橋本大地が故郷・岐阜でタイトル初挑戦!大谷との師弟タッグでタッグ王座に挑むも惨敗!田中&ゼウスの初タッグは好発進!

プロレスリングZERO1
破壊王7回忌特別興行 第2弾
日時:8月27日(土)開始:18:00
場所:岐阜県・セラトピア土岐

 27日、プロレスリングZERO1が橋本家生誕の地である岐阜県のセラトピア土岐で開催した破壊王子・故郷凱旋!『破壊王7回忌特別興行 第2弾』。今大会は7・3後楽園大会にて行われた『破壊王7回忌大会』の第二弾。その時と同様にメインイベントに出場した橋本大地。パートナーの大谷からの提案とは言え、初のタイトル挑戦となった。

 「自身での初勝利とタイトル奪取」を公言していたとあって、先発を買って出る大地。大谷も覚悟を見届けると言わんばかりの表情。昨年12月の『風林火山』以来ベルトを守り、タッグチームとして完成されている耕平&KAMIKAZEは、阿吽の呼吸での連携を見せる。大地も大谷とのサンドイッチ式ニールキックを決めると、父親譲りのニールキックからのドラゴンと新開発した技を繰り出す。
 負けん気だけが最大の武器とばかり一瞬の勝路を見出そうと必死に我慢する大地に、王者チームは容赦ない蹴りや関節地獄をお見舞い。いつもならこの辺で諦めかける大地も、今日は一味も二味も違った。パイルドライバーやポールスターまでカウント2で跳ね返す。大健闘した大地だったが、最後は耕平のジャーマンに沈没。ホロ苦いタイトル初挑戦となってしまった。
 試合後、マイクを取った大谷は「いま日本には、こんな大地のようなやられても、やられても立ち上がる、そして音を上げない人間が求められていると思います」と挨拶。続いて大地が「こんな僕ですが、明日からも一生懸命頑張って練習して、次は絶対に勝ちたいです!」と叫ぶと、最後は大地の号令の元「3、2、1、ZERO1!」で幕を閉じた。

 9・13新宿FACE大会から開幕する『第9回天下一Jrトーナメント』前の、大事な前哨戦として行われた日高&伊藤vs.澤&藤田。取手に続き、日高―峰雄ラインに火花が散る。また、引退を発表した澤は好物とばかりに伊藤を意識。一身一体の攻防を制したのは日高。天下一前の直接対決は1-1の引き分けに終わった。いよいよ、待ったナシだ!

 火祭り前にシングルを行った田中とゼウス。その試合で奮闘したゼウスを田中が推薦したのがすべての始まりであった。そこで今大会ではその田中とゼウスが初タッグを結成。その割にラリアッとの共演など、随所に息の合ったところを見せる。
 対する青コーナーチームも柿沼が奮闘。『火祭り』公式戦の最終日でゼウスにつけられた砂を払うべく、真っ向勝負を挑んでいった。しかし、今回も勝利の女神はゼウスに微笑んだ。試合後、ゼウスは「ムッチャ楽しかった。田中将斗、サイコーや! このタッグなら世界中のベルトを総ナメできるような気がする! 火祭りが終わってもこの団体は熱い! 絶対に結果を残したる!」と田中とのタッグにかなり手応えを掴んだ様子で語った。

▼第1試合 オープニングタッグマッチ 30分1本勝負
●小幡優作(フリー)/超神龍(ドラゴンゲート)
13分42秒 丸め込み
○菅原拓也(フリー)/ニック・プリモ

▼第2試合 シングルマッチ 30分1本勝負
○アジャ・コング(OZアカデミー)
5分41秒 裏拳→体固め
●ランジェリー武藤(珍日本プロレス)

▼第3試合 シングルマッチ 30分1本勝負
○藤原喜明(藤原組)
6分52秒 ワキ固め
●横山佳和

▼第4試合 シングルマッチ 30分1本勝負
●植田使徒
8分12秒 腕ひしぎ逆十字固め
○金原弘光(U.K.R.)

▼第5試合 タッグマッチ 30分1本勝負
○日高郁人/伊藤崇文(パンクラスism)
12分01秒 石見銀山→体固め
澤宗紀(バトラーツ)/●藤田峰雄

▼第6試合 火祭り2011スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負
田中将斗/○ゼウス(大阪プロレス)
18分04秒 ジャックハマー→体固め
崔領二/●柿沼謙太

▼第7試合 NWAインターコンチネンタルタッグ選手権 60分1本勝負
[王者組]○佐藤耕平/KAMIKAZE
28分02秒 ジャーマンスープレックスホールド
[挑戦者組]大谷晋二郎/●橋本大地
※第25代王者が3度目の防衛に成功

【記事提供/ZERO1】

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