学プロ出身プロレスラーが一同に会して6人タッグトーナメントで激突!桂三枝郎ことばってん多摩川がまさかの火の鳥スプラッシュ!
怨霊&GENTAROプロデュース興行
学生プロレス出身プロレスラーサミット
日時:7月18日(月)開始:19:30
場所:新木場1stRING
観衆:666人(超満員札止め)
18日、新木場1stRINGで開催された暗黒プロレス組織666による『666新木場暗黒夏祭り2011』。同所で1日3興行されるこの『666新木場暗黒夏祭り2011』だが、その第三部では、学生プロレス出身のプロレスラーによるオールスター戦、怨霊&GENTAROプロデュース興行『学生プロレス出身プロレスラーサミット〜学プロ出身プロレスラー大派閥闘争・学プロNo.1決定戦!!昔の名前でやってます〜』が行われた。
5・10『ナイトメア』でのGENTAROvs.ばってん多摩川の試合後、突如勃発した学生プロレス論争。これに端を発し、学生プロレス出身のプロレスラーたちが団体の枠を超え、各地で論議が白熱! 誰からともなく、学プロ出身の現役プロレスラーのあいだで"最強の学生プロレス団体""最強の学生プロレス出身プロレスラー"を決める大会として、『学プロ出身プロレスラーサミット』開催の機運が高まり、学プロ出身の怨霊が今大会での『学プロ出身プロレスラーサミット』の開催をGENTAROに打診したところ、快諾を得て開催に至った。
3人編成の8チームによって、6人タッグワンデイトーナメントで最強の学プロ団体を決定することになったが、全選手学プロ時代のリングネーム、さらにほとんどの選手が学プロ時代のコスチュームで登場。
まずトーナメント1回戦で桂三枝郎率いる九州チームが、UWA関東学生プロレス連盟チームBと対戦。三枝郎は自ら「ファイアーバードをやる!」と言い出してコーナーに登るが踏ん切りが付かず、シビレを切らせたヒマワリがヒマワリボムを決めて勝利。マグナムKYOTO率いる関西チームBは、ダンカン小鹿率いる日本大学プロレス研究会チームAと対戦。ダンカン椹木とダンカン小鹿のダンカン対決が実現したが、最後はマグナムのエゴイストドライバー→キッドマンのダイビング・セントーンで関西チームBが勝利。
同じく1回戦、ハヤブサオマージュのはやぶちゃ、GOEMONオマージュのPOKUMON、冬木弘道オマージュの冬木尿道というFMWオマージュトリオのSWSガクセイプロレスリングチームは、学プロ時代〜現在に至るまで同じリングネーム&同じファイトスタイルの男色ディーノ率いる関西チームAと対戦。関西チームAは"謎の4人目"が現れて、試合中に入ってきてはダメ出しをしてすぐに控えに戻るという謎の行動を取る。実況陣曰く「関西はこういう笑いの取り方をする。男色ディーノがいかにも好きそう」というこの謎の戦法だったが、最後ははやぶちゃが不死鳥スプラッシュを決めてSWSチームが勝利。
1回戦最後の試合は、ヤブサメ率いるUWF関東学生プロレス連盟チームAと、ソクラテス浦野率いる日本大学プロレス研究会チームBが対戦。試合前、ヤブサメに向かって「あんたらが学生プロレス時代の栄光を引きずって、こんな闘いをやりたいって言ったのが間違いなんですよ! 自分は学生プロレス時代の栄光ぞ引きずってプロのリングに上がる奴は大嫌いです!」と文句をつけた浦野は、何とヤブサメは城西大学に浪人してまで入ったのに、留任した上に中退したことを暴露! これで精神的に大きなダメージを受けたヤブサメだったが、鈴木がセイウチンを丸め込んで辛くもUWFチームが勝利した。
だが、1回戦の試合中にリングを支える鉄骨が折れてしまうというアクシデントが発生! 何とか応急処置をして大会は続行されたが、この辺のアクシデントもある意味で学プロらしさか?
