天龍が逆水平やグーパンチを打てば、藤原は一本足頭突きやコブラクローでやり合う!エッジ式スピアーで新生・真琴をアピール!
SMASH
SMASH.19
日時:7月15日(金) 開始:18:30
会場:後楽園ホール
観衆:1500人(超満員札止め)
15日、後楽園ホールで行われたSMASH『SMASH.19』。 メインにはSMASH初参戦となる藤原喜明"組長"が登場! 愛弟子であるFUNAKI、孫弟子でる華名とタッグを組んだ組長は、天龍源一郎&TAJIRI&朱里と対戦。煽りVの最中に会場内でも十分揺れを感じる地震が発生したが、観客が騒ぎ出すほどのものではなくそのまま進行。リング上に天龍や藤原が揃った頃には観客も歓声をあげていた。
しかも、いきなり天龍vs.藤原で試合開始。ロックアップから天龍がコーナーに押し込んでいくが、ここはクリーンブレイク。再びロックアップして天龍が押し込んでいくが、体勢を入れ替えた藤原は離れ際で張り手をお見舞い。すると天龍はセコンドから受け取った水の入ったペットボトルを藤原に投げつけ、さらにロープに押し込んでいって逆水平チョップ! 相手が喧嘩腰で来るならば、藤原も一本足頭突きから倒れたところにコブラクロー!
和田京平レフェリーが厳しくチェックするが、藤原は一旦離してストンピングを落とすと再びコブラクローと老かいなテクニックを駆使。さらに藤原が天龍を挑発しながら張り手を叩き込んでからFUNAKIにタッチ。怒り心頭の天龍は逆水平チョップでFUNAKIにその怒りをぶつけていく。続いてTAJIRIも天龍ばりの逆水平チョップを打っていくと、FUNAKIはTAJIRIをロープに飛ばし、カウンターでの逆水平チョップで応戦。
そして朱里と華名がリングインするが、朱里を見たFUNAKIが朱里にタッチを要求。まだ何もしていないため、渋々華名が兄弟子のFUNAKIにタッチすると、藤原が強引にFUNAKIとタッチして朱里の前に立ちはだかる。構わず蹴っていった朱里だが、蹴り足をキャッチした藤原は容赦ない張り手。すかさずTAJIRIが救出に入るが、藤原に睨まれたTAJIRIは場外にエスケープ。しかし、リングに戻ったところをワキ固めで捕らえられてしまう。
続いて華名がローキック、掌底、ソバットと叩き込んでいき、TAJIRIが堪らず天龍にタッチすると、天龍は果敢に向かって来る華名を逆水平チョップで吹っ飛ばし、さらに顔面蹴りからのグーパンチ! かつて神取忍をボッコボコにしたときの天龍が甦る! FUNAKIが慌てて救出に入って来るが、天龍はFUNAKIを蹴散らすと、藤原にもグーパンチ。藤原も一本足頭突きで応戦。続いてTAJIRIがFUNAKIにトラースキックからハンドスプリングエルボーを見舞っていくが、FUNAKIは飛び付き式スクールボーイで丸め込んで3カウント。
勝ったFUNAKIが祝杯をあげようと、組長や華名、そしてTAJIRIや朱里にも缶ビールを手渡し、さらに天龍にも手渡そうとすると、スクリーンに非公開で行われたFCF内でのSMASH王座決定トーナメント予選を勝ち上がったスターバックが登場。天龍に対して8・11『SMASH.20』で行われるトーナメント2回戦での対戦を要求した。それを見た天龍は缶ビールを受け取ると、自らの頭にぶっかけて引き揚げていった。
さらに8・11『SMASH.20』にはドラディションの藤波辰爾と、666の宮本裕向の参戦が決定! どちらもSMASH初参戦だが、とくに藤波は何とMentalloとの異色の一騎打ちを行うことが発表された。
SMASHディーバ王座決定トーナメントのほうでは、アイスリボンをしばらく休みこのトーナメントでの復帰に集中してきた真琴が、因縁の相手である都宮ちいと同門対決。体がガッシリしたのが分かる真琴は黒いロングヘヤー姿で登場。一方、特攻服姿で入場したちいはいきなり奇襲攻撃!
