新UNIVERSAL王者の遠藤哲哉、「KO-D無差別級のベルトに負けないように、DDTを象徴するベルトだってところまでもっていきたい」

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 3月22日、DDTプロレスが東京・渋谷区のAbemaTowersで、前日の旗揚げ26周年記念興行(東京・後楽園ホール)の一夜明け会見を行い、土井成樹を破り、DDT UNIVERSAL王座を戴冠した遠藤哲哉が登壇した。

 遠藤は「一夜明け会見に僕が参加するのは、ちょうど1年前に(3・20両国国技館で)竹下幸之介を破って、KO-D無差別級を獲ったとき以来かなと思うと感慨深い。土井選手はDDTに参戦して、僕の名前を出してくれてて。(去年の)12月29日にTDCでKO-D6人タッグのタイトル戦で戦ったんですけど、そのときはそんなに当たる時間も長くなくて、お互いにやり足りない部分があった。昨日、シングルマッチ、しかもUNIVERSALのベルトをかけて試合できたのは非常に光栄。かなり攻められた部分もあって、しんどい時間も長かったんですけど。反面、まだ試合が終わってほしくないという気持ちもずっとありまして。すごい久しぶりに試合を楽しむというか、そういう感情が芽生えた試合でした。土井選手、もう僕のなかでは外敵じゃないんで。仲間なので、DDTに今後も上がっていただいて。まだ戦ってない相手とかいるので、ぜひDDTの選手全員と戦っていただいて。またこのベルトをかけて、試合をしたいと思います」とコメント。

 5月3日、横浜武道館での初防衛戦では、同じ宮城県出身のMAOの挑戦を受けるが、「個人的に嫌いという感情もあるんですけど、同郷の宮城県で、僕が白石市、向こうが大崎市を背負ってるというのもあって。同郷でのタイトル戦って、プレッシャーを感じてるんです。自分のなかで避けて来たところもあります。ただ向こうも現KO-Dタッグチャンピオンで、UNIVERSALも巻いてるので、実績的には申し分ない相手かなと思う。ここでハッキリと白石市が上か、大崎市が上か、決めようじゃないかと思います」と話した。

 過去に3回戴冠した無差別級ではなく、UNIVERSALを巻いたことについて、「今回初めて巻きますし、挑戦したこともなかったので、思い入れとかは今は正直全くない。今後これを巻いて試合するにあたって、このベルトへの思い入れをつくって。UNIVERSALのベルトを無差別級のベルトに負けないように、DDTを象徴するベルトだってところまでもっていきたい」と力を込めた。

 シングルのベルトは昨年6月に無差別級王座を返上して以来となるが、「無差別級も、UNIVERSALも、ほかのベルトも、あまり何が上とか決めつけないようにしてるんです。ベルトを持っているということは、どんなベルトであれ、DDTの団体を背負ってるという認識なんで。でも、無差別級も狙いたいですし、ほかの6人タッグもタッグも、なんなら(DDT)EXTREMEもすべてのベルトを巻きたいと思ってます」と語った。

 最近のMAOに関して、「素直なことを言うと、プロレスラーとして充実してるように見えます。勝俣(瞬馬)とのタッグは、最近の試合を見る限りでは、プロレス界、ほかの団体とかも含めて、かなり息の合ったタッグじゃないかと思ってます。シングルに関しては、正直そんなにアイツの試合自体見ることがないんですけど、タッグのうまい選手はシングルでもかなり実力がある選手が多いと思うので。今が一番脂が乗ってる状態なんじゃないかと思ってます」と評価していた。

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