三度目となるZERO1の被災地プロレスは、雨の中でも大成功!ニックが志願して出場!大地は天山戦必勝宣言!

一般社団法人 あなたのレスラーズ
ちびっこのいじめ撲滅・元気ハツラツ
〜本当に強い人は、イジメなんかしないし、何度でも立ち上がる〜
日時:9月19日(月)
場所:パチンコ&SLOT玉三郎・亘理店 特設リング


110919_Zero1-1.jpg 19日、宮城県・亘理町のパチンコ&SLOT玉三郎・亘理店で、プロレスリングZERO1が被災地支援プロレス『ちびっこのイジメ撲滅・元気ハツラツ〜本当に強い人はイジメなんかしないし、何度でも立ち上がる〜』を行った。

 当日は台風接近に伴う雨空であったが、そこは「Mr.晴れ男」の称号を持つ大谷晋二郎。イベント開始前には小雨になり、大谷の試合時にはすっかり雨も止んだ。大谷は試合後、「3度目の亘理。本当に、このような悪天候の中、たくさんの人にお集まり頂き、とても感謝しています。昨日も蝶野さんや乙君たちが、仙台で(チャリティーマッチ)をして頂いたみたいで、プロレス界も、皆さんと"一緒に頑張ろう!"という気持ちです。
 いつも言っているように、誰が早かったとか、誰がこうしたとか、そんなの関係ない。この場所に来れなくとも募金をしてくれたり、節電に協力してくれたり、一番は興味を持つという事が一番の復興支援だと思います。『現地の人も頑張っている。だから僕も頑張ろう!』でもいい。僕たちはこの戦いを継続して、何年の続けていきたい。今回もこのような素晴らしい機会を与えて下さった、玉三郎グループの皆様。そして、雨の中最後まで一生懸命応援してプロレスを観て下さった皆様に心から感謝します」とコメント。

 3回目となる被災地プロレスだが、今回は大震災を経験したニック・プリモが「どうしても東北で試合がしたい。俺のプロレスで、皆に元気を与えたい」と参戦を直訴。1度は自国の命令で帰国したものの、「あの大地震から立ち上がる皆さんに何かできないか」と帰国後も常に考え、"ZERO1入団"という目標を一大決心して、単身Uターンをしたニック・プリモ。
 当初は試合から名前が外れていたものの、「どうしても」と大谷に直訴。しかしながら相手が耕平となり、試合は厳しい展開に。それでも何度でも立ち上がる姿に、雨の中の大観衆も大声援。最後は耕平のパイルに撃沈も、奮闘したニックに賞賛の大拍手が送られた。
 試合後ニックは「俺は地震を経験し、帰国していろいろ考えさせられた。家族、友人、プロレス......でも、テレビで流れてくるニュースで、実際に頑張っている被災地の人たちを見ていたら、俺の考えなんか小さいもんだと気づかされた。
 Mr.オータニがいつも言っている『プロレスで世の中を変える』これに尽きるんだと。俺はプロレスラー。プロレスでしか表現ができない。俺のプロレスでこの人たちが元気になったり、笑ったり、泣いたり、どんな小さいことでもいい。なにか手助けをしたい。ありがとう」とコメントした。

110919_Zero1-2.jpg メインに出場した橋本大地だが、初回、前回、今回と、「見るたびに大きくなっていく」とファンの皆が橋本の体つきに驚愕。体重こそ80kgと変わらないものの、幅や厚み、そしてなにより試合での落ち着きぶりが違う。大地の活躍に刺激されてか、柿沼も奮闘。最後は大谷のスパイラルボムに葬られたものの、ギラギラと輝く不屈の魂に観客も大興奮だった。
 また、大地は10・2靖国神社『奉納プロレス』での天山広吉戦についても言及。「ここへ来ると、なんだか故郷に帰ってきたような、そんな思いさえあります。僕に『プロレスとは』を教えてくれた場所。『僕を見たい』と思ってる人の前で試合をできるのが、一番幸せだと気づかせてくれた場所。
 今日も雨の中、沢山の人に応援してもらえました。『天山戦、頑張ってください!』と、沢山の人にエールをもらいました。明日(20日)澤さんの記者会見があると言うので、僕も急遽出席させてもらって、気持ちを述べたいと思います。このファンの皆様の気持ちと共に、絶対に勝つ!」と多くは語らなかったものの、最後は必勝宣言した。

▼第1試合 シングルマッチ 30分1本勝負
○佐藤耕平
10分49秒 パイルドライバー→体固め
●ニック・プリモ

▼第2試合 タッグマッチ 30分1本勝負
○大谷晋二郎/橋本大地
14分11秒 スパイラルボム→エビ固め
崔領二/●柿沼謙太

【記事提供/プロレスリングZERO1】

このページの先頭へ
コラム女子プロレス団体『FEATURES』
スターダム世IV虎の番長日記
はるか悠里の格闘アイドル育成計画
スターダム須佐えりの初勝利への道
月別アーカイブ
団体