無差別級6人タッグトーナメントはApollo555が連覇!東郷が新日本ラストマッチ!西澤部長の鈴木軍(仮)入りはボスとの面接で決まる!?
新日本プロレス
J SPORTS CROWN
〜無差別級6人タッグトーナメント〜
日時:6月23日(木) 開始:19:00
会場:ディファ有明
観衆:400人(超満員)
23日、ディファ有明で行われた新日本プロレス『J SPORTS CROWN〜無差別級6人タッグトーナメント〜』最終戦。3日間に渡って開催されるヘビー級、ジュニアヘビー級混合のトリオによるトーナメント戦の3日目は、準決勝と決勝が行われた。
まず準決勝では現IWGP&GHCタッグ王者のバッド・インテンションズ+ジュニアのレジェンドである獣神サンダー・ライガーのトリオが、矢野通&飯塚高史&石井智宏のCHAOSと激しい場外乱闘を展開した末にアンダーソンが石井にガン・スタンを決めて勝利。もう一方の準決勝では前年度優勝者の後藤洋央紀&Apollo55のApollo555が、真壁刀義&本間朋晃のG・B・H&小島聡と真っ向勝負を展開したが、後藤が忘れた頃にいきなり出す秘技・足極めエビ固め(後藤式と命名)で本間を丸め込んで勝利。決勝戦はバッド・インテンションズ&ライガーvs.Apollo555という組み合わせになった!
7・3後楽園大会で棚橋弘至とタッグを組み、バッド・インテンションズの持つIWGPタッグ王座に挑戦することが決まっている後藤は、「バーナード来い!」と指名。執拗な後藤のヘッドロックをコーナーに押し込んでいき、ショルダーをぶつけていって逃れたバーナードだが、後藤もバーナードの巨体をショルダータックルでなぎ倒す。白いコスチュームで登場したライガーは田口を風車式バックブリーカーで叩き付けると、ロメロスペシャルで吊り上げる。何とか田口は後藤にタッチしたが、エプロンからアンダーソンが後藤を羽交い締めにすると、ライガーが掌底を叩き込んで場外に吹っ飛ばす。
バッド・インテイションズが鉄柵に叩き付けると、ライガーは花道で垂直落下式ブレーンバスター。さらにリングに戻ったライガーは後藤のヘビー級の体を高々と抱え上げ、パワーボムで叩き付ける。何とかバーナードのリバーススプラッシュを迎撃した後藤はデヴィットにタッチ。しかしバーナードはデヴィットをのど輪で捕まえると、助けに入ろうと飛んで来た田口ものど輪で捕まえ、両者をぶつけてからコーナーに叩き付けて串刺し攻撃を狙う。
これをかわしたApollo55は踏み台式串刺しドロップキック。さらにアンダーソンのカットをバーナードに誤爆させ、アンダーソンを場外に追いやると田口がプランチャを発射し、場外に転落したバーナードにはデヴィットがノータッチトペコン。そしてバーナードをリングに戻し、田口の円盤中毒に続いてデヴィットがダイビング・フットスタンプを投下。だが、ドリームキャストを狙ったデヴィットに、割って入ったアンダーソンがガン・スタン、そのアンダーソンに田口がスワンダイブ式ミサイルキック、その田口にバーナードがボルドーボム、そのバーナードの後藤が村正と次々に技が飛び出す。
だが、またも後藤を捕まえたバッド・インテイションズは、ライガーの掌底、バーナードのラリアット、アンダーソンのジャンピング・フロントキックを立て続けに決めると、必殺のマジックキラー! だが、辛くもカウント2でカットが間に合い、後藤はライガーをラリアットで蹴散らすと、アンダーソンを昇天・改で叩き付けて3カウント! 無差別級6人タッグトーナメントを連覇したApollo555。後藤は試合後、リング上で「2年連続優勝したんで、6人タッグのベルトを狙ってメキシコに行きたいね。この間の大阪ではこの3人見事に負けてしまいましたが、俺たちは前しか見ていません!」と力強く宣言した。
