無差別級6人タッグトーナメントが開幕!邪道に"尻"を出された棚橋は「あらゆる選手に対応してこそ王者ですから、ケツだって出します!」

110621_NJPW-1.jpg新日本プロレス
J SPORTS CROWN
〜無差別級6人タッグトーナメント〜
日時:6月21日(火) 開始:19:00
会場:ディファ有明
観衆:350人(満員)

 21日、ディファ有明で行われた新日本プロレス『J SPORTS CROWN〜無差別級6人タッグトーナメント〜』初日。3日間に渡って開催されるヘビー級、ジュニアヘビー級混合のトリオによるトーナメント戦の1日目は1回戦4試合と前哨戦2試合が行われた。

 6・18大阪大会でキラー・ラビットがCHAOSから追放され、代わりに"元WWEスーパースター"のブライアン・ケンドリックが邪道&外道と合体! 試合前からかなりケンドリックを意識しているKUSHIDAだが、熱くなるKUSHIDAを下げてドラダが先発。外道との力比べからモンキーフリップで投げてみせたドラダ。続いて邪道がロックアップで棚橋をロープに押し込むと、棚橋のマネをしてナルシスポーズでクリーンブレイク。逆水平チョップを打っていった邪道にクロスボディを返した棚橋だが、タックルでなぎ倒した邪道は棚橋以上に"かっこいいカラダ"をアピール。
 続いてケンドリックが棚橋の左ヒザを徹底攻撃していくが、ショルダースルーで投げ飛ばした棚橋はKUSHIDAにタッチ。すぐにケンドリックがKUSHIDAを場外に追いやると、邪道が逆水平チョップ。リングに戻されると外道がチョーク攻撃からの顔面集中攻撃。かなり捕まってしまったKUSHIDAだが、邪道にドロップキックを返すとようやく棚橋にタッチ。ドロップキックから控えの選手にクロスボディを浴びせた棚橋は、フライング・フォアアーム、エルボースマッシュ、ローリングセントーン、スリングブレイドと決めていく。
 さらにCHAOSトリオを場外に追いやると、棚橋組は3人同時プランチャを投下。棚橋と邪道はお互いにリングに戻ろうとする相手のタイツを引っ張って、尻を出した状態でリングに戻る。そのまま延髄蹴りを叩き込んだ棚橋はドラダにタッチ。ケンドリックにスワンダイブ式クロスボディを決めたドラダは、花道ダッシュしてノータッチリングインしてのコルバタを決めると、ロープに飛び乗ってのミサイルキック。15分が経過し、KUSHIDAがスワンダイブ式ブレーンチョップを落としていくが、外道がチンクラッシャーからのDDTで応戦。トラースキックをかわしたKUSHIDAだが、外道は丸め込みを連発。
 カウント2で返し、ハンドスプリング・オーバーヘッドキックからバズソーキックを叩き込んだKUSHIDAは、ミッドナイトエキスプレスを投下して3カウント。ところが試合後、ケンドリックがKUSHIDAにザ・ケンドリックを決めてさらに因縁を深めた。インタビュースペースで報道陣から"尻見せ"について聞かれた棚橋は「僕の日焼けの白い部分、見えました?」と逆質問。質問した記者が「そこまでは(苦笑)」と答えると(注:写真で確認すると分かる)、棚橋は「あぁ、よかった(笑)。それが一番気になっていたんで。日焼けマシンで日焼けすると、ちょうど境目の所が白くなっちゃうんで(笑)。まぁまぁチャンピオンはあらゆる選手に対応してこそチャンピオンですから、ケツだって出しますよ!」と言い放った。

