【試合詳細】3・19 アイスリボン後楽園ホール大会 【ICE×∞】安納サオリvsトトロさつき 【リボンタッグ】志田光&星いぶきvs真琴&星ハム子 朝陽&大空ちえvs柳川澄樺&神姫楽ミサ 海乃月vs夢咲あむ

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『アイスリボンマーチ2023』
日程:2023年3月19日(日)
開始:11:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:409人

▼タッグマッチ 20分1本勝負
[ひーかほ]清水ひかり(COLOR'S)/○松下楓歩
10分46秒 ファンファーレ
[KISSmeT PRINCESS]●石川奈青/網倉理奈(COLOR'S)

▼夢咲あむデビュー戦 シングルマッチ15分1本勝負
○海乃月
8分16秒 STF
●夢咲あむ

▼8選手参加バトルロイヤル 時間無制限勝負
○アイガー
13分59秒 体固め
●咲蘭、●YuuRI(ガンバレ☆プロレス)

<1人目>
○谷もも(PURE-J)
4分10秒 八ツ橋
●キク

<2人目>
○Yappy
5分52秒 体固め
●谷もも(PURE-J)

<3人目>
○鈴木ユラ(AlmaLibre)
6分42秒 エビ固め
●Yappy

<4人目>
○YuuRI(ガンバレ☆プロレス)
9分11秒 OTR
●鈴木ユラ(AlmaLibre)

<5人目>
○YuuRI(ガンバレ☆プロレス)
10分15秒 OTR
●HisokA(JTO)

▼タッグマッチ 20分1本勝負
[晴れのち晴れるヤ]●朝陽/大空ちえ(PURE-J)
12分10秒 1010→片エビ固め
[1111]○柳川澄樺(JTO)/神姫楽ミサ(JTO)

▼インターナショナルリボンタッグ選手権試合 30分1本勝負
【王者組】志田光(AEW)/●星いぶき
19分22秒 ダイビング・ボディプレス→片エビ固め
【挑戦者組/むこまこ】真琴(フリー)/○星ハム子
※第58代王者が2度目の防衛に失敗。むこまこが新王者となる。

▼ICE×∞選手権試合 30分1本勝負
【王者】●安納サオリ(フリー)
20分40秒 動くこと雷霆の如し→エビ固め
【挑戦者】○トトロさつき
※第34代王者が6度目の防衛に失敗。トトロが新王者となる。

トトロが安納を撃破して悲願のICE×∞戴冠でグランドスラム達成!ハム子&真琴が志田&いぶきからリボンタッグ王座奪取!期待の新人・夢咲あむが後楽園でデビュー!

オープニング


 選手入場式から、選手を代表してトトロさつきが挨拶。
トトロ「皆さんこんにちは!トトロさつきでーす!本日はご来場まことにありがとうございます。今日はですね、夢咲あむのデビュー戦、そしてメインイベントは私トトロさつき、ICE×∞のベルトに挑戦します!アイスリボンは今激動の中にいるかもしれないですけど、アイスリボンそして、自分自身の夢のために今日はベルト取ります。応援よろしくお願いします!それでは、アイスリボンマーチ2023、スタート!」

第1試合


 ロープを元KISSmeT PRINCESS(キスメットプリンセス) の神姫楽ミサとマネージャーの朝陽が上げて石川と網倉が入場。

 試合前に清水が石川に「泣いてる!」と叫び、アイスリボン所属として最後の後楽園ホール大会となる石川は「泣いてない!」と上を向いて涙をこらえる。
 先発は石川と松下。ロックアップから石川がロープに押し込もうとするが、清水が出てきて松下の後ろから押す。ならばと網倉も出てきて石川を後ろから押して2人まとめてロープに押し込むと、コーナーに振って串刺し攻撃を狙う。だがひーかほが逆に中央に振るが、網倉と石川は中央で耐えると、それぞれ串刺しボディスプラッシュ。さらに神姫楽も出てきて、元KISSプリの3人でワープレス。
 喜ぶ3人だったが、松下が石川の背後からスクールボーイも2。松下は清水にタッチ。

 清水はストンピング連打からヘアーホイップでコーナーに投げ捨て顔面を踏みつける。これを離すと再度ヘアーホイップからコーナーで顔面を踏みつける。
 レフェリーが注意し、清水がロープに振るも石川は側転で交わしてコーナーに振り、串刺しラリアットから側転ボディプレス。フォールも2。
 石川は網倉にタッチ。

 網倉はショルダータックルからロープに振ろうとするが、ロープを掴んで耐えた網倉の腕を松下がトラースキック。清水と松下がロープに振るが、網倉はダブルラリアット。清水が避けるも、網倉は清水をボディスラムで松下に叩きつけると2人まとめてセントーンを投下。
 網倉は髪を掴んで引き起こすが、清水がソバットから串刺しジャンピングキック。さらにスライディング・ルーテーズプレスからフォールも2。清水は松下にタッチ。

 松下はバカタレスライディングキックから清水がフットスタンプ。さらにサンドイッチサッカーボールキックからフォールも2。
 網倉のチョップをガードした松下が走り込むが、網倉はラリアットを巻き込んでカナディアンバックブリーカー。これは清水がカットし、出てきた石川にも延髄斬り。松下も網倉に延髄斬りから、それぞれスープレックスで投げ捨てると2人はコーナーに登り、同時ダイビングクロスボディ。フォールも2。
 松下がロープに飛ぶが、網倉はカウンターのパワースラムから石川にタッチ。

