一夜限りの復活を遂げた変態團に超満員の観客から大「変態」コール!飯伏とディーノもローションまみれに...

100930_Hentaidan-1.jpg変態團興行実行委員会
変態團興行 ~R指定だよ、全員集合~
日時:9月30日(木) 開始:19:30
会場:新木場1stRING
観衆:457人(超満員札止め)

 30日、新木場1stRINGで行われた『変態團興行 〜R指定だよ、全員集合〜』。変態團とは中澤マイケルと佐藤光留が2008年11月にDDT内で結成したユニットだが、あまりにも度を超えた変態行為の連続に没収試合が相次ぎ、ファンからの抗議メールがリアルに3通届いたという。そのため高木三四郎大社長の強権発動により、同年12月に解散させられた伝説のユニット。そんな変態團はDDT内では復活が禁止されているため、DDTの預かりしないところ(?)で、一夜限りの復活自主興行を開催することになった!
 チケットもR指定(15歳以下入場禁止)で発売したことで、マニアの期待を煽りカード発表前からチケットの売れ行きは絶好調! そしてこの大会を締めくくるメインは、マイケル&光留の変態團vs.バラモン兄弟の没収試合裁定なし完全決着ルールに決定した!

 メイド服の光留とナース服のマイケルを見たバラモン兄弟は「なんだこの興行は、ふざけるな! テメーらも笑ってんじゃねぇぞ! テメーらプロレスを舐めるな!」と変態團と観客に悪態をつくと、いきなり激しい場外乱闘を展開。超満員の客席にも容赦なく雪崩れ込んでいき、先ほどまで笑って見ていた観客も真剣に逃げ惑う!
 だが、リングに戻ったマイケルは9・26後楽園大会でも観客をドン引きさせたサッカーボールキック3連発のハットトリックを繰り出す。「♪オ〜レオレオレオレ」と大合唱するマイケルに光留が「もうそれくらいにしておけ!」とタッチを要求。するとバラモン兄弟はお告ゲルで光留を捕まえる。マイケルがなかなかカットに入らず、何をしているかと思ったら何故か1人で目隠し&ボールギャグをして、手錠で鉄柱に拘束されている。
 するとバラモン兄弟はハサミで光留のメイド服を切り裂くという暴挙に出たため、マイケルが自らはめた手錠を外して、ようやくカットに入って来る。しかしあっさりマイケルを蹴散らしたバラモン兄弟は、白いショートタイツ一丁になった光留の尻に、「ウ●コ付けてやる!」と叫んでから味噌を塗りたくっていく!
 場内に味噌臭が漂う中、何とかニールキックを返した光留がようやくマイケルにタッチすると、ケイにエルボー合戦を挑んでいく。そして「熱くなってきたぜ〜! 火照って来たぜ〜!」と叫んでネース服を脱ぎ捨て、Oバックに網タイツ姿になったマイケルはトラースキック。そこに光留が入ってきてケイに飛び付き腕十字を決めていくと、マイケルもシュウにマイケル・ドント・クライを決めていく。
 さらに光留が「久しぶりだね、マイケル。そんなに照れなくたっていいんだよ。俺たち変態團じゃないか!」と言って熱いキスを交わした変態團は合体攻撃を繰り出していくが、バラモン兄弟も合体攻撃や巨大な杭にCGを施してからマイケルの尻に突き刺していくという反撃で形勢逆転。光留は何とかシュウの墨汁ミストをかわしてケイに誤爆させると、ケイにアンクルホールドを決めていき一発逆転を狙ったが、シュウが再び墨汁ミストを噴射してカット。
 光留に対して一気呵成に攻めていくシュウだが、光留も必死でキックアウト。だが、シュウはダメ押しのゾンビキングで叩き付けて3カウントを奪った。試合後、マイケルの肩を借りた光留が「せっかく変態團興行復活したのに勝てなくてスミマセンでした。でも今日、このリングで分かったことがありました。1つはマイケルと会えて本当によかったことと、2カ月で解散に追い込まれた変態團のためにこんなたくさんのお客さんが集まってくれて、僕は本当に幸せです!」と絶叫。場内は大「変態」コールで包まれた。

