誕生祭前日に出演ラッパー逮捕と頭が割れた選手が欠場!悲劇のアイドルレスラーから遺品を譲り受けた吉田豪が公開生インタビュー

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 18日、新宿MARZにて『松本都自主興行・シン・ミヤココフェスVol.10~祝☆10☆回☆!戦慄の誕生祭’23~』が開催された。

 松本都は杉本彩が代表を務めるオフィス彩所属のアイドルでありながら2008年にプロレスラーデビュー。その後ポニーキャニオン所属のアイドルグループでメジャーデビューしながら、葛西純とのタッグチームでベルトも奪取しプロレス団体『崖のふちプロレス』旗揚げも行うなど活躍。
 2017年には突如出家し『新興宗教崖のふち教』の設立を唱え、「ラッパーになる!」と宣言するとサイプレス上野やノリ・ダ・ファンキーシビレサスを巻き込んだフリースタイルラップバトルをプロデュース。YouTubeチャンネルでは呂布カルマとラップバトルで対戦し、『崖のふちプロレス』をサイバーエージェントグループ社長へ事業譲渡し『崖のふち女子プロレス』として再旗揚げするなど精力的に才能をいかんなく発揮している。

 そんな都がデビュー15周年と誕生日を祝う自主興行を開催したが、前日に出演予定だったラッパーのNidra Assassin(ニドラアサシン)が逮捕され、出場予定だった鈴季すずがハードコアマッチで頭を10cm割る大流血で欠場に。
 あまりに狂った状況だが、そこに放り込まれたプロインタビューアーの吉田豪が「ラッパーはしょうがない」と苦笑すると、都は「私もラッパーだから!ちゃんと身辺整理しましたから」とただのナチュラルハイであることを強調する。
 都はなんの前触れもなく突然に、故・風間ルミさんの遺品であるLLPWジャケットを神取忍の許可を取り吉田豪にプレゼント。プロレスファンとしてありがたく受け取った吉田豪は、都とのLINE交換に応じ、未経験の出場選手を巻き込んだMCバトルのジャッジも務める優しい対応。


 これに気を良くした都はピンチヒッターとして緊急出演したベッド・インの益子寺かおりさんとデュエットを行い、メインイベントでは会場から禁止されていたハードコアマッチを竹田誠志&世羅りさを相手に葛西純with一般人・澤宗紀とともに行うと、ステージ上からラダー&チェアーへの断崖式羅紗鋏で世羅に突き刺され3カウントを聞いた。

 なんとか台風のようなイベントを終えた都は「今回すごい頑張って対戦カードとかアーティスト組んだのに、昨日ニドラくんは逮捕されるしすずは怪我しちゃうし。でもこうやってすごい良い大会ができて、私15年プロレスやっててよかった。私今年15周年だから攻め続けたいんだわ。6月16日金曜日、メインは葛西純&松本都with澤宗紀vs阿部史典&真琴。チケットは近日発表します。8月まではめちゃくちゃ頑張って、そっから冬眠してもいいぐらいの勢いで全部やります」と、デビュー日に向けて複数大会を開催することを発表した。

 奇才と呼ばれた松本都が次にどのような波乱を起こすのか?巻き込まれると本当に苦労するので遠巻きに眺めていきたい。

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