望月軍(仮)改めJUNCTION THREEを裏切ったハルクがBW入り!代わりにGammaがJT入り!そして戸澤が凱旋帰国し、シフトチェンジ完了!
DRAGON GATE
THE GATE OF MXIMUM
日時:6月8日(水) 開始:18:30
会場:後楽園ホール
観衆:2000人(満員)
8日、後楽園ホールで行われたドラゴンゲート『THE GATE OF MXIMUM』。シフトチェンジ真っ最中のドラゲーだが、今大会ではいきなりBlood WARRIORSのCIMA&土井成樹&神田裕之と、望月軍(仮)の望月成晃&吉野正人&YAMATOの全面対決と、犬猿の仲としてこれまで何度も激しくぶつかり合った鷹木信悟とB×Bハルクが、共に望月軍(仮)のメンバーになったことでタッグを組み、現ツインゲート王者の堀口元気&斎藤了のマライサとノンタイトル戦で対戦することが決まっていたが、まず第1試合が始まる前、お揃いのグリーンのTシャツを着てリングに上がった望月軍(仮)は、チーム名が『JUNCTION THREE(ジャンクションスリー)』に決まったと発表した。
5・27神戸大会で新たに欠場中のKzyが加入したBlood WARRIORS(以下BW)だが、逆にシフトチェンジについてこられないと判断されたGammaが追放されてしまった。そのGammaは第1試合でリッチ・スワンと組み、ドン・フジイ&スペル・シーサーと対戦。試合に敗れてしまったGammaを蹴撃したBWだが、CIMAはかつての盟友Gammaに対して「俺も鬼やない。お前にも生活があるやろ。俺のドラゴンゲートでの政治力を使えば、お前をドラゴンゲートのすべての大会にブッキングすることも可能や」と言うと、その代わりに股の下をくぐれと屈辱的な要求を突き付ける。
Gammaが弱々しくCIMAの股をくぐろうとすると、何とスワンがCIMAに急所攻撃を見舞って阻止! そのままスワンはJUNCTION THREE(以下JT)に合流。するとYAMATOがGammaに向かって「お前、追放されてからアイツらにやられっ放しじゃねぇか! 男だったら立ち上がってみろよ!」と檄を飛ばした。
さらにBWは第2試合の試合後にも乱入してJTと大乱闘を繰り広げたが、この中で鷹木のタックルを堀口がかわし、ハルクに誤爆させる! セミでタッグを組む2人に不穏な空気が漂うが、望月が間に入って何とかなだめた。そして迎えたセミファイナル。先にマライサが入場すると、まずは鷹木が1人で入場。続いてハルクのテーマ曲は流れると、途中で曲がチェンジして南側の客席からダークサイド・ハルクが久しぶりに登場!
鷹木が「聞いていない」という表情でハルクのほうを見ていると、何とJT側のコーナーからダークサイドではなくB×Bハルクが入ってきて、背後から鷹木を蹴撃! ダークサイドはブラフで正体は谷嵜! すかさずマライサをはじめBWの面々もハルクに加勢し、鷹木の顔の前にイスをセットすると、そこにハルクがファーストフラッシュ! さらに凶器を突き立て、鷹木の額を叩き割って大流血させたハルクは、額の傷に噛みついていくと、「オイ、鷹木信悟! お前、俺が裏切ることぐらい分かっただろ? そりゃそうだよな。俺とお前が仲良く手を取り合ってなんてあり得ないからな! 流血どころじゃ済まさねぇぞ。丸坊主にされた恨み忘れたワケじゃないからな!」と言ってバリカンを持ち出した。
ここで望月や吉野らJTのメンバーが入ってきて鷹木を救出! 望月がCIMAに向かって「これがお前らの言う最終シフトチェンジか?」と詰め寄ると、いますぐにでもメインでやる予定だったCIMA&土井&神田vs.望月&吉野&YAMATOを始めようという雰囲気に。だが、YAMATOは鷹木が血祭りにされたことに納得がいかず、そこに鷹木も加えて4vs.4でやってやると要求。これを聞いたハルクが「鷹木が出てくるなら俺がやってやるよ!」とBW側の4人目に名乗りを上げる。
すると今度は吉野が「別に5vs.5でもやってんええんちゃうか? YAMATO、お前が気にかけていた奴がいたな。そいつを入れて5vs.5でやってやるぞ!」と言うと、そこにDrマッスルが登場。YAMATOが「誰だ?」という表情でDrを見つめていると、自らマスクを脱いだその正体はBWを追放されたGamma! Gammaは「YAMATO、俺も男だよ! そしてモッチー、過去にはいろいろあったけど、コイツら潰すために俺も仲間に入れてくれよ!」とJT入りを懇願。これを受けて望月も「細かいことはどうでもいいや! お前を追放したアイツらを見返してやれよ!」とGammaのJT入りを受諾。これでJTの5人は決まったが、BWの5人目は何とハルクがBW入りするにあたっての"手土産"だという。
ハルクが「BW最後のメンバーはこの男だ!」と叫ぶと、そこに登場したのは長期海外武者修行に出ていた戸澤陽! 前日までドラゲーのメンバーとドラゴンゲートUSAの大会に出ていた戸澤だが、実は緊急帰国していた! BWカラーのコスチューム姿でリングに上がった戸澤は「ハハハハ! 戸澤陽が日本に帰って来たぞ! オイ、YAMATO、信吾、YOUたちと違ってこの俺はサバイバルしてきたんだ。俺から見たらお前らは会社に守られたボンボンのおぼっちゃまや! それからそこでアホ面こいたYOUたち。プロレスごっこやったらその辺の公園でやっとけ。オーイ、望月! YOUがチャンピオンなんてドラゴンゲートが世界の笑いもんなんじゃ!」と太々しくJTを挑発。これを聞いた望月が戸澤を睨み付けながら「いま吐いた唾、あとでテメーで飲み込むなよ!」と言い放ち、急遽5vs.5の10人タッグマッチが決定!
