スーパージュニア開幕戦からいきなり金本とハヤトが壮絶なシバキ合い!田口を下した石森は「丸藤以上のインパクトを残す」

100530_NJPW-1.jpg新日本プロレス
BEST OF THE SUPER Jr.ⅩII ~STRIKE GOLD~
日時:5月30日(日) 開始:18:30
会場:後楽園ホール
観衆:1900人(超満員)

 30日、後楽園ホールで行われた新日本プロレス『BEST OF THE SUPER Jr.ⅩII ~STRIKE GOLD~』開幕戦。毎年恒例のジュニアヘビー級の祭典だが、今年は5・8JCBホールで行われた『J TAGトーナメント』にも出場した魅力的な他団体の選手も多数出場!
 その中で大事な開幕戦のメインを任されたのは、昨年末の『J-CUP』で対戦した際も大会ベストバウトの呼び声高い好勝負を展開した、昨年のスーパージュニア覇者・金本浩二とみちのくプロレスのフジタ"Jr"ハヤトの一戦。お互いにガンガン蹴っていき、喧嘩腰でやり合うスタイルだけに"手が合う"のだろうが、開幕戦からケガをしかねない。もう金本がゴールドを基調とした新コスチュームで入場するなり、いきなり激しい睨み合い、そしてバチバチやりはじめて試合開始!
 いきなり金本がグラウンドの攻防で裏十字からの腕十字でハヤトの腕を折らんばかりに絞り上げていくと、何とお互いナックルで殴り合うという展開に! 場内がどよまく中、張り手の打ち合いで両者が倒れると、金本は場外にエスケープ。するとハヤトはエプロンを走ってFKを叩き込んでいく。だが、2発目をキャッチした金本は奈落式ドラゴンスクリュー! さらに場外でも金本がアンクルホールドを仕掛ければ、ハヤトもK.I.Dを返し、お互いに一歩も譲らない。
 リングに戻りハヤトが腕固めを極めたまま金本の拳に噛みついていくと、金本は胸を突き出して「来い、オラ!」と挑発。その胸にハヤトが容赦ない蹴りをガンガン叩き込むと、金本は前のめりにダウンするが、その度に起き上がってまた胸を突き出す。ハヤトの蹴りを受けまくった金本は掟破りのアンクルホールドを仕掛けてきたハヤトを、逆にアンクルで絞め上げ、さらにハイキックからの顔面ウォッシュ。2発目を迎撃しようとしたハヤトだが、読んでいた金本はソバットで返り討ちに。
 しかしハヤトは勢いで反撃していくと、必殺のヘルムをブチ込む。カウント2で返した金本に2発目を狙ったハヤトだったが、カニ挟みで倒した金本はハヤトの両足をクロスしてからアンクルホールドを極める新技でハヤトからギブアップを奪った。試合後、ハヤトの健闘を称えた金本は「お前今日、俺に負けたよな。あとは決勝でやらなしゃあないぞ」と決勝戦での再戦をアピール。これを受けてハヤトが「今日はしょっぱい試合してスミマセンでした。このツアー中にもっともっと強くなって、また決勝で僕の憧れの金本さんと、この後楽園で出来るように頑張りますんで、ヨソ者ですが応援よろしくお願いします」と返すと、新日本ファンからは大歓声が送られた。

100530_NJPW-2.jpg 今年のスーパージュニアに出場している外国人選手はどの選手も面白い! 中でも今年こそ優勝してもおかしくないプリンス・デヴィットと、まるでダイナマイト・キッドの再来のようなデイビー・リチャーズの一戦は、お互いの持ち味が出た熱戦となった。いきなりトペコンを狙ったデヴィットに対し、場外にリチャーズが距離を取ると、デヴィットはエプロンを走ってミサイルキックを発射。しかしリングに戻ったリチャーズはロープ越しにエプロンのデヴィットにドラスクを決めると、まさにD・キッドばりのカミソリブレーンバスターからダイビング・ヘッドバット。
 さらに再びデヴィットを場外に追いやったリチャーズは矢のようなトペを発射し、そのまま客席に1回転して突っ込むほど。リングに戻ってダメージ・リフレックスからFKを狙ったリチャーズだが、それをかわしたデヴィットがプリンスズ・スロウンを放つと、リチャーズはうまく着地して片逆エビ固めへ。高度な技の読み合いからリチャーズのキドクラッチの体勢で回転してからのジャパニーズレッグクラッチホールドという独創的な技も飛び出す。そしてアラーム・クロックを出したリチャーズだったが、これは当たりが浅くデヴィットは返す刀でオーバーヘッドキック。
 ツームストンパイルの体勢からお互いに回転して体勢を入れ替えたが、最終的にリチャーズがプレス式のツームストンパイルからコーナーに登っていく。だが、背後からドロップキックを見舞ったデヴィットは、雪崩式バックドロップでブン投げてからブラディ・サンデーを決めて勝利。試合後、デヴィットは「4回目のスーパージュニア、僕のキャリアで一番良いタイミングで迎えられている。今日の相手は今まで見たことないような初めての選手で、本当に最後には勝てたけど、自分を脅かす存在なんじゃないかと思っているよ」と難敵リチャーズを倒したことで、悲願の優勝に手応えを感じた様子だった。

