桜花が大畠とのブラックダリア同門対決に勝利!GAMI&ボリショイのベテランコンビが紫雷姉妹を一蹴!

110619_Wave-1.jpgプロレスリングWAVE
大阪ラプソディvol.12
日時:6月19日(日) 開始:18:00
会場:大阪ミナミ ムーブ・オン アリーナ
観衆:272人(超満員札止め)

 19日、大阪ミナミ ムーブ・オン アリーナで行われたプロレスリングWAVE『大阪ラプソディvol.12』。いよいよ佳境に入ってきた波女決定リーグ戦『Catch the WAVE』。この日行われた公式戦はヤングブロックの花月vs.飯田美花、テクニカルブロックの華名vs.水波綾、ビジュアルブロックの桜花由美vs.大畠美咲の3試合。

 勝ってブロック優勝を決めたい大畠と、待ったをかけて優勝への可能性を残したい桜花のブラックダリア(以下BD)同門対決。ゴング前に大畠がムチで襲いかかり、場外へプランチャで飛ぶ。さらにムチで攻撃し、場外で桜花のブレーンバスターをDDTに切り返した。怒りを露わにした桜花の強烈な串刺しビッグブーツ2発を食らったが、ムチを使ったチョーク攻撃、ミサイルキック2連発で反撃。エルボー合戦はほぼ互角に展開するも、大畠は足を踏みつけてからランニングエルボーを放ち、低空クロスボディアタックを串刺しで浴びせた。しかし、ダイビングボディプレスは足を立てられ、ビッグブーツ、顔面蹴りと食らって場外に転落。花道ビッグブーツを食らう。先にリングに上がった桜花にエプロンから蹴り落とされ、場外カウントギリギリ(リーグ戦は10カウント)でリングに戻ると、ミサイルキック連発、ドラゴンパンサー、バックドロップと防戦一方。
 しかし、コーナー上でヘッドバットを見舞い、雪崩式のカサドーラ、ジャーマンと反撃。ビッグブーツを食らい、顔面を蹴り上げられ、かかと落としを食らってもカウント2で肩を上げ、ネックハンギングからのスープレックス、ビッグブーツもカウント2で返す。顔面かきむしりからカサドーラで丸め込み、ビッグブーツを食らっても逆にフォール。ジャーマンで投げ、ビッグブーツの蹴り足をキャッチしてジャックナイフ式エビ固め、さらに低空クロスボディアタックと次々と攻め立てたが、コーナーに上ったところでビッグブーツ、顔面蹴りを食らって落とされる。それでもサクラ☆ドロップを阻止し、コーナーを駆け上がって雪崩式攻撃を狙ったが、切り返されて雪崩式ネックハンギングボムでたたきつけられる。大畠はさすがに返すことができず3カウントを聞いた。
 試合後、桜花が「大畠、リーダー。あんたとはBDで組んでいて、タッグチームとしてすごい楽しいんだけど、やっぱりリーグ戦は譲れなかったから。大畠は今5点でしょ? 私は今日で4点。大畠の優勝をストップさせます。次は美央とシングル。勝てば私の優勝。だから。この試合は負けられませんでした。でも大畠はBDではすごく尊敬してます。今日戦ったけど、これからもリーダー、よろしくお願いします」と言って握手を求めるが、大畠は握手はせずに先に退場してしまった。

110619_Wave-2.jpg テクニカルブロックの華名vs.水波の一戦は、じっくりした攻防で始まるも、水波がコーナーにぶつけてギロチンドロップを決める。華名が距離を取って仕切り直し。グラウンドに持ち込み、水波の足を極める。水波は華名のローキックに苦痛の表情を浮かべたが、グラウンドでは逆片エビ固め、STFで絞めあげた。エルボー合戦から華名のミサイルキックを食らった水波は、カウンターで担ぎ上げてショルダーバスター。タックルで吹っ飛ばし、串刺しスピアー、ダイビングショルダーアタックと攻める。スリーパーに捕まると、1本背負いで振り払ってギロチンドロップを連発。最後の一発をかわされ、顔面へのスライディングキック、ミドルキック、ソバット、ロシアンフック、バズソーキックと攻め込まれると、水波はたまらず場外にエスケープ。
 リングに戻り両足タックルでテイクダウンをさせるも、下から三角絞めを狙われ、腕ひしぎ逆十字固め、腕固めに捕まった。スピードの乗ったスピアー、大外刈りで反撃し、アンクルホールに捕まっても、ヒザ立ちの華名に前から、後からとギロチンドロップを見舞う。裏投げは阻止され、華名のジャーマン、ソバットを食らったが、カウンターで裏投げを決めると、首固め、十字固めで3カウントを迫り、華名の首固めも切り返して逆にフォール。ロシアンフックをたたき落とすと、バックブローをかわして裏投げに切り返す。そのまま3連発を決めたが、3カウントは入らず、バックブローを浴びたところで時間切れ。水波は1点でリーグ戦を終了した。

