DG前哨戦で土井がYAMATOに完勝!3・22両国に向けて大きく動きだしたドラゲー。カードも続々決定!
DRAGON GATE
GROLIOUS GATE〜開幕戦〜
日時:3月3日(水) 開始:18:30
会場:後楽園ホール
観衆:2350人(超満員札止め)
3日、後楽園ホールで行われたDRAGON GATE『GROLIOUS GATE』開幕戦。今月22日に両国国技館で"東のビッグマッチ"を控えているドラゲーだけに、この後楽園大会で両国大会のカードが続々決定した。
すでにメインのカードは土井成樹の持つドリームゲート王座にYAMATOが挑戦することが決まっている。この日はWORLD-1vs.KAMIKAZEの6人タッグマッチで前哨戦となったが、入場するなりベルトをYAMATOの顔面に押しつけた土井に対し、YAMATOはやや元気がない。吉野正人、B×Bハルクは相変わらずスピード、キレともに抜群の動きを見せ、戸澤陽もハイテンションと見事なやられっぷりに観客の笑いを誘いつつも、要所要所で鋭い動き。最近大スランプだった鷹木信悟もこの日は持ち前のパワーがいかんなく発揮され、WORLD-1の攻撃をキャッチしてマットに叩き付ける場面が目立った。
しかしYAMATOがハルクを羽交い締めにしたところに鷹木がパンピングボンバーを放っていくと、ハルクにかわされてYAMATOに誤爆! そこからWORLD-1は一気呵成にYAMATOを攻め込み、試合時間も20分が経過。すると土井はDOI555→バカタレ→YAMATOのお株を奪うようなスリーパー。そこから高速のリバースDDTで叩き付けた土井は、ダメ押しのバカタレスライディングキックを叩き込んで3カウント。
前哨戦で挑戦者から一本取った王者・土井は「俺はここまで来るのに10年かかってるんや。たかが2、3年のお前に負けるわけにはいかんのや! 俺らには意地と責任感があるんだ」と言い放つ。吉野も「今日は楽勝やった! こんなことならベテラン軍とやったほうがしんどいわ」と余裕綽々。さらにパートナーの鷹木にまで「土井の言うことも一理ある。勢いだけじゃどうしようもない」と言われたYAMATOは「両国に向けてのプレッシャーがないと言ったらウソになる。夜も眠れないし、こんなにビッグマッチのメインが大変だとは、ドリームゲートが大変だとは思ってもいなかったです。ただ俺はこんなところで潰れるわけにはいかないんだよ! 俺には俺の3年半がある! 皆さん、もう少しだけ力をください」とやや弱気のマイクアピール。新時代の扉を両国で開くことが出来るのか?
YAMATOに厳しく言い放った鷹木も、この日両国に向けて自ら動いた。この日、約10年ぶりに再会したフベントゥ・ゲレーラとドラゴン・キッドとタッグを組んでWORLD-1の谷嵜なおき&PAC&マーク・ハスキンスと対戦したCIMA。ゲレーラに触発されるようにキッド、さらに対戦相手のPACやハスキンスもバンバン飛び技を繰り出す目まぐるしい一戦となったが、最後はゲレーラが911で勝利。
するとCIMAが「なぜツインゲート王者の俺とGammaちゃんの両国のカードが決まらないかというと、プロレスの初防衛戦っていうのは負けないセオリーなんですよ。だから誰も名乗り挙げられないんですよ」と発言。そこに名乗りを上げてきたのが鷹木だった。鷹木は前ツインゲート王者としてCIMA&Gammaにリターンマッチを要求。だが、CIMAとGammaは鷹木は大スランプの上、YAMATOが両国のメインに出場するのでパートナーがいないじゃないかと詰め寄る。
KAIKAZEにはまだ戸澤と、新加入したKAGETORAがいるが、鷹木は「そのベルトに関して俺はKAMIKAZEにこだわっていないんだよ。不調だとかスランプだとか、そういうのをすべてを吹っ飛ばすパートナーを用意してるんだよ!」と言い放ち、新パートナーを呼び込む。そこに現れたのは2・7博多大会に現れてドラゲー再入団を発表したサイバー・コング!
