"狂猿"葛西が初の資材置き場プロレスを制す!IWGPジュニア王者の飯伏は"神"を殺して(!?)両国へ怪気炎!

110702_DDT-1.jpgDDTプロレスリング
路上チャリティシリーズ第2弾 資材置き場プロレス
日時:7月2日(土) 開始:14:00
会場:株式会社 日高建材
観衆:300人(超満員)

 2日、リング外で数々の伝説を作ってきたDDTが、史上初の資材置き場プロレスを茨城県石岡市にある日高建材で敢行。現IWGPジュニア王者・飯伏幸太とデスマッチの象徴にして、意外にも路上プロレス初挑戦となる葛西純の遭遇を300人のファンが堪能した。

 会場となった資材置き場は地面は砂利がむきだし。周囲を池に囲まれた東京ドーム5個分の広大なスペースには、大型のダンプカーやショベルカー、さらには各種機材や標識など路上マッチ心をくすぐる大小様々なアイテムが選手たちを待ち構えている。
 普通のグラウンドレスリングでもデスマッチと化してしまう路上マッチ。それでも葛西と高木三四郎はお互いの腕や首を取り、背中に無数の擦り傷をつける。一方の飯伏は持参中澤マイケルとロックアップ。力が入りすぎたのか、火も付けてないのに暴発するハプニングも発生する。
 次第に戦場は拡大し、三四郎と葛西はトラックの荷台で一騎打ち。葛西は一斗缶、三四郎はピコピコハンマーと、あきらかに戦力差のある凶器で殴り合う。もちろん打ち勝った葛西は「バーカ!」とあざけることを忘れない。
 怒りの三四郎は葛西を敷地外へと引きずり出し、廃車となったバスに投げつける。フラフラになった葛西に向け、観客からライターをゲットした飯伏が花火に火を付け噴射! よい子は真似しちゃいけない攻撃に場内が騒然となるも、意外にも知能派の葛西はホースで水をまいて撃退する。
 だが飯伏は葛西をとらえると、トラックに投げつけて反撃。さらに三四郎、マイケル、そしてこの会場をセッティングしたローカル汁レスラーの吉田充宏と、次々と叩きつけると荷台へよじ登ってラ・ケブラーダを発射。初夏の青空を優美に舞う飯伏に、観客はホーリーシットコールで応える。
 位置エネルギーを利用した攻撃ではかなわないと見た三四郎は、場内を横断。砂利だらけだったところから、比較的柔らかい粘土層の黒土地帯へと移動する。三四郎は日高建材の社員にショベルカーの操縦を要請。三四郎のリクエストに応え、ショベルカーが深い穴を掘る。
 穴の縁に飯伏を立たせた三四郎は大きく助走を取ってのクローズライン! だが間一髪かわした飯伏は、カウンターのフランケンシュタイナーで逆に三四郎を穴へと投げ落とす。飯伏はすかさずショベルカーに三四郎の生き埋めを指示。その要請はあっさり受け入れられ、松井レフェリーは「ありがとう社長! あなたのことは忘れません」と棒読み気味に叫んだ。

110702_DDT-2.jpg 1人欠けた状態かで再び選手たちは移動を開始。飯伏と葛西は、こんな場所でもエルボーの打ち合い。打ち勝った葛西は木の台を地面にセットし、ブレーンバスターを狙うが飯伏がを切り返して逆に投げ捨てる。粉砕音と共に動かなくなった葛西を確認した飯伏は、敷地内の自転車を強奪。あきらかに日高建材の所有物であるにもかかわらず、勝手に乗り込んだ飯伏は池のほとりで乱闘を繰り広げるマイケルと吉田へ突進する。
 しかしマイケルたちはあっさり飯伏をかわし、飯伏は池の中へ1人轟沈。「助けてくれ!」と醜態をさらすハメに陥る。
 なんとか救出されたものの、飯伏はこれで戦意喪失。1人水道へ戻って体を洗い気持ちを立て直しにかかる。
 だが乱戦はそんな飯伏を待ってくれない。復活した葛西は工事の注意書きが書かれた看板でマイケルを殴り倒し、トラックの荷台へ引きずり上げる。
 少年ファンが見守ってるにもかかわらず、葛西のエルボーなどを受けることで無駄にテンションを上げたマイケルは「ほてってきたぜ!」と例によってニーパットとタイツを下げ、Tバックのアンダータイツ一丁に。
 これには幾多の修羅場をくぐってきた葛西も辟易。その虚を突いたマイケルはサドンインパクトを逆さ押さえ込みで切り返すなど路上マッチに似合わない小技で葛西を追い詰める。
 だがカウント2で肩を上げた葛西は、疲れの見えたマイケルにサドンインパクト! ぐったりしたマイケルを寝かせると大型ダンプカーのてっぺんへと駆け上がる。
 飯伏が水場で水風船を仕込んでいる隙に「シェー!」と雄叫びを上げた葛西は必殺のパールハーバースプラッシュを投下。マイケルにこれを返す余力のあるはずもなく、初体験の路上マッチで完勝をせしめた。

