DDTで“魚派VS肉派”の抗争がまたまた勃発! 「日本の食卓を彩るのは魚か肉か、白黒ハッキリつけたい」

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 DDTプロレスが3月22日、東京・渋谷区のAbemaTowersで記者会見を行い、“魚派VS肉派”の抗争がまたまた勃発した。

 昨年5月8日、山田水産株式会社が鹿児島・志布志市「うなぎの駅」でプロデュース興行を開催したが、今年4月23日にも同所で、同社プレゼンツによる「4.23 志布志魚肉決戦 @うなぎの駅」が実施されることが決定。大会開催にあたって、高木三四郎社長、同社の山田信太郎社長、シシャモパワー、鰻マスクが会見に出席した。

 山田社長は「前回、ご縁がありまして、DDTの皆さんに志布志まで来てもらって、プロレス大会を催させてもらいました。私たちは鹿児島の大隅半島の端っこのほうで、ふだんプロレスを生で見ることのできないご年配の方、お子様連れの方たちに、鍛え上げられたレスラーたちの熱い戦いを見ることができたということで好評でした。“今年もぜひやってください”という地元の声もあり、コロナも明けましたので、より志布志を元気にする気持ちをもって、開催するに至りました」と話した。

 高木社長は「昨年に引き続き、志布志でDDTのプロレスを披露できるのは大変光栄に思っております。今年もDDTらしい明るく楽しく、そして激しいプロレスを展開していきたいと思っております。必ず盛り上げますんで、よろしくお願いします」と述べた。

 2月26日の東京・後楽園ホール大会では、シシャモ、樋口和貞組が鰻マスク、秋山準組と対戦。シシャモが鰻マスクから3カウントを奪ったが、試合後、樋口がシシャモを裏切り、「俺は肉派だ。魚たちがDDTのリングで好き勝手やってる。次の対戦相手は俺だ。ヤツらを絶滅させる」とのコメントを残していた。

 この件について、シシャモは「プロレスはリングでお互いの気持ち、思い、意見をぶつけ合う。そして、それで分かり合うものだと思っております。リングでしっかり肉派の思い、意見を受け止めて。シシャモ最高、鰻最高、魚最高ということを皆さんに伝えたいと思います」、鰻マスクは「肉派の方たちが魚を絶滅させてやると言ってますが、私たちは魚の誇りをもって、シシャモパワー選手と組んで挑みたいと思います」と意気込んだ。

 ここで、どこで聞きつけてきたのか、樋口と石田有輝が乱入。樋口は「魚どもがゴチャゴチャぬかしてるようだな。俺らは魚なんて食わねぇんだよ。時代は今、肉だ!」、石田は「俺たちの世代は魚なんて食ってるヤツいないんだよ。肉が一番だぞ!」と魚派を威嚇。さらに、樋口は「俺ら肉が好きなレスラー、この2人。そして、もう一人肉が好きな焼き肉屋の息子・納谷幸男。この3人でオマエら、魚2匹とも絶滅させてやる」と豪語。

 こうなると、2VS3のハンディ戦にもなりかねないが、山田社長が「うちの会社は養鰻業者で初めて、人工授精で人工ふ化で稚魚を作り出すことに成功しました。この志布志大会に向けて、肉派をぶっ潰すために、もう一人鰻マスクを用意しているところです。鍛え上げた鰻マスク以上のスーパー鰻マスク、鰻のなかの鰻、出てこいや!」と言うと、鰻マスクより一回り大きそうなスーパー鰻マスクが登場。樋口と石田が襲い掛かるも、スーパー鰻マスクは蹴散らして見せた。樋口は「やりやがったな。次の志布志、覚えてろ。テメエら絶滅させてやるから」と捨てゼリフを吐いて去って行った。

 してやったりの山田社長は「日本の食卓を彩るのは魚か肉か、白黒ハッキリつけたいと思います」とキッパリ。

 さらに、山田社長は「今回の戦いをクリアできたら、うちの会社にはサバもありますし、知り合いの魚屋さんに数の子もあるし、かまぼこ屋さんもいますんで。みんなで魚レスラー・タッグリーグでもどうですかね?」と魚軍団の増殖も予告。高木社長も「思い切って団体旗揚げとかできそうですね。山田水産プロレス。今回の決戦に勝った暁には、そこも構想に含めて頑張りましょう」と力を込めた。

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