 石川はショルダータックル連発からクロスボディアタック。フォールも2。
 石川は投げようとするが、松下がエルボーから投げようとするも、石川が逆にボディスラムから、網倉の背中に飛び乗り2人分の体重でワープレス。フォールも2。
 石川は投げようとするが、耐えた松下がコーナーに振ると、清水がトラースキックから松下がハイキック。清水もハイキックから二人でロープに飛ぶが、網倉が2人まとめてクロスボディで迎撃し、石川と網倉が次々セントーン。さらに手をつないでセントーンの同時投下からフォールも2。
 石川がコーナーに登りセカンドロープからの旋回式ボディプレス。フォールも清水がカット。
 松下がハイキック2連発からブレーンバスター。フォールも2。
 松下はロープに飛ぶが、石川がカウンターで担ぐとN.A.O。フォールも清水がカット。
 石川が清水をブレーンバスター。網倉が松下をロープに振ろうとするが、松下は網倉をジャーマンで投げ捨てる。
 石川が松下を引き起こすと松下はエルボーを連打。エルボーの打ち合いから石川が「楓歩ありがとう!」と強烈なエルボー。松下もエルボーで返すが、石川がエルボー連打。松下がランニングエルボーも、避けた石川が投げようとするが松下が丸め込むが2。
 石川が走り込むが、松下がエルボーからファルコンアローも、石川が丸め込むが2。
 松下が走り込むが、石川がタチアガールも2。
 石川がジャーマンを狙うが、切り返した松下が延髄斬りから変形ブロックバスターも2。

 松下はファンファーレで3カウント。

<試合後コメント>

石川奈青&網倉理奈 with 神姫楽ミサ
(3人共涙をこらえながら)
石川「はい、いやーありがとうございます」
網倉「すいませんなんか」
石川「いやー、最後のホールで、悔しいですけどやっぱり、心強い、一緒に戦えたのがほんとに嬉しかったし楽しかったです。ありがとうございます」
網倉「ほんとにありがとう。えへへ。最高の宝物だ。これからも頑張ろう」
石川「これからもそれぞれ、それぞれがそれぞれ」
神姫楽「頑張ろうね」
石川「頑張りましょう」
網倉「本当にお疲れ様」
神姫楽「お疲れ様」
石川「ありがとうございます」
網倉「でもリングは繋がってるっていうから、きっとどっかで、3人で組める事があるかもしれないし」
石川「はい」
神姫楽「そうね」
網倉「楽しみに頑張ろう」
神姫楽「めっちゃ早いかもねもしかしたら」
石川「意外と(苦笑)」
網倉「来週とか(笑)」
石川「来週はまだ辞めてないから(笑)」
網倉「すぐできるかもしれない。ほんとにありがとう」
石川「ありがとうございます。皆さんありがとうございました、またいつかどこかで会えたら嬉しいです。ありがとうございます」

――所属最後の後楽園で最初から涙も
石川「全然元気なテンションだったんですけどね、なんか曲がかかったらなんかもうあぁって」
網倉「unlock聞いたらむりだった」
石川「最後かーと思って。でも最後のホールの試合がこのカードで良かったです。ありがとうございます」

――会見の反響みたいなものは今日までにありましたか?
石川「そうですね、でも意外と身近な人からはそんなにあの、悪い事は言われてはないです。悪いことっていうかなんていうんですか?(苦笑)そんなにあの、なんていうんですか、そんなに自分が嫌な気持ちになるような言葉はそんなに届いてないので、自分的にも良かったかなと思ってます。全然後悔とかもないです」

清水ひかり&松下楓歩
松下「ありがとうございました。自分の教育係としてここまで育ててくださった石川さんと、ほんとに最後の最後にタッグですけど当たれて嬉しかったです。このカード自分が最初から希望したとかじゃなくて、提案されて、このカード一回やったことあるんですよね大阪で」
清水「あーあったね」
松下「あの時はひかりさんが勝ってくださったんですけど、今日自分が石川さんから勝てて、最後良かったですほんとに。これで石川さんも安心して行ってくれるんではないでしょうか。まる」

――ひーかほとしてもいい勝利がとれたと思うんですが
清水「そうですね。奈青ちゃんが最後、でも最後とか関係なしにこうやってひーかほは一歩ずつ積み上げていく必要があるかなと思っていて。でも奈青ちゃんは最後探検家とかにもなったりして」
松下「冒険家です(苦笑)」
清水「冒険家?冒険家になったりしてどんな奈青ちゃんが来るのかなと思ったんですけど、でもなんか自分探しって言ってる奈青ちゃんがいたから、自分探しをするよりは、自分は探すものじゃなくて積み上げていくものだと思うから、アイスでやってきた事とかを、全部なくして新しいもの探すんじゃなくて、今やってきたものを自信にして次に進んで行ってもらえたらなって思います」
松下「おー、思います私も」
清水「以上です」
松下「ばいばーい」

第2試合


 ロックアップから海乃がロープに押し込みクリーンブレイク。
 再度ロックアップから夢咲がロープに押し込み、エルボーを打ち込んでいくが海乃がアイアンクローで押し戻し、首投げ連発からフォールも2。

 海乃が夢咲の顔面をコーナーに叩きつけ、そのまま座り込んだ夢咲の顔面を踏み潰していく。
 これを離すと正面ロープにくくり、夢咲をオールバックにして広いおでこをアピールしていく。
 怒った夢咲とエルボーの打ち合いへ。海乃がエルボー連打からボディスラムからフォールも1。