110702_DDT-3.jpg 三四郎が「おい葛西純、ようこそ路上プロレスへ。ちくしょう、葛西純。どうだ初めてのリングの無い、路上プロレスのお味は?」と悔しさをにじませながら問いかけると、葛西は「最初は路上プロレスと聞いて、『たまんねえなあ、せっかくの休日に飯伏の趣味に付き合わされて』と思ったよ。でもよ、三四郎よく聞いておけ。社長として聞いておけよ。今日は間接的にだけど、俺っちは三四郎にも勝ったし、IWGPジュニア王者の飯伏幸太、てめえにも間接的に勝ったことになるんだよ! その事実を踏まえた上で三四郎、また仕事くれ」と言い残し、一足先に姿を消した。
 残された三四郎は吉田に「この前の工場のときに神様が出たけど、資材置き場にも神様がいるって言ってたよな」と質問。しかし吉田の返答は要領を得ず、仕方なく大会を締めさせようとする。ところが本当に神は現れた。『BE MY BABY』に乗って視認が困難な半透明人間......いや、神様が現れたのだ。
 童話『はだかの王様』のように純真な少年ファンには「あそこにいるよ!」と神様を指さすが、○○なファンたちと輪をかけて○○な選手たちにはまったく神様の姿が見えない。だからと言ってレスラーたちは戦うのが仕事。路上プロレスの第2ラウンドとして、神様vs.残された4選手によるハンディキャップマッチのゴングが打ち鳴らされた。
 もちろん記者も相当な○○なので神様の姿を追うのは困難なのだが、時折マイケルや吉田たちがチョップやエルボーを食らったかのようにのけぞり、またボディスラムでも食らったかのように空中へと浮き上がったりするので大多数の観客と共に選手を追いかけ移動する。
 選手たちが決戦の場として選んだのは、先ほど三四郎が埋められた大きな穴の周辺だった。姿の見えない神様の攻撃を受け、選手たちは落ちないようにするので精一杯。それでも最も○○な飯伏はキックを振り回すも、神様にはかすりもせず、マイケルや吉田に誤爆する。
 業を煮やした三四郎は、ここで消火器を噴霧。あたり一面がもうもうを白い粉に巻き込まれるが、これが神様を直撃し、ついに視認することができるようになった。
 こうなったらこっちの物とばかりに飛び出したのは、やはり飯伏。神様のジャーマンを空中で1回転して着地すると間髪入れずにラリアット。よろけた神様をすかさず高々と担ぎ上げ、穴に向かって自ら飛び込みラストライド! 観客が「1、2、3!」と絶叫し、飯伏はIWGPジュニア王座に続いて"神殺し"の称号を手に入れた。
 飯伏を救出しようと三四郎、マイケル、吉田も穴の中へ突入。三四郎は観客に見下ろされながら「Don't try this at home!」と絶叫すると「元はといえば飯伏がご褒美とか言うのでやったんですけど、どうでした?」と水を向ける。飯伏はもちろん「最高でした!」と一言。
 三四郎は苦笑しつつも「日高建材の皆さんありがとう。風下にいた皆さん、大丈夫でしたか。毒性はないはずなのでうがいしてください」と気を遣い「吉田、とんでもない場所見つけすぎだろ! だから汁インディは困るよ」とぼやきつつも「ありがとね」と声をかける。マイケルの謎かけはいつものように滑ったものの「3、2、1、日高建材!」の絶叫で大会を締めくくった。

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼資材置き場プロレス 時間無制限5WAYマッチ
○葛西純(FREEDOMS)
25分27秒 ダンプカー上からのパールハーバースプラッシュ→片エビ固め
●中澤マイケル
※そのほかの選手は高木三四郎、飯伏幸太、吉田充宏(フリー)

▼資材置き場プロレス ハンディキャップマッチ
○飯伏幸太/高木三四郎/中澤マイケル/吉田充宏(フリー)
6分25秒 穴の中へのラストライド→エビ固め
●半透明人間

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