タッグトーナメント2回戦は植松輝とGAMI&中川が勝利!3人体制のトリプルテイルズがWAVEで観られのはこれが最後!

110914_Wave-1.jpgプロレスリングWAVE
Weekday WAVE Vol.39
日時:9月14日(水)開始:19:00
場所:新木場1stRING
観衆:172人

 14日、新木場1stRINGで行われたプロレスリングWAVE『Weekday WAVE Vol.39』。新設される"WAVEタッグチャンピオン(仮称)"の初代王者チームを決めるためのタッグトーナメント『DUAL SHOCK WAVE 2011』は2回戦に突入。まずは植松寿絵&輝優優の"植松輝"と水波綾&勇気彩輝と"ラッシュ&パワーズ"が激突。

 水波がじっくりとした攻防から試合がスタート。静かな立ち上がりとなったが、両者同時にタッチをかわすと、勇気が植松、輝をタックルで吹っ飛ばし、水波と交互に植松へショルダータックル連発を決める。植松が水波の股間を蹴り上げると、水波は悶絶した。輝へのダイビングショルダーアタックをかわされ、ボディーへヒザ蹴りを連発されて苦しい展開を強いられる、パワースラムで反撃すると、勢いよく飛び込んできた勇気が輝を圧倒。クロスアームボンバーを決めた。これは輝の三角絞めに捕まるが、すかさず水波がカットに入る。輝にダブルのフロントキック、トレイン攻撃を仕掛けた。タックルの挟み撃ちは同士討ちを誘われたが、2人はお構いなしに輝への攻撃を続けた。たまらず植松が助けに入ると、植松輝の絶妙な連係が決まり、植松が勇気に顔面ウオッシュ。エプロンから場外の勇気にボディーアタックを浴びせた。
 ここで植松輝は「決めるぞ! 場外!」とポーズ。しかし、「やめるか」と作戦変更。「お前らに場外は必要ない」と勇気を攻め立てた。植松が勇気のダイビングエルボー、水波のアルゼンチン式背骨折りからのフェースバスターと大技を連続で許したが、3カウントは許さない。水波の意表をつく足折り回転エビ固めは輝がカットに入る。水波にパワーボムで担ぎ上げられ、そのまま勇気にブレーンバスターでつなぐ合体技、水波のダイビングギロチンドロップと追い込まれた植松だったが、ハイアングル植松で形勢逆転。植松がドラゴンスープレックスで投げ、水波はジャーマンで投げるも、植松がすぐに体勢を入れ替えてフォール。輝のエルボー乱れ打ちから植松のドラゴンスープレックスで水波を沈めた。

