「契約体重を守れないと継続参戦も難しい」7年ぶりにRIZIN参戦の木村“フィリップ”ミノルへ榊原信行CEOが牽制

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 2日、都内某所にてRIZINが記者会見を行い、6月24日に北海道・真駒内セキスイハイムアリーナで開催の『RIZIN.43』に木村“フィリップ”ミノル、久保優太が参戦することが明かされた。

 6月24日に初の札幌大会を行うRIZINだが、蓋を開けてみればチケット売上は絶好調。席数増加や演出の強化などに着手するとのことだ。
 この日の会見第1部では木村“フィリップ”ミノルと久保優太が出席。久保優太vs木下カラテ、木村“フィリップ”ミノルvsロクク・ダリの2カードが発表された。

 木村は、2016年9月のRIZINでMMA戦を行って以来、約7年ぶりの出場。
 昨年11月にK-1との契約を満了し、同年12月末には『INOKI BOM-BA-YE×巌流島』で矢地祐介を相手にミックスルールで対戦し圧勝(※1R目のキックルールでKO)したことが話題に。しかし、今年3月のKNOCK OUTでは最終計量で1.75kgオーバーとなりながら出場したことでまた別の話題を呼んでしまっていた。

 会見に登場した木村は、「久々にこのRIZINに出れてメチャクチャ気合入ってます。キックボクシングでRIZINの主役になりに来ました。今回の試合で壮絶なノックアウトを見せて、『木村ミノルやべーな』ってところをしっかり見せたいと思います」と意気込み。

 さらに、「キックボクシングでRIZINでもっと有名になってキックボクシングを広めたいんで。キックの試合で自分の魅力を前面に出していけたらと思ってます。今はRIZINのキックボクシングは安保瑠輝也とブアカーオがやって盛り上がっているときなんで、ここに自分が来ればさらにキックへのムーブメントが出来ると思うんで、俺がやるべきだなと思ってます」と今後の抱負を語った。

 また、今回の試合は73kg契約と、本来の木村の階級よりも少し重い体重。
 これについて榊原CEOは、「木村選手にもその部分は強く言ってるんで。まず契約体重を守る。確実にやれるってところで2人とも話をして、今回はキャッチ73で決めましたんで。これを守れないようなことがあると継続参戦も難しいと思うんで。まず、若干バッファを持った73の中でしっかりプロとしての仕事をしてスタートラインに立つということで決めさせていただきました」とチクリ。
 木村は「70kg近辺で試合をするのが自分にとってもベストなので、そこに持っていって調整していきたいと思っています。今回は、前回の計量失敗もあって、試合前のコンディションとか絞り具合とか、そういう点もちゃんと見られてるところだと思うんで、しっかりプロとしてバッチリ仕上げて、そこもスゴいなと思われるようにしたいです」と反省の弁を述べつつ、今回の試合には万全を期すことを誓った。


『RIZIN.43』
日程:2023年6月24日(土)
開始:14:00
会場:北海道・真駒内セキスイハイムアリーナ

▼RIZIN MMAルール 5分3R 66.0kg
久保優太(PURGE TOKYO/BRAVE)
vs
木下カラテ(和術慧舟會HEARTS)

▼RIZIN キックボクシングルール 3分3R 73.0kg
木村“フィリップ”ミノル(Battle-Box)
vs
ロクク・ダリ(TRI.H Studio)

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