準決勝で九州チームと激突した三枝郎はまたも「ファイアーバードをやらせてください!」と訴えてコーナーに登っていく。すると場内が暗転し、スクリーンには学プロ時代に三枝郎が見事なファイアーバードスプラッシュを決めている映像が映し出される。そして明かりがつくと、何とリング上ではコーナーの上にいたはずの三枝郎がキッドマンをカバーしている! 結局そのまま3カウント入って九州チームの決勝進出が決定。
続く準決勝第2試合は冬木が1回戦で右足首を負傷してしまったこともあり、SWSチームがUWF関東学生プロレス連盟チームAに敗れてしまい、決勝は奇しくも今大会を開催するキッカケになった三枝郎率いる九州チームvs.ヤブサメ率いるUWF関東学生プロレス連盟チームAというカードに。
リングコンディションが悪い中でもエグい角度のバックドロップなどを決めていったヤブサメだったが、学プロ時代もタッグを組んでいたというヒマワリと炭谷が好連携を見せて形勢逆転。すると三度三枝郎がコーナーに登っていってファイアーバードをやろうとする。誰もが「今度はどういう手を使うんだよ」と疑りながら見つめる中、何と三枝郎は完璧な形でファイアーバードスプラッシュを決めてみせ、文句なしの3カウントを奪った!
三枝郎......いや、あのばってん多摩川がまさかのファイアーバードを決めたとあって、場内は大盛り上がり! 感動の雰囲気まで漂っていたのだが、ファイアーバードを決められて敗れたことに待っとくいかないウルフが三枝郎に詰め寄っていくと、何と三枝郎は隠し持っていた拳銃でウルフを撃ち殺してしまう(?)。感動も一気に冷める展開となったが、マイクを持ったヤブサメが「お前ら自分の目を信じられるか? いまのお前に(ファイアーバードスプラッシュが)出来るわけねぇだろ! しかもウルフさんも殺しやがって! これでウルフ小澤は怨霊に戻っちまうじゃねぇか! 納得いかねぇ、これはもう延長だな!」と言い出す。
するとヤブサメは実況席に座っていたソープ延長(ミスター雁之助)を強引にリングに上げて襲いかかる。するとソープはヤブサメのラリアットをかわして、見事な延長クラッチ(雁之助クラッチ)を決めて3カウントを奪った。ソープが「GENTARO、俺は引退してからもう3年経つんだよ。俺をリングに上げるなよ。大仁田厚じゃないんだから」と言うと、GENTAROは学プロ出身プロレスラーの先人である雁之助に感謝の言葉を述べる。
さらに学プロ出身プロレスラー第1号として、強い風当たりや圧力をかけられながらも、その道を切り開いて数多くの後輩たちをプロレス界に送り込んできたMEN'Sテイオーことテリー・ファックをリングに招き入れる。照れながらリングに上がったテリーは「学生プロレスから入った頃は本当に大変でした。そんな中、馬場さんに認めていただき、プロレスを教わり、それを後輩たちに伝えることで全国に波及したと思っています。いまはプロレスラーになるより学生になるほうが簡単なので、学生プロレスもあまり盛り上がっていませんが、まだまだたくさんいますので、皆さん、このバカどもを応援してください!」と挨拶して、第1回学プロ出身プロレスラーサミットを締めくくった。
※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。
▼第1試合 6人タッグワンデイトーナメント1回戦
【UWF関東学生プロレス連盟チームB】カト・チャン・リー(加藤茂郎)/●うちだゆキッド(川嵜風馬)/ドカベン(THE101)
7分2秒 ヒマワリボム→片エビ固め
【九州チーム】○ヒマワリ(旭志織)/元気炭谷(若鷹ジェット信介)/桂三枝郎(ばってん多摩川)
▼第2試合 6人タッグワンデイトーナメント1回戦
【日本大学プロレス研究会チームA】●ダンカン小鹿(見た目が邦彦)/マン・ツィンポー(趙雲子龍)/もずく2pac酢(吉野達彦)
7分56秒 ダイビングセントーン→片エビ固め
【関西チームB】マグナムKYOTO(忍)/○ソルティ・キッドマン(カブキキッド)/ダンカン椹木(神威)
▼第3試合 6人タッグワンデイトーナメント1回戦
