新章がスタートした666で"あの夢工場"っぽいのが復活!宮本&忍はリアル"モンハン"に挑戦するが、惜しくも狩ることが出来ず!
暗黒プロレス組織666
666 vol.35
日時:6月6日(日) 開始:19:00
会場:新木場1stRING
観衆:666人(超満員札止め)
6日、新木場1stRINGで行われた暗黒プロレス組織666の『666 vol.35』。昨年の組織旗揚げ6執念記念大会でラム会長の引退などがあり、それまでの流れが一旦"リセット"された666。その後は『マッスル』との合同ディナーショーや本物の氣志團が登場したオールナイトプロレスといった"外伝"的な大会が行われてきたが、この日の大会から666の新章がスタート。
「あなたには夢はありますか?」というナレーションで始まったオープニングV。この日のテーマはズバリ『夢』。それというのも事前のカード発表を滅多にした666が、今大会は予め「怨霊にとっての"夢の続き"である新団体旗揚げに向け、『シックス夢ファックトリー プレ旗揚げマッチ』が行われます」と1カードだけだが発表されていた。
もちろん、このシックス夢ファックトリーの"元ネタ"は、かつて怨霊が所属し、その団体の代表として『SUPER J-CUP』にも出場したことで有名なレッスル夢ファクトリー(1995〜2001年)。現在のプロレス界を見渡してみると、夢ファク出身のレスラーも結構活躍しているが、その中からこの日は怨霊が死神、加藤茂郎と悪夢軍団(ナイトメアクルー)を再結成。対するは夢ファク時代は1若手だったGENTAROが、藤崎忠優(現:富豪2夢路)、コスモ☆ソルジャーとタッグを結成。
GENは黒のショートタイツ、怨霊は夢ファク時代のコスチューム&髪型で登場。すると悪夢軍団がGENを捕まえるという最近では滅多に見られない試合展開となった。久しぶりのタッグ結成ながらなかなかの連係を見せる悪夢軍団だが、飛ぶキャラじゃない加藤が飛ぼうとすると、夢ファク出身のレフェリーであるデューク佐渡レフェリーが止めに入る。怒った加藤がデュークをホイップすると、何とデュークが鮮やかなトペコンを発射。
怨霊の巧さと死神のパワーに圧倒されていた夢ファック正規軍だったが、GENのピンチを藤崎とコスモが何とか救い、最後はGENが大先輩の加藤を丸め込んで逆転勝利。試合後、加藤が「何年かぶりだけど、たまに3人揃ってやるのもいいねぇ! もう1回やるぞ!」と一夜限りの復活に終わらせず、悪夢軍団の継続を宣言。しかしGENが念のため怨霊に「これ一応元の作った人、高田龍さん。その方がこの夢ファクトリーを作ったと思うんですよ。666だからないとは思うんですけど、一応アレ取ってるんですか? 商標登録」と確認したところ、怨霊は「高田龍代表、スミマセンでした」と恐らく夢ファクの権利関係を持っていると思われる高田代表に許可を取らずに夢ファックを行ってしまったことをその場で謝罪。しかしその場に高田代表はいないため、翌日電話して謝るとのこと。
「僕の夢は666を1つにまとめることなんですけど、忍が邪魔。アイツが足を引っ張らなければ、666だって後楽園ホールとか東京ドームで試合が出来る」と語り、忍のゲイキャラを否定する宮本裕向。一方の忍も「僕の夢は宮本選手とシングルで決着をつけたい」と語り、「デスマッチで体を傷付けられるくらいならケツ掘られたほうがいい」と宮本が得意としているデスマッチを否定する。プロレスに対する考え方が異なるライバル関係の両者だが、巡行中などは『モンスターハンター』に夢中で、2人で協力して狩りをしているという。それをプロレスにも活かしたいという2人は「これからはプロレス界のモンスターを2人でハントします!」と宣言。そんな2人の前に現れた"リアル・モンスター"は、何と大日本プロレスの関本大介と佐々木義人!
久しぶりにタッグを組んだ宮本と忍だが、試合前忍は義人との握手だけは拒否。そのためこの両者が激突すると、当然喧嘩腰でやり合う。だが、パワーでは圧倒的に大日本タッグが優勢。スピードとテクニックで翻弄したい666コンビだが、何とSEXボンバーを狙った忍を関本はヒラリと飛んでオーバーヘッドキックで迎撃! さらに雪崩式の技を狙った宮本を義人は雪崩式のハリケーンドライバーで切り返す。
さらに関本が忍をアルゼンチン・バックブリーカーで担ぎ上げると、義人もカットに入ろうとした宮本をアルゼンチンで担ぎ上げるなど、連係でも大日本タッグのほうが優勢。666コンビが劣勢の中、関本がダイビング・ボディプレス、サソリ固めで忍を追い込み、義人がショートレンジラリアットからアルゼンチン・コースターを決めたが、忍は秘密兵器の飛び付き腕十字で反撃。さらに忍のS・E・Xから宮本がムーンサルトプレスを立て続けに投下していったが、その宮本を関本がぶっこ抜きジャーマンで投げ、その上に忍を投げ捨てジャーマンで投げていく!
そこから関本は宮本にパワーボム、抱え込み式逆エビ固め、STFと決めていく。忍がカットに入るが、義人がバックを取ると、関本が近付いていって眉山で義人もろとも豪快にブン投げる! そしていざ宮本をジャーマンで仕留めようとした瞬間、サムソンクラッチで切り返した宮本は、一発逆転のファイアーサンダーで叩きつけ、関本をカウント3寸前まで追い込む。だが、後方回転エビの体勢からジャーマンで投げていった関本は、ヘッドバットから垂直落下式ブレーンバスター。これもカウント2で返した宮本だったが、ダウンしているところを関本が完璧な形のぶっこ抜きジャーマンで投げて3カウント!
