「明らかに強くなっている実感がある」メイウェザー戦を経てパワーアップした朝倉未来が前RIZINフェザー級王者・牛久絢太郎を2R以内でのKO宣言！

　3日、東京都・コナミクリエイティブセンター銀座にて『RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI』についての記者会見が行われ、朝倉未来と牛久絢太郎が対峙した。

　元々は4月30日に予定されていた同大会は、同日に立川ステージガーデンで開催される『PANCRASE333』とのバッティングおよびセコンド陣の負担増加を避けるべく、RIZIN側が会場にキャンセル料を払ってまで29日に変更されたことが会見内で明かされる。
　この日は豪華選手陣たちが集った10カードが発表され、榊原信行CEOは「ムチャクチャ自信があるカードがラインナップできた。7年間で紡いできたRIZINのドラマ性が詰まった、まさにRIZINのオールスター」と胸を張った。
　以前より発表されていた斎藤裕vs平本蓮、牛久絢太郎vs朝倉未来の試合は今大会のダブルメインイベントで開催されることが明かされた。

　平本蓮の一線を踏み越えたトラッシュトークに対して訴訟を起こすことを宣言している未来に対し、平本は“通訳芸”で挑発。あくまで通訳のプレシャスさんの言葉として「格闘家がトラッシュトークで訴えるとかクソビッチかよ朝倉未来！」と罵倒されるも、未来は「会場にいる皆さんが笑ってることに不思議というか、違和感というか。そんな面白かったっすか？優しいっすね、皆さん」と鼻で笑う余裕を見せる。

　牛久戦について問われた未来は、「MMAは一昨年の大晦日から久々なんで、とてもワクワクします。途中でボクシングとかやったりして今日に至るんですけど、明らかに強くなっている実感があるので、この試合にはすごく自信があります。2R以内に絶対KOします」と宣言。
　昨年9月のフロイド・メイウェザーJr.戦から頭痛を訴えてリングから離れていた未来だったが、コンディションについては大丈夫ですね。毎日スパーリングやってるんで。元々蹴りでのKOが多かったと思うんだけど、パンチでもスパーリングで効かせられるようになってる実感があって。パンチのテクニックが上がったからこそ蹴りも決めやすくなったりとか。ただ練習は組技を多くやってます。8割位は組技の練習ですね」と自信を見せた。

　対する牛久は、「朝倉選手と僕ってタイプが違うからこそこの試合には勝負論があると思います。僕の集大成をすべてぶつけるので皆さん応援よろしくお願いします」と、前RIZINフェザー級王者として自信を持って迎え撃つ姿勢を見せた。