しかもサイバーは博多のときのようなスーツ姿ではなく、手にはパイナップルを持ち、試合用のコスチューム姿。その肉体はひと回り〜ふた回りくらい小さくなったが、それでも変わらぬ荒々しさでパイナップルを引き裂くパフォーマンスを見せる。だが、そんなサイバーに対してCIMAは「お前ら本気か? このリングが怖くて1回逃げ出したような奴だろ? 世代闘争にも入って来られなかったような情けない黒豚に、俺らが負けるわけないやろ! お前、本気で来るなら地獄見せてやるぞ」と痛烈な言葉を浴びせる。
だが、サイバーも覚悟は決めており、その場でCIMA&Gammavs.鷹木&サイバーのツインゲート戦が両国大会で行われることが決定。なお鷹木は「俺はサイバーとタッグを組んで暴れ回る。それはKAMIKAZEとは別に」と、サイバーがKAMIKAZE入りしたのではなく、あくまでもKAMIKAZEとは関係なくサイバーとのタッグもやっていくと説明した。
WARRIORS-5とKAMIKAZEがリアル・ハザードを追放されたKAMIKAZEを奪い合っていたが、結局KAGEを獲得したのはKAMIKAZE。するとCIMAらは変わりと言っちゃなんだが、クネスカと手を組むかと思いきやそうしなかった堀口元気を加えて、ユニット名を「WARRIORS」と改めた。
久しぶりに完全ベビーフェイスの陽気なキャラに戻った堀口は、早速第1試合の前から観客に「H・A・G・E」コールを促す。すると、そこにこの日堀口と対戦予定の菅原拓也ら新生リアル・ハザードが登場。菅原が「オイ、堀口。大した余裕だな。何ならいますぐここでやってやってもいいんだぞ」と挑発すると、当初第3試合の予定だった堀口vs.菅原が試合開始!
大荒れで始まった試合だが、試合が荒れればやはりセコンド陣が容赦なく介入してくるリアルに分があり、最後はボックス攻撃からの十三不塔で菅原が勝利。するとKzyが残り少ない堀口の後ろ髪をハサミでバッサリ切るという暴挙に出る! そんな新生リアル・ハザードはユニット名を「ディープ・ドランカーズ」と改めた。
また、ブレイブゲート王座を奪取して絶好調のスペル・シーサーの試合を日高郁人を連れて、なぜか試合用のコスチューム姿で澤宗紀が視察。シーサーが「なんで今日試合じゃないのにコスチュームなんだ!」と言うと、澤は「今日、ブレイブゲート戦じゃないんですか?」とオトボケ。シーサーは両国でのブレイブ戦と言ったじゃないかと話は平行線へ......そこに傷心の堀口が入ってきて「俺は髪を切られて、もう失うものはねぇんだ!」と言って、ブレイブへの挑戦を表明。
この結果、両国でシーサーvs.堀口vs.澤の3WAYマッチでブレイブ戦が行われることが決定。すると澤は「このあとシーサーさんが面白いことを言ってくるので、頑張ってください!」とムチャブリしてリングを降りる。シーサーは、マスク越しでも困り顔なのが分かるほど。前哨戦は澤が一本取ったか?
▼第1試合 特別試合 30分1本勝負
●堀口元気
7分0秒 十三不塔→片エビ固め
○菅原拓也
▼第2試合 20分1本勝負
Gamma/●ドン・フジイ
9分7秒 超高校級ラ・マヒストラルル
○NOSAWA論外(東京愚連隊)/MAZADA(東京愚連隊)
▼第3試合 20分1本勝負
○スペル・シーサー
9分48秒 欧州式エビ固め
●KAGETORA
▼第4試合 30分1本勝負
○望月成晃
10分51秒 真・最強ハイキック→体固め
●橋誠(フリー)
▼第5試合 30分1本勝負
CIMA/ドラゴン・キッド/○フベントゥ・ゲレーラ
13分43秒 911→エビ固め
谷嵜なおき/PAC/●マーク・ハスキンス
▼第6試合 45分1本勝負
●横須賀享/K−ness.
12分55秒 ダイビングエルボードロップ→体固め
○神田裕之/新井健一郎
▼第7試合 60分1本勝負
○土井成樹/吉野正人/B×Bハルク
21分46秒 バカタレスライディングキック→片エビ固め
鷹木信悟/●YAMATO/戸澤陽
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