だが、真琴もカラダごとぶつかっていくタックルでちいを吹っ飛ばす。スタンドでは不利と見たか、ちいはグラウンドの持ち込んでハラグロックに捕らえていくと、そのまま羽根折り固めに行こう。真琴の動きを止めたところで、コーナー二段目からのフットスタンプを投下。だが、真琴は突進してきたちいをカウンターのボディスラムで叩き付けると、実に力強いショルダータックルで何度もなぎ倒し、さらにボディスラムの体勢からのフェースバスターで叩き付ける。
ちいも何とか丸め込みで応戦していくが、ちいのウラカンラナをさらに回転してエビ固めで切り返していった真琴は、そこからダブルアーム・スープレックスホールド。カウント2で返したちいが立ち上がろうとしたところに狙いを定めた真琴は、エッジがFUNAKIに伝授したものを譲り受けた新兵器・スピアーを叩き込んで3カウント。新しい闘い方でちいに圧勝し、新生・真琴をアピールした。
なお、同じくスピアーを得意とする元WWEディーバのセリーナも、そのスピアーで中川ともかから勝利してトーナメント準決勝に進出。これで華名、朱里、真琴、セリーナの4選手が準決勝進出となった。
FUNAKIが主宰するFu-Dojoの日本人第1号選手として、すでにWWEのトライアウトも受けているYO-HEYが、AKIRAを相手にワールドトライアウトに挑んだ。TAJIRIに対して、FUNAKIが「俺を信頼して(YO-HEYを)SMASHに出してみろ」とまで言ったというのだから、YO-HEYへの期待値の高さが分かる。
まずAKIRAとグラウンドでの攻防を展開したYO-HEYは、カウンターのアームドラッグからドロップキックでAKIRAを場外に追いやってスライディングキック。しかし、これをかわしたAKIRAはすかさずYO-HEYの左ヒザにエルボーを落としていき、そこから左ヒザを集中攻撃。さらにフライングラリアットからコーナーに登っていくが、立ち上がったYO-HEYはロープに飛び乗ると、三角蹴りの要領で延髄蹴りを叩き込んでAKIRAを叩き落とすと、高さとバネのあるその場飛びムーンサルトを落とす。
しかし、逆にコーナーに登ったYO-HEYを追いかけていったAKIRAは、YO-HEYを逆さ吊りにすると、左ヒザに串刺しドロップキック。さらに低空ドロップキックからオールド・ボーイに捕らえていく。何とかロープに逃れたYO-HEYは、低空ドロップキックをジャンプしてかわすとハンドスプリングエルボーからサマーソルトキックを狙うが、これは失敗。
だが、すぐにシャイニング式延髄蹴りを叩き込んだYO-HEYは、ハワイアンスマッシャーで叩き付けると、事前に予告していた必殺技バンブー・ ドラゴンフライ(前方回転のツイスタープレス)を放っていったが、AKIRAはギリギリでかわして自爆させると、低空ドロップキック、シャイニング延髄蹴りから、逆に必殺のムササビプレスを投下して3カウントを奪った。
試合後、マイクを持ったAKIRAは「YO-HEY、いいじゃん! 俺の権限を持って、トライアウト問答無用で合格!」とワールドトライアウト合格を発表。そしてインタビュースペースではYO-HEYの過去のことを考慮し、「今まで世間の目やお客さんの目と戦ってきただろうけど、(トライアウトは)今で判断するしかないから。(合格させたのは)将来性も考えての部分もあるけども、俺と、FUNAKIさんと、TAJIRI選手には、そしてSMASHにも、決して泥を塗るようなことはないように。そこだけは注文だね」とYO-HEYに注文を出した。それを伝え聞いたYO-HEYは「ごもっともですね。人としての裏切りがないように日々生活していきたいと思いますね」と噛みしめるように語った。
※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。
▼第1試合 シングルマッチ 時間無制限1本勝負
●児玉ユースケ
3分32秒 バックドロップ→体固め
○百田光雄(天龍プロジェクト)
▼第2試合 ワールドトライアウトマッチ 時間無制限1本勝負
○AKIRA(フリー)
9分41秒 ムササビプレス→片エビ固め
●YO-HEY(Fu-Dojo)
▼第3試合 初代SMASHディーバ王座決定トーナメント1回戦 時間無制限1本勝負
○真琴(アイスリボン)
3分59秒 スピアー→片エビ固め
●都宮ちい(アイスリボン)
▼第4試合 6人タッグマッチ 時間無制限1本勝負
ウルティモ・ドラゴン(闘龍門MEXICO)/カズ・ハヤシ(全日本プロレス)/○Ray(アイスリボン)
15分56秒 反則(マスク剥ぎ)
●大原はじめ(FCF)/Gamma(フリー)/紫雷イオ(フリー/トリプルテイルズ)
▼第5試合 初代SMASH王座決定トーナメント1回戦 時間無制限1本勝負
●矢郷良明(フリー)
4分17秒 ラリアット→体固め
○ゼウス(大阪プロレス)
▼第6試合 初代SMASH王座決定トーナメント1回戦 時間無制限1本勝負
●木藤勝利(フリー)
7分2秒 ダイビングセントーン→体固め
○VENENO
▼第7試合 初代SMASHディーバ王座決定トーナメント1回戦 時間無制限1本勝負
○セリーナ
11分24秒 スピアー→片エビ固め
●中川ともか(エスオベーション)
▼第8試合 6人タッグマッチ 時間無制限1本勝負
天龍源一郎(天龍プロジェクト)/●TAJIRI/朱里
11分41秒 スクールボーイ→エビ固め
藤原喜明(藤原組)/○FUNAKI(フリー)/華名(フリー/トリプルテイルズ)
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