【SWSガクセイプロレスリングチーム】○はやぶちゃ(HARASHIMA)/POKUMON(レオナルド高津)/冬木尿道(ガッツ石島)
9分29秒 ファイヤーバードスプラッシュ→片エビ固め
【関西チームA】男色ディーノ(男色ディーノ)/アンデレ丸山(タイガースマスク)/●キアイリュウケンエッちゃん(キアイリュウケンエッちゃん)
▼第4試合 6人タッグワンデイトーナメント1回戦
【UWF関東学生プロレス連盟チームA】ウルフ小澤(怨霊)/ヤブサメ(GENTARO)/○セック鈴木(翔太)
5分12秒 横入り十字固め
【日本大学プロレス研究会チームB】ソクラテス浦野(ヤス・ウラノ)/アレクサンダー大家(大家健)/●セイウチンII世(三和太)
▼第5試合 6人タッグワンデイトーナメント準決勝
【九州チーム】ヒマワリ(旭志織)/元気炭谷(若鷹ジェット信介)/○桂三枝郎(ばってん多摩川)
5分37秒 ファイヤーバードスプラッシュ?→片エビ固め
【関西チームB】マグナムKYOTO(忍)/●ソルティ・キッドマン(カブキキッド)/ダンカン椹木(神威)
▼第6試合 6人タッグワンデイトーナメント準決勝
【SWSガクセイプロレスリングチーム】はやぶちゃ(HARASHIMA)/●POKUMON(レオナルド高津)/冬木尿道(ガッツ石島)
9分7秒 首固め
【UWF関東学生プロレス連盟チームA】○ウルフ小澤(怨霊)/ヤブサメ(GENTARO)/セック鈴木(翔太)
▼第7試合 6人タッグワンデイトーナメント決勝
【九州チーム】ヒマワリ(旭志織)/元気炭谷(若鷹ジェット信介)/○桂三枝郎(ばってん多摩川)
2分14秒 ファイヤーバードスプラッシュ→片エビ固め
【UWF関東学生プロレス連盟チームA】●ウルフ小澤(怨霊)/ヤブサメ(GENTARO)/セック鈴木(翔太)
※九州チームが6人タッグワンデイトーナメント優勝
▼延長マッチ
○ソープ延長(ミスター雁之助)
延長クラッチ
●ヤブサメ(GENTARO)
<特別顧問>
MEN'Sテイオー(テリー・ファック)
ミスター雁之助(ソープ延長)
サバイバル飛田(不自由パワーSEX)
血圧たかし(海だ川田)※サムライTVディレクター
<特別ゲストリングアナウンサー>
ユリオカ超特Q(セーラー百合岡)
※立命館プロレス同好会(RWF)初代 実況アナウンサー
- 月別アーカイブ
-
- 2013年
- 2012年
- 2011年
- 2010年
- 団体
-
- 新日本プロレス [106]
- 全日本プロレス [74]
- みちのくプロレス [8]
- バトラーツ [1]
- DDT [69]
- ハッスル [2]
- KAIENTAI DOJO [6]
- 666 [21]
- 新宿二丁目プロレス [5]
- DRAGON GATE [62]
- 武勇伝 [3]
- ZERO1 [44]
- リアルジャパン [3]
- DRADITION [2]
- DIAMOND RING [4]
- IGF [13]
- FREEDOMS [2]
- 紅白プロレス合戦 [8]
- SMASH [21]
- 天龍PROJECT [6]
- Wrestling New Classic [8]
- WRESTLE-1 [3]
- センダイガールズ [4]
- WAVE [61]
- OSAKA女子 [1]
- アイスリボン [38]
- スターダム [81]
- ゆずポン祭 [6]
- REINA [4]
- ディアナ [2]
- 我闘雲舞 [14]
- WWE [9]
- その他のプロレス [5]
- 特別興行 [28]
- 自主興行・インディー [32]
- 学生プロレス [5]
- パンクラス [7]
- RINGS [3]
- THE OUTSIDER [17]
- DEEP [1]
- SRC(戦極) [1]
- DREAM [8]
- K-1 [1]
- K-1 WORLD GP [2]
- K-1 WORLD MAX [5]
- Krush [2]
- GLORY [2]
- その他の格闘技 [1]
- 速報予定