しかし圧倒的な体格差がありながら、関本&義人をここまで追い詰めたのは立派。試合中は余裕の表情も浮かべていた関本も、試合後は大きく息をつき「危なかった」という表情だった。超満員の観客からも宮本&忍には大きな歓声が飛び、試合後忍と義人も健闘を称え合って握手。文句なしの名勝負だった。
「自分の夢は目が見えるようになりたい」と語ったTHE101だが、忍がパワースポットという名の便所に連れて行き、聖水という名の便所の水を自分の目に塗ったところ、どうやら目が見えるようになった模様! するとビジュアル系の音楽が大好きだというTHE101は自分の目でそういうのを見て、そういう格好をしたいと言い出し、完全にビジュアル系のニューキャラクターに変身! M.D.C(円華)とビジュアル系タッグを組み、K666&キャッツ・アイのひとみ(唯我)の"泥棒タッグ"と対戦。
相手の腕を持ったままコーナーに飛び乗ってのアームドラッグや、アラビアンプレス式のカンクーントルネードなど目が見えるようになったことで難易度の高い技を次々に繰り出していったTHE101だが、そんなTHE101を完全に食ってしまったのが唯我。オールナイトプロレスに続いてレオタード姿で登場した唯我は、イケメンM.D.Cを捕まえてコーナーに追い詰めて股間を顔面に押しつけたり、自分の胸の谷間にM.D.Cの顔面を押しつけたり、豪快に払い腰で投げてから上四方でフォールするなどセクハラ三昧!
完全にグロッキー状態のM.D.Cに代わり、孤軍奮闘のTHE101は唯我のラリアットをK666に誤爆させると、Gate of the Prophet(=スワンダイブ式カンクーントルネード)を投下して勝利。試合後、「今日は誤爆があって負けちゃったけど、次は愛の力で勝ちましょうね」と謝る唯我に対し、「愛の力なんてどこにもないよ!」と激怒したK666は唯我に決別のガットショット! すると唯我は「お腹はやめて! お腹には......」と意味深発言! 場内がどよめく中、唯我にまさかの妊娠疑惑が浮上! 果たして相手は誰なのか?
※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。
▼ビジュアル系の夢〜ハンサムスーツ〜
●K666/唯我
16分19秒 Gate of the Prophet→片エビ固め
○THE101/M.D.C
▼どインディーの夢〜解放治療〜
<1組目>
○佐野直/DJニラ
2分10秒 逆さ押さえ込み
ドS看守/●ホッシ〜ノ
<2組目>
先輩/○木高イサミ
4分59秒 勇脚→片エビ固め
佐野直/●DJニラ
<3組目>
○見た目が邦彦/ばってん多摩川
7分11秒 見た目がクラッチ
●先輩/木高イサミ
▼中国王朝四千年の夢
●ダイナスティ/趙雲子龍
10分39秒 座禅式セントーン→片エビ固め
○小仲=ペールワン/乞食/大家健
▼キ○ガイの夢
○ザ・クレイジーSKB/葛西純/マッスル坂井
10分9秒 爆竹ポア
池田星人α/池田星人β/●池田星人γ with池田聖人
▼宮本&忍、夢のリアルモンスターハンター
●宮本裕向/忍
19分33秒 ぶっこ抜きジャーマン・スープレックス・ホールド
○関本大介/佐々木義人
▼「夢」工場の夢〜一夜限りの悪夢軍団復活〜シックス夢ファックトリー プレ旗揚げマッチ
[ 悪 夢 軍 団 ]怨霊/死神/●加藤茂郎
17分2秒 変形怨霊クラッチ
[夢ファック正規軍]○GENTARO/藤崎忠優/コスモ☆ソルジャー
- 月別アーカイブ
-
- 2013年
- 2012年
- 2011年
- 2010年
- 団体
-
- 新日本プロレス [106]
- 全日本プロレス [74]
- みちのくプロレス [8]
- バトラーツ [1]
- DDT [69]
- ハッスル [2]
- KAIENTAI DOJO [6]
- 666 [21]
- 新宿二丁目プロレス [5]
- DRAGON GATE [62]
- 武勇伝 [3]
- ZERO1 [44]
- リアルジャパン [3]
- DRADITION [2]
- DIAMOND RING [4]
- IGF [13]
- FREEDOMS [2]
- 紅白プロレス合戦 [8]
- SMASH [21]
- 天龍PROJECT [6]
- Wrestling New Classic [8]
- WRESTLE-1 [3]
- センダイガールズ [4]
- WAVE [61]
- OSAKA女子 [1]
- アイスリボン [38]
- スターダム [81]
- ゆずポン祭 [6]
- REINA [4]
- ディアナ [2]
- 我闘雲舞 [14]
- WWE [9]
- その他のプロレス [5]
- 特別興行 [28]
- 自主興行・インディー [32]
- 学生プロレス [5]
- パンクラス [7]
- RINGS [3]
- THE OUTSIDER [17]
- DEEP [1]
- SRC(戦極) [1]
- DREAM [8]
- K-1 [1]
- K-1 WORLD GP [2]
- K-1 WORLD MAX [5]
- Krush [2]
- GLORY [2]
- その他の格闘技 [1]
- 速報予定