6月30日に国内引退が決まっているが、急遽このディファ3連戦に参戦が決まったディック東郷。6人タッグトーナメントには田中将斗&高橋裕二郎と組んで出場したが、2回戦でApollo555に敗れてしまった。新日本ラストマッチとなるこの日は、国内引退試合で対戦する外道を含むコンプリート・プレイヤーズとタッグを組み、棚橋弘至&天山広吉&タイガーマスク&井上亘&マスカラ・ドラダと対戦した。
東郷はドラダに串刺し攻撃を狙うが、これをかわしたドラダはコーナーに飛び乗り、ロープからロープを移動して幻惑させてからのミサイルキック。ショルダースルーを返した東郷は外道にタッチし、2人で連係攻撃を狙ったが、ドラダは突進してきた東郷をヒラリとかわし、背後にいた外道に誤爆させる。さらにタイガーマスクが入ってくると、東郷と外道は2人がかりでタイガーに襲いかかるが、これまたタイガーがかわして今度は邪道に誤爆。
だが、邪道がタイガーを場外に放り出すと、すかさず東郷が鉄柵攻撃。さらに田中が竹刀でチョーク攻撃を見舞ってからタイガーをリングに戻す。東郷はすかさずタイガーのマスクの紐を解き、マスクを脱がせようとするが、これはタイガーも必死で阻止。だが、田中がナックルを叩き込むと、倒れたタイガーの東郷がシルバーブレットを落とす。裕二郎のオクラホマスタンピートを挟んで、東郷がタイガーを捕まえていくが、タイガーはドロップキックを返すと棚橋にタッチ。
棚橋vs.東郷という注目の顔合わせが実現すると、棚橋はまずフライング・フォアアーム。さらにコーナーからローリングセントーンを落とす。しかしロープに飛んだところで、外道が場外から足を引っ張って倒すと東郷がコンプリート・ショットを決めて田中にタッチ。田中と棚橋が激しくやり合ったあと、井上が田中をスタガリンブローやトライアングル・ランサーで追い込み、さらにドラダが裕二郎に花道ダッシュしてからのスワンダイブ式アームドラッグや、対角線ダッシュのノータッチトペコンなどをお見舞い。
リングに戻ったドラダはスワンダイブ式ミサイルキックを叩き込み、さらに裕二郎の投げ捨てジャーマンも着地してみせたのだが、裕二郎は東京ピンプスで叩き付けて逆転勝利。新日本ラストマッチを勝利で飾った東郷は、コンプリのメンバーと笑顔で握手を交わすと、ロープに乗っての雄叫びをあげ、最後は花道で筋肉ポーズ。インタビュースペースで邪道に「俺達よ、ニューコンプリート・プレイヤーズだ! ディック東郷が入って、負けるわけねぇじゃねーか! 世界最強、5人のタッグチームチャンピオンは俺達、ニューコンプリート・プレイヤーズだ!」と言われると、東郷は「やっぱりよ、ここが一番シックリ来るよ。失くしたピースが最後に上手くはまった感じだ。やっぱここが一番シックリくるわ」と言うと、「あばよ!」と新日本マット&ニューコンプリート・プレヤーズに別れを告げた。
6人タッグトーナメメントは1回戦敗退だったものの、モンスターぶりを発揮しているランス・アーチャー。親分が不在の代わりに強力な助っ人を得たTAKAみちのくとタイチの鈴木軍(仮)は、勢いに乗るあまりアーチャーの通訳である西澤管理部長を鈴木軍(仮)に勧誘! ただし前日の22日に「鈴木軍に入りてぇんだったらよ、鈴木さんか、TAKAか、俺の髪型と一緒にしてこい! それか(アーチャーと同じくらいまで)身長伸ばして来い!」とムチャクチャな条件を出された西澤部長。鈴木軍(仮)入りがまんざら嫌そうじゃない西澤部長は、この条件に対してどういう行動を取るのか注目された。
試合は永田裕志&金本浩二&キング・ファレとの対戦だった鈴木軍(仮)。相変わらずアーチャーがもの凄い暴れっぷりで、最後も必死で食い下がったファレをファイナルデイズで叩き付けて勝利。鈴木軍(仮)が意気揚々とインタビュースペースに戻って来ると、何とそこにはタイチの髪型風カツラを被った西澤部長が!
