マライサとの激闘を制して土井吉が3度目のタッグリーグ制覇!菊地を見てCIMAはプロレスが分からなくなる!?

10824_DragonGate-1.jpgDRAGON GATE
Summer Adventure Tag League IV
日時:8月24日(火) 開始:18:30
会場:後楽園ホール
観衆:2350人(超満員札止め)

 24日、後楽園ホールで行われたDRAGON GATE『Summer Adventure Tag League IV』最終戦。毎年恒例のドラゲーのタッグリーグ戦だが、予選リーグを勝ち上がったのは現ツインゲートタッグ王者のクネスカ(横須賀享&K-ness.)、そして過去2度タッグリーグを制している土井吉(吉野正人&土井成樹)、さらに久しぶりの本格復活となったマライサ(堀口元気&斎藤了)、そして昨年のタッグリーグ覇者のYAMA鷹(鷹木信悟&YAMATO)の4チーム。
 第1試合の前に組み合わせ抽選を行った結果、準決勝第1試合でクネスカvs.土井吉、準決勝第2試合でマライサvs.YAMA鷹という組み合わせに決定した。

 準決勝第1試合では同じAブロックだった土井吉とクネスカが再び激突。公式戦では負けている土井吉は序盤優位に試合を進め、土井が「どうした、チャンピオン! こんなものか!」と挑発。するとクネスカは須賀ドラニーを決め、横須賀が吉野にトペコンを発射ると、K-ness.も土井のDOI555を着地して介錯を叩き込む。だが、土井吉はK-ness.が痛めている右肩を狙って集中攻撃。
 土井吉は合体攻撃で追い込むと、土井はマスキュラーボムを狙う。しかし、これを振り払った横須賀はジャンボの勝ち!3連発。クネスカは幻壊を決めるが、カウント2で吉野がカット。土井は一発逆転のバカタレスライディングキックを叩き込むが、K-ness.はクイックで丸め込むと、そこから光の輪へ。勝負あったかと思った瞬間、最後の最後で土井がエビ固めに切り返して3カウントを奪った。
 もう一方の準決勝ではマライサが序盤からマラハイサッパを決めてペースを握る。堀口が鷹木に場外でスイングDDTを決めると、斎了もYAMATOを捕まえる。しかしYAMATOはもの凄いスピアを決めると、ようやく鷹木にタッチ。堀口のコルバタをパワーボムで叩きつけ、その上に斎了を叩きつけた鷹木。だが、鷹木のショートレンジラリアットを食らっても倒れない斎了は投げ捨てジャーマン。鷹木もパンピングボンバーを返すが、斎了は返す刀でドラゴンスープレックス。
 しかしYAMATOが斎了をトップコーナーから雪崩式ブレーンバスターでブン投げる。堀口が入ってきてYAMATOをスイング式のリバースDDTで叩きつけるが、鷹木が堀口にデスバレーボム。堀口がコルバタを返そうとすると、鷹木はターンバックルにパワーボムで叩きつけてからSTAY DREAM! 鷹木はカットに入った斎了を場外に連れ出してデスバレー。その間にYAMATOがギャラリアを狙うが、堀口はバックスライド・フロム・ヘブンに切り返す。
 YAMATOはカウント3寸前でキックアウト。もう一度神を降臨させようとした堀口だが、YAMATOはスリーパーで捕まえていき、今度こそギャラリアの体勢に。するとここで堀口に神が宿り、バックスライド・フロム・ヘブンに切り返して3カウント! 場内が一気に沸き上がる中、堀口は一差し指を出して「あと1つ」をアピールした。

10824_DragonGate-2.jpg かつては何度も激突している土井吉とマライサというドラゲーが誇る名タッグの2組。優勝決定戦ではマライサがまずはマラハイサッパを狙ったが、途中で土井がかわすと、吉野が入ってきて低空ドロップキック。すると土井吉は準決勝で堀口が痛めた脇腹を集中攻撃。これにかなり長い時間捕まってしまい、悲鳴をあげながらのたうち回る堀口だが、斎了が観客に「H・A・G・E」コールを要請!
 すると堀口はようやくコルバタを決めて斎了にタッチ。しかし吉野がフロムジャングルで捕獲。堀口がカットに入ると、土井が肩車をしてスカイハイ・トルベジーノを狙う。だが、コーナーに登った吉野を斎了が捕まえ、堀口は土井にリバースフランケン。だが、斎了が雪崩式ブレーンバスターを狙っても、吉野は叩き落として逆に超高角度ミサイルキック。斎了もすぐさま投げ捨てジャーマンを返す。続いて土井が堀口にバカタレスライディングキックを放つが、これを堀口がかわすと斎了がドラゴンスープレックス。
 これでも勝負が決まらないと、堀口のミサイルキックがかわされて斎了に誤爆! 土井のバカタレもかわされ吉野に誤爆! 勝負の行方が分からなくなる中、堀口は吉野をビーチブレイクで叩きつけるがカウント2。土井もDOI555→バカタレ→マスキュラーボムと狙うが、堀口はバックスライド・フロム・ヘブンで切り返す! さらに斎了がジャックナイフ式エビ固めで合体し、勝負あったかと思われたがカウント2で吉野がカット。
 斎了は土井のマスキュラーを奥の手プレミアムブリッジで切り返すが、これでも決まらない。堀口が神を降臨させようとすると、逆に土井が逆さ押さえ込み! カウント2で返した堀口の背後から吉野が超高角度ミサイルキックを叩き込み、さらにトルベジーノ。だが、またも堀口はバックスライド・フロム・ヘブンで抑え込む! しかし神は宿らず、カウント2で返した吉野はライトニング・スパイラル2連発でついに堀口を沈めた。