110619_Wave-3.jpg 6月19日に実現した619WAVE。ボリショイとイオの速い攻防で試合が始まる。姉妹が連係を狙うも、ボリショイがすかしてGAMIがメガホン。GAMI&ボリショイの同期タッグが試合の流れを掴み、イオにダブルのブレーンバスター。GAMIが2人まとめてフェースクラッシャーを決めると、GAMIが美央の、ボリショイがイオの腕を取ってロープ渡りで競演した。イオもGAMIの腕を掴んでお返しのロープ渡り。GAMIがロープを蹴って落とそうとするも、イオは動じることなく一回転してから投げて見せた。美央がトペを狙うとGAMIはかわそうとする。しかし、美央は飛ばずにセカンドロープの上に立ち、股の間をくぐってイオがトペで飛んだ。GAMIが美央に619を狙うも失敗。
 続いて美央が狙うと「お前にできるわけないやろ」とGAMIがトラースキックで迎撃した。イオを押さえたボリショイに呼び込まれたGAMIが再び619に挑戦。今度は成功し、お返しに美央がボリショイに619を決め「できた、できた」と喜ぶ。さらにGAMIにイオが、美央にボリショイが619を同時に決めた。イオのスワンダイブ式ミサイルキック、合体技バイオレットフラッシュ、イオのムーンサルトプレス、ミステリオラナとGAMIが攻め込まれるも、ボリショイが掌底で助けに入り、GAMIが雪崩式フランケンシュタイナー。GAMIがボリショイを担ぐ合体619を決め、ラリアットを放ち、ラリアットと見せかけて目突きから首固め。最後はボリショイの掌底、GAMIのシャイニングウイザード、マウンテンスプラッシュ、ボリショイの619、GAMIのドラゴンスープレックスと畳み掛けて、イオを沈めた。
 試合後、GAMIが「まいど! 小娘ども、うちらベテランはな、飯田が生まれる前からプロレスをやってんねん。お前らみたいにクルクル回って、人の顔を見て笑って、楽ちゃうねん。まだまだやな、ふん! 来週の26日、君たち(紫雷姉妹)はまだまだやから呼ばれてないけど、JWPの社運をかけた一大イベントがあるんです。26日5時半からIMPで、私はベテランのはずやのに何試合目?」とボリショイに尋ねる。ボリショイが「第1試合。でも、第1試合が一番大変!」と答えると、GAMIは「そうや! コメ山(米山香織)の復帰戦。年末に試し斬りをやられたので、ハードな技を食らわないように会場を温めたいと思います。(紫雷姉妹が出場する)びっ○りプロレスに行かない方は、チケットを買って、私の第一試合を見てから、びっ○りプロレスに行ってください」とマイクアピールした。

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼第1試合 OSAKA・スクランブルWAVE 30分1本勝負
植松寿絵/輝優優/○広田さくら
16分56秒 ときめきメモリアル→体固め
●春日萌花/栗原あゆみ/弁天娘。

▼第2試合 Catch the WAVEヤングブロック・リーグ公式戦 10分1本勝負
○花月【2勝1分=5点】
6分56秒 ジャックハマー→体固め
●飯田美花【2敗=0点】

▼第3試合 Catch the WAVEテクニカルブロック・リーグ公式戦 15分1本勝負
△華名【1敗2分=2点】
時間切れ引き分け
△水波綾【3敗1分=1点】

▼第4試合 下野佐和子十番勝負〜第八陣〜 30分1本勝負
○豊田真奈美
16分12秒 ムーンサルトプレス→体固め
●下野佐和子

▼第5試合 OSAKA・619WAVE 30分1本勝負
○GAMI/コマンドボリショイ
16分58秒 ドラゴン・スープレックス・ホールド
紫雷美央/●紫雷イオ

▼第6試合 Catch the WAVEビジュアルブロック・リーグ公式戦 15分1本勝負
○桜花由美【1勝1敗=4点】
11分52秒 雪崩式ネックハンギングボム→体固め
●大畠美咲【2勝1分=5点】

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