初代WAVEタッグ王者を決めるタッグトーナメントが開幕!優勝候補の植松輝や、注目のカナアユが1回戦を突破!

110904_Wave-1.jpgプロレスリングWAVE
大阪ラプソディvol.13
日時:9月4日(日)開始:18:00
場所:大阪ミナミ ムーブ・オン アリーナ
観衆:272人(超満員札止め)


 4日、大阪ミナミ ムーブ・オン アリーナで行われたプロレスリングWAVE『大阪ラプソディvol.13』。今大会から新設される"WAVEタッグチャンピオン(仮称)"の初代王者チームを決めるためのタッグトーナメント『DUAL SHOCK WAVE 2011』が開幕。

 試合前にタッグトーナメント出場全チームが入場。復帰後、初の大阪となる渋谷が代表して「本日はWAVE大阪大会にたくさんのご来場まことにありがとうございます。渋谷シュウ、1年ぶりに8月28日に復帰致しました。今日からタッグトーナメントが始まります。自分はチェリーさんと組みますが、波女(リーグ戦)を見ていて、すごく悔しい思いをしました。このトーナメントでは一試合一試合油断せずに優勝を狙っていきますので、応援よろしくお願いします」と挨拶。
 続いて、10人が同時に番号の着いたチェーンを引っ張り、1回戦の組み合わせが決定した。出場チームは「撫子関西」花月&下野、「ラッシュ&パワーズ」勇気&水波、「プラスマイナス0」大畠&美央、「カナアユ」華名&栗原、「BULLCATS」春山&米山、「不協和音」春日&悲恋、「クラシックギャルズ」渋谷&チェリー、「植松☆輝」植松&輝、「NEGRAS DAHLIA」桜花&文子、「ハタナカヨウコ」GAMI&中川の5チーム。

110904_Wave-2.jpg 優勝候補の植松輝と復活ブルキャッツが対戦。春山と植松輝はJWPタッグ王座戦への気運も高まりつつあるだけに、どちらも負けられない一戦となる。ブルキャッツが先にダブル攻撃を仕掛けるも、植松輝がすぐに形勢逆転。植松と米山、引退の決まっている2人が足4の字固めで意地の張り合いを見せた。植松が春山に顔面ウオッシュを浴びせると、最後の一発は米山がカット。春山と合体のフェースバスターを決めた。春山と輝が一進一退の攻防を展開し、米山も持ち前の機敏な動きで輝とやり合う。
 輝の強烈なヒザ蹴りで動きを止められ、輝のダイビングニードロップ、植松のダイビングボディアタックを連続で食らってしまう。植松のドラゴンスープレックスを米山が、米山のジャーマンを植松がバック宙で足から着地。米山のロールスルージャーマンはカウント2で返されたが、ブルキャッツは合体技HYマウンテンを決め、米山のランニングニー、春山のダイビングギロチンドロップ、米山のダイビングセントーンと植松を追い込んだ。しかし、輝がエルボー乱れ打ちで流れを変え、米山にハイアングル植松。米山の後方からのランニングニーをかわした植松がドラゴンスープレックス。これはカウント2で返されたが、米-ZOUは潰して流れは渡さない。最後は輝のエルボーから間髪入れずに丸め込み、植松が米山をフォールした。

110904_Wave-3.jpg 8・28後楽園大会で一騎打ちを行ったあと、敗れた栗原からの呼び掛けによってタッグ結成となった華名&栗原の「カナアユ」は、1回戦で渋谷&チェリーの「クラシックギャルズ」と対戦。開始早々にプランチャで先制した渋谷だが、リングに戻ってからは劣勢。右腕を集中して攻められたが、栗原とは感情をむき出しにして張り手、エルボーを打ちあった。チェリーが流れを変えると、再び渋谷と栗原の攻防に。渋谷はダブルニーアタック、ドロップキックを浴びながらも、DDTで反撃。チェリーは華名&栗原を同士討ちにさせ、チェリーが栗原を、渋谷が華名をダブルリストアームサルトで同時に投げた。華名はチェリーにローリングソバット、スライディング式キックを決めるも、裏DDTでたたきつけられ、渋谷の飛び付きDDT、ダブルリストアームサルトを浴びる。
 しかし、スイングDDTは阻止。栗原のチンクラッシャーのアシストを受けてジャーマンで投げ捨てた。チェリーのカットに邪魔され、チェリーのブリザードスープレックス、渋谷のミサイルキック、スイングDDT、ジャーマンと反撃を許した華名だったが、フォールは許さずチキンウイング・アームロックで絞めあげる。栗原の顔面ドロップキックを挟み、再び同じ技で捕らえたが、チェリーのカットに邪魔され、丸め込みでヒヤリとさせられた。しかし、栗原の裏投げで流れをつかむと、華名が側頭部への蹴り、後ろ回し蹴り、ハイキック、後ろ回し蹴りと連続で浴びせる。これはカウント2で肩を上げられたが、またもアームロックで絞めあげ、タップを奪った。

 メイン後、タッグトーナメント1回戦で勝利した5チームがリングに上がり、2回戦の組み合わせ抽選が行われた。華名&栗原がシード権を獲得し準決勝に進出。GAMI&中川vs.桜花&文子、植松&輝vs.水波&勇気と決定した。

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼第1試合 コミカルWAVE 30分1本勝負
△レディー・ガガガ(広田さくら)
9分11秒 ダブルフォール
△救世忍者徹子(乱丸)

▼第2試合 DUAL SHOCK WAVE 2011〜タッグトーナメント1回戦 30分1本勝負
○GAMI/中川ともか
12分47秒 148%スモールパッケージホールド
●大畠美咲/紫雷美央

▼第3試合 DUAL SHOCK WAVE 2011〜タッグトーナメント1回戦 30分1本勝負
○植松寿絵/輝優優
15分1秒 ジャパニーズ・レッグロールクラッチ・ホールド
春山香代子/●米山香織

▼第4試合 DUAL SHOCK WAVE 2011〜タッグトーナメント1回戦 30分1本勝負
水波綾/○勇気彩
9分40秒 直伝デスバレーボム→体固め
●春日萌花/悲恋

▼第5試合 DUAL SHOCK WAVE 2011〜タッグトーナメント1回戦 30分1本勝負
○桜花由美/浜田文子
18分51秒 タイガー・スープレックス・ホールド
●花月/下野佐和子

▼第6試合 DUAL SHOCK WAVE 2011〜タッグトーナメント1回戦 30分1本勝負
○華名/栗原あゆみ
15分8秒 チキンウイング・アームロック
●渋谷シュウ/チェリー

【記事提供/プロレスリングWAVE】

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