100530_NJPW-3.jpg ノアから乗り込んできた石森太二には、新日本応援団からブーイングが浴びせられたが、いきなり素早い動きで田口隆祐を翻弄。田口もトペと見せかけてロープのあいだを回転するフェイントを見せた石森に対してドロップキックを叩き込むと、サポーターがされている石森の右腕を攻撃し、さらに雪崩式ブレーンバスターからのスリーアミーゴの連続攻撃。
 しかし円盤中毒をヒザを立てて迎撃した石森は、必殺のスーパースターエルボーを狙ったが、今度は田口がヒザを立てて迎撃。一気にオデレータバスターからのどどんを狙った田口だが、丸め込みで切り返した石森。しかし田口もクロスアーム式ジャーマンでカウント3寸前まで追い込むと、鹿殺しの体勢に。だが、うまく体勢をひっくり返した石森は逆にリバース・ゴリースペシャル・ボムで叩きつけると、ガットバスターから得意の450°スプラッシュを投下して3カウント!
 田口から勝利した瞬間、満員の観客から大歓声を送られた石森は「結構ブーイングあったけど、自分的にはいい気持ちでしたね。最終的には勝ったしブーイングではなかったから、(新日本ファンに)認められたかな? vs.新日本では絶対負けない。それだけは言える。俺の中でスーパージュニアはvs.新日本だ。必ず、見返してやるぞ! (現IWGPジュニア王者の丸藤正道の)存在を超えたいですね。ここで結構人気者らしいけど、俺が新日本に上がったからには、あの人の存在を消すような、そのぐらいのインパクト残したい!」とこのリーグ戦をvs.新日本と捕らえ、その闘いで丸藤以上のインパクトを残すと宣言した。

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▼20分1本勝負
○タマ・トンガ(フリー)/キング・ファレ/中西学
9分58秒 トンガンツイスト→体固め
●三上恭佑/平澤光秀/本間朋晃

▼BEST OF THE SUPER Jr. Bブロック公式戦 30分1本勝負
●AKIRA(フリー)【1敗=0点】
12分43秒 スワントーンボム→片エビ固め
○吉橋伸雄【1勝=2点】

▼BEST OF THE SUPER Jr. Aブロック公式戦 30分1本勝負
○獣神サンダー・ライガー【1勝=2点】
12分44秒 垂直落下式ブレーンバスター→体固め
●KUSHIDA(SMASH)【1敗=0点】

▼G・B・H&新日本&青義軍 vs CHAOS スペシャル10人タッグマッチ 30分1本勝負
●井上亘/永田裕志/後藤洋央紀/棚橋弘至/真壁刀義
18分28秒 ジャックナイフ式エビ固め
○内藤哲也/高橋裕二郎/田中将斗(ZERO1)/飯塚高史/矢野通

▼BEST OF THE SUPER Jr. Aブロック公式戦 30分1本勝負
●タイガーマスク【1敗=0点】
10分33秒 飛びつき式前方回転エビ固め
○ラ・ソンブラ(CMLL)【1勝=2点】

▼BEST OF THE SUPER Jr. Bブロック公式戦 30分1本勝負
●田口隆祐【1敗=0点】
11分40秒 450°スプラッシュ→エビ固め
○石森太二(NOAH)【1勝=2点】

▼BEST OF THE SUPER Jr. Aブロック公式戦 30分1本勝負
○プリンス・デヴィット【1勝=2点】
16分26秒 ブラディー・サンデー→片エビ固め
●デイビー・リチャーズ(ROH)【1敗=0点】

▼BEST OF THE SUPER Jr. Bブロック公式戦 30分1本勝負
○金本浩二【1勝=2点】
15分38秒 変型アンクルホールド
●フジタ"Jr"ハヤト(みちのくプロレス)【1敗=0点】

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