス。試合続行となった。
植松がBDの猛攻を受け、文子のイス、大畠のムチ、桜花の蹴りを食らう。文子がコーナーに上るも水波がカット。雪崩式パワースラムでたたきつけたが、植松のダイビングボディープレスは文子が剣山。しかし、植松は隙をついてソラリーナで3カウントを奪ったが、文子は「ノーキャプテン」だった。すかさず桜花が植松をタイガースープレックスで投げて3カウントを奪った。だが植松もノーキャプテン。桜花が春日を垂直落下式ブレーンバスターでフォール。植松がミサイルキックで3カウントを阻止。桜花をドラゴンスープレックスで投げて3カウントを入れる。しかし、桜花もノーキャプテン。3人がフォールされ、BDのキャプテンが大畠と判明し、大畠は場外を逃げ回った。
リング上では桜花が渋谷を攻め立てる。ダイビングクロスボディーアタックはカウント2で返し、水波が桜花にタックル。大畠が助けに入るも、春日がダイビングクロスボディーアタックで飛び、渋谷がスタナー、背後からミサイルキックと大畠を追い込んだ。大畠はジャーマン、低空クロスボディーアタック、ジャーマンでやり返すが、渋谷はカウント2で返す。花マルどっかんは阻止したが、チェリーのバットから大畠の逆打ちを浴びる。味方のカットに助けられるも、コーナーから飛んだ文子のイス攻撃を脳天に食らい、さらにライガーボムでたたきつけられる。これも返した渋谷は逆さ押さえ込みで粘ったが、最後はAPクロスで力尽きた。
桜花が悲恋を呼び込む。「あんた、11月8日で引退するよね? 私、悲恋とは尾崎軍でもBDでも一緒に組んでた。だけど、裏を返すと対戦したことがない。10月24日、ぜひシングルお願いします」と対戦を希望。悲恋が笑顔で応えると、桜花は「悲恋が引退する前に、悔いがないよう今までの思いをぶつけていきたいと思います」と意気込んだ。
※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。
▼第1試合 Black WAVE〜キャプテンフォールマッチ 30分1本勝負
桜花由美/○浜田文子/チェリー/(C)大畠美咲
17分2秒 APクロス→片エビ固め
植松寿絵/●(C)渋谷シュウ/春日萌花/水波綾
▼第2試合 ごぶさたWAVE 15分1本勝負
〇木村響子
12分5秒 リバース・ウラカンラナ
●勇気彩
▼第3試合 コミカルWAVE 15分1本勝負
〇紫雷美央
9分31秒 かかと落とし→片エビ固め
●広田さくら
▼第4試合 DUAL SHOCK WAVE 2011〜タッグトーナメント準決勝 30分1本勝負
華名/○栗原あゆみ
25分18秒 変型裏投げ→体固め
●GAMI/中川ともか
※カナアユが決勝戦に進出
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