ヨシ・タツの好アシストでシナがジェリコに勝利!ミステリオとボーンの一戦が日本のファンを魅了!
WWE
WWE RAW presents サマースラムツアー 2010
日時:8月21日(土) 開始:18:00
会場:両国国技館
観衆:11850人
21日、両国国技館で行われたWWE日本公演『WWE RAW presents サマースラムツアー 2010』。今年の日本公演はRAWブランドのスーパースターを中心に、国技館2DAYSで行われたのだが、その2日目のメインは今回のツアーの主役であるジョン・シナと、前日に涙の凱旋試合を行ったヨシ・タツがタッグを結成。現WWEヘビー級王者のシェーマス&"Y2J"クリス・ジェリコと対戦した。
気合いが入りまくっているヨシ・タツに続いて、大歓声の中入場したシナはヨシ・タツとガッチリ握手を交わすと、手を叩いたり肩に手を置いたりしてヨシ・タツを盛り立てる。すると場内からも「ヨ・シ・タ・ツ!」というコールが起こり、ヨシ・タツは先発で出て行き、初日に対戦したジェリコと再び相対する。ジェリコはインサイドワークでヨシ・タツを翻弄しようとするが、とにかく気合い十分のヨシ・タツはショルダータックルでぶつかっても倒れないジェリコに張り手を見舞っていく。
ジェリコはヨシ・タツの蹴り足をキャッチしてウォールズ・オブ・ジェリコを狙うが、ヨシ・タツは何とか回避すると蹴ってジェリコを場外に追いやる。するとジェリコはフェンスにイライラをぶつけ、さらにリングサイドの観客と口論を始める。エキサイトして立ち上がったその観客は、何と高山善廣とNOSAWA論外! 場内が一気に沸き上がる。リングに戻ったジェリコがシェーマスにタッチすると、シナが入ってきたのだが、シナがシェーマスに捕まってしまう。
場外戦でも鉄階段にぶつけられ、危うく場外カウントアウトになるところだったシナだが、リングに戻るとナックルからのブレーンバスターでようやく反撃。そしてヨシ・タツにタッチすると、ヨシ・タツはシェーマスに逆水平チョップ、ニールキック、ミサイルキックと立て続けに見舞っていく。だが、ジェリコに代わると今度はヨシ・タツが捕まってしまう。コードブレイカーを食らって青息吐息のヨシ・タツに、シェーマスがアイリッシュカースを決めていくが、ヨシ・タツはカウント2でキックアウト。
そしてジェリコのライオンサルトとシェーマスの串刺し攻撃をかわしたヨシ・タツは、ようやくシナにタッチ。シナはジェリコをマットに叩きつけると、一気にファイブ・ナックル・シャッフルからアティテュード・アジャストメントを狙うが、ジェリコは逆にウォールズ・オブ・ジェリコで切り返す! シナもSTFに切り返してみせたが、シェーマスがカットに入る。しかしヨシ・タツが入ってきて蹴りでシェーマスを蹴散らすと、場外に投げ飛ばそうとしたジェリコに対し、アイルビーバックの要領で戻ってからハイキック一閃!
すかさずシナがアティテュード・アジャストメントで叩きつけて、ジェリコから3カウントを奪った。試合後、シナはヨシ・タツの健闘を称えると、日本流にお互いに一礼してからガッチリ握手。スーパースターから称えられたヨシ・タツは、前日の涙から一転して会心の笑顔を見せた。
当初は初日に行われる予定だったスマックダウンのレイ・ミステリオとRAWのエヴァン・ボーンのシングルマッチが、大会開始直前になって2日目の大会で行われることになった。
試合開始直後からいきなりアクセル全開のスピーディーな攻防を見せた両者。ミステリオは速攻で619を狙うが、逃げたボーンは逆にコルバタで投げ飛ばし、思わずリングサイドのスタッフからペットボトルを受け取り、水を飲んでひと息つく。ミステリオがリングに戻ると、再び両者がロープに飛び、何とクロスボディの相打ちに! ミステリオはロープに飛び乗ってのクロスボディを発射するが、ボーンもドロップキックをかわして倒れているミステリオにその場飛びムーンサルトを投下。
そして「イクゾー!」と日本語で叫んでボーンが突進すると、ミステリオはミスティコの得意技であるラ・ミスティカで切り返す。そこから逃れたボーンはミスティコをコーナーに叩きつけると、ドラゲー時代の盟友・土井成樹の得意技である大暴走をお見舞い。さらに619を狙ったミステリオにカウンターのジャンピングニーを叩き込んだボーンは、コーナーに登っていくが、追いかけていってミステリオは雪崩式フランケンを決めると、必殺の619を叩き込む。だが、続くスプリングボード・スプラッシュをヒザを立てて迎撃したボーンは、エア・ボーンを狙ってコーナーに登るが、ミステリオは距離を取って逃れると、コーナーから降りてきたボーンを電光石火のウラカン・ラナで丸め込んで3カウント!