 海乃が逆エビ固めも夢咲はロープを掴みブレイク。

 海乃は背中にハンマーブロー連発から、ロープに振っていくが梅崎はショルダータックルで迎撃し倒す。さらにショルダータックルを四方から連発しフォールも2。

 夢咲はブレーンバスターからフォールも2。

 夢咲はコーナーに登り、リバーススプラッシュからフォールも2.9。

 夢咲は担ぐが、海野が丸め込もうとするも夢咲が潰してフォールも2。
 海乃のラリアットを夢咲がスクールボーイも2。

 夢咲は横入り式回転エビ固めも2。

 海乃はエルボー連発でコーナーに押し込み、串刺しドロップキック3連発。フォールも2。

 海乃は髪を掴んで引き起こし、背中にエルボー連打からロープに飛んで顔面にドロップキック。フォールも2。

 海乃はエルボー連打から顔面にドロップキック。フォールも2。

 海乃はフィッシャーマンスープレックスホールドも2。

 海乃はSTFで捕らえ、これで夢咲はギブアップ。

<試合後コメント>

夢咲あむ&海乃月
――デビュー戦を終えて
夢咲「練習の成果が全部出たとはいえないんですけど、こうやってたくさん応援してくれるみんなに少しは頑張った姿を見せられたかなと思って。悔しい気持ちはあるんですが、ちゃんと怪我なく終えられたので次に反省を活かしたいと思います」

――初めてのリングの感触は
夢咲「想像とは全く違って、やっぱりお客さんの目だったりとか、全然普段の道場と違うリングで闘うことをして、景色が全く違ったと思います」

――今後の展望について
夢咲「初めてリングに立つことが出来て、もっともっとこの景色をたくさん見たいなって思いました」

――今後もどんどん試合に出ていきたいか
夢咲「はい。今日の試合をやって、もっともっと上を目指したいなって、思……(※涙で声が詰まり、海乃が夢咲の頭を撫でる)」

――海乃選手、デビュー戦の相手を務めた感想は
海乃「私が言うのもなんですけど、全然まだまだなんですけど、デビュー戦の相手に出す技じゃない技を大人気なく出しちゃったんで(笑)ごめんな、顔ガンガン蹴ってな、ごめんな(笑)ちょっと、粘り強さだけで今回はデビュー戦をやったようなものだったので、もうちょっと色々とね、やろう」

――目指す目標は
夢咲「みんなの心をもっと熱くさせたり、楽しいって心から笑顔になってくれるような、そういう試合が出来たらなって思います」

――この涙はどういう感情からくる涙でしょうか
夢咲「ホントに、思ったようにこなすことが出来なくて悔しい気持ちです」
海乃「練習でもっと他のことやってたもんね」
夢咲「はい」
海乃「出すかな~と思ってたら、出さなかったんで、大人気なく蹴っちゃいましたけど、まだまだ隠し玉持ってるんで。頑張ってもらいたいと思います」

――コスチュームの意匠について
夢咲「リアスクライブというグループで活動していまして、そこのメンバーカラーというか、それがホントは黒なんですね。でも、私は皆を笑顔にさせたいということで白を選びました」

第3試合


 最後にアイガーが入場すると、先にリングにいた全員がリングから降りる。未央レフェリーがアイガーからチェーンを没収し選手たちをリングに戻すと、アイガーを無視してそれぞれ殴り合い試合が開始。

 YuuRIがアイガーにラリアットを狙うが、アイガーと目が合うと失神しそうになる。だがアイガーをロープに振っていくが、アイガーは下からYuuRIの顔を覗き込むと、YuuRIは倒れてしまう。だが全員でアイガーにストンピングから走り込むが、アイガーは次々ラリアットで迎撃し、谷とYappyにダブルラリアット。YuuRIをコーナーに振って串刺しラリアットから、咲蘭とHisokAもラリアットで倒していく。
 アイガーは咲蘭を担ぐが、咲蘭は暴れて着地。

 谷とYuuRIがダブルドロップキックでアイガーを場外に落とし、谷がHisokAに、Yappyが鈴木に、キクがYuuRIをボディスラムで山にして、谷がダブルニードロップを投下し3人でももざんまい。
 アイガーがリングに戻り、次々選手をコーナーに振ってひとまとめにすると、串刺し攻撃を狙うが全員が避けてアイガーがコーナーに自爆。そこを咲蘭がフォールも1。
 アイガーは咲蘭を追いかけるが、咲蘭は必死に場外に転がり逃げる。

 キクがフライパンで次々選手を殴っていくが、谷が避けるとキクはガットショットからボディスラム。さらに変形シーソーホイップからフォールも2。
 キクはロープに飛ぶが、谷は八ツ橋で丸め込み。そこをYappyたちも一緒に丸め込み3カウント。キク失格。

 Yappyはハイタッチをしながら谷にガットショットから担ぎ上げ、谷の足を使って次々選手を攻撃すると場外に投げようとする。だが谷は担がれたまま十字固めで耐え、そのまま卍固め。HisokAがYuuRIにわき固め、鈴木がYuuRIの足をインディアンデスロックで捕らえるが、Yappyはロープを掴みブレイク。
 谷はYappyの後頭部にランニングダブルニーから、エプロンから顔面を蹴りつけてリングに戻すと投げようとする。
 Yappyは耐えるとスリーパースイングから全員で谷をフォールし3カウント。谷失格。

 HisokAがYappyをスクールボーイも2。
 YuuRIがYappyをスクールボーイも2。
 鈴木がYappyをスクールボーイも2。
 鈴木がロープに飛んでYappyに低空ドロップキックから、ガットショットもYappyはその足をキャッチし足へのエルボー連打からファイナルカット。フォールも、YuuRIとHisokAがケンカキックでひっくり返しYappyをフォール。これで3カウント。Yappy失格。