110621_NJPW-2.jpg 入場する真壁組を背後から奇襲した鈴木軍(仮)。小島を場外に連れ出したタイチはイス攻撃を見舞うと、壁や鉄柵に小島を叩き付ける。TAKAもリング上で真壁を踏みつけていくが、真壁と小島を鉢合わせにしようとしたところを、コジマカベは逆にTAKAとタイチを鉢合わせにしていく。コジマカベのダブルタックルで倒れないアーチャーに対し、本間がミサイルキック。
 さらにTAKAにタックル、串刺しエルボー、フェースクラッシャーと決めた本間だったが、TAKAがうまく場外に追いやると、タイチとアーチャーが凶器攻撃。リングに戻ったタイチが蹴りを連打すると、アーチャーが踏みつけからチョークスラム。グロッキー状態の本間にレッグドロップを落としたアーチャーだが、串刺し攻撃をかわして本間は真壁にタッチ。ラリアットの連打から馬乗りナックルを叩き込んだ真壁だが、アーチャーもカウンターのビッグブーツ。そこにTAKA&タイチが入っていくが、真壁はダブルラリアットで吹っ飛ばして小島にタッチ。
 タイチは逆撫でするようにマシンガン逆水平を打っていくが、小島はすぐさまマシンガン逆水平を返すと、行っちゃうぞエルボーを投下。さらにコジコジカッターからラリアットを狙ったが、かわしたタイチがハイキック。そこにTAKAとアーチャーが入ってきてトレイン攻撃をお見舞いすると、アーチャーがアバランシュホールド。辛くもカウント2で返した小島はズボンを取り去って突進したタイチに、カウンターのラリアットを叩き込んで3カウント。コジマカベ&本間が2回戦進出を決めたが、試合後負けた腹いせにアーチャーにリバースDDTで叩き付けられた真壁は、爆弾を抱えている首に大きなダメージを受けてしまった。

110621_NJPW-3.jpg 中西学の欠場により三上恭祐が代打出場することになった金本組。金本が指示を出すと、三上と高橋が走ってリングインし、円華と忍と睨み合い。1人余った菊地はあとからリングインしてきた金本を睨み付ける。そのまま6者同時にエルボー合戦で試合開始。すぐさま円華と菊地を場外に追いやると、1人リングに残された忍に金本がアンクルホールド。辛くも菊地がカットに入ると、金本はローを蹴っていくが、菊地は「効かねぇよ」と強がる。だが、背後から三上が入ってきて菊地にチョップを見舞っていく。
堪らず円華にタッチすると、三上がキャメルクラッチに捕らえたところを金本が蹴っていく。何とか忍にタッチするが、三上は忍をコーナーに押し込んで大暴走。しかしブレーンバスターを返した忍はライオンサルトからSEXボンバーを狙うが、三上はネックブリーカーで迎撃。すかさず金本が顔面ウォッシュを見舞っていくが、忍もニールキックを返して菊地にタッチ。
 ゼロ戦キック、エルボーを打っていった菊地だが、金本が張り手を叩き込むと、三上と高橋も入ってきて張り手を連打。菊地も高橋にエルボーを返して円華にタッチするが、高橋はミサイルキック。円華がドロップキックからランニングエルボーを返すと、菊地と円華が入ってきてトレイン攻撃。さらに円華がファルコンアローからランヒェイを決めて3カウント。外敵トリオが2回戦進出を決めた。

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼第1試合 J SPORTS CROWN無差別級6人タッグトーナメント前哨戦 20分1本勝負
天山広吉/井上亘/●キング・ファレ
11分15秒 マジックキラー→片エビ固め
ジャイアント・バーナード/○"ザ・マシンガン"カール・アンダーソン/獣神サンダー・ライガー

▼第2試合 J SPORTS CROWN無差別級6人タッグトーナメント前哨戦 20分1本勝負
○後藤洋央紀/プリンス・デヴィット/田口隆祐
12分55秒 昇天・改→片エビ固め
矢野通/飯塚高史/●石井智宏(リキプロ)

▼第3試合 J SPORTS CROWN無差別級6人タッグトーナメント1回戦 無制限1本勝負
金本浩二/三上恭祐/●高橋広夢
10分56秒 ランヒェイ
菊地毅(フリー)/○円華(フリー)/忍(666)

▼第4試合 J SPORTS CROWN無差別級6人タッグトーナメント1回戦 無制限1本勝負
永田裕志/タイガーマスク/●渡辺高章
11分09秒 東京ピンプス→体固め
田中将斗(ZERO1)/○高橋裕二郎/ディック東郷(DDT)

▼第5試合 J SPORTS CROWN無差別級6人タッグトーナメント1回戦 無制限1本勝負
真壁刀義/本間朋晃/○小島聡(フリー)
14分47秒 ラリアット→片エビ固め
ランス・アーチャー(フリー)/TAKAみちのく(K-DOJO)/●タイチ

▼第6試合 J SPORTS CROWN無差別級6人タッグトーナメント1回戦 無制限1本勝負
棚橋弘至/○KUSHIDA/マスカラ・ドラダ(CMLL)
16分39秒 ミッドナイトエキスプレス→体固め
ブライアン・ケンドリック/邪道/●外道

このページの先頭へ
コラム女子プロレス団体『FEATURES』
スターダム世IV虎の番長日記
はるか悠里の格闘アイドル育成計画
スターダム須佐えりの初勝利への道
月別アーカイブ
団体