大谷晋二郎に届け!顔面ウォッシュで大逆転したHOT JAPANの花見達也がタッグ王座を防衛し最多防衛記録更新へ王手!

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 26日、東京都・後楽園ホールにて、2AW『GRAND SLAM in 後楽園ホール』が開催され、花見達也&仁木琢郎が2AWタッグ王座の4度目の防衛に成功した。

 “紅炎”のチームを組む26歳の花見と22歳の仁木と勢いのある若手王者組は、昨年末にはKAIENTAI DOJO時代からの古豪であるPSYCHO&旭志織という曲者タッグを撃破して防衛に成功しており、その地位を盤石なものとしている。
 そんな紅炎の2人の前に立ちはだかったのは、“BUG's MUTATION”CHANGO&本田アユムというトリッキーなテクニシャンタッグ。ともにKAIENTAI DOJO時代から活躍する古豪であり、2AWの新世代を担う王者組にとって時計の針を戻さぬためにも絶対に防衛せねばならない一戦であり、若き王者たちは燃えに燃えていた。


 血気盛んな王者たちの奇襲から試合が始まるも、ラフファイトに長けるベテラン2人が圧倒。王者組の仲間割れを誘う精神攻撃を仕掛けるなど手練手管の技術を見せつけてリング内外を支配。
 CHANGO&本田は仁木に狙いを定め、徹底した腕攻めで心を折りにかかるが、仁木が気迫のバックドロップを見舞って生還。大谷晋二郎率いるHOT JAPANのメンバーでもある花見が熱い心で仁木を鼓舞し、この日靖国神社奉納プロレスでファンに姿を見せるはずだった大谷に捧げる顔面ウォッシュ。
 一転して劣勢となった挑戦者組だが、じわじわと態勢を立て直して本格的に仁木の腕を破壊しにかかるが、心に火を点けられた仁木は雄叫びを上げて跳ね除け、本田にハリケーンドライバー。すかさず花見が加勢に入り、朱雀(※仁木のバックドロップ+花見のスワンダイブ式ネックブリーカー)を決めて3カウントを奪った。

 これで4度目の防衛を果たした花見&仁木は、同王座の連続防衛記録タイに並んだ。
 試合後にリングに上ってきたのは、この日の試合で真霜拳號&十嶋くにおの強力タッグに快勝した“ぶっ飛べ☆ミサイルキッカーズ”の滝澤大志&若松大樹。ミサイルキッカーズは、昨年10月に花見&仁木に挑戦して初防衛の白星を献上しており、リベンジに燃えての挑戦表明を行った。
 
 かつて勝利していることもあり、花見は若干上から目線でミサイルキッカーズを挑発していくが、これを聞いていた滝澤が花見をビンタで張り飛ばし、「お前みたいなチャンピオンが挑戦者をより好んでんでじゃーぞ!お前みたいなチャンピオンはな、“いつなんどき誰の挑戦でも受ける”とか言わなきゃダメだろ!四の五の言わずに俺たちの挑戦をもう一度受けてみろ!」とマジ説教。売り言葉に買い言葉で花見&仁木も挑戦を承諾し、4月23日のTKPガーデンシティ千葉大会でのタッグ王座戦を決定した。

 先輩からの厳しい言葉を受けて少し怯んだ様子の王者組にとって、ミサイルキッカーズは新記録樹立のための高い壁となりそうだ。

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