 アイガーが咲蘭においでおいでをし、咲蘭の背後に取り憑くとYuuRIが走り込んでラリアット。避けたアイガーはYuuRIの背後に取り憑き直し、アイガーと目が合うと、アイガーが叫んで暴れまわるが未央レフェリーが「いい加減に慣れろ!」と注意して試合をさせる。
 鈴木とHisokAがYuuRIにガットショットからコーナーに振り、トレイン攻撃からHisokAがYuuRIにラリアット。さらに鈴木が背中にサッカーボールキックから咲蘭がYuuRIの手をフットスタンプで踏みつけ、咲蘭とHisokAがYuuRIをロープに振るが、YuuRIは2人まとめてネックブリーカードロップ。さらに走り込んで来た鈴木をロープをたるませエプロンに落とすと、ドロップキックを叩き込むが鈴木はロープを掴んで耐える。そこへアイガーが走り込むと、鈴木は怯えて場外に飛び降りてOTRで失格。

 YuuRIがアイガーをスクールボーイも2。

 HisokAが走り込むが、YuuRIがロープをたるませてエプロンに落とすとHisokAとYuuRIがエルボー合戦。
 HisokAがロープに登り、YuuRIにぶら下がり腕ひしぎ。これを離すもYuuRIは低空ドロップキックからロープに飛んで619。HisokAは場外に落下しOTR。

 咲蘭とYuuRIがエルボーの打ち合い。アイガーがひっそりと近づいていくが二人は目を合わせない。
 アイガーはYuuRIにガットショットからチョークで捕らえ、咲蘭もチョークで捕らえるとまとめてチョークスラム。
 アイガーはコーナーに登るが足を滑らせ、そのすきに咲蘭がYuuRIをコーナーに振ろうとするが、お互いアイガーに振られたくないため耐えるとエルボー合戦へ。
 咲蘭がドロップキックでYuuRIをコーナーに吹っ飛ばすと、アイガーがYuuRIの顔面を覗き込みYuuRIは失神。
 咲蘭は足を掴んでYuuRIをリング中央に引きずるとフットスタンプ連発。だがアイガーが咲蘭に近づいていくが、咲蘭はカニバサミでYuuRIにアイガーを叩き込んでフォールも2。
 咲蘭はYuuRIをロープに振ろうとするが、逆にYuuRIが振るも咲蘭はドロップキック。
 咲蘭は走り込んで来たアイガーにスクールボーイも2。
 咲蘭はカサドーラも2。

 咲蘭はアイガーのラリアットを避けると、ガットショットからビンタ。するとアイガーの口からエクトプラズムが噴射され、これはYuuRIに直撃。咲蘭はYuuRIをさらんらっぷも、アイガーが咲蘭の上にボディプレスで覆いかぶさり、2人まとめてフォールし3カウント。

 咲蘭とYuuRIが失格となり、アイガーが一人残りで勝利となった。 

第4試合


 朝陽と大空が握手後に背後から襲撃し試合開始。
 大空が神姫楽の、朝陽が柳川の手を掴んでオールドスクールからドロップキック。
 朝陽が柳川の背中にエルボーからボディスラム。フォールも2。
 朝陽はヘアーホイップから串刺し低空ドロップキック。朝陽は大空にタッチ。

 大空はドロップキック連発からコーナーに登りミサイルキック。フォールも2。
 大空はエルボー連打からロープに振るが、柳川はドロップキックからコーナーに振って串刺しジャンピングニー。神姫楽も串刺しラリアットから、柳川が神姫楽を振って串刺しスピアーをさせる。再度神姫楽をコーナーに振って串刺しラリアットをさせると柳川はフォールも2。
 柳川はロープに飛ぶが、朝陽がエプロンから蹴りつけていき、大空とともにロープに振ってダブルドロップキック。
 大空は髪を掴んで引き起こすが、柳川はヘッドバッドからネックブリーカードロップ。フォールも2。
 柳川は神姫楽にタッチ。

 神姫楽はジョン・ウーから串刺しラリアット。さらにロープに飛んでショルダータックルで倒し、エルボードロップからセントーン。フォールも2。
 神姫楽は髪を掴んで引き起こすとエルボーの打ち合いへ。神姫楽がエルボー連打からロープに飛ぶが、大空が脇固めで捕らえる。そのまま変形のキャトルミューティレーションで捕らえ、朝陽も柳川にキャトルミューティレーション。神姫楽はロープに足を伸ばしブレイク。
 朝陽が柳川を大空が神姫楽をロープに振るが、1111はそれぞれにドロップキックを叩き込んで迎撃。
 神姫楽がロープに飛んでラリアットも、大空がガードしDDTで突き刺すと、ロープに飛んで側頭部に低空ドロップキック。フォールも2。
 大空は朝陽にタッチ。

 朝陽はコーナーに振ろうとするが、逆に神姫楽が振るも朝陽は串刺し攻撃を飛び越えて避けるとフェイスバスターからフォールも2。
 朝陽は羽折り固めも神姫楽はロープを掴みブレイク。
 大空が背中にドロップキックから朝陽が619。フォールも2。
 朝陽はロープに飛ぶが、神姫楽はラリアットで迎撃しフォールも2。
 神姫楽は柳川にタッチ。

 柳川はロープに飛んで朝陽の後頭部にランニングニー。再度ロープに飛んで後頭部にランニングニーから鎌固め。朝陽はロープを掴みブレイク。
 エルボーの打ち合いから柳川がエルボー連打。朝陽がエルボーからロープに飛んでネックブリーカードロップからフォールも2。
 朝陽はハンマーブローも、避けた柳川がバックブリーカーから神姫楽がセントーン。柳川がニードロップからフォールも2。
 柳川はロープに飛ぶが、大空のショルダーアタックと朝陽のスピアーの同時攻撃。大空と朝陽が次々ミサイルキックからフォールも神姫楽がカット。
 朝陽は往復バックブローから投げようとするが、柳川が避けるも大空が延髄斬り。朝陽がゆりかもめで捕らえるが神姫楽がカット。
 朝陽がノーザンライトスープレックスホールドも2。
 朝陽は投げようとするが、柳川がスピンキックから神姫楽と共にダブルのブレーンバスター。さらに神姫楽が馬跳びヒッププレスから柳川がジャックナイフも大空がカット。

