WAVE広島大会でブラックダリアが植松輝と初遭遇!波女決定リーグ戦では、チェリーと栗原が初勝利!

110618_Wave-1.jpgプロレスリングWAVE
HIROSHIMA WAVE〜BU☆TI〜
日時:6月18日(土) 開始:18:30
会場:広島産業会館西館第4展示場
観衆:300人(超満員)

 18日、広島産業会館西館第4展示場で行われたプロレスリングWAVE『HIROSHIMA WAVE〜BU☆TI〜』。大会開始前、広島での試合中の事故で亡くなったプラム麻里子さん、三沢光晴さんを偲び、10カウントゴング、1分間の黙祷が行われたあとの第1試合。地元ダブプロレスの男子選手が参戦し、ミックドマッチに臨んだ華名と広田さくら。

 広田は先発を買って出るも、観客に応援コールを要求し「やめろー」と止めてしまう。「いつもこうなの?」と戸惑う魁に対し、「あの時の恨みを晴らしてやる」とケンカをふっかけ「大事なのは広島のみなさんに私の熱意が伝わるかということだ!」と1人で勝手に盛り上がるも、ショルダータックルで吹っ飛ばされ「お前、強くなったな」と勝手に因縁に終止符を打つ。さらにロープにはりつけにした華名にカンチョーとやりたい放題。パロマはグラウンドで華名の足を極めると、興奮を抑えきれず腰をグラインドし、広田はコーナーポストを使った股裂きで魁を攻める。客席の子どもや華名も加わって両足を引っ張った。広田がコーナー上で犬神家を決め、魁をヘッドシザースホイップで投げ飛ばすと、パロマがファイアーマンズキャリーでたたきつけた。広田が魁に卍固めを狙うも、足を引っ掛けることができず失敗。パロマが抱えた合体ドロップキックは広田が落とされ頭部を強打。広田を踏み台にした串刺し攻撃も、広田がパロマの重さに耐えきれず潰れてしまった。しかし、広田はウラカンラナで魁を丸め込み、華名のハイキックを誤爆させると、カンチョーを決める。失神寸前の魁にときめきメモリアルでトドメ。広田が広島大会オープニングマッチを勝利した。

110618_Wave-2.jpg この日行われた波女決定リーグ戦『Catch the WAVE』の公式戦は、テクニカルブロックのチェリーvs.水波綾、ビジュアルブロックの栗原あゆみvs.紫雷美央の2試合。チェリーvs.水波戦では劣勢だった水波がカウンターで裏投げを決めると、アルゼンチン式背骨折りからのフェースバスターと大技を連発。しかしバックドロップ狙ったところでチェリーが首固めに切り返すと、すかさず春夜恋で丸め込んで3カウント。これで両者とも公式戦3戦を終え、チェリーは初勝利をあげ、水波は3戦全敗でブロック優勝の可能性は消えた。
 続く栗原vs.美央は、栗原のエルボーと美央のローキックでバチバチした攻防を展開。これに打ち勝った美央がエプロン際で変顔にするなど、序盤は試合の流れを掴む。栗原は弓矢固め、サーフボードストレッチで腰を攻め、ダブルニーアタック、ぶら下がり式腕ひしぎ逆十字固め、卍固めで反撃する。しかし、飛び付きの腕ひしぎ逆十字固めから腕への蹴り、腕固めと一点集中攻撃に劣勢を強いられ、顔面ドロップキック、ミサイルキックとやり返しても、スイングDDT、トペ、ミサイルキック、STO、バズソーキックで攻め込まれた。しかし、ジャーマンで流れを変えると、裏投げ、変形裏投げを連発。得意技でキッチリと3カウントを奪い、ようやく1勝目をあげた。

110618_Wave-3.jpg メインではWAVEマットを席巻するブラックダリア(以下BD)が「キング・オブ・タッグチーム」植松輝と初遭遇。BDは先制攻撃を仕掛け、場外戦でムチを使って優勢に試合を進めると、リング上では植松に狙いを定める。連係に勝る植松輝が隙のないコンビネーションで一時は流れを変えるも、BDの反則攻撃に手を焼く。桜花のビッグブーツを食らい、動きの止まった植松が集中攻撃を浴びたが、ビッグブーツをかわすと、すかさず輝がリングイン。サンドイッチミサイルキックを決め、植松が桜花に顔面ウオッシュを浴びせた。輝も桜花のビッグブーツや大畠のムチを使ったチョーク攻撃などに苦しんだが、大畠の回転エビをジャーマンに切り返し、三角飛び延髄斬りでお返しする。植松が大畠のダイビングボディプレスでヒザを立てると、大畠がムチを振り回し、植松にスイングDDTから低空クロスボディアタック、ジャーマン、桜花がかかと落とし、ネックハンギングボム、ビッグブーツと畳み掛けた。
 しかし、垂直落下式ブレーンバスターは逆に植松が投げ返し、ダイビングボディプレス、ハイアングル植松。桜花のスタナー、大畠の低空クロスボディアタック、ドロップキック、逆打ち、桜花の垂直落下式ブレーンバスターと反撃されたが、桜花のタイガースープレックスは輝が延髄斬りでカット。ムチ、顔面蹴り、ビッグブーツと食らいながらも、大畠のムチを同士討ちさせ、輝のエルボースマッシュ、植松のドラゴンで桜花を沈めた。
 試合後、マイクを持った植松が「植松輝は女子プロレス界一、いやプロレス界一の名タッグだと思っています。変わったことは植松がWAVE所属になったということです。植松は来年4月の引退を発表しました。4月まではWAVE所属として、輝の素晴らしき相方として、女子プロレス界変えていきますので、最後まで植松輝に付いてきてください!」と言って広島大会を締めた。

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼第1試合 HIROSHIMA・MIX WAVE 30分1本勝負
○広田さくら/レイ・パロマ
16分7秒 ときめきメモリアル→体固め
華名/●魁

▼第2試合 Catch the WAVEテクニカルブロック・リーグ公式戦 15分1本勝負
○チェリー【1勝1敗1分=3点】
9分24秒 春夜恋
●水波綾【3敗=0点】

▼第3試合 HIROSHIMA・スクランブルWAVE 30分1本勝負
春日萌花/○豊田真奈美/飯田美花
24分31秒 ジャパニーズ・オーシャン・クインビーボム→片エビ固め
●GAMI/コマンドボリショイ/紫雷イオ

▼第4試合 Catch the WAVEビジュアルブロック・リーグ公式戦 15分1本勝負
○栗原あゆみ【1勝2敗=2点】
12分2秒 変形裏投げ→片エビ固め
●紫雷美央【2敗1分=1点】

▼第5試合 ブラックWAVE 30分1本勝負
○植松寿絵/輝優優
18分50秒 ドラゴン・スープレックス・ホールド
●桜花由美/大畠美咲

このページの先頭へ
コラム女子プロレス団体『FEATURES』
スターダム世IV虎の番長日記
はるか悠里の格闘アイドル育成計画
スターダム須佐えりの初勝利への道
月別アーカイブ
団体