100930_Hentaidan-2.jpg バラエティに富んだルールによるカードが並んだ変態團興行の中で、唯一マトモなカードと思われたセミファイナル。ところが光留は前日のUSTREAMの中で、ホームリングでもなく、DDTの看板を背負って他団体に出るわけでもなく、自由なリングに上がることで飯伏の変態さが爆発すると危惧していた。
 しかもこの試合のスポンサーについた須藤商事という会社は、何とローションを販売する会社。そのため、リングの四方には大量のローションが置かれて自由に使用していいというルール。だが、ボールギャグをはめて入場したにも関わらず、入江茂弘はパートナーの男色ディーノに向かって「ローションとか大嫌いなんです! この肉体だけで勝負したいんです!」と直訴。ディーノも入江の熱意に押されてローションを使用しないことを承諾する。
 その言葉通り、入江はその肉体をフルに活かしてIWGPジュニアタッグ王座挑戦を控えている飯伏幸太に真っ向からぶつかっていく。だが、飯伏&高尾蒼馬組はまだ痔ろうが完治していないディーノの尻を集中攻撃。高尾もS心に目覚めたようで、楽しそうにディーノの尻を蹴っていく。だが、入江が1人で飯伏と高尾をまとめてブン投げると、ディーノに指示をして男色ナイトメアーとテディベアを同時に決めていく。
 しかしカンチョーでディーノを迎撃した飯伏は、ジャーマンで投げると倒れたディーノの尻にその場飛びムーンサルトを投下。飯伏のヒザが肛門に突き刺さったディーノは、場外まで走っていくほどのダメージ。何とか入江が1人で奮闘するが、飯伏は足4の字固めに捕らえていく。絶体絶命の入江だったが、苦しまぎれにコーナー下に置かれてあったバケツを掴むと、何とその中のローションを飯伏にぶっかけて脱出!
 入江が自ら封印を宣言していたローションを使ってしまったことで、ディーノも頭からローションを被ると高尾にローションプレイ! ここでディーノが入江に「決めなさい!」と指示すると、コーナーに登っていった入江。ところが、自らボールギャグを装着した入江はそのまま悶え始め、リング上は地獄絵図に。結局、収拾が付かなくなったことでレフェリーは無効試合を告げた。
 試合後も飯伏にローションプレイをお見舞いし、タイツの中に手を入れていたディーノだが、当初勝利者賞として須藤商事さんが用意していた目録は4選手に分けることに。するとディーノは須藤商事の人を羽交い締めに。ここで飯伏がバケツの中のローションを須藤商事の人にブチ撒け、そのまま目録を強奪して逃走! ローションまみれになったディーノはリングサイドの観客や関係者席のマスコミにローションを飛び散らせながら引き揚げていった。

100930_Hentaidan-3.jpg プロレス界のコスプレ王を決めるコスプレランブルには、『ストライクウィッチーズ』のコスプレをした安部行洋、女子高生のコスプレをした佐々木大輔、エヴァの惣流・アスカ・ラングレーのコスプレをした石井慧介、『くそみそテクニック』の安部高和のコスプレをしたマッスル坂井、スーパー・ストロング・マシンのコスプレをした平田一喜、キャットファイト時代のマスク・ド・チェリーのコスプレ(?)をしたチェリーが参加。
 マシンマスクを被った平田が登場すると、場内は大「平田」コール。そして坂井が「お前、平田だろ!」と藤波辰爾ばりに言うが、首を振ったマシンは力比べで坂井をねじ伏せる。そこにチェリーが登場し、引退間近の坂井に花束とVIP席を購入した観客にもプレゼントされた中毒性があると噂の赤い筒状のアイツを贈呈すると、坂井は「やめてよ、そういうのぉ! 試合中に」と照れまくり。だが、そんな坂井を9・26後楽園大会のときのようにみんなで胴上げすると、そのままOTRで失格にさせる。
 さらに佐々木がコーナーに登ると、下からスカートの下を覗き込んでいった平田マシン。思わず照れた佐々木がコーナーを普通に降りると、平田マシンは佐々木を寝かせてスカートをめくったあと、顔面騎乗でフォールするという鬼畜ぶり。エプロンまで追いやったチェリーには安部、石井、平田マシンの3人で「この年増!」と叫びながらフロントキックを見舞っていきOTRで失格にさせる。
 ここで見事な魔神風車固めを披露した平田マシンだが、石井が首固めで丸め込むと、上から安部が抑え付けてフォール。続けて安部が変転させて、そのまま石井もフォールしていき、安部は「これでコスプレ王はこの俺だー!」と喜んでいたが、そこに最後の1人"X"とされていたヨシヒコがメイドのコスプレをして登場! リングインと同時にズバッと安部に輪廻転生を決めたヨシヒコが、プロレス界のコスプレ王に輝いた。

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼ダークマッチ 総合ルール5分2R
○獣神サンダー・シバター(P'sLAB横浜)
2R 2分11秒 チョークスリーパー→ギブアップ
●那須晃太郎(STYLE‐E)

▼第1試合 マスカラ・コントラ・ブラジャー・コントラ・パンティー・コントラ・コンドーム4WAY戦 30分1本勝負
○アントーニオ本多(フリー)
11分24秒 コンドーム奪取
●諸橋晴也(ユニオン)
※残りの二人はマリーンズマスク(K−DOJO)とsawaco

▼第2試合 観衆目隠しシングルマッチ 30分1本勝負・ロストポイント制
○華名(フリー/トリプルテイルズ)
6分21秒 反則
●冨宅飛駈(パンクラスMISSION)

▼第3試合 コスプレランブル 時間無制限
○ヨシヒコ
11分26秒 輪廻転生
●安部行洋(DDT)
※ヨシヒコがプロレス界のコスプレ王へ
【退場順】マッスル坂井(DDT)→佐々木大輔(フリー)→チェリー(ユニオン)→平田一喜(DDT)→石井慧介(DDT)

▼第4試合 須藤商事スポンサード スペシャルタッグマッチ 45分1本勝負
飯伏幸太(DDT)/高尾蒼馬(DDT)
10分12秒 ノーコンテスト(ローション行為が過ぎたため)
男色ディーノ(DDT)/入江茂弘(チームでら)

▼第5試合 タッグマッチ60分1本勝負
●佐藤光留(パンクラスMISSION)/中澤マイケル(DDT)
17分7秒 ゾンビキング→エビ固め
○バラモン・シュウ(フリー)/バラモン・ケイ(フリー)

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