 柳川はリバース1010からフォールも2。
 柳川はロープに飛んで1010。フォールし3カウント。

<試合後コメント>

朝陽&大空ちえ
朝陽「私、晴れるヤタッグめっちゃ好きなんですよ。で、1111もめっちゃ好きなんですよ。本人たちから私が直接負けられたのが嬉しく思っちゃった。単独所属としてはラスト後楽園だったんですけど、この4人は全員後楽園でデビューしてて、その4人がタッグを組んでこうして闘うのは運命だったりするのかなって。またいつかどこかのリングで同じメンバーで会えたら嬉しいと思います」
大空「空はつながっているので」
朝陽「そうだよね。後楽園を晴れやかには出来なかったかもしれないですけど、気持ちは晴れ晴れとしています」
大空「お客さんも選手の皆さんも、晴れやかに終われるように」
朝陽「タイトルマッチの前に組まれたこの試合だから、ポジティブに、晴れやかに行かないと、お客さんもしんみりしてばっかじゃつまんないでしょ」
大空「だから、みんなが笑顔で帰れるように」
朝陽「それが“プロレスでハッピー”なんじゃないですかね」

――1つ区切りの試合になりましたが、寂しいといった気持ちは
朝陽「まあ、寂しいって思ってたら先に進めないので。もうアイスリボンは卒業です。でも、ほんとに気持ちが今清々しいので。まだ25日の道場マッチが残ってますけど、すごいいい気持ちで仮移籍出来るんじゃないかなと思います」

――このリングでやり残したことは
朝陽「無いですね」

第5試合


 握手に応じない志田といぶきに、ハム子と真琴が蹴りかかり試合開始。
 コーナーに振ってダブルのお・し・り・だー!も、志田といぶきはすぐに背後から蹴りつけエプロンに寝かせると、志田が場外を走り込み2人まとめて顔面にランニングニー。さらにいぶきがコーナーからプランチャを投下。
 場外乱闘からハム子といぶきがリングに戻り、いぶきがボディスラム2連発からフォールも2。
 いぶきはストンピングからコーナーに叩きつけ志田にタッチ。

 志田はハム子の顔面をコーナーに叩きつけ、ナックル連打から顔面を踏みつける。
 志田はバックブリーカーから腰へのストンピング連打。志田はいぶきにタッチ。

 いぶきは後頭部への低空ドロップキック連発からケンカキック。さらにDDTからフォールも2。
 いぶきはボディスラムからシーソーホイップでコーナーに叩きつけ志田にタッチ。

 ハム子はエルボー連打も、志田はサミングから逆エビ固め。これは真琴がカット。
 志田は真琴にエルボーからコーナーに振って串刺しエルボー。セカンドロープに寝かせ、ハム子を真琴にブレーンバスターで叩き込む。
 志田は再度ハム子にブレーンバスターからフォールも2。
 志田はいぶきにタッチ。

 いぶきはコーナーに振って走り込むが、ハム子はショルダータックルで迎撃し真琴にタッチ。

 真琴はビッグブーツも、志田が出てきてガットショットからいぶきとともにロープに振ろうとするが、真琴は切り返して同士討ちさせると、2人まとめてスタナーからコーナーに振り、2人まとめて串刺しビッグブーツ。真琴は志田をサードロープに、いぶきをセカンドロープに乗せて、断崖式ダブルニードロップで潰していく。
 真琴はダブルアームスープレックスからフォールも2。
 真琴は腕極め式変形首4の字も、いぶきはロープに足を伸ばしブレイク。
 真琴はロープにもたれかかるいぶきの顔面に向けてロープを蹴り上げてロープに飛ぶが、いぶきは避けるとケンカキックからランニングニー。フォールも2。
 いぶきは担ごうとするが、耐えた真琴にダブルチョップ。避けた真琴がビッグブーツからケンカキック連打。ロープに飛ぶが、いぶきはドロップキックを叩き込み志田にタッチ。

 志田は串刺しジャンピングニーから投げようとするが、耐えた真琴がガットショットから走り込む。だが志田は掌底でカットし、ブレーンバスターからフォールも2。
 志田は魂のスリーカウントも、ガードした真琴にショートレンジの3カウント。

 志田はロープに飛ぶが、エプロンからハム子が羽交い締めにすると、真琴もロープに飛ぶがいぶきがエプロンから羽交い締めに。志田が走り込むが真琴が避けていぶきにエルボーが誤爆し、真琴が志田をコーナーに振って走り込むが、志田はカウンターのフランケンからバズソーキック。避けた真琴がバズソーキックも、志田も避けてナックルからロープに飛ぶが、真琴はカウンターのネックハンギングボム。すぐに志田が立ち上がり低空ドロップキック。両者タッチ。

 いぶきのチョップとハム子のエルボーの打ち合い。ハム子の腹攻撃にいぶきが強烈なチョップを叩き込んでいき、担ごうとするが耐えたハム子が逆に投げようとする。いぶきも耐えるとハム子がつっぱり連打からロープに飛ぶが、いぶきはコードブレイカーから志田がミサイルキック。いぶきもコーナーに登りミサイルキックを発射しフォールも2。
 いぶきは担ごうとするが、耐えたハム子がショートレンジラリアットでなぎ倒す。
 真琴とハム子がダブルのブレーンバスターを狙うが、いぶきが避けるとDDTからクロスボディ。これをキャッチしたハム子と真琴が正面に投げ捨て、真琴のビッグブーツとハム子のボディスプラッシュのサンドイッチ。さらに真琴のスピアーとハム子のラリアットのサンドイッチからフォールも志田がカット。

