「パッションがあればお客さんの気持ちも変えられる」外敵王者の防衛にファンが大声援!高橋奈七永&優宇がタッグ王座を防衛し横浜アリーナで防衛戦へ!

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 10日、スターダムが後楽園ホール大会を行い、【7Upp】高橋奈七永&優宇がゴッデス・オブ・スターダム王座の2度目の防衛に成功した。

 ともに昨年のタッグリーグで結成された【7Upp】高橋奈七永&優宇、【BMI2000】刀羅ナツコ&琉悪夏のタッグは、同ブロックでの首位を争いBMI2000に打ち勝った7Uppが優勝。その勢いのままにゴッデス・オブ・スターダム王座(※タッグ王座)戴冠まで果たした。

 BMI2000の2人はリベンジの機会を伺っており、7Uppが2月の大阪大会で初防衛を果たした際には即座に挑戦名乗り。
 奈七永のことを“クソババア”などと罵倒しているBMI2000の2人だが、特に琉悪夏は奈七永を強く意識しており、現在の必殺技である冷凍庫爆弾は奈七永の冷蔵庫爆弾に対抗してのもの。琉悪夏は今回の対決に向け“新・冷凍庫爆弾”を用意したことを明かしており、ゴッデス初挑戦となる琉悪夏の大爆発にも期待が集まっていた。


 試合が始まると、ナツコが露払いを引き受け、奈七永&優宇を相手にパワーで対抗して奮戦。劣勢が続くものの、ナツコは優宇をバックフリップで叩きつける意地を見せつける。
 中盤には、大江戸隊のセコンド陣も協力して奈七永と琉悪夏の一騎打ちの対面を演出。琉悪夏は一歩も引かずにエルボー合戦やラリアット合戦で渡り合い、先に冷凍庫爆弾を投下するも回避され自爆。しかし、奈七永の冷蔵庫爆弾は剣山で撃退する。

 ナツコも鉄パイプ攻撃でアシストし、琉悪夏が優宇に新・冷凍庫爆弾(※相手の身体の上にボックスをセットして放つ冷凍庫爆弾)を炸裂。さらにもう一発を狙うが、奈七永が救援に入って琉悪夏にナナモモダイバー。間髪入れず優宇がダイビング・ボディプレスで圧殺して琉悪夏から3カウントを奪った。

 マイクを取った奈七永は、防衛成功に歓喜し「我々はこのまま4月23日、横浜アリーナへ向かいたいと思いますが、よろしいでしょうか!誰が高橋奈七永と優宇がチャンピオンで横浜アリーナに到達できると思ったか。きっと自分たちだけは自分たちを信じてたよね」と語りつつ、BMI2000のパッションを褒め称える。
 優宇が「やるなら奈七永にやれよ。なんであたしなんだよ……」と新・冷凍庫爆弾について愚痴をこぼしていると、7Uppの前に現れたのは【THE NEW ERAS】MIRAI&壮麗亜美。

 THE NEW ERASの2人はが昨年のタッグリーグで7Uppと引き分けていることを持ち出し、横浜アリーナで王座をかけての決着戦を要求。
 壮麗が4度目の正直を誓ってゴッデス戴冠への思いを1分半ほど語ると、優宇が「長くねぇ?皆も思ってたでしょ?ギュッと言えよ!ギュッと!」とバッサリ切り捨てるが、「私たち、ゴッデス歴代王者の中でも最も強さを求めたチャンピオンだと思ってるんですよ。その私たちが挑戦受けないなんてそんな恥ずかしいこと言うわけ無いでしょ?もちろん受けてやりますよ」と快諾。他にも挑戦希望を募るものの、新たに名乗りを上げるチームもいなかったため、THE NEW ERASの挑戦を認めた。

 そして優宇は、「正直どう思ってる人がいるか分かんないけどさ、私たちがどれだけプロレスに真摯に向き合ってこのスターダムで闘ってるのか、もう分かったよね?7Uppはいつも余裕ではないよ。ギリギリだけど、パッションがあればたくさんのお客さんの気持ちも変えることが出来る。だから、7Uppは横浜アリーナで負ける訳にはいかない!私達はこれから先も、パッション・パワー・パイナップルを持って突き進んでいきます!」と叫んで堂々と大会を締めた。

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