110914_Wave-2.jpg 『DUAL SHOCK WAVE 2011』2回戦、もう1つの試合はGAM&中川ともかの"ハタナカヨウコ"と桜花由美&浜田文子の"NEGRAS DAHLIA"の激突。GAMI組が入場と同時に奇襲。文子を場外に落とすと、桜花にトレイン攻撃。GAMIが低空クロスボディーアタックを見せると、大畠が怒ってエプロンまで上がった。GAMIは桜花に目突きから首固めで短期決戦を狙う。さらにカウンターのラリアットを決め、チェンジした中川もフィッシャーマンズ・スープレックスで投げた。中川が桜花にCRBを決めると、GAMIは文子にポキ。これはムチを持った大畠、悲恋、バットを持ったチェリーがカットに入る。GAMIは「セコンド多すぎるやろ!」と怒りを露わにしたが、イスやムチを使い、セコンドが介入するBDに中川がローンバトルを強いられた。中川が自力で脱出すると10分経過のアナウンス。
 GAMIがダブルのフェースバスターを決めて流れを変えるも、コーナーに上ったところで大畠が邪魔に入る。中川が桜花をジャーマンで投げ捨て、GAMIがダイビングエルボーを落としたが、またもGAMIが大畠に邪魔されてしまう。GAMIはスライディングキックを場外の大畠に決めたが、リングに戻ると文子のイス攻撃を浴びて大の字。文子のライガーボムでたたきつけられた。桜花のダイビングクロスボディーアタックをかわしたGAMIは、文子に雪崩式フランケンシュタイナー、ラリアットを決める。延髄斬りのサンドイッチ、アディオスアミーガと文子を追い込むも、BDのセコンドがTommyレフェリーの動きを封じてカウントをさせない。チェリーのバット、文子のスピンキック、トラースキックと食らいながらも、GAMIは浴びせ蹴りを決めて中川とチェンジ。
 中川のミサイルキック、GAMIのメガホン、中川のコルバタで場外に落とし、中川がプランチャで飛ぶ。これはGAMIへの同士討ち。さらにBD勢の袋だたきにあってしまった。桜花のビッグブーツ、文子のミサイルキック、桜花のムチ、文子のライガーボムは中川が自力で肩を上げる。文子のイスを使ったムーンサルトプレスはTommyレフェリーが認めずカウントを拒否。文子のイスが桜花に誤爆し、中川が延髄斬り、唸れ豪腕で文子をフォールするもカウント2。文子がGAMIをライガーボムで担ぐと、中川がGAMI
ごとスクールボーイで丸め込んだ。文子のAPクロスを中川が回転エビ固めで切り返すと、チェリーがカットに入る。しかし、振り回したバットは文子に誤爆。すかさず中川が丸め込み、3カウントが入った。
 勝利したGAMIは「まいーど。ハタナカヨウコの勝ちですけど、何か? 中川、これでダリアに2連勝ですよ。毎回邪魔ばっかりしやがって。うちらって意外とすごいね。(雑誌の予想で)カナアユと植松輝と桜花文子が3強? うちらはエトセトラ? いやいや残ってもうたわ。ごめんなさいね」と怒る桜花を挑発するようなマイクアピール。
 さらにGAMI&中川がリングに残り、華名&栗原あゆみの"カナアユ"と植松輝がリングに上がり、組み合わせ抽選会が行われた。3組同時にチェーンを引くと、ハタナカヨウコとカナアユの準決勝戦が決定。植松輝がシードとなり決勝進出となった。GAMIは「うちらの法則はだいたいわかった。対戦相手は貧乳とボイン。フォールを取られるのはボイン。大畠と美央は大畠が負けて、桜花と文子は文子が負けた。ということはお前や」と華名からのフォールを宣言。「後ろから前からどうぞ」と華名が言い返すと、GAMIは「次回9月26日、(華名の)誕生日じゃない? 誕生日に後ろから、待っとけよ!」と宣戦布告した。

110914_Wave-3.jpg 今週末の自主興行で3人体制は最後となるトリプルテイルズ。他団体では見納めとなる揃い踏みはWAVEマットとなった。いきなり3人がコーナーに重ねられてトレイン攻撃を浴び、イオが渋谷&チェリーのダブルブレーンバスター、春日のフットスタンプを食らったが、渋谷へのトリプルドロップキックで反撃。渋谷への集中攻撃で優勢に試合を進めた。春日がロープの外から美央を捕まえ、チェリーがバットを振り回して逆転。春日&チェリーが連係攻撃を決めて美央を攻め立てる。チェリーはソバットを交互に打ち合うなど、華名と一進一退の攻防。アンクルホールドに捕まってもブリザードスープレックスで投げ捨てて渋谷につなぐ。
 渋谷は華名をDDTでたたきつけたが、ワキ固めに捕まり悲鳴。チェリーのバット攻撃からスタナー、スイングDDTを華名に決めるも、コーナー攻撃はイオに邪魔されてしまった。イオのダイビングボディープレス、華名の側頭部蹴りと追い込まれたが、イオのミサイルキックを浴びた勢いで自軍コーナーに戻り春日とチェンジ。華名が渋谷にロシアンフック、チェリーが華名にネックブリーカー、美央にブリザードスープレックスで投げ捨て、リング上は春日とイオの2人に。春日はイオにダブルリストアームサルトを決めたが、美央のヒザ蹴り、イオの619、華名のジャーマン、合体ライオンサルトと追い込まれ、イオのダブルアーム式フェースバスターでたたきつけられる。これは何とかカウント2でブリッジした春日だったが、ライダーキックで沈んだ。

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼第1試合 カウントダウンWAVE 30分1本勝負
華名/紫雷美央/○紫雷イオ
13分21秒 ライダーキック→片エビ固め
渋谷シュウ/●春日萌花/チェリー

▼第2試合 ブラックWAVE 15分1本勝負
△大畠美咲
時間切れ引き分け
△悲恋

▼第3試合 DUAL SHOCK WAVE 2011〜タッグトーナメント2回戦 30分1本勝負
○植松寿絵/輝優優
15分29秒 ドラゴン・スープレックス・ホールド
●水波綾/勇気彩

▼第4試合 DUAL SHOCK WAVE 2011〜タッグトーナメント2回戦 30分1本勝負
GAMI/○中川ともか
22分8秒 168%スクールボーイ
桜花由美/●浜田文子

【記事提供/プロレスリングWAVE】

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