 志田がハム子にガットショットから、髪を掴んでエプロンに落とすと、ぶっこ抜きブレーンバスターで叩きつけいぶきとともにダブルのチョークスラム。フォールも真琴がカカト落としでカット。
 志田が真琴をジャンピングニーで蹴散らし、ハム子にもハイキック。いぶきもトラースキックから走り込むがハム子はダブルラリアットで迎撃。全員ダウン。
 ハム子は腹ウォッシュから走り込むが、避けたいぶきが投げ捨てジャーマン。すぐに立ち上がったハム子も投げ捨てジャーマンから担ぐとバックフリップ。フォールも1。
 いぶきもバックフリップからフォールも1。
 いぶきは延髄斬りからエクスプロイダー。フォールも2。
 いぶきは蒼魔刀からフォールも真琴がカット。
 志田がビーナスシュートからいぶきがいぶニング・スターを叩き込みフォールも真琴がカット。
 いぶきはいぶニング・スターを再度狙うが、真琴がいぶきを羽交い締めにしてそこへ志田が走り込むと真琴が避ける。いぶきが真琴にドロップキックも志田に誤爆。

 真琴は2人まとめてスピアーから、ハム子がいぶきにラリアット。フォールも2。
 ハム子は起き上がりこぼし式ラリアットから担ぐが、いぶきが丸めもうとするがハム子が潰すも2。
 ハム子はハムロールも2。
 ハム子はコルバタから丸め込むも志田がカット。
 ハム子はデスバレーボムで叩きつけフォールも2。
 真琴が盛艶のうねりで叩きつけ、ハム子がダイビングボディプレスを投下しフォール。これで3カウント。

ハム子「ムコマコ、ベルト、とったぞー!」
真琴「やっぱり、ベルトが、選んだのは、私達でしたね!」
ハム子「ね!怖かった、応援してくださってありがとうございます」
真琴「ちょっとね、ちょっとベルト志田さんのせいでホームシックになっちゃったんですけど、これで、仲良し。あの、寂しかったってすごい言ってるので、今日からはもう片時も離れず」
ハム子「はい」
真琴「あの私もハム子さん家に今日から住むので」
ハム子「あっ、ベルトと一緒に」
真琴「はい一緒に」
ハム子「じゃあ真琴さんと一緒に同居生活しましょうか」
真琴「お願いします!」
ハム子「お願いします。私達ね、まだまだ後輩にプロレスでハッピーを一緒に伝え続けていきましょう真琴さん」
真琴「はい!」
ハム子「いや、早く、今回沢山防衛戦したいですねー」
(神姫楽と柳川がリングに乱入)
神姫楽「ムコマコー!ハムさん!真琴さん!その腰、リボンタッグのベルト!リボンタッグのベルト、2人で絶対巻きたいって、巻くって決めてるんで!この、アイスリボンのリングで、JTOの、青い風を吹かせたいと思ってます」
柳川「そうそうそうそう、今日げんに、朝陽さんから勝ったし、そして、こないだの道場マッチでも、前になってしまいましたが、前リボンタッグチャンピオンのいぶきさんから3もとってて、めっちゃめちゃ1111絶好調なんです!なんで、この勢いにノッてる間に、そのベルト一刻も早く欲しいです。挑戦させてください」
ハム子「早くほしいって言いましたよね?」
柳川&神姫楽「ほしいです!」
ハム子「私達も早く防衛戦がしたいので、次のビッグマッチ、4月1日、アイスリボン初の蒲田大会、そこでタイトルマッチどうでしょうか?やりましょう」
柳川&神姫楽「お願いします!」
ハム子「握手、握手握手!(1111は握手せずリングを降りる)握手しちゃいけないみたいなんでね、私事なんですけども、5月14日、母の日に、15周年プロレス記念大会を新木場で開催させていただきます。そこで、私の対戦相手だけここで発表させていただきます。6年半ぶりのシングル。松本浩代。星ハム子vs松本浩代、決定です。本日からチケット発売してますので、皆さんお帰りの際お買いお求めください。よろしくお願いします。ムコマコチャンピオンロード見ていってください。よろしくお願いします!」

<試合後コメント>

真琴&星ハム子
ハム子「真琴さん!ベルト、取り戻しましたよ!」
真琴「ハムさんありがとうございます!」
ハム子「今日私が捕まって、真琴さん1人で奮闘して、ホント真琴さんに助けられてベルトが取れたって感じなんですけど、ホントありがとうございます!」

――ホームシックだったベルトが戻ってきたという感覚?
真琴「戻ってきました!これで今日から私はハム一族になるんで」

――星一族では?
真琴「あ!そう。星一族になってね。大丈夫ですか?迷惑じゃないですか?」
ハム子「そうですね、真琴さんいたほうがケンカしないと思うんで(笑)」
真琴「そういう面でも活躍していきたいと思います」

――早速挑戦者が現れて4月1日の蒲田大会で初防衛戦が決まりました
ハム子「ってか、挑戦者現れて良かったですよね。これ現れなかったら、4・1の蒲田大会……早くやりたいって言ってたんで、私もね、早く防衛戦したいんで。今回はたくさん防衛したいですよね。この前はは初防衛戦で取られちゃったんで。1111と1回も対戦したこと無いんですよ」
真琴「私はある……気がします!(笑)」
ハム子「なので未知ですね」
真琴「うわ~怖いな~これは」