思わぬ秘策で鈴木軍(仮)入りを目論んだ西澤部長は、まだアーチャーがしゃべっていないのに「我々は強いんだ!」とアーチャーになりきって叫び出すが、TAKAが「オイ、まだ何も言ってないぞ! なんだこの髪型」と言ってカツラを取ってしまう。タイチも「なんだ、これお前。この(TAKAと同じ)髪型にしろって言っただろ!」と言って激怒! そしてバリカンを持ってこさせたタイチは「やる気あるんだったら、これで頭刈ってTAKAと同じ髪型にしろよ! やってみろよ!」と西澤部長に迫る。
「い、行きつけの散髪屋でやりますんで......」と戸惑う西澤部長に無理矢理バリカンを持たせたTAKAとタイチだが、意を決した西澤部長がバリカンのスイッチを入れたのを見たTAKAは「待て待て待て、分かったよ。やるんだな、お前? だったらよ次の土曜日に新宿に来いよ。ボスに会わせてやるよ。そこでお前の意気込みを、お前の生き様を見せてみろよ」と、何と6・25鈴木みのるチャリティー興行『カウント2.9』で、鈴木軍(仮)のボスである鈴木みのるとの"面接"を提案! これを聞いた西澤部長はアーチャーに頬を掴まれながらも「ど、土曜日に、い、行きます! ボ、ボスのところにお願いします」と承諾してしまう! そして西澤部長は半ばヤケクソ気味に「何が新日本プロレスだ! アーチャーのプロレスリングこそ! プロレスリングなんだぁ! アーチャーのプロレスだー!」と最後は通訳として、アーチャーのコメントをまるでアーチャーが乗り移ったように訳した。どうなる、西澤部長!
※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。
▼第1試合 6人タッグマッチ 20分1本勝負
三上恭祐/高橋広夢/●渡辺高章
7分46秒 マフラーホールド
菊地毅(フリー)/○円華(フリー)/忍(666)
▼第2試合 J SPORTS CROWN 無差別級6人タッグトーナメント準決勝戦 無制限1本勝負
ジャイアント・バーナード/○"ザ・マシンガン"カール・アンダーソン/獣神サンダー・ライガー
8分6秒 ガン・スタン→片エビ固め
矢野通/飯塚高史/●石井智宏(リキプロ)
▼第3試合 J SPORTS CROWN 無差別級6人タッグトーナメント準決勝戦 無制限1本勝負
○後藤洋央紀/プリンス・デヴィット/田口隆祐
11分46秒 後藤式
真壁刀義/●本間智宏/小島聡(フリー)
▼第4試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負
永田裕志/金本浩二/●キング・ファレ
10分16秒 ファイナルデイズ→片エビ固め
○ランス・アーチャー(フリー)/TAKAみちのく(K-DOJO)/タイチ
▼第5試合 10人タッグマッチ 30分1本勝負
棚橋弘至/天山広吉/タイガーマスク/井上亘/●マスカラ・ドラダ(CMLL)
17分11秒 東京ピンプス→片エビ固め
田中将斗(ZERO1)/○高橋裕二郎/邪道/外道/ディック東郷(DDT)
▼第6試合 スペシャルシングルマッチ 30分1本勝負
○KUSHIDA
8分4秒 ミッドナイトエキスプレス→片エビ固め
●ブライアン・ケンドリック
▼第7試合 J SPORTS CROWN 無差別級6人タッグトーナメント決勝戦 無制限1本勝負
ジャイアント・バーナード/"ザ・マシンガン"カール・アンダーソン/獣神サンダー・ライガー
13分50秒 昇天・改→片エビ固め
後藤洋央紀/プリンス・デヴィット/田口隆祐
※Apollo555が二年連続2度目の優勝
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