日本のファンを魅了した両者は健闘を称え合ってガッチリ握手。日本デビュー戦の地でもあるスモウアリーナで大歓声を浴びたミステリオは、体を揺らしてノリノリな様子で歓声に応えた。
当初はデイヴィット・オトゥンガとタッグを組んでNEXUSとして、ザ・ハート・ダイナスティの保持するWWE統一タッグ王座に挑戦する予定だったウェイド・バレットだが、開始直前になってカード変更。シングルマッチとなったバレットは1人で入場すると「今日はオトゥンガと組んでタッグタイトルマッチをやる予定だったのに、今日の相手は誰なんだ?」と悪態をつく。
すると、そこに登場したのはランディ・オートン! 大歓声の中、登場したオートンだが、NEXUSとしてはトップクラスのスーパースターを潰したいだけに、これはある意味チャンス! 場外にオートンを連れ出し、鉄階段やエプロンに叩きつけていったバレットは、リングに戻るとストンピングとスリーパーでオートンを追い詰める。
しかしバックドロップで切り返したオートンは、クローズラインの連打からパワースラム。そして自身の背中に叩きつける独特のバックブリーカーを決めると、エプロンにエスケープしたバレットをロープ越しにフロントネックロックで捕まえ、引きずり込んでからのDDT!
ここでエプロンにオトゥンガが上がってきてオートンの気を引くと、すかさずバレットがビッグブーツを叩き込む。しかし続くクローズラインはオートンがかわし、オトゥンガに誤爆させる。すかさず動揺するバレットにRKOを決めたオートンは、「まだ終わらせねぇぜ!」とばかりに雄叫びをあげると、狙い澄ましたRKOをダメ押しで決めてから3カウントを奪い、満員の観客から大歓声を浴びた。
※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。
▼WWE統一タッグ選手権
[王者組]ザ・ハート・ダイナスティ(DHスミス/○タイソン・キッドwithナタリア)
11分1秒 コードブルー→片エビ固め
[挑戦者組]ザ・ミズ/●テッド・デビアスwithマリース
※王者組が防衛に成功
▼シングルマッチ
●ゴールダスト
6分27秒 スパインバスター→片エビ固め
○デイヴィット・オトゥンガ
▼RAWディーバ・タッグチームマッチ
○ニッキー・ベラ/ブリーベラ
7分48秒 エビ固め
アリシア・フォックス/●ジリアン
▼シングルマッチ
○レイ・ミステリオ
14分0秒 ウラカン・ラナ
●エヴァン・ボーン
▼世界最大のアスリート対世界最強の男
○ビッグ・ショー
7分39秒 ノックアウトパンチ→片エビ固め
●マーク・ヘンリー
▼WWEチャレンジ・マッチ
▼シングルマッチ
●ウェイド・バレット
9分26秒 RKO2連発→片エビ固め
○ランディ・オートン
▼WWEタッグチーム・マッチ
○ジョン・シナ/ヨシ・タツ
23分36秒 アディテュード・アジャストメント→片エビ固め
シェーマス/●クリス・ジェリコ
リンク: WWE Jpanオフィシャルサイト http://wwe.co.jp
WWEモバイルサイト http://m.wwe.co.jp
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