サワーが日菜太を電光石火のチョーク葬! 梅野vs.鈴木の"ド突き合い"は壮絶な結末。日下部竜也はKOで高校生日本王者に

100918_SB-1.jpgSHOOT BOXING
維新-ISHIN-其の四
日時:9月18日(土) 開始:17:30
会場:後楽園ホール
観衆:2387人

 18日、東京・後楽園ホールで超満員の観客を集めて行われたシュートボクシング(以下SB)2010年シリーズ最終戦『維新−其の四』。注目のメインイベント、アンディ・サワーvs.日菜太は予想外の短期決着となった。
 得意の左ミドルを蹴っていく日菜太に対して、サワーは日菜太の蹴り足を取り、足を上に持ち上げながら前進。倒されまいと日菜太が踏ん張った次の瞬間、サワーは日菜太に飛びかかり、バックに回ってスタンディングチョークスリーパー! ヒザを付いて逃れようとする日菜太をサワーは強引に引き上げてなおも絞め続け、日菜太はたまらずタップ。開始48秒、電光石火の秒殺勝利だ。
 試合後、サワーは「前は使っていなかった技。最近、柔術家と練習してMMAのサブミッションを学ぶことがあった」と明かした。思わぬ結末に呆然とする日菜太は「K-1ルールかキックルールでやりたいです」と悔しさを噛みしめた。

 また"ド突き合い対決"梅野孝明vs.鈴木悟は両者が顔面をボコボコする凄まじい殴り合いに。試合は鈴木が1Rに首投げ(1ポイント)と3Rにジャーマンスープレックス(後方への投げ2P)を決めてリード。しかし、梅野が4Rに右ハイを効かせてダウンを奪い、なおもパンチで攻勢をかけて追い上げたところにまたしても鈴木が投げでシュートポイント1Pを奪った時、鈴木は左ヒジを脱臼。思わぬアクシデントで梅野がTKO勝利を収めた。

100918_SB-2.jpg SB日本スーパーバンタム級タイトルマッチは王者ファントム進也が強引にパンチを当てれば、挑戦者日下部が軽快なステップワークからパンチと蹴りを返して一進一退。しかし3Rに日下部から後ろ蹴りから左ボディ、ヒザを浴びせてダウンを奪う。ファントムは首を押さえたまま立てず、日下部が高校3年生にして日本王者に輝いた。
 日下部がベルトを巻いてリングを降りた後、ファントムがマイクを持ち「引退」を発表。「今回もほとんど練習が出来ず、ドクターストップが掛かってましたけど逃げたと言われたくなくて、この試合だけはと出ました」と告白。その場でテンカウントゴングが鳴らされた。

 そのほか、Girls S-cup連覇のRENAが挨拶。またシーザー武志会長からは「11月23日、S-cupをJCBホールで開催します」と発表があった。メンバーはサワーを中心に世界の強豪を集めて開催する。RENAのワンマッチ出場は「目を怪我してて出せない。タイトルマッチをやらせてくれということで、出したいんだけど」とのこと。(スポーツライター・茂田浩司)

▼オープニングマッチ スターティングクラス 55kg契約 2分3R無制限延長R
○大桑宏彰(シーザー)
判定3-0 ※三者とも30-25
●BARET(INSPIR-S)

▼第1試合 スターティングクラス 70kg契約 2分3R無制限延長R
○坂本優起(シーザー)
延長R 判定3-0 ※本戦は28-27、28-28、28-28。延長は三者とも10-9
●JANBO YO-SUKE(シーザージム新小岩)

▼第2試合 エキスパートクラス特別ルール 60kg契約 3分3R無制限延長R
○松花征也(グラップリングシュートボクサーズ)
判定3-0 ※30-23、30-23、30-24
●高島龍弘(シーザー力道場/SB日本フェザー級4位)

▼第3試合 エキスパートクラス特別ルール 60kg契約 3分3R無制限延長R
○崎村暁東(グラップリングシュートボクサーズ/SB日本フェザー級2位)
判定3-0 ※30-29、30-29、29-28
●菅原悠次(シーザー力道場)

▼第4試合 エキスパートクラス特別ルール ヘビー級 3分3R無制限延長R
○誠吾(フリー)
判定3-0 ※29-27、29-28、29-28
●吉田高行(シーザージム新小岩)

▼第5試合 62kg契約
○タップロン・ボーチョーローソン(タイ/フリー/元WMC世界フェザー級王者)
判定2-0 ※50-50、50-48、50-49
●鈴木博昭(ストライキングジムAres/SB日本スーパーフェザー級1位)

▼第6試合 SB日本スーパーバンタム級タイトルマッチ
○日下部竜也(TEAM日下部/ヤングシーザー55kg級トーナメント覇者)
3R1分3秒 KO※左ヒザ蹴り
●ファントム進也(龍生塾/日本スーパーバンタム級王者)

▼第7試合 エキスパートクラスルール 70kg契約 3分5R無制限延長R
○梅野孝明(シーザー/SB日本スーパーウェルター級王者)
4R2分3秒 TKO※ヒジ関節の脱臼
●鈴木悟(バンゲリングベイ・スピリット/unit-K/元プロボクシング日本ミドル級王者)

▼セミファイナル エキスパートクラスルール 70kg契約 3分5R無制限延長R
○ミロウド・ゲイブリ(オランダ/メジロジム)
延長判定2-0 ※本戦48-48、49-50(宍戸)、49-48(ミロウド)。延長は10-10、10-9、10-9
●宍戸大樹(シーザー/SB東洋太平洋ウェルター級王者)

▼メインイベント エキスパートクラス特別ルール 70kg契約 3分3R(無制限延長R)
○アンディ・サワー(オランダ/チーム・サワー/S-cup2002・2004・2008優勝、K-1 WORLD MAX世界トーナメント2005・2007優勝)
1R48秒 TKO※スタンディングチョークスリーパー
●日菜太(湘南格闘クラブ/初代RISEミドル級王者、2010年K-1 WORLD MAX日本トーナメント第3位)

このページの先頭へ
コラム女子プロレス団体『FEATURES』
スターダム世IV虎の番長日記
はるか悠里の格闘アイドル育成計画
スターダム須佐えりの初勝利への道
月別アーカイブ
団体