――1111を皮切りにどんどん防衛戦をやっていきたい?
ハム子「そうですね。私たちは後輩が多くなってきているので、やっぱり先輩として高い壁で居続けないと、今この時期にね、『私だって頑張ってるんだ』ってところを見せて、アイスリボンにまだまだお客さんが来てもらえるようにしていかないといけないなって思います」

――朝陽選手、石川選手がそれぞれの理由でアイスから離れることになった
ハム子「私は、『自分のやりたいことをやればいい』って娘のいぶきにもずっと言ってるんですけど、人生1度きりなんで。私は応援します。私は止めはしません。新たな場所で輝いてくれればそれはそれでいいですし、戻ってきたいんだったら戻ってくればいいし、私はなんでもウェルカムです。大きんですよ、心が。ちっちゃいこと嫌いなんでね」

――下の世代が抜けていく中で、上の世代の自分たちが頑張っていかなければという思いがあると
ハム子「そうですよぉ。私、人前に出るの得意じゃないし、強くもないし、人気も無いし、『なにやってんだコイツ』って思われるかもしれないですけど、でも『アイスリボンには星ハム子がいる』ってことをお客さんには分かってほしいなと思います」

――真琴選手も、それをバックアップしていくと
真琴「私はフリーなんですけど、OGなので、アイスに思い入れはあるので、私は今は外様なんですけど、ベルトを持ったんで、どんどん内部にも意見していっちゃおうかなみたいな、大きな気持になっちゃってます。いいですか?」
ハム子「メッチャ頼りになりますねえホントに(笑)私、真琴さんがいなかったらここまで頑張ろうと思えなかったかも知れません、ホントに」
真琴「ハム子さんもカッコいいですよ」
ハム子「ありがとうございます!(笑)」

第6試合


 ロックアップからトトロがロープに押し込むが、お互い体勢を切り返しあいトトロがエルボー。
 安納がロープに振るが、トトロがショルダータックルで倒す。すぐに立ち上がった安納をトトロがコーナーに振り走り込むが、安納が足を伸ばすとトトロは直前でとまり睨みつける。
 手4つからトトロがぶちかましで倒し、ロープ際に寝かせると上に乗って踏み潰す。
 これを離すとコーナーに振って串刺しラリアット。さらにボディプレスからフォールも2。

 トトロはロープに振っていくが、安納はロープを掴んでスカすと、ぶら下がり首4の字。レフェリーが注意するとこれを離し、場外に落下したトトロの後頭部へエプロンを走り込んでのドロップキック。

 エプロンに上がったトトロの足へ安納がドラゴンスクリュー。さらに足へのストンピング連打から足をロープに押し付けていき、さらにセカンドロープに足をかけて踏み潰していく。
 レフェリーが注意すると、足へのドロップキックを叩き込みフォールも2。

 安納は背中に飛び乗り胴締めスリーパー。トトロはコーナーに下がって潰すが、安納は離さず絞り上げる。
 安納が離すとコーナーに登りミサイルキックからフォールも2。

 安納は顔面を蹴りつけていくが、トトロもエルボーで返す。エルボーの打ち合いから安納がチョップ。トトロが走り込むと安納がカウンターのフランケンを狙うが、トトロは力付くで止めて抱え込み式エビ固め。安納はロープを掴みブレイク。

 トトロはうつぶせの安納にセントーン。さらにボディプレスからフォールも2。

 トトロはコーナーに登るが、安納が立ち上がりエルボー連発から正面に登ると雪崩式フランケンを狙うが、トトロが力付くでこれを止めると、そのままバランスを崩し場外に落下してしまう。
 安納が雄叫びを上げて立ち上がりリングにトトロを投げ入れると、コーナーに上るがトトロもすぐに正面に登り雪崩式ブレーンバスター。フォールも2。

 トトロは逆エビ固めで捕らえるが、安納はロープを掴みブレイク。

 トトロはカミカゼからフォールも2。

 トトロはコーナーに登りフォーリントトロを投下。だが安納が避けて自爆させると、後頭部に低空ドロップキックからフィギュア・エイト。トトロはロープに足を伸ばしブレイク。

 安納はジャーマンを狙うが、耐えたトトロに延髄斬りからジャーマンスープレックスホールドも2。

 安納はスリーパーで絞り上げるが、トトロはそのまま立ち上がると後ろに倒れて安納を圧殺。
 お互い髪を掴んでエルボーの打ち合いから、安納が腕を掴んでエルボー連打。崩れ落ちたトトロの顔面を蹴りつけると、トトロは雄叫びを上げて立ち上がり強烈なエルボー。だが安納が延髄斬りからポテリングを狙うが、トトロが強引に丸め込んで潰す。さらに力付くで担ぎ上げてシットダウンパワーボム。フォールも2。

