『火祭り』終盤戦で関本が澤田の策にハマり、Bブロック独走とはならず!曙はゼウスを圧殺してAブロック首位に

110803_Zero1.jpgプロレスリングZERO1
火祭り2011
日時:8月3日(水)開始:19:00
会場:新潟・万代シティ

 3日、プロレスリングZERO1がZepp NAGOYAで真夏の決闘『火祭り2011』の第6戦を行った。

 8・1名古屋大会で佐藤耕平がゼウスと引き分けたため、この日曙がゼウスに勝利すれば曙はAブロック独走状態となえる。逆にゼウスが曙を倒すようなことになれば、大混戦となるだけにAブロックにとっては重要な一戦。
 以前にも曙を巨体をアルゼンチン・バックブリーカーで持ち上げることに成功しているゼウスは、戦前から「曙を担ぐ!」と再びアルゼンチンを狙うことを宣言。一戦一戦を慎重に闘っている曙はゼウスの思惑をうまくかわしていったが、ゼウスは気合いで曙を担ぎ上げて公約達成! しかし、最後は曙が肉弾プレスでゼウスを圧殺して無敗の3勝目! これで曙がAブロック首位に躍り出たため、最終戦の8・7後楽園大会で6点の曙と5点の耕平の直接対決により、優勝決定戦進出者が決まる。

 すでに2敗している崔の自力優勝が消滅したが、田中から大金星をあげているハヤトは残りを全勝すれば優勝戦線に食い込む為、持ち前の直線攻撃を序盤から仕掛ける。
 蹴り合いからの攻撃はパワーで押す崔に軍配があり、大熱狂の蹴撃戦は体格で勝る崔のシドマスで勝負あり! これでハヤトも自力優勝が消えた!

 8・1名古屋大会で崔を制し、Bブロックを独走する関本。この日の澤田戦に勝って4点の田中戦を前に余裕を持ちたいところだが、策士の澤田は動揺作戦なのか、「小川道場」の柔道着を来て入場!
 さえらに開始のゴングを待たずして、澤田が関本の入場を奇襲! その後はリング上は関本、場外では澤田がそれぞれリード。そして、もう勝負ありと思われた瞬間に落とし穴が待っていた! 澤田は関本を場外に三度も連れ出し、狙い通りに両者リングアウトに持ち込むことに成功!
 関本にとっては痛い失点となったが、この結果Bブロックも最終戦の8・7後楽園大会で、5点の関本と4点の田中による直接対決により優勝決定戦進出者が決まることになった。

▼第1試合 タッグマッチ 30分1本勝負
藤田峰雄/●横山佳和
12分18秒 お卍固め
○澤宗紀(バトラーツ)/柿沼謙太

▼第2試合 タッグマッチ 30分1本勝負
田中将斗/○日高郁人
16分02秒 飛打キャッチα
KAMIKAZE/●ニック・プリモ

▼第3試合 火祭りBブロック公式戦 30分1本勝負
△関本大介(大日本プロレス)【3戦2勝1分=5点】
9分50秒 両者リングアウト
△澤田敦士(IGF)【3戦0勝2敗1分=1点】

▼第4試合 火祭りBブロック公式戦 30分1本勝負
○崔領二【4戦2勝2敗=4点】
14分42秒 シドマス→エビ固め
●フジタ"Jr"ハヤト(みちのくプロレス/九龍)【3戦1勝2敗=2点】

▼第5試合 タッグマッチ 30分1本勝負
○大谷晋二郎/橋本大地
18分29秒 投げっぱなしドラゴンスープレックス→体固め
佐藤耕平/●植田使徒

▼第6試合 火祭りAブロック公式戦 30分1本勝負
○曙(フリー)【3戦3勝=6点】
5分52秒 大肉弾プレス→体固め
●ゼウス(大阪プロレス)【3戦0勝2敗1分=1点】

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