10824_DragonGate-3.jpg 2年ぶり3度目の優勝に輝いた土井吉。優勝賞金200万円を受け取ったあと、土井が「俺らはお金よりも名誉のほうが大事なんや。タッグリーグ優勝も名誉やけど、もう1つ名誉あるやろ? 土井吉でツインゲート狙ってもいいよな?」と、次なるターゲットをツインゲート王座に定める。そこに準決勝で敗れた現ツインゲート王者のクネスカが登場。
 K-ness.が上から目線で「土井吉、やっとお前らが優勝したか。確かに今日、俺らが負けたよ。俺たちがお前らの挑戦を断る理由はねぇよ」と土井吉の挑戦を受諾すると、八木本部長が9・17後楽園大会でクネスカvs.土井吉のツインゲートタッグ戦を行うことを発表。K-ness.が「タイトルマッチが懸かったときのクネスカの強さを見せてやるよ」と捨て台詞を吐いて引き揚げると、土井は「もともとツインゲートを作ったのは俺らやからな。いつの間にか新しいベルトに変わってるから、俺らもアレ巻きたいんや。吉野、一発で獲ろうな!」とツインゲートの創始者として2代目ベルトも腰に巻くことを宣言した。
 すると、ここでYAMATOが乱入して、疲れ切って倒れていた堀口を襲撃! YAMATOは「堀口、よくも恥かかせてくれたな! ボッコボコに負けるならまだしも、俺は丸め込みで負けるのが一番気に入らないんだよ!」と準決勝で敗れた悔しさをぶつける。堀口は疲労困憊の様子で「今日は疲れたよ。今日は出来ないよ」と言いながらも「今日は俺が勝ったんだ。お前なんか何回でも丸め込んでやるよ!」と宣戦布告。YAMATOも「俺は腐っても前ドリームゲートチャンピオンだ。シングルだったら俺の引き出しはいくらでもあるんだ」と言い返し、この両者のシングルマッチも9・17後楽園大会で行われることが決定した。
 なお、今回のタッグリーグ戦は"東京中日スポーツ杯"ということで、優勝した土井吉が25日の東京中日スポーツの一面を飾ることが決定。土井は「もう買いだめしますよ(笑)。保存用と観賞用と。いや本当にお金じゃないです! そっちの名誉のほうが大事なんで」と笑顔を見せ、現ドリームゲート王者の吉野はこのまま土井吉でツインゲート王座も奪取し、谷嵜なおきかPACがブレイブゲート王座を奪取すれば、フリーダムゲートのB×Bハルクと合わせてWORLD-1によるベルト独占を目標に掲げた。

