「相性的に噛み合わない」ジョリーと啓之輔の再戦を見た朝倉未来が両者に厳しい評価

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 31日、都内某所で『BreakingDown7.5』(ブレイキングダウン)が開催。メインイベントでは【キング・オブ・アウトサイダー】啓之輔vs【安保瑠輝也の愛弟子】ジョリーが行われた。

 『ブレイキングダウン7』でジョリーに判定負けした【キング・オブ・アウトサイダー】啓之輔が、「前回の試合が納得いかないんで、今回も朝倉さんと上の方に頼んで出させてもらうことになりました。よろしくお願いします」と再戦を直訴。
 これを「お前とMMAをやったら負ける」と素直に認めたジョリーが、『1分3ラウンド』のキックルールで試合を受けた。

 戦前では顔を合わしてすぐにビンタをして逃走したジョリーは、煽りVで「啓之輔さんは1Rでダウンする」と予告。
 試合が始まるとセコンドの安保の声を聞き自ら前に出て打撃戦に。ストレートで予告通りダウンを奪うも、啓之輔がケージにもたれかかったところを追撃したことが反則をとられ、このダウン自体が無効に。
 ラウンドが進むと啓之輔が反射的に掴んでしまう場面も増えていくが、最終的に判定2-1でジョリーの勝利となった。

 勝利したジョリーは「メインなのにKOできずすいませんでした。啓之輔さんが、スロースターターってことよく聞いてたんですけど、ラウンド増すごとにどんどんどんどん俺の攻撃当たらなくなってきて、すごい強かったなという印象です。俺は、ほんとに、プロの舞台でもっと活躍するのにこんな戦い方じゃダメだなって自分自身わかってるんで、もっと盛り上げます。もっと強くなります。だから、俺とかてるくんとかブレイキングダウンでまだまだ頑張るし、プロの世界でボスの安保瑠輝也も活躍すると思うので、皆さんチャンネル登録よろしくお願いします」とコメントした。

 不完全燃焼感が残るメインについて朝倉未来は「メインについては技術的な問題で、難しい試合というか啓之輔選手が膝を狙ってて、容易に踏み込めないジョリーっていうのと、相性的に噛み合わなかったですね。膝を捌くほどの技量がなかったんで、何回やってもああいう展開になるんじゃないかなって。啓之輔選手が膝を封印してパンチの打ち合いをしない限りはああいう展開が続くんじゃないかなと思います。ファンの声がめちゃめちゃ多いんだったら(再戦)あるかもしれないですけど、多分上がらないと思いますよ。だって2回やって同じ展開なんで。2度あることは3度ある」と見切りをつけた。

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