 トトロは起き上がりこぼし式ラリアットからフォールも2。

 トトロは動くこと雷霆の如しを狙うが、安納が丸め込むも2。

 安納はロープに飛ぶが、トトロはビーナスクラッチも2。

 トトロはラリアットからフォールも1。

 トトロはロープに飛ぶが、安納がスリングブレイドで迎撃し走り込むが、トトロが投げ捨てジャーマンから再度ジャーマンで叩きつけフォールも2。

 トトロがコーナーに登りフォーリントトロで圧殺。フォールも2。

 トトロが動くこと雷霆の如しで叩きつけフォール。これで3カウント。

トトロ「安納サオリがいなかったら、私は、アイスリボンの主役を狙うどころか、自分の人生の主役さえも誰かに明け渡そうとしてたんじゃないのかなと思います。私が閉じ込めてた気持ち、あなたのおかげで呼び覚ませました。私は安納サオリの、そのしなやかな強さが、大好きです。今日はありがとうございました(安納は膝立ちになり、ベルトを肩に懸けたトトロを突き飛ばしてリングを後に)アイスリボンは、4月以降、きっと楽な道のりじゃないと思います。でも私がこうやってベルト巻いたからには、アイスリボンを見てて良かった、プロレスを見てて良かった、そう思ってもらえるようにチャンピオンとして進んでいきたいと思います。改めて言う。私がプロレス大好き!アイスリボン大好き!チャンピオンのトトロさつきだーー!はい、じゃあ、今日メインで勝ったので、私がしめてもいいですかー!?今日参戦した選手、リングに上ってください。どうやらリボンタッグもチャンピオンが変わったみたいですね。今までと違う景色、私達が見せていくので、ついてきてくれー!それじゃしめます。私がプロレスでハッピーと言ったら、大きな声でアイスリボンと叫んでください。いきます!プロレスでハッピー!アイスリボーン!」

<試合後コメント>

安納サオリ&星いぶき
(※安納が喋りだした途端にいぶきが乱入)
いぶき「なに負けてるんですか!なに負けてるんですか!『次やる』ってゆったじゃないですか!シングルとタッグ!ベルトが……」
安納「アンタは?負けてなかった?負けてるやん」
いぶき「負けてるやん、お互い」
安納「じゃ、ナシにしよ」
いぶき「待ってください!自分、安納さんと……いや、安納サオリとすっげぇシングルしたくて、今日もセコンド付いてたのわかりましたか?自分、ホントに安納サオリとベルトかけてシングルしたかったんですよ。私、どれだけ待ってたか分かりますか?」
安納「私もしたかったよ」
いぶき「ですよね。でもみんなに取られて、結局自分が挑戦するときになったらベルトなくて、ガッカリです。でも、安納さんが……いや、安納サオリがやりたいって思ってくれてるなら自分はシングルしたいです」
安納「なにもなくても?」
いぶき「なにもなくても!スペシャルシングルマッチでもう1度。スペシャル!スペシャルな!シングルマッチをしたいです」
安納「いいよ」
いぶき「いいですか?自分早くしたいんですよ。欲張りですけど。早くしたいんです」
安納「早くって何?私知らんもん、スケジュール」
いぶき「私知ってます。次のアイスリボンは、4月1日の蒲田。4・1蒲田。そこでアイスリボンは初の蒲田大会です。どうでしょう?大丈夫ですよね?ベルト持ってるていだったんで空けてますよね?」
安納「いいよ、やろ。いぶきとはベルト無くてもベルト以上の試合ができると思う」
いぶき「お願いします!お願いします!お願いします!」

(※安納と握手を交わし、いぶきが去る)

安納「……あ~あ、なんか久しぶりに天井見たな、3秒以上。私は今日、この日まで、アイスリボンやベルトを盛り上げることが出来たかな?輝かせることが出来たかな?私は胸張って『輝かせた』と思ってます。……よし。次、次。またなんか、見つけます。ありがとうございました」

トトロさつき
「言いたいことはたくさんあるんですけど。まず私事なんですけど、このICE×∞のベルトを獲ったことで、トライアングルリボン、インターナショナルリボンタッグ、ICE×∞、グランドスラムを達成しました。アイスリボンだと史上4人目ですかね。錚々たる面々と一緒に名前を連ねているからには、それに恥じないようなチャンピオンロードを歩んでいかないといけないと思います。そして、安納サオリについて。正直、このタイトルマッチが決まるまでは、私はあんまり前に出ないほうがいいのかなって思ってました。それは、会社なのか、お客さんなのかが、若手の選手、私とキャリアが一緒でも年が若い選手に活躍して欲しいって思ってるんじゃないかなって。そういうのを肌で感じていたので、あまり前にいかないほうがいいのかなって思ってたんですけど、そうじゃないですよね。自分が充実してこそ、自分が強くあってこそのアイスリボンの大黒柱・トトロさつきだと思うので。それを今日、このタイトルマッチを通じて安納サオリから教えてもらって気がします。なのでこれからは、チャンピオンとしてもプロレスラーとしても、強欲に、強欲のトトロで走っていきたいと思います。今日はありがとうございました」

――大会直前に朝陽選手、石川選手の離脱会見があったりと動乱もありました
「そうですねえ……まあ、会社に対して思うところがあるのは当たり前だと思います。私も無いわけではないです。でも、世論、お客さんの声を見ていると、ぶっちゃけ一方的な話ばかり鵜呑みにしすぎて、1つの面からしか見えてないんじゃないかと思います。私は4月意向もアイスリボンにいます。だから『アイスリボンは無くなってもいい』なんてホントに思ってないです。1ミリも思ってないです。むしろ、『無くなればいい』『社長が交代すればいい』、そう言ってる人を見返していきます」

――団体コンセプトの“プロレスでハッピー”をトトロ選手がこれから見せていくと
「そうですね。『私こそがプロレスでハッピー!』。そう大きい声で言えるようにならないといけないですね。チャンピオンとして」

――防衛戦についてのプランは
「私とキャリアが近い選手とか、後輩でも私から勝ったことある選手。いると思うので、そういう選手ももちろん、他団体も、誰でも、なに人でも、日本人じゃなくても、人間じゃなくても、誰でも挑戦を受け付けてます。もし来なかったら私から逆指名しに行きます」

――ファンにメッセージをお願いします
「ICE×∞チャンピオン!アイスリボンの大黒柱・トトロさつきだ!私はプロレスが大好きだ!アイスリボンが大好きだ~!これからも世界中にプロレスでハッピーを届けに行くから待ってろよォォオオッ!!」

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