10824_DragonGate-4.jpg 前回の8・5後楽園大会の試合後、CIMAから「お前らデレッとした試合してるんちゃうぞ! お前、何回かウチのリングに上がっているけど、1回でも客を沸かせてみろ! お前らいろいろな意味で大丈夫か? ウチのリングを安く見るなよ!」と厳しい言葉を浴びせられた菊地毅、橋誠の元ノア勢だが、今回は新たな助っ人として泉田純至を加えて、CIMA、Gamma、望月成晃のベテラン軍と対戦することに。
 この試合は休憩明けのセミファイナル(第6試合)にラインナップ。ドラゲーは『NEW GENERATION!』という曲が休憩が終わる合図であり、曲が終わってからセミファイナルに突入するのだが、何と元ノア勢は『NEW GENERATION!』に乗ってシレッと入場! この意味不明な行動に観客も「?」を浮かべる中、ベテラン軍も首を傾げたり、苦笑いしながら入場。そんなことをお構いなしに前回文句を言われたCIMAに対し、突っかかっていく菊地。
 だが、先発を望月に任せてコーナーに控えたCIMAは菊地の挑発をガン無視! すると菊地はマイクを持ち「入場のアレといい、なんだ進行? 全然聞いてねぇよ。アレ、ドラゴンゲートのテーマか? てっきり俺たちのテーマだと思って入ってきたよ」と言い出す(※元ノア勢が入場を間違えた本当の理由は、バトル・ニュース携帯サイトの試合後のコメントをご覧ください)。泉田が入ってきて「どうもすみませんでした」と観客に詫びるが、それでも菊地がマイクを離さないでいると、背後からCIMAが蹴りを入れる。仕方なくCIMAが先発として菊地と相対する。CIMAがフライングメイヤーで投げてから蹴っていくと、菊地は「もう一丁!」と虚勢を張って受け止める。しかし何発かもらった後、うめき声をあげながら倒れ込む菊地......。
 その後場外乱闘になると、菊地とCIMAは本部席の前で睨み合い。先に菊地が攻撃......ではなくマイクを取ると「ツイッターでいろいとつぶやきやがって! 英語だから何を言ってるかわからねぇよ!」と言い出す。これを受けてCIMAもマイクを持って「お前が菊地を名乗るな! 全国の菊地さんに謝れ! どこの世界に休憩中に入場してくるレスラーがいるんだ!」と応戦。リングに戻っても菊地はGammaの汚水攻撃を一旦自分の口で受け止めてから吐き出したり、望月にボコボコに蹴られたりしながらもCIMAに「おっさん!」と言われると「おっさんて言うな!」と言い返していく。
 そんな菊地につられるように泉田までもがいん石を狙ったところで、足を滑らせてコーナーから転落したりと元ノア勢はチグハグな状態に。ベテラン軍は橋を捕まえて望月の一角蹴りから大阪06のトカレフ二丁拳銃。そして最後はGammaがガンマスペシャルを狙ったのだが、橋はこれは高尾山固めで切り返して逆転勝利! 呆気に取られるベテラン軍だが、そこに8・5後楽園大会で敗れている超神龍と、8・5はケガで欠場だった琴香が入ってきて菊地と泉田に殴りかかる。
 神龍が「オイ、菊地! お前よプロレス何年やってるか知らないけど、俺らと試合しろよ」と喧嘩を売ると、菊地は「試合しろってどういうことだよ。よし、オメーら簡単にやっつけてやるよ! 10分でカタつけてやるよ」と受けて立つ。それを聞いた望月が「10分って普通じゃねぇかよ!」とツッこむと、菊地は「じゃあ5分! 5分で片付けてやるよ」と訂正。改めて望月が「5分でカタつかなかったらどうするんだよ」と菊地に迫ると、菊地は「5分で片付かなかったら? ......相談するよ!」と言い出し、場内を爆笑の渦に陥れた。なおも菊地はCIMAに食ってかかるが、泉田と橋が「すみませんでした」と謝って強制退場。それを頭を抱えながら見ていたCIMAは「いよいよ我々、プロレス迷路に入ってしました。モッチー、セコンドのフジイさん、Gammaちゃん、お客さん、プロレスって何なんですかね?」と嘆いた。

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼第1試合 Summer Adventure Tag League Ⅳ 決勝トーナメント1回戦(1)30分1本勝負
横須賀享/●K-ness.
10分38秒 光の輪を切り返して→エビ固め
吉野正人/○土井成樹
※土井吉が優勝決定戦に進出

▼第2試合 Summer Adventure Tag League Ⅳ 決勝トーナメント1回戦(2)30分1本勝負
鷹木信悟/●YAMATO
14分18秒 バックスライド・フロム・ヘブン
○堀口元気/斎藤了
※マライサが優勝決定戦に進出

▼第3試合 シングルマッチ30分1本勝負
●苫小牧卓也
8分5秒 HIMEI
○ドン・フジイ

▼第4試合 タッグマッチ30分1本勝負
●超神龍/琴香
7分35秒 投げっ放しパワーボム→体固め
○サイバー・コング/KAGETORA

▼第5試合 6人タッグマッチ30分1本勝負
B×Bハルク/谷嵜なおき/●PAC
12分9秒 韻波句徒→片エビ固め
神田裕之/新井健一郎/○Kzy

▼第6試合 6人タッグマッチ45分1本勝負
CIMA/●Gamma/望月成晃
15分8秒 高尾山固め
泉田純至(フリー)/菊地毅(フリー)/○橋誠(フリー)

▼第7試合 Summer Adventure Tag League Ⅳ 優勝決定戦
○吉野正人/土井成樹
19分16秒 ライトニング・スパイラル→片エビ固め
●堀口元気/斎藤了
※土井吉が2年ぶり3度目の優勝

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