花月、大畠、そして全勝で植松が波女決定リーグ戦のブロック優勝!渋谷シュウが8・28後楽園で復帰を宣言!

110706_Wave-1.jpgプロレスリングWAVE
Weekday WAVE Vol.38
日時:7月6日(水) 開始:19:00
会場:新木場1stRING
観衆:253人(超満員)

 6日、新木場1stRINGで行われたプロレスリングWAVE『Weekday WAVE Vol.38』。波女決定リーグ戦『Catch the WAVE』もこの日がリーグ戦最終日。各ブロックの優勝者が決まり、残るは7・24新宿FACEで行われる決勝トーナメントとなる。

 ヤングブロックの最終戦。5点の花月に追いつくためには勝利しかない下野は、ゴングと同時にラッシュ。飯田も真っ正面から迎え撃った。串刺しのボディアタック2連発、ジャンピングニーから「オー!」、ジャンピングボディプレスを決めたが、619で反撃許し、ドロップキック、ワキ固め、河津落としと攻められる。ダイビングタニバットをかわし、ショルダータックル3連発、雷電ドロップと攻め立てたが、低空ドロップキック、オクラホマロール、津軽固めと反撃される。
 残り3分。飯田のダイビングボディプレスをカウント2で返した下野が、飯田をコーナーに逆さ吊りにしてボディアタックを狙う。これは上体を起こした飯田からヘッドバットを浴びたが、下野もヘッドバットでやり返しバックフリップ。さらに一本背負いから腕ひしぎ逆十字固めを決めた。何でやねん!の形から再び一本背負い、腕ひしぎ逆十字固めを狙ったがギブアップを奪うことはできず、逆に飯田のヨーロピアンクラッチにヒヤリとさせられる。最後は下野が逆エビ固めで絞めあげたところで時間切れのゴング。ヤングブロック優勝は花月に決まった。

110706_Wave-2.jpg 植松が全勝中のため、自力優勝できる選手がいなくなったテクニカルブロック。唯一可能性の残る中川はこの試合に勝ち、植松がチェリーに敗れれば逆転でブロック優勝することができたのだが、中川のリーグ最終戦は華名と時間切れ引き分けに終わったため、優勝の可能性はなくなった。
 この時点で優勝した決まった植松は、リーグ最終戦でチェリーと対戦。握手と見せかけてチェリーが奇襲。ロープ際でレフェリーのブレイク指示を無視してヒザ蹴りを連発すると、怒った植松が髪の毛を掴んで振り回し、チェリーもやり返す。反則攻撃を使うチェリーに植松は劣勢。冷静さを失い、攻撃の正確性も欠けてしまい、チェリーが優勢に試合を進める。植松の切り返しもチェリーには通用せず、チェリーがさらに切り返していく。チェリーは植松のエルボーを伊東レフェリーに誤爆させ、リング上を無法地帯にすると、ブラックバットを使った足4の字固めを決める。植松はレフェリーの制止を振り切って拳を振り回し、顔面ウオッシュを連発するも、ヒザにバットのダメージが残り、思いっきり放つことができない。
 それでも原爆固めを3連発からダイビングボディプレスを浴びせた。チェリーはブリザードスープレックスからチェリトーンボムを狙うも、これはかわされてしまう。チェリーが首固めからの春夜恋を狙うが、これで一度フォールを奪われている植松はが逆に切り返してフォール。チェリーのさくらんボム、植松のソラリーナ、チェリーのファンタジーイリュージョンはすべてカウント2。ドラゴンスープレックス、ヨーロピアンクラッチを切り返された植松が、最後は春夜恋をソラリーナに切り返して勝利した。

110706_Wave-3.jpg リーグ最終戦で栗原に勝利すれば、桜花の結果次第でビジュアルブロック優勝の可能性が残る野崎だったが、丸め込みの応酬の末、栗原のマロンクラッチで無念の3カウント。両者とも2勝2敗でリーグ戦終了。
 勝てばブロック優勝、引き分けで大畠との決定戦となる桜花。「どっちにつくかわからない」とコメントしていた大畠は桜花のセコンドについた。開始早々、桜花がビッグブーツ、バックドロップと秒殺狙い。ブレーンバスターを切り返されてもハイキックはかわし、串刺しビッグブーツを連発。ブラディーEX、サクラ☆ドロップと攻め、腕ひしぎ逆十字固めを狙う美央を持ち上げてたたきつけた。ビッグブーツをかわされ、水面蹴り、腕ひしぎ逆十字固めと攻められたが、ショルダースルー、顔面蹴り、ダイビングクロスボディアタックと反撃する。
 拳を振り回す美央にビッグブーツ、スピンキックを浴びせジャーマンを狙ったが、これはワキ固めに切り返されてしまった。ハイキック、トペ、イス攻撃、紫閃光と攻め込まれても、追っかけ式のビッグブーツ、垂直落下式ブレーンバスターでやり返す。ネックハンギングボムをウラカンラナに返されたが、さらに切り返してエビ固め。ロープに走ってビッグブーツを放つも、美央は自ら倒れてダメージを最小に抑え、逆に桜花をフォールする。これはカウント2で返されたが、すぐに立ち上がった美央がハイキックを放って決着。桜花が逆転負けで大畠のビジュアルブロック優勝が決まった。

 全試合終了後、決勝トーナメントの組み合わせ抽選会が行われ、準決勝で花月と敗者復活戦勝者が、植松と大畠が対戦することが決まった。最後にGAMIが「今年はすごく面白かったと思います。今日でリーグ戦が終わりました。新宿でトーナメントがあります。敗者復活戦はバトルロイヤルですが、チェリー選手からは辞退すると申し入れがありました。リーグ戦に敗れた選手がトーナメントに出ることになります。今のところ敗者復活戦、準決勝、決勝戦と4試合しかありません。他の試合は私と春日、広田、ほか誰か暇な選手がいたらオファーしたいと思います」と挨拶した。
 また、この日渋谷シュウが8・28後楽園ホール大会で約1年ぶりに復帰することが発表された。リングで挨拶した渋谷は復帰戦のカードに関して「まだGAMIさんに言ってないですけど、自分の中ではあの人しかいないと決まってます」と明かした。

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼第1試合 コミカル&セクシーWAVE 20分1本勝負
○広田さくら/大畠美咲
12分16秒 ときめきメモリアル→エビ固め
●GAMI/春日萌花

▼第2試合 Catch the WAVEヤングブロック・リーグ公式戦 10分1本勝負
△下野佐和子【1勝2分=4点】
時間切れ引き分け
△飯田美花【2敗1分=0点】
※ヤングブロックは5点で花月が優勝

▼第3試合 Catch the WAVEテクニカルブロック・リーグ公式戦 15分1本勝負
△華名【1敗3分=3点】
時間切れ引き分け
△中川ともか【2勝1敗1分=5点】

▼第4試合 Catch the WAVEテクニカルブロック・リーグ公式戦 15分1本勝負
○植松寿絵【4勝=8点】
12分40秒 ソラリーナ
●チェリー【2勝1敗1分=5点】
※テクニカルブロックは8点で植松が優勝

▼第5試合 Catch the WAVEビジュアルブロック・リーグ公式戦 15分1本勝負
○栗原あゆみ【2勝2敗=4点】
6分53秒 マロンクラッチ
●野崎渚【2勝2敗=4点】

▼第6試合 Catch the WAVEビジュアルブロック・リーグ公式戦 15分1本勝負
○紫雷美央【1勝2敗1分=3点】
11分14秒 ハイキック→エビ固め
●桜花由美【2勝2敗=4点】
※ビジュアルブロックは5点で大畠が優勝

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