試合は6・19博多でドリームゲート王座を賭けて激突する望月と神田、裏切れた上に大流血に追いやられた鷹木とハルク、因縁のCIMAとGamma、同じく土井と吉野、そしてかつてはKAMIKAZEとして一緒にやってきたYAMATOと戸澤がとくに激しくぶつかり合う。そして土井のマスキュラーボムを強引に望月が裏ツイスターで切り返したところに、Gammaがガンマスペシャルで叩き付けてからスカイツイスタープレスを狙ってコーナーに登るが、CIMAがイス攻撃でカット!
逆にシュバインで叩き付け、神田がダイビング・エルボードロップを投下。さらに戸澤が突進するが、Gammaはカウンターのトラースキック。それでも戸澤はバックを取ると、ロープに押し込んでこの試合で多用していてバイシクルキックを叩き込むと、ジャーマンで投げてカウント2まで追い込み、ならばとパッケージ・ジャーマンスープレックスで投げてGammaから3カウントを奪った。
凱旋試合を自らの勝利で飾った戸澤は「オイ、Gamma! 大したことないのぉ。そんなものか? YAMATO、信吾、YOUたちも一緒じゃ! なんも伝わってこんかったぞ!」とJTを挑発すると、かつての仲間であるYAMATOと鷹木にシングル戦を要求。これを聞いたYAMATOは「シングルじゃ5vs.5みたいに誤魔化しは効かないぞ。お前がアメリカでたっぷり塗った金メッキを剥がしてやる!」と受けて立つ構えを見せる。
鷹木も海外遠征は自分のYAMATOもとっくに通ってきた道だと言って、戸澤を相手にせず、それよりも「オイ、石原!」とハルクの本名を呼ぶほど頭に来ている様子。するとハルクが鷹木に襲いかかっていき、「お前はしゃべらなくていいんだよ! どうせお前のことだから1vs.1で勝負しろって言うんだろ? 上等だ、いつでもやってやるよ。丸坊主にされた恨みは忘れないからな。次の後楽園でもいいぞ」と、こちらも一騎打ちを要求。この結果、7・8後楽園大会で戸澤vs.YAMATOとハルクvs.鷹木のシングルマッチが決定!
するとC-MAX時代のピエロメイクを復活させ、ヒールモードのCIMAが「Gamma、このリングに戻ってきたことを後悔させたるからな。俺から言わせてもらうと、リング上はリアルとファンタジーが入り混じった空間や。風向きはBWに吹いとるぞ。望月、2つのシングル決まった。だけど今日開戦したばっかりや。お前らとはシングルでも、タッグでも、6人タッグでも俺らは絶対に引かないかならな。ドラゴンゲートのシフトチェンジはこれにて終わりや」と、これにてドラゲーマットの勢力図を二分するシフトチェンジが終了し、いよいよBWとJTの全面戦争が開戦したことを宣言して引き揚げていった。
JTというチーム名が決まって初めて迎えた後楽園大会は、BWに3戦全敗となったが、望月は思い出したようにGammaに向かって「さっきは勢いで一緒にやろうぜと言ったけど、ブロディ・リーとの挑戦者決定戦とかそんな昔のことじゃないぞ。何か言葉ないの?」と問い詰める。するとGammaは「それは別として、ドラゴンゲートに上がって5年以上経ちますけど、こんな俺でも......いや僕でも"ジャクソンスリー"として応援してもらっていいでしょうか? これがお客さんの答えです。俺も......いや、僕もみんなと同じようにドラゴンゲートに骨を埋めたいと思いますので、これからもよろしくお願いします。俺も鬼じゃねぇ、人の子だ。だけどCIMAとやるときは鬼になって、アイツらをぶっ潰しますのでこれからもよろしくお願いします。ウー!」と望月への謝罪は横に置いた上、チーム名まで間違えながらも、ドラゲーに骨を埋める覚悟でJTの一員としてやっていくと改めて宣言!
なお、WARRIORSのトレードマークだった「ウー!」は今後、発案者であるGamma専用のアピールになるとのこと。なお、6・18博多スターレーンで行われる予定だったCIMA&土井&Xvs.吉野&ハルク&YAMATOの"トライアングルゲート王座決定戦"は、BW側のXがハルクになり、JT側は吉野&YAMATO&Gammaで行くことになった。
※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。
▼第1試合 タッグマッチ20分1本勝負
ドン・フジイ/○スペル・シーサー
10分50秒 ヨシタニック
Gamma/●リッチ・スワン
▼第2試合 タッグマッチ20分1本勝負
○谷嵜なおき/トマホークT.T
11分40秒 インプラント→片エビ固め
横須賀享/●KAGETORA
▼第3試合 シングルマッチ30分1本勝負
○新井健一郎
8分54秒 横十字固め
●岩佐拓
▼第4試合 タッグマッチ30分1本勝負
サイバー・コング/○リコシェ
14分41秒 バックスライド・ドライバー→片エビ固め
ドラゴン・キッド/●PAC
▼第5試合 スペシャル・タッグマッチ45分1本勝負
堀口元気/斎藤了
試合不成立
鷹木信悟/B×Bハルク
▼第6試合 緊急決定10人タッグマッチ60分1本勝負
CIMA/土井成樹/神田裕之/B×Bハルク/○戸澤陽
23分43秒 パッケージ・ジャーマンスープレックスホールド
望月成晃/吉野正人/YAMATO/鷹木信悟/●Gamma
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